ムネオ日記
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2009年1月31日(土)

鈴 木 宗 男

 昨日の参議院本会議での代表質問における自民党の尾辻秀久参議院議員会長の演説が大きく取り挙げられている。

・首相は下野覚悟で! 参院自民会長 異例の辛口質問

 「経営者の視点で改革が進められ、多くの人を失業に追い込んだ。(政府の)規制改革会議は責任をとらなければならない」。30日の参院代表質問で、自民党の尾辻秀久参院議員会長が、野党のような辛口の政府批判を連発し、構造改革路線と明確に決別するよう麻生太郎首相に迫った。
 尾辻氏は規制改革会議と経済財政諮問会議の廃止を迫った後、社会保障費の伸びを毎年2200億円抑制する政府方針も攻撃。「『できません』と素直に言えばいいのに、つじつま合わせで訳が分からないことを言っている」と切って捨て、「乾いたタオルを絞っても、もう水は出ない」と撤回を呼びかけた。
 さらに「野に下るのは恥ずかしくない。恥ずべきは政権にあらんとして、いたずらに迎合すること。毅然(きぜん)と進む首相にご一緒します」と、首相に「下野の覚悟」まで説いた。
 だが首相は「諮問会議などは大きな貢献をしてきた」などとそっけない答弁に終始。質問後、尾辻氏は記者団に「もう少し正面から答えてほしかった」と表情はさえなかった。
(毎日新聞朝刊2面)


・「首相激励」か「自民分裂」か

 自民党の尾辻参院議員会長が30日の参院本会議で、政府批判を含む“過激”な代表質問を行い、与野党に波紋を広げた。
 尾辻氏は構造改革路線を主導した政府の規制改革会議と経済財政諮問会議に関し、今日の雇用不安や不況への「責任が重い」と批判し、両会議の廃止を迫った。
 消費税率引き上げに関しては「野に下ることは恥ずかしいことではない。毅然として進んでほしい」と、下野覚悟で首相に増税方針堅持を要求。野党席からはどよめきが起こった。これに対し、首相は原稿を棒読みする淡泊な答弁に終始した。
 民主党の簗瀬進参院国会対策委員長は記者会見で、尾辻氏の質問について「自民党は自己分裂状態に陥った」と指摘した。
 もっとも、尾辻氏は昨年の通常国会でも当時の福田首相に年金問題などで辛口の質問をしている。自民党の鈴木政二参院国対委員長は「厳しい質問は首相への励ましだ」と強調し、尾辻氏と首相との距離を否定した。
(読売新聞4面)


・「恥ずべきは政権にあらんといたずらに迎合すること」 自民尾辻氏 下野の覚悟 首相に促す

 自民党の尾辻秀久参院議員会長は30日の参院代表質問で、麻生太郎首相に「野に下ることは恥ずかしいことではない。恥ずべきは、政権にあらんとして、いたずらに迎合することだ」と述べ、野党転落も覚悟で政権運営に臨むよう異例の表現で激励した。
 元厚生労働相の尾辻氏は、社会保障充実のため消費税率引き上げを唱える筋金入りの増税論者。与党幹部として型破りの質問は、増税路線を鮮明にして衆院選で国民の信を問うよう求める中で飛び出し、野党席からは拍手が起きたが、首相から直接の答弁はなかった。
 尾辻氏は小泉改革路線の象徴とされる政府の経済財政諮問会議と規制改革会議の廃止も要求したが、これも首相は否定。尾辻氏は記者団に「もう少し正面から答えてほしかった」と述べ、肩すかしに落胆の表情を浮かべた。
(北海道新聞4面)

 与党自民党の代表として、国民の目線にあった指摘である。与党の質問に真正面から向き合って答えない首相の姿勢は戴けない。
 権力者は耳に聞こえの良い話より、耳障りな、悪い話を聞くことが大事である。麻生首相には本当の意味での権力者としての認識、胆力がともなっていないようだ。そこに生活感のない政治があり、国民が不幸になるのである。
 28日の衆議院本会議で行われた中川昭一財務大臣の財政演説で26カ所の読み間違いがあり、財務省は議事録の訂正を申し入れたという。「衆院事務局によると演説や答弁が議事録作成の際に訂正されることは珍しくないが、26カ所は異例」と新聞各紙に出ている。確かに28日の本会議では、精彩がなく、よく詰まっていたので、隣の席の渡辺喜美代議士に話しかけると、「いつものことでないか」と言っていたが、心配があたってしまった。
 公務員の天下り、更には渡り、公務員制度改革でも、行革相と人事院総裁がぶつかったり、内閣が機能していない面が(うかが)える。ここは思い切って解散総選挙で国民に信を問うのが一番である。現状を打開するには、国民の声の最大公約数を得て政治を行うのが何よりである。
 与党からも「下野を覚悟で」との声が出たことは適切な判断であり、麻生首相が決断すれば良いことだ。麻生首相よ。解散で信を問うべきだ。
 8時2分札幌駅発の列車で帯広に向かい、12時半から新党大地十勝支部・鈴木宗男十勝総連合後援会の新年交礼会。1500人もの人が出席して下さり、盛大に行うことが出来た。
 民主党の石川知裕代議士も出席し、挨拶を戴く。北海道第11選挙区における選挙協力は着実に前進している。
 八代英太先生もゲストとして来て戴いたが、八代先生に期待する声の大きさ、思いを、八代先生もしっかり受け止めてくれたと確信する次第だ。
 18時から網走管内大空町で新年交礼会。ここでも政治風土厳しい中、大勢の人が来て下さる。ありがたい限りだ。
 今日は61歳の誕生日である。帯広の新年交礼会でも、後援会の皆様から緑色のネクタイをプレゼントされる。また、石川代議士からも同じくグリーンの手袋を戴く。議員会館、自宅にも、各先生方から心のこもったプレゼントが届けられる。
 昨年が還暦で、生まれ変わりのスタートの年である。生かされていることに感謝しながら、責任を果たして参りたい。


「2009.1.31 新党大地・鈴木宗男 十勝総連合後援会新年交礼会」

「61歳の誕生日に」

2009年1月30日(金)

鈴 木 宗 男

 昨日の代表質問で田中真紀子氏が質問に立ち、マスコミ関係者はどんなことを言うのかと注目したと思うが、メディアの反応は静かなものである。
 テレビは昨夜の報道番組、今朝のワイドショーで取り上げているが、政策的なものはなく、細田自民党幹事長の演説に「歯の浮くような強弁、奥歯に物の挟まったようなはぐらかし。演説のお手本を示してくれた」と嫌みを言ったり、麻生首相に対して「仕立てのいい背広を着ているのだから、中身の方も即刻潔い引退を表明する方が、本当のスタイリッシュなダンディー」と皮肉を言ったことが取り上げられているだけだ。
 特に新聞には:

・首相方針演説 「空疎な言葉」 真紀子氏ばっさり (朝日新聞4面)
・細田・田中氏毒舌合戦  〈質問に対する首相の答弁時間はわずか7分程度で、与党だけでなく野党からも『追及が空回り気味』との声も出るなど、田中氏の初の代表質問には辛口の採点が多かった〉 (読売新聞4面)
・真紀子氏チクリ 〈毒舌ぶりを発揮したが、首相が応じず空振りに終わった〉 (毎日新聞2面)
・田中真氏投入し、首相を挑発 (日経新聞2面)
・「真紀子節」消化不良? 〈野党内の評価は『華がある』(民主党国対筋)から『期待はずれ』(社民党幹部)と分かれた〉 (産経新聞5面)
・久々の真紀子節 (東京新聞2面)

 としか出ていない。
 「8年前、田中氏を首相候補、首相にしたい人と煽った新聞報道とは隔世の感だ」「新聞もやっと正しく人物を見極めてきたのでは」と言った電話が私のもとに寄せられる。
 私自身、8年前を思い起こし、あの時の田中人気はなんだったのかとしばし自問自答する。安倍、福田首相と、二代続けて政権の放り出しがあったが、政治家としての基礎体力不足という点では、田中氏も同じではなかったか。
 一つでもいいから「私はこれをやる!」という分野を持つことが政治家の生きる道だと私は思う。その点、政府にアイヌ民族を先住民族として初めて認めさせたり、北方領土問題、竹島問題の解決、アフリカ支援に取り組んできた私は、これからもこだわりと信念を持った政治家としての歩みをしていきたい。
 人道支援で北方四島に向かった船がロシアから出入国カードの提出を求められ、中断となってしまった今回のビザなし交流について、新聞各紙がそれぞれ扱っている。
 日本外務省は、出入国カードを出せば「北方領土をロシア領と認めた」ことになると言うが、そうだろうか。ビザなし交流でパスポートの携帯やビザ(査証)は不要だが、税関申告など外国に入る時と同じ手続きを必要とし、外務省はそれに従っている。日ロ両国にとって、北方領土は係争地域であり、話し合いで解決することゴルバチョフ、エリツィン、プーチン、メドベージェフの各大統領は首脳会談等で担保し、文書にもなっている。出入国カードを出せばロシア領土と認めたことになると外務省が言うのなら、これまでの宣言、約束、声明に基づいて、北方領土問題を解決するという日ロの最高首脳の約束は何だったのかと言いたい。
 昨年10月20日、ロシア外務省の在ユジノサハリンスク外交代表のウラジミール・ノソフ氏が根室市での記者会見で述べているように、昨年10月から「来年からはビザなし交流でも出入国カードが必要ですよ」との話がロシア側からあった。
 私は昨年10月、12月と質問主意書を出し、確認を求めたが、外務省の閣議決定による答弁書では「正式な話でないのでコメントする立場にない」といったものだった。昨年中に確認し、外交ルートで円満に話し合う機会をみすみす無視してきたのは日本の外務官僚である。このことを読者の皆さんには、良くわかって戴きたい。
 民族の悲願である北方領土問題解決に責任がなく、意欲が沸かないのなら、ビザなし交流もやめた方がいい。国民の税金を無駄遣いすることは許されない。このことを厳しく指摘しておきたい。
 今年初めての大地塾例会。心ある支援者が沢山参加され、今年も盛大にスタートすることが出来た。関係者に心から感謝したい。





本日提出した質問主意書3件
bT6 日本海で拿捕された漁船の解放に向けた政府の取組等に関する質問主意書
bT7 地方自治体等からの要請に対する外務省の対応に関する質問主意書
bT8 財務大臣の諮問機関である財政制度等審議会が定額給付金制度の撤回を求めたことに対する政府の見解に関する再質問主意書

本日受領した政府答弁書9件
bR2 外務省による更なる国際機関への拠出金放置が明らかになった件に関する質問主意書
bR3 外務省職員による公務出張に際してのマイレージ取得の自粛に関する質問主意書
bR4 外務省職員の贈与等報告義務違反等に関する再質問主意書
bR5 イランで発生した邦人誘拐事件に係る政府による身代金の支払いに関する再質問主意書
bR6 日中合意を破る形での中国による東シナ海ガス田掘削に対する政府の対応等に関する再質問主意書
bR7 竹島の面積等に関する再質問主意書
bR8 外務省に係る事件についての同省事務次官の責任等に関する質問主意書
bR9 外務省要人外交訪問支援室長による公金詐取事件に対する同省の対応等に関する質問主意書
bS0 竹島を日本領から除くとする我が国の法令が見つかったとの韓国マスメディアの報道に係る政府の対応等に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年1月29日(木)

鈴 木 宗 男

 北方四島住民に人道支援物資を届けようとしたが、ロシア側より出入国カードの提出を求められていた問題で、政府は支援物資の提供を取りやめ、運搬船を引き返えすことを決めた。北方四島住民に責任はない話で、せっかく現地まで行きながら、事務的手続きの問題で我が国の善意が島民に伝わらなかったことは、外務省の不作為によるものである。
 昨年10月20日、ロシア外務省在ユジノサハリンスク外交代表のウラジーミル・ノソフ氏は、「来年度からビザなし交流にも出入国カードの提出が必要になる」と根室市での記者会見で述べている。私が同年10月と12月に質問主意書を出し、確認を求めたところ、閣議決定の答弁書の内容は、二回とも「御指摘の者の御指摘の発言にあるような手続については、これまでにロシア連邦政府から外務省に対して求められておらず、外務省として御指摘の発言についてコメントする立場にはない」というものだった。
 今回の事態が起きる予兆はあった。だから私は確認を求めたのである。それにもかかわらず、外務省は何の対応もしてこなかった。これが今回の事態を招いたのである。
 昨日、兒玉和夫外務報道官は記者会見で、「カード提出を一方的に要求してきたため、中止せざるを得なかった。ロシア側の対応は理解に苦しむ」とロシア政府を批判しているが、私からすれば、日本外務省の対応のまずさが、国民の税金を無駄遣いさせているのだと言いたい。昨年のノソフ氏の記者会見と私の質問主意書を受けてから、在モスクワ日本国大使館、在ユジノサハリンスク日本国総領事館はじめ外務省は、なぜ速やかに確認をしなかったのか。
 ビザなし交流は平成3年4月、海部−ゴルバチョフ会談で提起され、10月にまとまったものだ。「お互いの立場を害さない」ことが最大の約束で、今回の様に技術的、事務的な問題が起きるのは、まさに外務省の小役人的体質の現れであり、相手方に責任を押しつけるのは最低の外交である。外務官僚の人為的トラブルと言っていいだろう。
 今回の件で、平成8年5月、ビザなし交流5周年を記念して記念植樹する約束が日ロ両国で決まっていたのにもかかわらず、植物検疫書を出せと言うロシア側に反発した加々見正人という一事務官と一部外務官僚の勝手な判断により、記念植樹が出来なくなったことを想い出した。
 ビザなし交流では、ビザ、パスポートは必要ない。しかし税関申告書は出している。ビザ、パスポートを出せと言うのならロシア側に無理があり、ビザなし交流という制度の根幹に関わってくる話である。しかし、今回の件は、昨年私が指摘した時に確認しておけば良かった話である。外務官僚の不作為、人為的ミスによって国益が損なわれることを憂いてやまない。
 外務官僚が領土問題に資するこのビザなし交流に熱心でないのなら、この仕組みはやめてしまった方が良い。国民の血と汗の結晶である税金を使っておきながら、逆に無駄にする様な外務官僚のやり方を、国民にも厳しく検証して戴きたい。不祥事、不作為を起こす一部の外務官僚の為に、真面目に外交に取り組んでいる外務官僚までもが評価されないのは、不幸なことである。
 衆議院本会議で代表質問が行われたが、自民党の細田博之幹事長は内向きの話や揚げ足取りばかりで、天下国家、世界観のある話は聞かれなかった。与党が政府をつくっているのだ。国民の目線に立って、敢えて与党として政府にしっかりモノを言う姿勢が大事ではないのか。出来レースみたいなやり取りは時間の無駄である。


