ムネオ日記
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2006年1月31日(火)

鈴 木 宗 男

 衆議院本会議で国会議員年金の廃止法案が上程され、採決されたが、私は与党案、民主党案両方に反対した。なぜならば、完全廃止をすることが国民の理解を得られるものと考えているからだ。今回の与党案は在職10年以上の現職議員については在職中に納付した金額を20%削減した退職一時金か、今の制度の給付水準より15%削減された年金かのどちらかを受け取る選択制であり、どうみても国会議員の厚遇と受けとめられるであろう。
 一昨年の参議院選挙の最大のテーマは、与野党とも議員年金の廃止ではなかったのか。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」では、国民の理解は得られない。ゆえに私は反対したのである。補正予算、関連法案には賛成したが、これからも是々非々の姿勢を貫いていこう。世論を背景に頑張っていけば、必ず道は拓けると思う。
 防衛施設庁の談合問題で幹部が逮捕された。社会的に大きな問題になっていくことだろう。
 耐震偽装問題、ライブドア問題、米国産牛肉問題、これらは全て規制緩和の行き過ぎ、新自由主義のツケが回ってきたものと受けとめている。姉歯設計にしろ、ヒューザーにしろ、ライブドアにしろ、勝ち組だった、勝ち組といわれた人達が今、大きな岐路に立たされている。いつも言うことだが、私は努力した者、額に汗した者が栄光の座につく社会が、真の公平、公正と思う。計算の出来ない価値、それは心であり、優しさ、思いやり、愛情、家族の絆であることを、私は新党大地の代表として、これからも堂々と訴えて参りたい。
 質問主意書の答弁書が11件帰ってきた。しっかりチェックして、再質問、再々質問につなげていきたい。答弁書は衆議院のホームページに全文載るので、アクセスして頂きたい。

2006年1月30日(月)

鈴 木 宗 男

 今日も新聞はライブドア関連の記事が多い。その中で、毎日新聞2面発信箱で「どのツラ下げて…」の見出しで、山田孝男さんが興味深いことを書いているので抜粋したい。

 「検察の尻馬に乗った鈴木宗男バッシングを競いながら、今や彼を評論家としてもてはやすメディア。前日までホリエモンをもてはやしながら、検察次第で怒とうの堀江たたきに走るメディア。むかし軍部追従、いま検察追従で、変わらぬものといえば俗論迎合の卑しさしかないおまえが、どのツラ下げて明日を語り、針路を説くのか。そう感じている読者が少なくないと思う。小泉純一郎首相はホリエモン選挙に肩入れした責任を問われて『批判は甘んじて受けるが、メディアはどうなのか』と切り返した。『新聞批判は甘んじて受けるが、テレビ、週刊誌こそ』と言ってしまいがちな私どもと似ている。いまや政治に対する観察者、批判者であるという以上に、政治権力を生み出す装置となった感のあるメディア。その無節操な暴走癖、過剰な存在感・圧迫感と加害性を省みず、『悪いのはオレではない』と逃げ腰の醜さが読者の失望を誘っているようだ。どうにも旗色が悪いが、毎日新聞は署名記事を原則にしている。」

 山田さんの思い、心配がメディア関係者に浸透していくことを望みたい。
 私は自分の経験則から、メディアも時には検察、外務省の手足として使われていたことを知っている。情報が欲しいばかりに、裏付けのとれないリークを鵜呑みにし、知らず知らずのうちに権力の手のひらの上に乗ってしまうことになる。
 私は検察官と裁判官の増員を是非とも実現して欲しいと願う。動ける人員がいないから検察はマスコミを利用してリークし、世論動向を見る。裁判官も絶対数が少ないから、公判も十分な時間をかけて開くことができない。公務員削減は総花的にやるのではなく、必要の部署は増やす、必要でないところは大胆に少なくしていく。まさにメリハリの効いた現実的な対応をして欲しいと、心から願ってやまない。冤罪や不当な逮捕等の結果を出さない為にも。
 ボクシングWBCフェザー級で、日本選手最年長のチャンピオンになった越本隆志(35歳)選手のことを、どの新聞でも大きく扱っている。「父子一心」「父子で男泣き」の見出しで、「35歳でうれし涙は初めて。流せるもんなんやなと…」と語る越本王者のコメントは、胸を打ち、心に響くものがある。夢を追い続け、努力したものが、頑張ったものが栄光の座につく公平、公正の価値を実現した越本選手は、ライブドアに象徴される、ゲーム感覚で汗もかかずに金儲けに走った一握りの勝ち組に対する、大きな教訓になることだろう。久しぶりに琴線に触れる話に感激である。
 予算委員会が米国産牛肉輸入問題でストップ。輸入再開前に事前に検査官を米国に派遣することになっていたのに、輸入再開後に派遣されている。去年出された川内衆議院議員の質問主意書に対する答弁書の閣議決定と食い違っており、民主党が態度を硬化した為である。
 ここで大きなことは、質問主意書の答弁書は閣議決定され、そこに書かれていることが事実と違う、或いは実行されないということは、内閣を騙したことになるということである。質問主意書がルールに基づき、手続きを取って行われれば、大きな力を持つことが今回の件でおわかり戴けたと思う。同時に、質問主意書の重みが内外に鮮明になったので、私も自信を持って発信していこう。「ルーブル委員会」の件でも明日答弁書が出てくるが、楽しみである。
 今日の本会議は開かれず、明日に持ち越されることになった。

2006年1月29日(日)

鈴 木 宗 男

 ライブドア事件と耐震建築強度偽装問題が起き、構造改革路線で格差が拡がることに、世論調査でも、又自民党の中からもこのままの路線でよいのかという疑問の声が大 きくなってきている。小泉首相は後継の条件として「改革の継承」を大きな条件にしたが、ここにきてポスト小泉と言われる人も発言に変化が出ている。ライブドア 事件が起きる前までは、皆同じラインで構造改革「善」という姿勢だったが、堀江逮捕後、時間が経つにつれ「殺伐とした弱肉強食の道を歩みたいとは思っていない。 失敗してもチャレンジできる社会が大切だ」(安部官房長官)、「日本人には錬金術で大金持ちが生まれるという状況がいいのかと気持ちがどこかにある」 (谷垣財務相)、「改革の結果、多くの歪みが出てくるのは当然で、法律違反はきちんと罰せられるというのが大事だ」(麻生外相)と新聞に出ている。「 あまりにも変わり身が早い」、「信念が欠けている」、「軸足が定まっていなく心細い」といった声が多く私のもとに寄せられてくる。同感と思いながら 、私は一貫して、竹中平蔵大臣が進める新自由主義経済政策、勝ち組、負け組、都会優先、地方切捨て、格差の拡がる政策は日本人全体のやる気を失い、 国力が落ちてしまうと主張してきた。間違った認識ではなかったと、最近の世論調査、国民の声を聞く時自信を持つものである。私は負け組から国政にカム バックした者として、挫折や苦しみ、悲しみを味わった人に「鈴木を見ろ、頑張れ、努力すれば報われる、正直に生きろ」と勇気や誇りを与えていきたい 。それが新党大地、鈴木宗男の役割だと考えている。これからも国民の目線、価値観に立って主張して参りたい。
 麻生外相は28日名古屋市での講演で、小泉首相の靖国神社参拝問題に関連して『英霊からしてみれば天皇陛下のために「万歳」と言ったのであって総理 大臣万歳といった人はゼロだ。天皇陛下の参拝が一番』と述べたと新聞に載っている。外相が戦略、戦術をもって発言しているのならよいが、薄っぺらの 気持ちで言っているなら大きな問題になってこよう。特に天皇陛下の名前を軽々に言うべきではない。今後の議論を待つことにしよう。
 「頭越しの米軍再編 鈴木宗男氏が批判」と沖縄の新聞に見出しつきで載っている。昨日の講演の中での発言だが、米海兵隊の移転を最初に北海道に受 け入れた責任者としてこれからも沖縄の負担軽減の為に私なりに努力したい。政治家として、沖縄との関わりを持ってきた経緯を大事にし、沖縄県民の思いを しっかり代弁していきたい。

2006年1月28日(土)

鈴 木 宗 男

 釧路駅発の夜行列車で南千歳駅へ。ホテルで洗面して苫小牧に向かう。第61回冬季国民体育大会スピードスケート、アイスホッケー競技会の開会式に出席。43の都道府県から精鋭が集う。山口、奈良、和歌山、三重県からの選手団はなかったが、南は沖縄、九州は全県からの参加で、ウェアも各道府県の特徴が出ていた。
 入場行進で気になったことがある。それは、バラバラの行進でまとまりがなかったことである。行儀悪く見えて仕方なかった。スポーツマンの基本は礼儀正しく、さわやかであるべきだと思うが、緊張感のない、まとまりのない姿に少しガッカリである。せっかく皇太子殿下がご臨席されているのであるから、堂々と、そして整然とした行進をして欲しかった。
 予定より10分も早く終了し、びっくりした。こうしたビッグイベントはどうしても押せ押せになり、時間が後ろに遅れるものだが、今日は違った。入場行進の時間が予定よりも結果的に早まったことになっていたが、この点ダラダラした開会式にならなくて良かったと思う。
 共同通信社の世論調査(26・27日実施)で、構造改革について「見直すべきだ」との声が50.6%と過半数を占め、「勝ち組」「負け組」経済的格差について75.0%が「広がっている」と答え、「格差社会」を裏付けている。国会答弁で「格差」はないといった小泉首相は、この結果をどう受けとめるのであろうか。新自由主義、ハイエク型、弱肉強食の格差の広がるやり方に疑問を呈し、公平配分型を主張してきた私の考え、新党大地の訴えは、国民の思いと一緒だと言うことが示された。これからも私は国民の目線、価値観で行動して参りたい。
 武部幹事長が昨日の記者会見で「反省すべきは反省しなければならない」と低姿勢に転じたと、昨日の夕刊各紙に出ていたが、もっと潔く、かつ謙虚であって欲しい。竹中大臣も、幹事長から選挙応援を頼まれたと昨日明らかにしており、武部幹事長の判断間違いは明白だ。タイミングを失してのいいわけは見苦しい限りである。心の準備なくしてポストに就いたツケが段々と出てきたと言うことか。昔の武部氏は周囲の人に配慮し、弱い人の味方であったが、権力がこうさせたのか、または自己保身、栄達を求めて心をなくしたのか。35年前の北海道議会選挙で武部氏を応援し、奇跡の当選に協力した私としては、昔の武部氏の印象が懐かしい。
 12時45分千歳発で羽田へ。羽田15時発で沖縄へ向かい、沖縄の商工会青年部の有志と懇談。その後、私の後援会会合。久しぶりの沖縄の皆さんの人情は温かいものである。日本列島を横断したが、僅差は30度。体が一番驚いていることであろう。

2006年1月27日(金)

鈴 木 宗 男

 8時から世界銀行朝食会。議員会館に入り、TBSテレビ イブニングファイブ取材。13時から本会議。15時15分羽田発で釧路へ。18時から釧路市新年交礼会。大勢の人が出席して下さり、盛会であった。国政に復帰してからの各会合は、やっぱり勢いが違う。「当選してなんぼ」の議員の立場を痛感するものである。あらためて、敗者復活させてくれた心ある北海道の皆さん、全国の後援会の皆さんに、感謝の気持ちで一杯だ。
 予算委員会での質疑が新聞に出ているが、牛肉輸入について小泉総理は「責められるべきは米国側だ。なぜ日本が責められるのか分からない」と答えているが、その米国から、大統領自ら早期輸入再開に向けて電話もあり、首脳会談でも要請されたのではないか。米国の希望に沿って輸入再開を決めたのは、日本政府である。その責任はないのかと国民は思っているのだ。
 堀江前社長の選挙応援について、武部幹事長批判が続出しているが、森前首相が「非は非として謙虚に認め、どうリカバリー(回復)するかが大事だ」と言っている。極めてわかりやすい表現である。谷垣派の例会でも「『堀江前社長を利用しようとしたのは軽はずみだ。率直に「ごめんなさい」と言うべきだ』との声が上がった」と朝日新聞4面に書かれている。どちらも国民の側にたった声である。
 だいたい「私の息子です。弟です」と言った武部幹事長の演説はテレビで何回も流され、うんざりしている。竹中総務大臣も「総理とホリエモンと竹中でスクラムを組んで改革をやるんだ」と演説していた姿がよくテレビに出ていた。少なくとも、堀江氏と組んで、何をもって改革だったのか、しっかり国民に説明してほしいものである。時の幹事長、大臣が行って話す一言一言が、あの時点でライブドアの株を政府・与党が保証したと受けとめた人は多かったのではないか。この点、国民にはっきりと、言葉の遊びではなく説明責任があると思うが、国民の皆さんも同じ思いではないだろうか。
 パレスチナ評議会選挙で「ハマス圧勝へ」と出ている。テロ組織として武装解除をしない限り、対話を拒否しているイスラエルや米国はどうするのか。ブッシュ大統領は緊急記者会見し、「イスラエル破壊を掲げる組織は支持しない」と述べている。中東和平の道はどうなるのか。これからも高い関心を払っていこう。
 政府が今国会への提出を目指す、女性・女系天皇を認める皇室典範改正案につき、提出見送り、慎重論が広がっているとの記事が目につく。国家の基本に関することであり、拙速な、思いこみでの法案提出はするべきではない。以前にも触れたが、「有識者会議」の提案が最善、最良のものかどうか、国民の代表たる国会議員がしっかりと議論することが大事である。私には三笠宮寛仁親王殿下がお話しされていることが自然であり、当然と思えるのだが。

2006年1月26日(木)

鈴 木 宗 男

 終日議員会館で仕事。
 予算委員会が始まったが、緊迫した質疑はなかった。建築偽装、アメリカ牛肉、ライブドア各問題も、新聞、週刊誌等に出ていることの延長線上での議論である。国会なのだから、なぜこうした問題が起きたのか、建築偽装なら規制緩和の行き過ぎ、米国牛肉ならアメリカの圧力、ライブドアなら新自由主義経済政策の間違いとか、政治の責任、本質の議論を国民は期待していたのではないか。おとなしい薄っぺらの質疑に、国民はなんと感じているだろうか。その事が私には怖くてならない。
 今日も朝刊、夕刊ともに、ライブドアの捜査のことが書かれている。さもさも自分が聞いてきた様なつくりになっているが、権力側、捜査機関のリークで記事がつくられているのだろうか。私の経験からだが、私が話してないこと、事実でないことが報道されていたが、意図的、恣意的なリークで世論をつくっていくのも権力側の手法だと痛感したことがある。捜査は捜査として、事実究明に向けしっかりやればよいのであって、自分たちの手足の様にマスメディアを使うのはよくない。メディアの皆さんも、権力側のリーク、一方的な情報で記事をつくるのは危険である。私の場合でも、外務省、検察の流したムネオハウス、アフリカODA、秘書のジョン・ムウェテ・ムルアカの件で散々バッシングされたが、これらで今裁判をしているものはない。堀江容疑者にしても、最終結論が出るまで推定無罪であることを頭に入れて、落ち着いた報道を期待したい。
 私はお金が万能という考えにくみ与するものでなく、額に汗し、努力した者が報われる社会がより公平、公正と思っている。このことからして、ゲーム感覚で不労所得を得るやり方は、日本人全体のやる気をなくす点でも問題であり、今回の事件を機に、日本人の勤勉性、道義を重んじる価値観を取り戻すことを期待するのである。

2006年1月25日(水)

鈴 木 宗 男

 終日議員会館。テレビ取材3件、新聞1件。ライブドア、バラエティ、今年の抱負等色々あった。マスコミ対応には慎重を期しながらも、知りうる範囲でこたえていきたい。
 小泉首相が24日の夕方、記者の質問に答え「人物を隅々まで調べるのは難しい。不明だと言われれば、甘んじて受けなければならない」と述べたことが朝刊各紙に載っているが、もっといつもの小泉節らしく「見立てが間違っていた」とか「武部幹事長の応援、また落選後の党本部へ招いての自民党へのアドバイザー要請は行き過ぎであった」と、わかりやすく国民に伝えるべきではないか。
 規制緩和の行き過ぎ、新自由主義の弊害が、今回のライブドア問題、建築偽装問題に現れていることを、政治家は考えなくてはならない。真に公正、公平な社会にすることが、日本人にやる気を持たせ、活力が湧き、国力の増進につながっていくと考えるのだが。今回の事件を機に、額に汗した者が、努力した者が報われる、日本人の良き伝統、文化を、今一度取り戻そうではないか。
 夜は週刊誌関係者と懇談。面白い話、気になる話、色々な話題で勉強になる。勿論、外務省のことも当然話にのぼる。貴重な話を伺うことが出来た。