本日提出した質問主意書3件
bT3 北方領土への支援物資船が国後島への上陸を断念した件等に関する質問主意書
bT4 高校学習指導要領改訂案における我が国が抱える領土問題についての記述のあり方に関する再質問主意書
bT5 平成18年度から20年度にかけてセクハラや痴漢、盗撮、窃盗等で処分を受けた外務省職員に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年1月28日(水)

鈴 木 宗 男

 麻生総理の施政方針演説が衆議院本会議で行われる。
 「政府が大きくなり過ぎると、社会に活力がなくなりました。そこで多くの先進諸国は、小さな政府を目指し、個人や企業が自由に活動することで活力を生み出しました」と麻生総理は言っていたが、果たしてそうだろうか。過度な規制緩和で国民がやる気を失っているのが、今の日本ではないか。
 「官から民」と言った小泉政権だったが、実態は官が強くなった。官僚政治になっている。私は、大きな政府か小さな政府かを言うより、無駄のない、縦割りの弊害を廃した効率的な政府をつくるべきだと考える。
 期待したロシアとの関係については、「ロシアとはアジア太平洋地域における重要なパートナーとしての関係を構築するため、領土問題の最終的解決に向けた交渉を進めるとともに、幅広い分野での関係を進展させます」との表現だった。
 約30分、総花的な内容だった。明日からの代表質問、予算委員会での質疑を、国民が良くチェックすることだろう。
 柿澤弘治元外務大臣が亡くなられた。75歳、人生80年の今日、早すぎる旅立ちである。
 平成6年6月3日、衆議院外務委員会で、北方領土安全操業実現に向けて、当時の柿澤大臣に質問したことを想い出す。その時のやり取りの一部をご紹介したい。

○鈴木(宗)委員
 政経不可分から今や拡大均衡という流れの中で、さらにゴルバチョフ大統領が来られて、エリツィン大統領も来られた、東京宣言もあった。その中で領土問題も解決しようというふうにして、間違いなく日ロ関係、領土問題については進んでいると私は思っているのです。
 その中にあって、この漁業問題だけがおくれをとってはならぬと思っているのです。しかも、ビザなし渡航も始まって、ほぼ定着して、それなりに相互理解が深まってきていると思うのです。私はこれは速やかに検討してもらいたい、まとめてもらいたい。
 できるならば今月中か来月中にもまとめて、即外交交渉に当たるべきだと思っているのですけれども、遅くとも八月くらいまでには日本として何ができるかきちっとまとめて、しかも、スケソウのあの羅臼近辺は一月から三月が漁でありますから、それまでにやるとするなら、最低半年ぐらいの期間がなければ私は交渉にならぬと思っていますから、八月くらいまでにはぜひとも検討結果をまとめてもらいたいと思うのですが、どうでしょうか。

○柿澤国務大臣
 本件に関しまして鈴木宗男先生が終始御尽力をいただいていることは私どもも承知しております。また、その御努力に心から敬意を表するものでございます。
 先ほど答弁いたしましたように、漁民の皆様方の窮状も考えながら、外務省といたしましても、できるだけ早くロシア側と話を進めたいと考えておりますが、時期につきましては、ただいま先生から御指摘の点も踏まえて最大限の努力をさせていただきたいと思っております。

○鈴木(宗)委員
 大臣、その踏まえたは結構ですけれども、八月までにある程度の検討結果を出して、そして進めていくと理解してよろしいですか。

○柿澤国務大臣
 最大限の努力をするよう事務当局に指示をいたします。

○鈴木(宗)委員
 それならば、私は八月めどという表現をしたいと思います。八月をめどに何とかまとめてもらいたいと思いますけれども、もう一回それを確認させていただきたいと思います。

○柿澤国務大臣
 その意を体して事務当局に指示をいたします。

○鈴木(宗)委員
 今の大臣の答弁は、殊に羅臼、根室、別海、標津、旧島民が生活している地区にとっては極めて大きなニュースなのです。今まで土俵にすら上がれなかったのが土俵に上がれる話でありますし、同時に、期限を切ってやってくれるというわけでありますから、大変な明るいニュースだと思っているのです。特に羅臼は、三年前に比べると、ことしの漁というのは五分の一まで減りました。生活できないのが実態なのです。
 そういった意味で、とにかく働く場をつくってくれというのが気持ちでありますから、私は今の大臣の答弁は北方の関係者にとっては極めて明るいニュースだと思います。ぜひとも八月をめどに検討結果をまとめて、速やかにロシアと交渉してもらうよう再度お願いしたいと思います。

○柿澤国務大臣
 これからロシア側と話をしなければならないわけでございますので、期限を切っての交渉ということはいろいろな問題点も出てまいりますが、漁期の実態その他、今鈴木先生から御指摘の点もよくわかりますので、その方向で努力するよう事務当局を督励してまいりたいと思っております。
(平成6年6月3日 衆議院外務委員会で)

 私に対し、柿澤大臣は「当局に指示をいたします」と答え、更に私が「8月をめどに何とかまとめてもらいたい」と訴えると、柿澤大臣は前向きな答弁をされた。これが突破口となり、平成6年11月、サスコベッツ第一副首相が来日された際、当時の河野外相と正式に交渉に入ることが決まったのである。
 今も行われている安全操業(正式名称:「日本国政府とロシア連邦政府との間の海洋生物資源についての操業の分野における協力の若干の事項に関する協定」)のスタートとなったやり取りを懐かしく想い出しながら、柿澤弘治先生のご冥福をお祈りする。
 11時、島根県隠岐の島町の松田町長さんご一行が訪ねてくれる。韓国に不法占拠されている竹島問題の解決に関する陳情である。
 私が再々、政府に質問趣意書を提出していることにも感謝戴いた。領土問題解決に向け、更に取り組んで行きたい。
 隠岐の島で明るいニュースがある。私が後援会長を務めている大相撲八角部屋(元横綱北勝海親方)の幕下力士福岡が、晴れて来場所、十両に昇進することが決まった。町長も大変喜んでおられ、隠岐の島でも大きな話題になっており、後援会も立ち上げられるとの話もあった。
 八角部屋にももう一人隠岐の島出身の力士がおり、期待されている。人間関係、巡り合わせ、ご縁を感じながらのひとときだった。
 夜は、私が外務政務次官時代からご指導を戴いているマスコミ関係者との定例の懇談会。それぞれ役員になったりし、存在感、影響力を持っている人達である。
 18年前からのつきあいだが、年月の重みを感じた。長くつきあえることはありがたいことである。