2006年1月24日(火)

鈴 木 宗 男

 午前中、議員会館で仕事。月刊誌の取材。
 午後からも堀江氏逮捕に関するテレビのインタビュー、週刊誌の取材が入る。今回のライブドアの件、建築偽装問題にしても、新自由主義、規制緩和の行き過ぎの結果ではないかと、私なりの見解を述べさせて戴いた。
 昨日の日記にも書いたが、私は昨年当初から、ゲーム感覚のモノ・カネ優先の価値観でいいのか指摘し、警鐘してきた。その心配が現実になったのである。額に汗して働く価値を政治家自ら国民に訴えずして、日本の明日はないと思う。勤勉性を旨として、道義を重んじてきた日本人である。今一度額に汗し、地道に働く尊さ、重さ、価値を考えようではないか。
 夕刊によると、武部幹事長が党役員連絡会で「私個人は古い殻を破って現状を変えようという(堀江容疑者の)勇気、情熱は評価していた」と述べたそうだが、そういう認識でいたとしたならば、尚問題である。何を変えようとしていたのか。プロ野球参入にしろ、ニッポン放送の株取得にせよ、単なるお金もうけにしか過ぎなかったのではないか。高い志をもってやっていたとは受けとめられない。特に選挙後、自民党本部に呼んで「自民党の指南役、アドバイザーをお願いします」と言ったのは、武部幹事長ではないか。全国の人がその光景を見ているのである。
 私は去年8月16日のムネオ日記で、次のように述べている。
 「今回の総選挙を郵政問題で国民投票になぞらえている。今回の総選挙が日本の進路を決める国民投票になりうるというのなら争点は郵政民営化の是非ではなく、日本が新自由主義政策を継続するか否かだ。新自由主義とは『強い者を優遇してもっともっと強くしそれで日本経済を活性化させる』という考え方だ。社会的弱者や首都圏以外は切り捨てられる。外国のハゲタカ資本とでも手を握って分捕り合戦に励む強者が、新自由主義では英雄だ。ニッポン放送・ライブドア騒動で国民にもその姿が見えたと思う。
 今回自民党がホリエモン(堀江貴文ライブドア社長)に出馬を要請したとマスコミに報じられて、堀江氏もそのような働きがけがあったことを認めているが、これは小泉総理と竹中平蔵大臣が進めている新自由主義政策の必然的帰結だ。
 私は新自由主義政策には反対だ。一部の者だけが強くなる政策では、結局、日本全体の国力が弱体化すると考えるからだ。公平配分を担保して、日本国民であるならば親の経済力や地位、生まれ育った地域に関係なく平等なチャンスを与えるのが日本の伝統にも即しているし、経済力を強化すると考える。
 外国の例を見ても、アメリカのブッシュ政権は小泉・竹中流の新自由主義だが、ドイツ、フランスなどのヨーロッパは異なる。ブレア首相のイギリスも公平配分に十分配慮している。
 特に日本の子供たちのことを考えなくてはならない。小泉・竹中流の新自由主義をあと十年続けると、階層分化が進んでしまい、親の所属する階層によって子供たちの可能性が制約されてしまう。これはよくない。
 それから新自由主義政策では高齢者も切り捨てられる。新自由主義政策では、安定し、確実に受け取ることができる年金制度も構築することができない。
 いま軌道修正をしないと間に合わなくなる。50年後の日本が滅茶苦茶になる。
 私はそのことを心配しながら今回の総選挙に立ち向かっていきたい。」以上である。
 私が危惧していたことが、今回現実になった。
 殺伐とした話の中に、明るい話題もある。陸域観測技術衛星「だいち」H2A打ち上げ成功である。「だいち」というネーミングに共感し親しみを感じ、新党「大地」とオーバーラップする時、なにがしか感じ入るものがある。衛星「だいち」の成果を期待したい。新党大地も「だいち」にあやかり、更に飛躍したい。

2006年1月23日(月)

鈴 木 宗 男

 釧路管内標茶町で新年交礼会の日程が入っていたが、本会議が入ったため午前の便で釧路から上京。標茶後援会の会長さんにお詫び申し上げ、15分程のビデオメッセージを届けさせて頂く。家内が代わりに出席し、挨拶をしてくれる。大勢の人が集まって盛会だったとの報告を受け、あらためて後援会の皆様に頭を下げるものである。
 代表質問でライブドア、BSE、在上海総領事館員自殺問題、政治手法等について民主党が質問したが、小泉流答弁にいなされ、肩すかしをくった感じである。米国産牛肉について、「原因究明と再発防止に努めたい」と答えているが、米国側検査官の基本的認識が足りなかったことが明らかになっており、「原因究明と再発防止」という通り一遍の答弁でよいのだろうか。予算委員会での中身のあるやりとりを期待したい。
 ライブドアの堀江社長が夕方から事情聴取されたと、テレビはどこもトップで扱っている。NHKの19時のニュースでは、「容疑が固まれば今夜中にも逮捕と」流している。つい先日まで堀江社長を持ち上げていた人達は、今どんな思いでいるだろうか。私は去年のムネオ日記で、2月18日23日24日3月8日9日11日16日26日4月19日8月16日とライブドア・堀江社長に対する見解を述べてきた。是非ともアクセスしてほしいものである。
 1月20日金曜日、産経新聞産経抄が興味深く、なるほどと思うので、こちらに掲載したい。


●1月20日(金曜日) 産経新聞1面 産経抄
 人物を見極めるのは、なかなか難しい。良かれと思ってスカウトした人材が食わせものだったり、補欠採用が意外な業績をあげたりというのは会社のみならず、野球やサッカーでも日常茶飯事。「世界のトヨタ」を率いてきた日本経団連の奥田碩会長も人物を見誤ったようだ。
 ライブドアが経団連に入会を認められたのは先月十三日。約一週間前に「入会へ」と報じられると、同社株は急騰、短期間に二〇〇円以上も値上がりした。経団連ブランドさまさまで、この期間に株を買った投資家も少なくない。ご愁傷さま、というしかない。
 奥田氏にすれば「年寄りが『けしからん』などと言って、新しいビジネスモデルの芽をつんではならない」との心境だったかもしれないが、道にはずれたことを「けしからん」と叱(しか)るのが、年長者の役目だ。新しいことがすべて正しいわけではない。
 「ミスった」と自民党の武部勤幹事長も、ほぞをかんでいる一人だろう。昨年の衆院選では広島6区に応援に入って、堀江貴文社長を「弟」と紹介し、「考え方はわれわれと同じ。ホリエモンも小泉劇場の脇役だ」と褒めちぎったのを、よもや忘れてはおられまい。仮に当選していたら…と思うだけで背筋が寒くなる。
 「兄貴分」としての道義的責任は免れないところだが、その堀江社長の元側近が那覇で自殺したという。誠に痛ましい出来事であり、真相解明はますます急がれる。カネも大事だが、命はもっと大切だ。


 今日8件の質問主意書を提出。答弁書が待ち遠しい。1人会派であっても、知恵や経験で国民への情報開示、透明性確保をしていきたい。国民の目線に立って、1人会派であっても5人前、10人前の頑張りを示していきたい。
 この日記を書いている最中、ライブドアの堀江社長が逮捕されたというニュースが流れてきた。急展開の流れに驚きながら、真相究明を徹底してやって頂きたいと考えるものである。

2006年1月22日(日)

鈴 木 宗 男

 8時半丘珠空港発で中標津空港へ。11時から根室管内別海町での後援会新年交礼会。13時から同じく中標津町後援会新年交礼会。
18時から根室市後援会新年交礼会。どの会合も大勢の人が足を運んで下さり「新党大地」鈴木宗男に対する期待感の大きさが伝わってくる。
 根室では日ソ共同宣言、いわゆる56年宣言から半世紀、現実的解決に向けて根室からの発信が大事であることを話す。最初から四島の帰属を認めろという非現実的な空想的解決論ではなく、平成13年3月25日森・プーチン会談、イルクーツク声明に沿って進めることが現実的解決の道であることを話す。領土返還運動の原点の地である根室の指導者は現実的解決を望んでいる。その声を私はしっかり訴えていきたい。
 昨日の「新党大地」の新年会の挨拶で私は「高橋知事は雇用を創出すると言って知事選に出て、それが実行されているか。生活感のない知事の姿勢でないか」と言ったことが北海道新聞の全道版、読売新聞、毎日新聞の北海道版で記事になっている。高橋知事の反論を是非とも伺いたいものである。
 昨日の北海道新聞の夕刊8面に「堀江君は素晴らしい青年だ」と自民党武部幹事長がライブドア社内誌の対談でベタ褒めと大きな記事になっている。おまけに武部幹事長が描いた堀江社長の似顔絵までご丁寧に載っていた。これほど近い関係ならば、ライブドアが家宅捜査を受けた時の他人行儀な記者会見、コメントは人間味のない、心の通った、血の通った政治とは言えないものだった。今後の進展状況によっては政治不信ということにもなりかねない。いずれにせよ、私も今後のなりゆきを見守っていきたい。
 アメリカのBSEの問題にしろ、建築偽装問題にせよ、ライブドアにしても、竹中平蔵総務大臣のすすめる弱肉強食、規制緩和、新自由主義の弊害を露呈したものであり、フェア、公平、公正の政治状況を作らなくてはいけない。

2006年1月21日(土)

鈴 木 宗 男

 東京は朝から雪。昨夜半から雨になり、雪になる空模様と思っていたが、その通りになった。
 8時半羽田発で札幌に向かう。11時からお世話になっている人の一年祭のお参り。15時からの岩見沢市における障害者施設「ふれあいの苑」新春懇談会に出席。何度となく激励に伺っているが、障害者のお世話をされている職員の姿には教えられることが多い。同時に親御さんを見ていると、大変なこととは思いながら明るくふるまう姿に、親子の絆、愛情を感じ、これまた教えられること大である。「政治は弱い人、恵まれない人の為にある」を実践していこう。障害者自立支援法の省令、政令、要綱、要領に、障害を持つ人達の声を入れていかなくてはならない。
 18時から「新党大地 大地塾新年会」。大勢の人が参加してくれる。今年の目標、抱負を述べながら、理解を戴く。
 20時から仲間内の集まりである「ワイン会」に出席。ワイン好きの人達のうんちくに耳を傾ける。
 朝日新聞4面囲み記事の「小泉チルドレンに『拍手指令』立って30秒間」、読売新聞4面の「小泉チルドレンに拍手"指南書"」との見出し付き記事を読んで驚く。「『総理の施政方針演説の際、要所要所で拍手をお願いします。米国の大統領演説終了後行われるように、全員が立ち上がって、30秒ほどの間、拍手をしましょう』自民党の新人衆議院議員でつくる「83会」の全員に対し、幹事からメールやファックスでこんな文章が送られた」と書かれている。「まさに小泉チルドレン、中身も子供といわれて仕方ないですね」と会合でも話題になる。拍手の仕方を見ていると、北朝鮮のやり方と一緒だと思いながらも、新人議員らしい清新さを国民は期待しているのではないか。押しつけ、いいなりになるのはいただけない。
 米国産牛肉危険部位が混入、再び禁輸の処置が大きなニュースになっている。米国の圧力に屈した形での輸入再開だったが、安全、安心の観点からも、やはり慎重に対応すべきではなかったか。担当の農林水産省、厚生労働省よりも、外務省経済局が輸入再開に向けてどのような動きをしていたのか、チェックする必要がある。なんでもアメリカのいいなりになる弊害が、ここでも証明されたということか。
 ライブドアの件にしろ、牛肉にしろ、新自由主義、弱肉強食の危険性を如実に示していると考えるが、国民はどう受けとめるのか。政府の責任は重く、厳しく問われている。

2006年1月20日(金)

鈴 木 宗 男

 今日から通常国会。正午議席指定の本会議。1時、天皇陛下をお迎えしての開会式。14時、総理大臣の施政方針演説、外務大臣の外交演説、財務大臣の財政演説、経済財政政策担当大臣の経済演説。
 総理は随分と肩に力が入っていたというか、気張っていた感じの話し方だった。八方ふさがりの外交問題で何か新しいメッセージがあるかと期待したが、何もなかった。国連加盟50年、日ソ共同宣言50年の意味ある年なので、心意気だけでも訴えて欲しかった。
 外務大臣も型どおりの話で、国連常任理事国入りについて、昨年の外務省の戦略ミスに対する反省と国民への説明がないのは、外務省の体質を示すものだった。
 財務大臣の演説も、財政構造改革の基本的考え方の中で「高福祉・高負担」の国もあれば「低福祉・低負担」の国もあり、日本は「中福祉・低負担」と言うべき状態という、評論家的言い回しだったのはいただけない。明確な姿勢を示してほしかった。
 経済財政政策担当大臣ぐらいはライブドアの件に触れるかと期待したが、何も触れられなかった。市場が混乱し、経済に大きな影響を与えたことを考えると、先の選挙の経緯からも国民に対し、なにがしかの説明責任を果たしてほしかったと思う。来週からの代表質問、予算委員会質疑を見守りたい。
 18時45分からアジア記者クラブ一月例会で講演。外務省のこと、今の政治状況について見解を述べさせて戴く。私が出版した『闇権力の執行人』を読んでくれた人も多く、「外務省の実態が国民にもよくわかる様に、しっかりとこの国会でも質問主意書を連発して下さい」と多くの人から言われた。しっかりと期待に答えて参りたい。
 早速通常国会の初日に、在上海総領事館員自殺事件に関する質問主意書と他2件を国会に提出した。回答を待って、更に国民の皆さんへの情報開示を図っていきたい。

2006年1月19日(木)

鈴 木 宗 男

 朝から都内挨拶廻り。お昼から雑誌社インタビュー2件、役所の皆さんやお客さん対応。17時からテレビ朝日の土曜スペシャル「デタラメ日本を救え 大改革 法案ファイト」収録。景気、年金、行政の無駄、少子化問題などをテーマに、各党の国会議員と議論する。1月28日(土)19時から21時の放送なので、お知らせします。
 20時半、新宿紀伊國屋ホールで井上ひさし先生の作品「兄おとうと」の舞台をみる。兄は「民本主義」を唱える吉野作造、弟は有能なお役人。仲良し兄弟なのに国家をめぐって大喧嘩、最後は兄弟和解しての幕だが、今の世の中、また、私がここ3,4年経験した事とだぶり、興味深く鑑賞させて戴いた。
 初日なので井上ひさし先生が舞台役者さんとお客さんにフロアーで挨拶されたが、その中で「鈴木宗男さんが来ております。佐藤優さんの書かれた『国家の罠』という本を読んで下さい。佐藤さんも鈴木さんも国家の罠にはまったのです」と言って下さる。井上ひさし先生の重みのあるお話に感激する。
 今日の報道もライブドア一色といって良いほど、各紙取り上げている。立場が少し変わるとこれほどまでになるのかと思うと、平成14年の私へのバッシングを想い出し、複雑な気持ちである。報道は何よりも真実のみを国民に伝えて戴きたい。風聞や憶測、権力側の一方的リークをそのまま扱わないで戴きたい。
 マスメディアも知らず知らずのうちに権力に利用されている場合もある。私の経験から、外務省のリーク、検察のリークを鵜呑みにして、また、裏付けもとれない状況の中で報道されたものばかりといってよいことがありすぎた。イメージ先行の報道は危険である。冷静に事実のみを正確に知らせてほしいと願うものである。
 それにしてもインパクトのある今回のライブドア・堀江騒動である。公正、公平な社会の実現に一石を投じてくれたものと考えると、世の中しっかりと、何が善で何が価値あることか、おのずとわかってくるのではないか。

2006年1月18日(水)