本日提出した質問主意書3件
bT0 北朝鮮による拉致問題についての外務省HPにおける記述に関する再質問主意書
bT1 我が国が抱える二つの領土問題に対する政府の取組の差異等に関する再質問主意書
bT2 フランスの教科書における竹島の表記変更に係る政府の対応等に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年1月27日(火)

鈴 木 宗 男

 昨日、両院協議会がまとまらず、第二次補正予算の成立は見送られた。本日も協議は不調に終わったが、憲法の衆議院優越規定に基づき、ようやく成立することになった。
 国民の75%が反対する定額給付金制度について、もう少し政府与党は国民の声に耳を傾けても良かったのではないか。
 次は2009年度本予算審議である。衆議院は、数の横暴で何でも力で押しつけるやり方である。いずれ国民の厳しい判断が下るものと考える。
 同時に、野党も国民の思いをしっかり受け止めて、一貫した主張の中で国民の理解を得る訴え、行動が必要である。本予算における濃厚な議論を国民は待っている。
 北海道新聞朝刊に「日ロ首脳会談受諾へ 首相初のサハリン訪問」「ロシア大使に河野氏起用へ」「谷内正太郎・政府代表に聞く」という見出し記事がある。25日(日)のムネオ日記で「谷内さんが根回しし、ロシア側から招待するという形をとったのだろうか」と、私なりの見立てを述べ、更に「新しいモスクワの日本大使も河野外務審議官に決まったという情報もある」と書いた。谷内政府代表が重要な動きをしていることにも付言させて戴いた。
 何であれ、国益の観点から、日ロ関係が良好になり、北方領土問題が解決されれば良いのである。四島一括という空想的解決論ではなく、過去の宣言、共同声明、首脳会談での約束に基づく解決、つまり、現実的解決を進めていくしかない。麻生首相の裂帛(れっぱく)の気合いを示して戴きたい。
 日本経済新聞1面トップに、「日航、12路線廃止・減便 09年度 全日空も10路線」と出ている。地方経済、特に北海道に大きく影響する話である。
 これも規制緩和により民間に判断をゆだねた結果である。ここにも小泉政治の負の遺産、市場原理主義による地方切り捨ての姿が見えてくる。
 人を運ぶという、公共性の高い、特に命に関わる分野での仕事は、行政、政治を抜きにしてはならない。規制緩和、新自由主義政策をとってきた小泉政権のツケが、こうした形で表れていることを考えて戴きたい。


本日提出した質問主意書3件
bS7 国立がんセンター等の国立高度専門医療センターの財政赤字問題に係る政府の見解に関する質問主意書
bS8 北方四島への支援物資がロシア側に止められている件に関する質問主意書
bS9 外務省についての各マスコミ報道に対する同省の対応ぶりの相違に係る説明等に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年1月26日(月)

鈴 木 宗 男

 昨日、帯広で行われた「石川知裕とムネオ&一郎ビック対談」が、北海道内で大きく取り上げられている。話題になることは良いことで、石川知裕代議士にとって何よりのお年玉となったことだろう。絶好の機会を生かして戴きたい。
 今朝の毎日新聞、日本経済新聞に世論調査の結果が出ている。日本経済新聞では麻生内閣の支持は19%で、12月の前回調査より2ポイント低下している。逆に不支持は3ポイント上って76%である。
 自民党の支持率も6ポイント低下し29%。民主党は4ポイント上がり37%。昨年5月以来、8ヶ月ぶりに逆転している。
 定額給付金に賛成は22%、反対は67%と、圧倒的な数字でノーと言われている。
 毎日新聞でも、前回の12月調査と比べて麻生内閣の支持率は2ポイント下がって19%。不支持は7ポイント増えて65%。「どの政党を支持しますか」との質問に対しては、自民党が20%、民主党は26%。「次期衆院選で勝ってほしいのは」との質問には、自民27%、民主50%。「首相にふさわしいのは」では、麻生首相16%、小沢代表25%である。
 「定額給付金を評価しますか」では、評価するが22%、評価しないが74%である。
 他の新聞も世論調査を発表するだろうが、同じ傾向だろう。やはり一日も早く解散総選挙を行い、国民の声の最大公約数を活かす政治を行うことが、景気回復の特効薬なのである。  昨日の大相撲千秋楽で麻生首相は、内閣総理大臣杯を朝青龍関に渡していたが、ここでも読み飛ばしをしていた。「内閣総理大臣()」というところを「内閣総理大臣」で終えてしまっている。緊張感のない証ではないか。
 麻生首相よ、国益のため、解散を断行すべきだ。第二次補正予算が成立したら、選挙をしても政治空白にはならない。一ヶ月で選挙は終わるのだ。十分、予算のつなぎ役は果たせる。
 その後国民の声を受けて、本予算の審議に入るのが真っ当な方法ではないか。堂々と受けて立つ姿勢を示して戴きたい。
 女満別空港から上京。17時から千葉県旭市で行われている農事気象学会新春研修会で講師を務める。
 今年に入り4カ所目の講演である。2月、3月もそれぞれ講演依頼があるので、しっかりこなして行きたい。


本日提出した質問主意書3件
bS4 平成21年1月の日韓首脳会談における竹島問題の取り扱いに関する再質問主意書
bS5 平成21年2月11日に開催される日韓外相会談における竹島問題の取り扱いに関する質問主意書
bS6 パレスチナのガザ地区を実効支配しているハマスに対する政府の認識等に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年1月25日(日)

鈴 木 宗 男

 13時から民主党小沢一郎代表と石川知裕代議士の集会に出席。蓮舫参議院議員の進行で「石川ともひろと一郎&宗男ビック対談」が行われ、定額給付金問題、農業、医療・社会保障問題、選挙協力等、幅広いテーマについて対談する。
 過度な規制緩和、市場原理主義の新自由主義政策により、地方は疲弊し、立ちゆかなくなった。政権交代をして政治の流れを変え、政策転換するしかない。その為に新党大地は民主党と選挙協力したとお話しさせて戴く。
 蓮舫さんの司会進行が素晴らしく、会場は熱気に包まれていた。小沢代表の気合いの入った挨拶に、皆さんも満足したことだろう。
 北海道第11選挙区は日本が注目する選挙区である。ここでの結果で本当に政権交代が出来るかどうか決まる。石川代議士も今日を新しいスタートにして邁進(まいしん)して欲しい。
 18時から網走管内美幌ブロックの新党大地・鈴木宗男後援会の新年交礼会。一昨日の北見市から今日で網走管内を一廻りしたが、ゲストで来て下さった八代英太さんも各地でラブコールを受け、それなりの受け止めをしてくれたことだろう。
 来週の十勝、2月に入っての釧路での新党大地支部・鈴木宗男後援会の熱き思いを受け止めて、良い返事を貰えることを願うのみである。
 麻生首相は昨夜、ロシアのメドべージェフ大統領と電話会談し、来月サハリンに麻生首相を招待し、その際、日ロ首脳会談を開催することを提案されたと北海道新聞一面トップに出ている。
 谷内(やち)元外務次官が麻生首相の政府代表になり、それなりの動きをしていることが成果をあげているのではと思う。谷内さんが根回しし、ロシア側から招待するという形をとったのだろうか。又、谷内さんはロシアにも足を運んでいるとの話も聞こえてくるし、新しいモスクワの日本大使も河野外務審議官に決まったという情報もある。日ロ関係が動くことは大歓迎である。
 空想的解決はロシアも受け入れない。私がかねてから言っている現実的解決論しかない。外務官僚・ロシア担当者は、国益にかなう外交を是非ともやって戴きたいものだ。