鈴 木 宗 男

 今日も十勝管内中札内・忠類後援会、清水・御影後援会、新得後援会、屈足くったり後援会、鹿追後援会、芽室後援会を廻る。各地とも11年ぶりの新年交礼会なので、とても喜んでくれる。国政に復帰しての集まりに、私自身の感激はもちろんだが、後援会の皆さんは格別の思いで迎えてくれ、感謝の気持ちで一杯だ。
 今日の新聞はライブドア関連が大きく扱われ、証人喚問に関しては脇になっている。読売新聞1面トップに「ライブドア粉飾指示」と出ているが、事実であるならばとんでもないことである。ますます関心をもって成り行きを見守らなければならない。
 小嶋ヒューザー社長の証人喚問で「刑事訴追を受ける恐れがある」として証言拒否を連発したことが問題になっているが、民主主義というのはルールに基づいて行われなければいけない。喚問で事実を言っても、これからの捜査で参考人の事情聴取等でウソがつくられることもある。私はその経験をしたものとして、証言拒否も国会のルールに基づいての行為であり、証言拒否とウソは違うと考える。小嶋社長には、国民に真実をしっかり語ってもらえばいいのではないか。小嶋社長しか知らない真実を、国民に是非とも明らかにして戴きたい。イメージ先行で判断するのは危険である。
 20時25分帯広発で上京。23時から日本テレビの「イッテQ!」収録。約1時間、飯島愛さんから取材を受ける。放送日は1月23日(月)23時25分から24時25分までで、お時間のある方は見て戴きたい。

2006年1月17日(火)

鈴 木 宗 男

 十勝管内上浦幌、浦幌、豊頃、更別、大樹、広尾各町村後援会の新年交礼会。どの会場も沢山の人が出席して下さる。細かに町村ごとに新年交礼会を行うのは11年ぶりであり、皆さん喜んでくれる。人間関係の重さ、尊さを、昨日、今日と感じるものである。
 ライブドアの捜索が大きなニュースになっているが、今後どんな展開になるのか注目したい。自民党の武部幹事長がこの件で記者会見し「誠に遺憾の極みであり、厳正な捜査当局の捜査を望みたい」と、他人事みたいなコメントを発しているが、選挙で応援に入り、選挙後、自民党のアドバイザー、指南をして戴きたいと頼んだのは誰だったのか。もっと言葉に責任を持つべきではないか。
 ヒューザーの小嶋社長の証人喚問が行われたが、私の経験からも、喚問を受ける人は記憶違い、間違った認識で受け答えすると、偽証罪など大変なペナルティーが待っている。風聞や事実でないことを質問した場合、質問者にも責任を取らせる形にすると、より証人喚問の趣旨、意義が高まるのではないか。お互い緊張感を持って受け答えする事により、質疑の内容も実のあるものになるのではと考えるのだが。

2006年1月16日(月)

鈴 木 宗 男

 7時45分羽田発で帯広空港へ。十勝管内幕別町、池田町、上士幌町、音更町でそれぞれ新年交礼会。どこも沢山の人が集まって下さり、有難い。「十勝を頼みますよ」「地方切り捨ては困ります」と言われ、ここでも政治の真価が問われている。私なりに精一杯頑張ることを約束する。
 ペルーの全国選挙評議会は、フジモリ元大統領の大統領選立候補を認めないと最終決定したと報じられている。フジモリ元大統領の政界復帰はないのか、今後の成り行きを見守りたい。
 沖縄名護市長選挙が告示され、当然普天間基地移設が最大の争点となることだろう。平成9年12月、市長職を辞して普天間基地移設の受け入れを決めた比嘉市長の事が想い出される。橋本内閣の一員として、沖縄問題にあたった事が懐かしい。比嘉市長の後を継いだ岸本市長、この8年は何だったのか。名護市民がどんな判断をするのか見守りたい。地元に何の相談もせず、頭越しに負担を強いるやり方が問われる選挙になることだろう。

2006年1月15日(日)

鈴 木 宗 男

 8時に釧路を出発し根室管内中標津町へ。鎌田公浩北海道議会議員のご尊父告別式に参列。ご尊父とは中川一郎先生の秘書時代からのお付き合いだった。70歳での永遠の旅立ちは早すぎる。誰よりもご本人が無念だったことだろう。東京でテレビの収録が入っているため中標津から車で女満別空港に向かい、13時5分発で上京。16時から日本テレビ「サルヂエ」収録。約2時間頭の体操をさせていただいた。随分と硬くなっているのがよくわかった。2月1日水曜日の19時59分からの放送なのでお知らせまで。
 トリノオリンピックの代表がそれぞれ決まっていくが、史上初めて日本と米国でのオリンピック代表が表れた。フィギュアスケートペアで井上怜奈選手のことだか1992年アルベールビル94年リレハンメルそして今回のトリノであるが、世代交代の激しい中で15年も世界のトップレベルで活躍するのは大変なことである。しかも前に出たオリンピックから12年経っての快挙である。もっと驚くのは97年2月にお父さんを肺がんで亡くし井上さん本人も翌年肺がんを告知され抗がん剤、一年間のリハビリなど様々な苦難を乗り越えての結果である。亡きお父さんの後押しもあっただろう。勝利の女神は努力した人に苦労された人に微笑んだのである。アメリカンドリームを掴んだことに拍手喝さいを送りたい。井上さんの話を聞くと、私も平成15年10月ガンを告知され、しかも悪性転移の可能性ありと言われ、目の前が真っ暗になったが手術の結果転移もなく、悪性でもなく今、敗者復活して国政にカンバックできたことを有り難いと思う。私も色んなことを経験した者として何も恐れるものは無い。国民の目線に立って世論を背景にその責任を果たしてまいりたい。勇気を与えてもらった井上怜奈さんのオリンピックでの健闘を祈念してやまない。
 読売新聞の世論調査で日ごろの生活で「豊かさ」を感じる事がある人が7割を超えていると出ている。「物の豊かさ」と「心の豊かさ」のどちらを重視するかでは「心」76%が「物」5%を大きく上回ったと書かれている。私がいつも「心」の政治を訴えているがこの世論調査を見ると私の頭づくりも間違っていないと考えるものである。「心」を持っていないのは政治家ではないかとふと脳裏をよぎる。いつも言うことだが「物」「金」より「心」優先で新党大地、鈴木宗男は歩んで行きたい。

2006年1月14日(土)

鈴 木 宗 男

 7時鹿児島でお世話になった方の弔問。今日は丁度四十九日との事。65才での永遠とわの旅立ちに世の無常を恨むのみ。
 8時鹿児島発で羽田に。10時羽田発で千歳へ向かう。鹿児島からの便が20分も遅れ乗り継ぎを心配したが同じ航空会社ということもあり十分間に合う。
 札幌で13時から大変お世話になった方のお別れ会。全国から関係者が最後のお別れに来ておられた。
 16時25分丘珠発で釧路、18時から北海道柔道整復師会釧路ブロック新年交礼会、釧路歯科医師会新年交礼会、18時半からの釧路魚商業協同組合新年交礼会に出席、途中大変お世話になった方のご主人がなくなりお通夜に顔を出す。61才、これからが人生の本舞台と考えると悲しいことである。
 今日は鹿児島から羽田、千歳、釧路とまさに日本列島を横断したがそれぞれの地において風景、人情、趣があって日本の良さを感じる。同時に気温差30度以上を一日で体験すると少し体もきつい。人一倍行動すると体もそれなりの負担がかかることを考えなくてはならない。しかし、元気に動けることは有難いとつくづく感じる。
 47年前の今日、小学生の時だったが南極に一年近く前に残してきた15匹の犬のうち二頭が奇跡的に生きていた。「タロ」「ジロ」のことが昨日のことの様に感動、感激の中におもい出される。戌年の今年、あらためて「タロ」「ジロ」から教えてもらった生きる重さ、尊さを考えてみたい。人間の勝手な判断で(当時はしかたなかったかもしれないが)残されながらも必死に生き抜いた姿を我々人間はしっかりと頭に入れておきたいものだ。
 毎日新聞3面岩見隆夫さんの「近聞遠見」に「竹中路線」が問われるという見出しで竹中平蔵大臣をとりあげている。昨日の日記で私も竹中大臣のことをとりあげたが、岩見隆夫さんの見方も面白いし、なるほどと思う。竹中大臣が経済学者ではなく政治家としていかほど国民の目線にたっているか、この点をしっかりチェックしていかなければならない。

 @小さな政府を徹底してやる
 A官僚の言いなりにならない
 B国民からの強い支持がある

上記の三点をポスト小泉の条件にあげているがもっと大事なことがトップリーダーに求められているのではないか。
 それは「物・金」優先の価値ではなくいたみのわかる、弱い人の立場にたつ「心」をもって三つの条件にとりくむべきと考えるが竹中さんは格差をみぞをつくる路線をひいてきたのではないか。これからじっくり検証していこうとおもう。

2006年1月13日(金)

鈴 木 宗 男

 午前中、議員会館で仕事。テレビ局1社ビデオ撮り。週刊誌1社取材。今日も役所の皆さん、民間の方が沢山挨拶に来てくれる。
 13時半50分頃、日本防衛整備工業会賀詞交歓会に足を運んだが、丁度終了してしまい、間に合わなかった。それでも木下理事長にご挨拶が出来て良かった。
 14時50分羽田発で鹿児島へ。18時から後援会会合。久しぶりの鹿児島なので話が弾む。20時から拓大学友会鹿児島支部新年会に出席。懐かしい人に会えて、ここでも盛り上がる。今日の東京は底冷えしたが、鹿児島はやはり気温が違う。昨日北海道にいたせいもあるが、北と南の差を実感する。
 東京新聞26面に「羽毛田宮内庁長官が三笠宮寛仁さまが月刊誌などで女性・女系天皇を容認した『皇室典範に関する有識者会議』の議論を批判したことについて、12日の定例記者会見で『皇室の方々は発言を控えていただくのが妥当』と、あらためて強調した」と記事になっている。開かれた皇室を目指してと外向けは言っている宮内庁が、三笠宮寛仁さまのご発言にクレームをつけるのはどうもしっくりこない。
 三笠宮寛仁さまの率直なお話は、多くの人が好感を持って受けとめておられると私は感じる。「有識者会議」の話が絶対ではないのだから、ここは皇室の中から自由闊達(かったつ)なお言葉があっても違和感はない。それよりも、何かに引きずられる様な形で結論を出す「有識者会議」の議論を危惧すべきである。人間的に広いお心をお持ちになり、幅広くボランティア、障害者等、社会にご貢献なされている三笠宮寛仁さまの忌憚(きたん)のないお話を、今後も心から期待してやまない。
 連日自民党総裁選挙の事が話題になっているが、これも国会前の一過性のものか。私は、よく言われる「麻垣康三」よりも、竹中平蔵の動きを良くチェックしておく事が必要だと考える。弱肉強食のハゲタカ式やり方が日本をおかしくする、ダメにするのではと、私は危惧している。この点、私は十分にアンテナを張りながら、より公正公平な社会になるよう、私なりに頑張っていきたい。本当に政治を必要としている側に立って生きていきたい。

2006年1月12日(木)

鈴 木 宗 男

 8時半から11時半まで苫小牧市内挨拶廻り。新聞社3社、支援企業を訪問しながら、どこでも言われることは「北海道はどうなるのですか」「北海道に政治がありません」という悲観的な話ばかりである。失業率5%後半、自殺者全国一、予算の削減率も北海道が一番と、暗い話で一番が並ぶことは、如実に政治がないことを物語っている。私は「世論を背景にして政治を変えていきたい」と説明させて戴く。
 12時から女性の集まり「八重桜会 新年交礼会」に出席。いつものメンバーが元気に参加され、華やいだ空気での例会となる。私にとっても、深い絆を持った「八重桜会」で、どんな時でも私を支えて下さる仲間に、ただただ感謝の気持ちで一杯である。女性パワーの見本のような八重桜会から今日もエネルギーを戴き、有難い。
 14時半千歳発で上京。夜は2カ所ほど新年交礼会に顔を出す。
 読売新聞3面、産経新聞3面に、上海総領事館員自殺問題が大きく扱われている。読売新聞によると、「川口元外相は取材に対し、秘書を通じ『この件については答えられない』と突っぱねた」と書かれているが、不幸な自殺があった時の川口元外相は、この件に関し国民に説明責任があるのではないか。今は、国民を代表する参議院議員である。情報の透明性確保、情報開示の観点からも、川口元外相は積極的に国民に説明して戴きたい。「外務省改革は進んだ」「外務省改革に道筋をつけた」と、元外相は当時、大見得を切った張本人であるのだから。
 この件に関して、産経新聞に佐藤優さんの寄稿が載っているが、インテリジェンスの世界の奥深い指摘が興味深い。この指摘に対し、外務省はなんと説明するのだろうか。この点も、国民は大きな関心を持っていると思うのだが。
 いずれにせよ、人の命に関わる出来事である。日本の名誉と尊厳の問題でもある。外務省の一刻も早い説明を期待したい。
 小泉首相は、自民党総裁選で「選挙に勝てる顔重視」と同行記者団に語ったと出ているが、「選挙の顔」とは何とも狭い話をされたものだ。国家国民の為になるトップリーダーが求められていると考える時、スケールの大きなコメントを発して欲しいものである。

2006年1月11日(水)

鈴 木 宗 男

 朝、滝川市に向かい、10時から大変お世話になっている中島薬局さんのお母様のお別れ会に出席。中島家は滝川市において大変な貢献をなされ、また、ご兄弟それぞれ北海道を代表する仕事をしており、大勢の人がお別れ会に参列している。96歳の人生の重みを教えられたものである。
 11時半から滝川後援会有志と昼食懇談会。中島家のお別れ会にあわせての急な案内にも関わらず、多くの人が集まって下さり、ただただ有難いことである。今年の抱負、政局の流れなど、思うままに話させて戴く。年末年始のテレビに私が数多く出ている事が話題になり、「これからも出来るだけ露出する様に」との要望と「外務省に対してビシビシこれからもやって下さい」と言われる。皆さん、上海総領事館員の自殺問題に大きな関心を寄せられ、「外務省の責任を明らかにして下さい」と強く言われる。今月20日の通常国会開会に向け、しっかりと取り組んでいこう。
 16時半苫小牧市に入り、後援会事務所で打ち合わせ。17時から後援企業の新年会に出席。昨年もお招き戴いたが、今年も700人近い参加者による盛大な新年会だった。
 豪雪の続く新潟の映像がよく出ているが、北海道も今年は雪が多い。例年より倍近いと言われている。新潟や長野の様に被害はないが、防災、自然災害に対する日頃からの体制整備が大事である。一昨年、中越地震が起きた時、小泉首相は防災に強い国土づくりを表明したが、防災に対する新しい予算枠はつくられていない。「防災枠」を設けて、普段から地道に整備をしていく事が、人道的見地からも政治の責任として必要ではないか。真の改革とは、国民に言ったことは必ず実行することである。

2006年1月10日(火)

鈴 木 宗 男

 午前中議員会館で仕事。今日も役所の皆さんが新年の挨拶に来てくれる。
 13時羽田発で千歳へ。16時から札幌市での「北海道林業人新年交礼会」に出席。挨拶の中で私は、CO2を吸収し空気をきれいにする、また水を涵養する山の価値を、もっともっと政治家は認識すべきであると話す。
 18時から江別市のJC青年会議所新年交礼会に出席。終了後、江別後援会の有志、JCメンバーと懇談。若い人達のエネルギーを感じ、江別市には明日があると期待したい。
 各新聞に、麻生外相の9日地元飯塚市で開かれた後援会会合での発言が載っている。読売新聞4面には「麻生外相の豪州訪問延期 理由は『シャロン首相』」、東京新聞2面は「イスラエルにお葬式に 麻生外相失言 シャロン大統領とも」、世界日報2面では「豪州訪問『気乗りしない』外相」と、それぞれ見出しになっている。話の内容は、オーストラリア訪問を延期した理由について「(イスラエルのシャロン首相の)容態が思わしくなく、非常事態が起きると、そのままイスラエルにお葬式にということになるので、気乗りがいまいちしないので、3月まで延期することになった」と述べたそうだが、言葉の使い方が不適切なのは論を待たない。
 同時に、外相秘書官がそばにいたであろう。すぐメモを入れるなり、補足発言させるなり、何故臨機応変に対応しないのか。この点でも、外務官僚の基礎体力が落ちていると言わざるを得ない。些細なことで指摘される前に、まず司々の人達の心構えが必要だと考えるが、国民の皆さんはどうお受け止めしたのだろうか。いずれにせよ、緊張感がなかったことは事実であろう。
 トリノオリンピックまで1ヶ月、日本選手団のメンバーがそれぞれ決まってきたが、代表選手の健闘を心から期待したい。特にスキージャンプの原田選手、スピードスケートの清水選手、女子の岡崎選手といったベテランに頑張ってもらいたい。普段の努力、精進によって、5回、4回、3回と連続出場できたのであって、「努力に勝る天才なし」「人一倍頑張った者が栄光の座につく」という証を是非とも示してほしいと、私は心から願っている。1ヶ月後のオリンピックが待ち遠しい。