「大空町 ドリーム苑 訪問八代先生はカラオケも披露されました。」

「網走管内美幌ブロック新党大地・鈴木宗男後援会新年交礼会」

2009年1月24日(土)

鈴 木 宗 男

 第二次補正予算が26日参議院で採決されることになり、同日成立することになった。
 定額給付金制度については、国民の理解も得られない中で成立することに違和感を覚えるのは、私だけだろうか。補正予算の性格からして、与野党なく国民の目線に合った、深みのある議論をして欲しかったと考える。
 次は平成21年度予算の審議に入るが、まさに民主党の勝負所である。解散に持って行く流れを作れるかどうか、正念場の舞台になる。
 内政、外交で、国家観、国益を踏まえた堂々たる議論を期待したい。
 北朝鮮の金正日総書記が中国要人と会談した様子が朝鮮中央テレビの定時ニュースで流れ、中国中央テレビでも金総書記が中国の王家瑞対外連絡部長と握手している写真が映されたそうだ。昨年秋の健康悪化説以来、表に出てくるのは初めてであり、記念撮影の写真も珍しい。
 アメリカの新大統領誕生に伴い、北朝鮮としてのシグナル、メッセージなのか。今後の動きに注目したい。
 したたかな北朝鮮側の対応と見るべきか。いずれにせよ、北朝鮮は一筋縄ではいかない国だ。日本外務省もこのしたたかさを逆手にとる外交をやってほしいものだ。
 春の選抜高校野球北海道代表に鵡川高校が選ばれた。小さな町の公立高校が代表になった意義は大きい。
 昨年秋の明治神宮大会でも準決勝まで勝ち進み、結果を出している。3月の選抜大会での健闘を祈りたい。
 11時半から網走管内雄武町、興部町、滝上町を廻り、18時から紋別市で新党大地支部・鈴木宗男後援会の新年交礼会。どこも熱心な支持者が出席して下さり、感謝の気持ちで一杯である。後援者の皆様の人情やお心に、心から頭を下げるのみである。

「雄武町新年交礼会で」
「滝上町新年交礼会で」

2009年1月23日(金)

鈴 木 宗 男

 22日、日銀は金融政策決定会合で、2008年度と2009年度の経済成長率が二年連続でそれぞれマイナス1.8%、マイナス2.0%となり、戦後最悪の落ち込みが続くと予測している。
 2008年度の成長率はプラス0.1%からマイナス1.8%へ、2009年度はプラス1.7%からマイナス1.5%へそれぞれ下方修正した。景気見通しを大幅に下方修正したということは、今後も景気が悪化していくことを物語っている。麻生首相は「日本経済は全治3年」と言ったが、治る前に立ちゆかなくなる様では破綻である。
 政府・与党はどんな手を打つのか。今の予算でいいのか。景気回復に与党も野党もない。最高の知恵と協力を持って、この難局に立ち向かうべきである。目先の小さなことにとらわれず、ここは大所高所からの判断を、然るべき立場にある人、司々(つかさつかさ)の人は考えるべきである。
 オバマ米大統領は、キューバのグアンタナモ米軍基地にブッシュ前政権がつくった収容所を一年以内に閉鎖することを命ずる大統領令に署名した。拷問、無期限拘束等、国内外から批判のあった収容所である。“オバマ・チェンジ”の始まりである。素早い対応に世界が好感を持つことだろう。
 それと比べ、日本の政治はどうか。「朝令暮改(ちょうれいぼかい)」が多すぎないか。給付金も発表時には「生活支援」と言っておきながら、今になって「消費刺激」、「景気刺激」に変わってきている。
 税制改正関連の付則案でも、反対者が出るとすぐ後退した文案になっている。税の哲学、論理より、いかに自己保身をするかの内容だ。何とも「ブレ」が激しい。
 最高責任者は議論に議論を重ね、そこで得た結論は「百万人と(いえど)も我行かん」の信念で実行しなければならない。実行できないことは言うべきではない。
 身から出たサビではあるが、毅然とした姿勢で国民に語り、理解を得る政策展開をして欲しい。
 議員会館で仕事をし、14時55分羽田発で釧路に飛ぶ。その後北見市に向かい、新党大地北見支部・鈴木宗男後援会の新年交礼会。変わらざる支持者が大勢集まってくれる。
 政治風土厳しい北見市だが、昨年12月、小谷新市長が誕生し、北見も空気が変わってきたと感じる。意を強くした今夜の会合だった。


本日提出した質問主意書3件
bS1 裁判員制度について国民が抱いている疑問点に対する政府の認識に関する質問主意書
bS2 痴漢や盗撮行為により逮捕された外務省職員が在職し続けることの是非等に関する再質問主意書
bS3 定額給付金の受給を巡る閣内不一致等に関する再質問主意書

本日受領した政府答弁書9件
bP6 定額給付金の受給を巡る閣内不一致等に関する質問主意書
bP7 平成21年1月の日韓首脳会談における竹島問題の取り扱いに関する質問主意書
bP8 上司の言動等が理由で自衛官が自殺した件に係る防衛省の一連の対応等に関する質問主意書
bP9 パレスチナのガザ地区を実行支配しているハマスに対する政府の認識等に関する質問主意書
bQ0 北朝鮮による拉致問題についての外務省HPにおける記述に関する質問主意書
bQ1 国会議員の公開質問状の受け取りを拒否した総理秘書官の行動等に対する麻生太郎内閣総理大臣の見解に関する質問主意書
bQ2 外務省についての各マスコミ報道に対する対応ぶりの相違に係る同省の説明等に関する質問主意書
bQ3 フランスの教科書における竹島の表記変更に係る政府の対応等に関する質問主意書
bQ4 竹島問題についての政府広報冊子に係る政府の説明等に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年1月22日(木)

鈴 木 宗 男

 メディアはオバマ米大統領の話題で満載だ。アメリカの大統領は特別な存在である。
 オバマ大統領の演説の中で一番私の心に触れたのは、次のところである。

 そして、なぜ60年足らず前に地元の食堂で食事することを許されなかったかもしれない父親を持つ男が今、最も神聖な宣誓を行うためにあなた方の前に立つことができるのか。

 父への思い、黒人の気持ち、そして今、大統領としてその任につき、責任を全うする姿勢が表れている。オバマ大統領の手腕、力量に、世界が注目している。
 ケネディ大統領以来の熱狂に、ふと日本の政治を重ね合わせる時、寂しい限りである。やはり国民に感動や感激を与える政治でなくてはいけない。
 10時から約1時間、韓国のKBSテレビのインタビューを受ける。韓国の国営テレビであり、テーマは竹島問題である。
 「竹島は日本固有の領土であり、韓国に不法占拠されている。お互いの名誉と尊厳を踏まえ、外交努力で解決しなくてはいけない」と話す。この問題については、日本外務省が真剣に取り組んでいないのが実情であり、更に世論喚起をしていきたい。
 拉致問題も領土問題も、国家主権が侵されている点では一緒である。このことを国会議員等しく、重く受け止めるべきである。
 週刊誌の取材、民間団体での講演と、国会は開店休業状態だが私はおかげさまで時間が足りないくらいである。政治家がもっともっと働き、国民に奉仕しなければいけない。私はしっかり汗をかいていく。


本日提出した質問主意書3件
bR8 外務省に係る事件についての同省事務次官の責任等に関する質問主意書
bR9 外務省要人外交訪問支援室長による公金詐取事件に対する同省の対応等に関する質問主意書
bS0 竹島を日本領から除くとする我が国の法令が見つかったとの韓国マスメディアの報道に係る政府の対応等に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2009年1月21日(水)

鈴 木 宗 男

 夜中から始まったアメリカ大統領就任式典をテレビで観ていたら、3時になってしまった。しかし、あっという間の2時間であった。太平洋を越えたワシントンでの出来事だが、とても身近に感じた。
 今朝の新聞・テレビもオバマ一色で、アメリカの大統領という地位が特別のものであることが うかがえる。初の黒人、アフリカ系米国大統領の誕生である。
 45年前、「私には夢がある。私の4人の子供達がいつの日か肌の色ではなく、人格の中身によって判断される国家に住むようになるのです」と、リンカーン記念堂で演説したマーチン・ルーサーキング牧師は、天国からどんな思いでオバマ大統領を見つめていただろうか。まさに新しい歴史の一ページである。
 オバマ新大統領は「今求められているのは新たな責任の時代だ。一人一人の米国人が、我々は自分達自身と我が国、そして世界に対する責任があるのだと認識しなければいけない」と呼びかけた。オバマ新大統領の誕生で、世界に間違いなく新しいうねり、流れが出てくる。
 日本も一人取り残されてはいけない。北海道からチェンジを実現し、北の大地・北海道から流れを変えなくてはと、テレビ中継を観ながら強く考えたものである。
 12時から今夜22時からTBSで放送される「久米宏のテレビってヤツは!?」の収録。約一時間半かかる。
 野中広務先生と一緒だったので、私は発言を少なめにした。面白い組み合わせで、時間の経つのが速かった。
 夜はマスコミ関係者、外交評論家との定例の懇談会。政局、外交について意見交換する。


本日提出した質問主意書3件
bR5 イランで発生した邦人誘拐事件に係る政府による身代金の支払いに関する再質問主意書
bR6 日中合意を破る形での中国による東シナ海ガス田掘削に対する政府の対応等に関する再質問主意書
bR7 竹島の面積等に関する再質問主意書

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2009年1月20日(火)

鈴 木 宗 男

 読売新聞朝刊2面、4面に、森喜朗元首相のインタビュー記事が載っている。昨夜、定例となっている森元首相と伊吹文明元自民党幹事長との会があったが、このインタビュー記事と同じ話を森元首相は話されており、更に細かい話もあった。
 麻生政権は、森元首相の支えがなければ立ちゆかないだろう。政治家の世界、様々な要素が必要だが、一番大事なことは人間関係である。この中に「信頼」「情」「(きずな)」「心」がどう関わってくるかではないか。
 森元首相、伊吹元幹事長の含蓄(がんちく)あるお話を伺い、今後の展開について参考にしていきたい。
 今夜は野中広務元自民党幹事長とも一緒の会で、これまた野中先生流の見方、見立てがあり、興味深い。ポイントのあて方、視点の付け方によって、人それぞれの受け止めがずいぶんと違ってくる。野中先生の“麻生観”も、しっかり頭に入れておかなくてはならない。
 麻生首相が公邸に引っ越した。総理就任4ヶ月目にしてのことである。
 なぜこんなにも時間がかかったのかと、一般の人は思うだろう。やはり就任直後に解散を考えていたので、ズルズル今日まで来てしまったのだろう。公邸入りでさえ大きな読み違いである。最初からボタンの掛け違いをしていたことになる。
 「いつ選挙になるかによって公邸での滞在日数も決まってくる。何ともタイミングの悪い時期での引っ越しだ」といった声が各方面から寄せられる。
 昨日のムネオ日記でも触れたが、明日(21日)水曜日、TBS(東京放送)で22時から放送される「久米宏のテレビってヤツは!?」に出演する。政局の話も当然出てくると思うので、タイミングの良い昨夜、今夜の会合となった。


本日提出した質問主意書4件
bR2 外務省による更なる国際機関への拠出金放置が明らかになった件に関する質問主意書
bR3 外務省職員による公務出張に際してのマイレージ取得の自粛に関する質問主意書
bR4 外務省職員の贈与等報告義務違反等に関する再質問主意書

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2009年1月19日(月)

鈴 木 宗 男

 昨日、自民党と民主党がそれぞれ定期党大会を開いている。
 自民党の党大会にゲストとして出席し、挨拶したシンクロナイズドスイミングのシドニー・アテネ両オリンピック銀メダリストの武田美保さんが、現役時代血尿を出しながら、自らの限界を超えた厳しい練習に明け暮れ、結果を出してきたという体験談を話し、その後登壇した麻生首相は、「限界を超えて頑張ります」と言ったそうだが、何とも軽い。心のこもった引用ではない。
 血尿を出すほど麻生首相は政治に取り組んでいるか。生活感があるか。結果を出したメダリスト、アスリートの普段の努力、精進は半端なものではない。
 今、政治家に真剣味、琴線に触れる姿、言葉があるだろうか。「俺が政治家だ」という意識があるだろうか。「俺が政治家だ」という意識でバッヂを付けている者が何人いるだろうか。何とも軽薄な麻生首相の物言いに首をかしげるのは、私だけではないだろう。
 一方、民主党の小沢代表は「ついに今年『その時』を迎えた」と挨拶し、政権交代を現実のものにしようとする固い決意が伝わってきた。
 テレビニュースや新聞で二人の話が比較される時、読者の皆さんはどちらに軍配を上げただろうか。無理して笑顔を作る麻生首相の表情と対照的に、裂帛(れっぱく)の気合いで気を引き締めている小沢代表の表情。政治家の放つ「気」「思い」「情熱」「志」、それなりのオーラを発していたのは小沢代表の方だったと私は感じる。
 間違いなく今年は衆議院の解散総選挙がある。決戦の年である。
 「新党大地」も北の大地北海道から、政権交代に向けての大きな灯を掲げていく。弱い者の味方「新党大地」は、声なき声をしっかり受け止める現実的政治を展開してゆく。昨年6月6日、衆参両院でアイヌ民族を先住民族とする国会決議の先導役を果たした者として、「新党大地」代表 鈴木宗男は、政治は「弱い人のためにある」、この原点を忘れず、闘いに臨んでいく。
 昨年37カ所、一昨年44カ所、3年前は36カ所、全国で講演して歩いたが、どこでも「『新党大地』頑張って下さい」「期待しています」という声をかけられる。ありがたく、嬉しく思いながら、その声に応えるべく、私は頑張る。
 釧路空港から東京に戻り、議員会館で仕事。
 14時、小谷北見市長が訪ねてくれる。市長に就任して一月も経っていないが、堂々たる市長の姿である。
 16時半から「『派遣村』からの緊急提案についての要請」集会に参加。
 夜は定例の会合。政局の話で、とても参考になった。
 21日水曜日、TBSで22時から放送される「久米宏のテレビってヤツは!?」に出演する予定が入る。お時間のある方は観て戴きたい。