2006年1月9日(月)

鈴 木 宗 男

 仙台での新生児誘拐、無事保護され本当に良かった。3人の容疑者も逮捕され、宮城県警関係者の努力に敬意を表したい。それにしても自分の作った借金のために誘拐を企てるとは人間ではない。何よりも誘拐されたご両親の心痛はいかばかりであったことか。
 こうした凶悪事件に対していつも思うことだが「極悪非道な人を絶対許さないと言う姿勢をメディア、国民一体となって強く訴えることである。今朝の新聞を読んでも、テレビを見ても犯人に対しての厳しい指摘は少ない。特にテレビは興味本位で流すことが多い。是非ともお互い意識改革して社会正義を訴えて行きたいものである。
 毎月私は「月刊日本」に執筆させてもらっているが、2月号の原稿を今日書き終えた。上海総領事館館員自殺問題、更にはモスクワの日本大使館でも大使館員の不適切な行為でロシア側(ソ連時代も含む)との出来事を私なりに知っていることも有るので触れさせてもらった。20日過ぎの発売なので「月刊日本」を読んでいただきたい。通常国会が20日から始まるので外務省は国民に向けてどんな説明をするのか関心を持って行きたい。
 「成人の日」各地での式典の様子がテレビで知らされる。礼儀正しく行っているところ、行儀悪く何を考えているのか頭をかしげたくなる若者もいれば、又盛岡では親切に注意したらそれが又騒ぎになるなど色々である。民主主義、自由というのはルールを守ってこそ維持される社会の仕組みであることを20歳、大人になった証としてわきまえて欲しいものである。ちなみに、昨日私が出席した釧路市の成人式は、整然と行われたことを報告しておきたい。
 3連休も終わり、明日からは正月気分も抜けてのそれぞれ仕事への取り組みになっていくことだろう。私も既に全開体制ではあるが、更に気合を入れてやっていこう。

2006年1月8日(日)

鈴 木 宗 男

 7時半帯広を車で出て、釧路に向かう。10時から大変お世話になっている団体の1月例会出席。ご挨拶もさせていただき、私も心あらたにさせてもらった。
 13時から新生釧路市の成人式。2272人が今年の新成人だが、昨年に比べて約五百人少なくなっている。ここでも確実に少子化、人口減が進んでいる。会場には約2000人の新成人が華やいだそれぞれのいでたちで出席している。来賓紹介では私への声援が圧倒的に多く「娘が出席していたら喜んでくれただろう」と思った。実は娘も今日の成人式の案内は来ていたが大学の新学期が始まり、出席できなかったのである。出席者の中から「貴ちゃん元気ですか」「貴子と同級生でした」と声をかけられ、益々「娘がこの場にいれば」との思いを深くする。式典終了後、新成人から「一緒に写真をとらせて下さい」と沢山の人から声がかかる。希望にこたえ約30分写真撮影に応じる。少しでも政治に興味をもってくれるとありがたいものである。早速娘に成人式の様子を伝えると喜んでくれる。そこまではよかったが、「お父さんも早く成人しなさい」と言われ、返事に窮する。
 娘は私のアドバイザーであり、カウンセラーでもあり、何より最優先で指摘されたことは聞かなくてはならない。又、克服すべき課題を与えられてしまった。
 釧路から釧路管内弟子屈町川湯に行き弔問一ヶ所、そこから網走管内斜里町に向かい昭和58年からお世話になっている方が亡くなりお通夜に参列、政治風土厳しい地域で私を支えて下さったことに心から感謝してお別れする。
 いつものことだが、人生の最後の別れには私は日程の許す限り足を運ぶことにしている。
今日は帯広市―釧路市―弟子屈町―斜里町―女満別空港と総行程約450キロ走ったが天気もよく順調に動けてよかった。
 朝7時からの北海道のテレビ番組で自民党の武部幹事長と民主党の鳩山幹事長のやりとりがあったが、その中で武部幹事長は「愛の政治」という言葉を使っていたが、今の独善的なやり方、弱肉強食、格差の広がる大都会優先地方切り捨てのやり方で「愛の政治」とは言葉の遊びでしかすぎない。もっと生活感のある将来を見据えた国益を考えた肉声を伝えてほしいものである。

2006年1月7日(土)

鈴 木 宗 男

 7時半羽田発で千歳へ。10時から元参議院議員 高木正明先生の告別式。大勢の人が最期のお別れに来ている。高木正明先生が参議院選挙に出る際、中川一郎先生の一声で出馬が決まった経緯もあり、感慨深く参列する。心からご冥福を祈るものである。
 13時から札幌の後援企業の新年会。仲間意識で結ばれている社員さん達で、家族の様なもので居心地よく出席させて戴く。
 その後、札幌医科大学病院に入院されている方をお見舞いする。病院に来る度に、健康のありがたさ、重大さに気づく。
 15時50分札幌駅発のJRで帯広へ。中学校のクラス会に出席。恩師、同級生と過ぎ去りし43年前の話に花が咲く。いつの選挙でも同級生、同窓生は特に熱心に応援して下さり、今日も心から感謝の気持ちを伝える。改めて良き先生、良き友に巡り会えた人生の出会いに、幸せを感じたひとときだった。
 上海総領事館員の自殺問題で、日中双方がそれぞれ激しくやり合っているが、日本外務省が中国を非難する前に、何故国民に一昨年5月の段階で説明がなかったのか。この点外務省はなんとこたえるのだろうか。最初のハンドリングミスをまず反省すべきではないか。私のところにも様々な情報が寄せられるが、外務省の隠蔽体質をなくす事が一番だと考えるものだ。

2006年1月6日(金)

鈴 木 宗 男

 議員会館で仕事。役所の皆さん、会社関係の人達が大勢新年の挨拶に来てくれる。年が変わったことを実感しながら、改めて国政に復帰しての新年を、有難く、嬉しく思うものである。
 イスラエルのシャロン首相が脳卒中で倒れたとのニュースは、新年早々驚きである。外から見るシャロン首相の風貌は、タンクの様な、そして強靱な精神力、強い首相というイメージだったが、健康には勝てないということか。中東和平がどうなるのか、小泉首相も訪問を取りやめたが、今後のパレスチナ問題、中東和平が気になるところである。
 講談社から連絡があり、12月20日に出版した『闇権力の執行人』の重版が決まった。初版1万5千部だったが、3千部重版するとの事である。関係者の話によると「政治家本は1万部も売れれば大変なことで、初版1万5千部という部数も大きな数字ですが、重版になったことは大きな話題になりますよ」と教えられた。面映ゆい気持ちもしながら、新年早々の明るい話題に、今年もしっかり国民の目線に立って頑張っていこうと決意するものである。

2006年1月5日(木)

鈴 木 宗 男

 7時、8時と、釧路市の二つの市場初セリ行事。9時から中央卸売青果市場の初セリ行事に出席。釧路事務所に入り挨拶。11時から釧路市の新年交礼会。昨年阿寒町、音別町と合併して最初の新年であり、なんとなく活気を感じる。その後釧路市内を挨拶廻りし、15時10分の便で上京。1泊2日の仕事始めであったが、3日分、4日分に匹敵する日程であった。
 昨日の小泉首相の年頭記者会見が紙面を賑わしている。9月の自民党総裁選では後継者の条件に「日米同盟路線の継承」と「国民の支持」を重視すべきだと強調しているが、この二つだけが最重要課題だろうか。八方ふさがりの外交、とりわけ中国、韓国との関係は今のままでよいのか。子供の事件、事故を考える時、国家百年の大計である教育問題はどうするのか。世界一安全と言われた日本の治安が今や世界で最も危ないと言われている現状をどうするのか。格差の拡がる今の弱肉強食のやり方ではやる気をなくしてしまう状況でいいのか。
 人口の減少が始まったが、これも政治と無関係ではない。トップリーダーとしての心構え、心の有り様を求めるのが大事ではないだろうか。国民等しく、今の政治の流れをよくチェックする必要がある。新自由主義、構造改革だけが絶対ではないことを、私は声を大にして訴えたい。

2006年1月4日(水)

鈴 木 宗 男

 8時前に議員会館に入り、仕事始め。9時の羽田発で千歳へ。11時半札幌事務所に入り、新年の挨拶。12時から北海道新聞グループの新年交礼会。懐かしい顔、お世話になった記者の皆さんに会い、感激。13時半元参議院議員の高木正明先生が今朝亡くなり、弔問。眠るような高木先生のお顔だった。ご冥福を祈り、手を合わせる。14時から札幌市教育関係新年交礼会に出席。16時25分丘珠空港発で釧路へ。18時からみこし会新年交礼会、後援会企業の新年会、仲間の地方議員との新年会、マスコミ関係者との新年会と、30分から1時間刻みで日程をこなす。釧路事務所の秘書は時間を有効に使うべく、極めて中身の濃い日程をつくってくれる。
 東京新聞24面、25面「こちら特報部 異端の肖像2006 『怒り』なき時代に」3回目は、松山千春さんが取り上げられている。「あまりに東京集中 夢すら見られない」「生活感失う都会人 人生の旬知らない」の大見出し。「新党大地結成協力 北海道切り捨てに怒り」「氷点下30度過酷な開拓 それでも幸せあった」「疲弊した地方経済"宗男ドリンク"必要」とサブ見出しになっている。私との出会い、昭和58年最初の選挙のこと、ムネオバッシングの時、何故鈴木宗男かを語ってくれている。松山千春さんの男気、やさしさ、いつくしみ、愛情全てを感じ、ただただ感謝の気持ちで一杯だ。
 足寄に生まれ、足寄に育ち、北海道を本拠地にして働けることを誇りに思いながら「北海道から政治を変えます、明日の日本をつくる北海道です」を合い言葉にし、権力側ではなく、国民・道民の生活感にたった目線で、公正、公平な社会をつくるため、私は闘っていく。このことが松山千春さんに報いることだと信じながら。
 松山千春さんから勇気を戴いての仕事始め。平成18年は幸先の良いスタートを切ることができた。

2006年1月3日(火)

鈴 木 宗 男

 お正月三ヶ日がつつがなく過ぎていく。
 第82回東京箱根間往復大学駅伝競走のTV中継を見ていたら、まさにドラマが展開された。フラフラになりながらも必死にタスキを渡す重み、そこには仲間に対する想い、母校愛、家族はじめ応援してくれた人への感謝の気持ち等、さまざまな出来事が去来するのだろう。順天堂大学の選手や駒澤大学のアンカーを見ていると、その責任感の強さに感動すると同時に、教えられること大であった。亜細亜大学が総合初優勝して歴史の一ページを飾ったが、勝者の姿も素晴らしいが、ベストを尽くし、やるべき事をやっての敗者の姿も美しいものである。来年どんなドラマがあるのか今から楽しみである。
 どの新聞にも上海総領事館員自殺について、外務省の言い分が載っている。読売新聞二面では、外務省が中国側に反論、改めて「ウィーン条約違反」。産経新聞三面では、中国「職務の重圧、日本表明」外務省「事実でない」。朝日新聞二面では、中国側主張に外務省が反論。日本経済新聞二面では、中国側の表明に反論、領事館員自殺で外務省。毎日新聞二面では、外務省中国側に反論、領事館員自殺「背景に遺憾な行為」。東京新聞二面では、自殺問題、中国声明の内容否定、外務省「職務の重圧言及せず」とそれぞれ書かれているが、今、外務省が反論するのなら、何故一昨年五月の段階で中国側に抗議しなかったのか。同時にこと命に関することである。国民に説明責任を果たすべきでなかったか。一年半以上もたって問題が明らかになってから強くでる外務省の姿勢はなんなのだろうか。当時の川口外相からも何の発言も無い。現・麻生外相からも国民に向けての説明も無い。「外務省の隠蔽体質がこの件でもよくわかった」と私のところに電話、FAXが入る。情報の透明性と事実関係を是非とも示して戴きたい。外務省が信頼回復を図る上でも。
 明日からは本格的に仕事がスタートする。気合を入れてやっていこう。

2006年1月2日(月)

鈴 木 宗 男

 元旦、2日と穏やかな日が続く新年である。午後から小雨が降ってきたが、なんとなくしっとりして趣きがある。
 今年は、戌年なのでテレビは犬に関する番組が多い。NHK午後4時過ぎから、「イヌ大百科」を見ていると、イヌの賢さ、順応性、何よりも、人に対する優しさ、忠誠ぶりを教えられる。特に人間の身勝手な判断で、南極に置かれた、タロウ、ジロウの映像を見るとき、1年間頑張って生き抜いた姿は、人間に対する訴えでもあり、何時みても感動的である。私も、戌年にならって家族、国家、国民に対して、公のための忠犬でありたいと考える。
 昨年の交通事故死者は、49年振りに7千人を切ったとの事である。死者は少なくなったが、交通事故そのものは増えている。死者も無くし、交通事故も無くしていく事が一番だ。自らの過失で、交通事故を起こした場合、生涯免許取り消しとか、厳しい処分を考えることも一つではないか。同時に、歩行者も赤信号で渡ったり、横断歩道以外で事故に遭ったときは、運転手だけの罰則にしてはいけない。運転手イコール加害者と言う見立てではなく、交通法規を公平に解釈していく事も必要ではないか。今年1年、事故の無い事を祈りたい。
 もう帰省ラッシュが始まったと伝えているが、4日からの仕事初めを控え、一日早く準備をしていると言うことか。あっと言う間の正月休みが過ぎていく。私も、つかの間の休みで英気を養うことにする。

2006年1月1日(日)

鈴 木 宗 男

 平成18年(2006年)がスタートした。心から日本の平安と世界の平和を願って止まない。「新年おめでとうございます」と言う年賀の電話を戴きながら、元気に新年を迎えられた事に、両親から頂いた健康な体と多くの人のお陰であることに感謝するものである。
 元旦新聞の一面トップを注目したが、読売新聞の「幼稚園から義務教育、09年度導入目指す」に目が留まる。昨年の子供に関する様々な事件、事故を考えるとき、教育の場で、しっかりした人間形成をするしかない。同時に、小さい時の家庭教育の重要性も考えなくてはならない。他人任せで良いのか。感性、感受性を養うには、親子、家族と言うものの重さも、しっかり踏まえなくてはならない。私自身、3人の子の親として、家庭教育は、家内任せであったが、子供たちは家内の下で順調に育ってくれた。是非とも家族の果たす役割、義務と言うものを、お互い考えていきたいものである。
 政治面では「ポスト小泉」に向けて様々な予測、推測、見立てがなされていて面白い。総理と言うトップの座は、「神のみぞ知る」と言ってよい。いかに実力、能力があっても、その時の巡り合わせなど、人知を超えた世界と、私は考えている。志ある人には、しっかりと胆力を持って、誰がリーダーになっても公平、公正な社会である事を第一に、額に汗し、努力し、頑張ったものが報われる政治を心から願いたい。
 昨年11月に出版した『ムネオマガジン』の中で、娘が「頑張り過ぎやのお父さんへ」と言う一文に、「一度きりの人生。私はお父さんとの時間を味わいたいです。政治家、鈴木宗男の娘ではなくお父さんとお母さんの娘でありたいです。」と書かれてある。この文を読みながら、政治家である前に、父親として、どうであったかと自問自答する時、いつも前ばかり見てきた自分、仕事にかまけて後ろを振り向く余裕が無かった自分に気が付く。
 年頭にあたり人生を考えながら、家族の絆をより大事にしながら、毎日を送る事にしよう。もちろん仕事の手抜きをするつもりは、毛頭無い。全力することに変わりは無く、より効率的に、効果的に、与えられた環境でやっていくと言う事である。家内や、子供の話を聞きながら、過去を反省しつつ決意も新たに今年1年、頑張っていこうと心するもである。
 お陰様で、良い新年を迎えることが出来、有り難く思いながら、私を応援してくださる心ある全国、全道の後援会、関係者の皆さん、鈴木宗男のホームページにアクセスしてくださる皆さんに感謝しながら、今年もどうぞ宜しくお願い致します。


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