本日提出した質問主意書4件
bQ9 我が国が抱える二つの領土問題に対する政府の取組の差異等に関する質問主意書
bR0 外務省とある国会議員の過去の関係が我が国の国益に悪影響を及ぼしたと同省が認識している根拠等に関する質問主意書
bR1 いわゆる北方領土不要論を唱えたと外務省が認識している国会議員に対する同省の対応等に関する質問主意書

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2009年1月18日(日)

鈴 木 宗 男

 アメリカのオバマ次期大統領は20日の就任式に向け独立宣言(1776年)が採択されたフィラデルフィアを特別列車でワシントンに向けて出発した。
 まさに歴史の1ページのスタートである。
 初の黒人大統領として、第16代リンカーン大統領を自分に重ね合わせるオバマ新大統領の胸の内は、計り知れない程の不安、夢、希望様々な思いが去来していることだろう。
 「人民の人民による人民のための政府(政治)」を期待してやまない。
 毎日新聞5面発言席に高木剛連合会長は派遣法改正について「公正さ欠く『登録型』は禁止を」と訴えている。「公正なルールのもとで適正な処遇等で担保される働き方としての位置付けが得られなければ派遣労働、特に登録型派遣は禁止という道をたどるしかないということになる。公正こそ『労働』の要諦(ようてい)でなければならない」
 高木会長の考えを経団連、経営者側もしっかりうけとめるべきではないか。
 11時から根室管内別海町、13時半同中標津町、15時半同標津町、18時半根室市と新党大地支部・鈴木宗男後援会の新年交礼会。
 どの会場も変わらぬ熱心な人が駆けつけてくれる。昭和58年最初からの人、平成8年小選挙区制で国替えしてからの人、特に今年の交礼会は昨年11月7日民主党と連合と選挙協力合意したため、連合・仲野代議士関係者も出席して下さり有難い。私にとって皆大事な人達である。
 北海道からチェンジ、北の大地北海道から政治の流れを変え政権交代を実現したいと決意する。

2009年1月17日(土)

鈴 木 宗 男

 ニューヨークでの飛行機不時着で155人全員が無事救助された事故が「ハドソン川の奇跡」と報じられ、「奇跡のパイロット」「真の英雄」として、チェスリー・サレンバーガー機長を米国メディアは取り上げているという。
 機長は最後に機内を二往復して、乗客が残っていないことを確認してから脱出したという。なんとも冷静沈着、見事な胆力を示したものである。
 ここ一番での判断が要求される中で、ベストの結果を残したことはさすがと言う他ない。発言がぶれたり、閣内不一致、与党内の足並みがそろわない日本の政治家も、チェスリー・サレンバーガー機長を見習うべきである。
 時事通信社が9−12日に実施した世論調査で、麻生内閣の支持率は二ヶ月連続で2割を切り17.8%、不支持は64%と出ている。「首相にふさわしい政治家」では小沢一郎民主党代表が39.1%、麻生首相は20.8%で、倍近くの差である。
 次期衆議院選挙での比例代表の投票先については、民主党が37.1%、自民党は21.7%と、これも倍近くになっている。どの新聞・テレビの調査も同じ傾向で、国民が変化を望んでいることがわかる。
 やはり一日も早い解散総選挙で、最大公約数の国民の声を反映する政治にしなくてはいけない。今は景気対策が最優先で、第二次補正、本予算成立が大事だと麻生首相は言うが、国民はそうは考えていない。政権交代が景気回復の特効薬だと思っている。
 麻生首相の決断に期待してやまない。
 外務省筋から、大使人事で駐カナダ大使の西田恒夫氏が4月に駐ロシア大使に転出するという情報が入る。西田大使は対露強硬論者であり、北方領土問題がどうなるか心配である。
 同時に、麻生首相は谷内(やち)正太郎前外務事務次官を政府代表に任命した。谷内氏はバランスの良い人であり、期待できる。
 「谷内氏と西田氏の関係は良くない。なぜ西田なのかと疑問に思う」と、その外務省筋の人は言っていた。外交も人間関係が大きな要素であり、どうなっているのかと首をかしげざるを得ない。何よりも国益を考えた人事をし、そして仕事をして欲しいものである。
 9時半千歳発で釧路空港に飛び、11時半から釧路市音別町、14時から釧路管内白糠町でそれぞれ新党大地支部・鈴木宗男後援会の新年交礼会。熱心な支持者が大勢集まって下さり、ありがたい限りである。
 夕方釧路市に入り、北海道柔道整復師会釧路ブロック、釧路魚商業協同組合の新年交礼会に出席し、挨拶。
 釧路市も蝦名市長が誕生してから、気分的に明るくなった気がする。この雰囲気が釧路市にとって大事だと思う。蝦名新市長の活躍を期待したい。

2009年1月16日(金)

鈴 木 宗 男

 財務大臣の諮問機関である財政制度等審議会は15日、第二次補正予算案に盛り込まれている2兆円の定額給付金制度について、支給を取りやめ、予算を他の使い道に回す様、政府に見直しを求めている。政府の審議会でもある財政審が反対するという、異例の事態だ。
 「『景気刺激効果はほとんど期待できない』『こうしたばらまきをしていては財政は持たない』といった声が相次いで上がり、政府に見直しを求める意見が大勢を占めた」と、読売新聞1面に出ている。産経、毎日、東京新聞も1面で扱っている。
 財政審の西室泰三会長は、現在東京証券取引所の会長でもある。財政審は、勝俣恒久東京電力会長、吉川洋東大大学院教授ら日本の第一線の企業経営者、学識者、税財政の専門家ら30人で構成されている。麻生首相はこの財政審の判断に何とこたえるのか。国民に説明責任を果たすべきである。
 それにしても、何ともチグハグな出来事である。財政審が反対する給付金制度は、やはり良いものではない。国民の思いを大事にすべきである。政府与党よ。もう一度考え直すべきではないか。
 ニューヨークで飛行機のエンジンに鳥が入ってエンジンが止まり、不時着する騒動があったが、155人全員が助かるというニュースに驚く。ジェット機の場合、エンジンが止まったら即墜落である。
 「運が良かった」「場所が良かった」「機長の的確な操縦が良かった」等、様々な要因があると思うが、何よりも全員救助されたことに大きな意味がある。奇跡は起きるものだ。
 私もいつも飛行機を使う者として、 他人事ひとごとでない出来事である。
 朝8時から世界銀行の定例の朝食会に出席。
 議員会館でお客さんに応対し、13時から財団法人人形美術協会新年祝賀会に出席し、挨拶。
 14時50分羽田発で千歳へ。18時から民間企業の新年会で講演。
 「北海道を元気にする」というテーマで、食糧基地、 いこい、 いやしの場としての北海道の価値を訴え、更にはアイヌ民族の先住民族としての権利の確立、北方領土問題の解決並びにサハリンからのエネルギー供給等について話をさせて戴く。
 20時から政党関係者と打ち合わせ。その後後援会関係者と懇談。


本日提出した質問主意書4件
bQ5 財務大臣の諮問機関である財政制度等審議会が定額給付金制度の撤回を求めたことに対する政府の見解に関する質問主意書
bQ6 派遣労働者や期間従業員のためのいわゆる「年越し派遣村」への政府の支援、関与並びに失業問題に対する政府の認識等に関する再質問主意書
bQ7 2009年春闘に対する政府の認識等に関する質問主意書
bQ8 北方領土の国後島沖でロシアの国境警備隊に拿捕された日本漁船4隻の返還等に関する質問主意書

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2009年1月15日(木)

鈴 木 宗 男

 自民党を離党した渡辺喜美代議士は「新党も目指さず、民主党と組むこともない。政界再編が一番の理想だ」と述べている。そうなると、選挙後の再編に期待しているのか。
 武部元自民党幹事長は「新しい風」の会合で、「渡辺氏と政治家として価値観を共有し、協力し合うことは不変だ」と述べている。この考えだと、小泉路線、新自由主義政策で渡辺代議士は進むのか。
 いずれにせよ、選挙がなければ次の一手は出てこないということか。渡辺代議士は、選挙区事情からして一人でも生きていける環境なので、あわてることはないのだろう。
 天下りを良しと思っている国民はいない。いわんや、「渡り」は論外である。国民の思いをどう具現化して行くか、これからが渡辺代議士の真価が問われるところだろう。「寄らば大樹」「長いものに巻かれろ」の風潮の中で、信念を持って行動している渡辺代議士に共感する国民は多い。
 不透明感(ただよ)う政局である。お互いアンテナを高く立てながら、次の展開を考えなくてはいけない。
 早朝6時半から帯広倫理法人会モーニングセミナーで「私の生き方」というテーマで講演する。倫理法人会は昨年も5カ所講演しており、朝早くからの勉強会は、私も大変教えられることがある。150人近い人が寒い中参加され、耳を傾けて下さった。いつも気持ちの良い会である。
 9時8分帯広駅発で南千歳駅に向かい、車で苫小牧市に行き、八重桜会新年例会に出席。11年前に立ち上がった会だが、一つの志を持った女性の集まりで、情熱溢れる会員の皆さんに接し、パワーをもらった思いである。私にとってかけがえのない組織である。
 夕方の便で上京。18時半から、労働者派遣法改正を目指す派遣法改正連絡会主催の「やっぱり必要、抜本改正」集会に出席する。


本日提出した質問主意書3件
bQ2 外務省についての各マスコミ報道に対する対応ぶりの相違に係る同省の説明等に関する質問主意書
bQ3 フランスの教科書における竹島の表記変更に係る政府の対応等に関する質問主意書
bQ4 竹島問題についての政府広報冊子に係る政府の説明等に関する質問主意書

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2009年1月14日(水)

鈴 木 宗 男

 第二次補正予算は、与党の強引な採決で衆議院から参議院に移ったが、審議は行われない。野党の審議拒否を指摘する前に与党のやり方が民主的でない。
 70%以上の国民が理解、評価しない定額給付金の2兆円は、与党も野党もなく、国民の目線に立ってもっとその使い道、対象者、渡し方等議論を深めるべきでなかったか。しかも、閣僚の中で貰わない、貰うかどうかその時になって考えるという状況である。国民の声を与党は何と心得るのか。
 昨日の衆議院財務金融委員会で麻生首相は、昨年12月の演説で、高額所得者が給付金を受け取るのは「さもしい」と批判した自身の発言を撤回し、「今は高額所得者の方々も盛大に使ってもらいたい。さもしいと思っていたら、そんなことは言わない。」と答弁している。
 責任ある立場についている政治家の言葉は時に命である。特に内閣総理大臣が公の前で言った発言は取り返しがつかない。いとも簡単に撤回、訂正するのは逆に信頼をなくす。合わせて、撤回するなら、その前に国民にお詫び、謝罪があって当然だ。
 潔さがない。お詫び、反省は何も恥ずかしいことではない。すり替えの議論、ごまかしの手法がもっと恥ずかしい事を、麻生首相はじめ 司司つかさつかさにいる人は、重く考えるべきである。
 中川財務大臣にも同じ委員会で、「『財務相の立場としては、2兆円のお金が少しでも使われずに戻ってくる方が財政的な観点からはいい』と答弁し、真意をただされ、『誤解を招く表現だった』」と修正している(日本経済新聞2面)と報道されている。
 2兆円の定額給付金を国民に渡すと決めた責任者が、お金が少しでも使われずに戻ってくることを期待して、何の為の給付金か。こうした首相、大臣の感覚が内閣の不支持70%以上に繋がっているのである。
 又、第2次補正予算案の採決を退席した内閣府松波健太大臣政務官に対し、河村官房長官は、昨日、細田博之自民党幹事長と会って松浪氏への穏便な処置を求めたと報道されている。ところが、今日午前の記者会見では、松浪政務官を罷免するといっている。一晩で考えが変わる。しかも、一人の政治家の政治生命に関することだ。
 あまりにも心ない無責任なやり方である。おまけに、自民党の村田国会対策筆頭委員長は予算委員会で、委員長の許可も取らず自分でカメラを持ってきてシャッターを切り、委員長にカメラを没収されている。お粗末な限りである。
 国会対策委員会は、国会における審議を円滑にする為のまとめ役である。赤十字の役割を果たすところだ。その責任者がトラブルを起こしているのでは、何をかいわんやである。
 総理の言葉の軽さ、取り巻きの心の無さ、閣僚の基礎体力不足、これでは国民も支持するわけがない。「俺が総理だ。私が大臣だ。」という気概を持って取り組んでいただきたいものだ。
 小渕内閣で小渕首相のそばにいた者として、今、外から官邸、内閣を見る時、緊張感が無い、合わせて自分達が日本の責任者だという心構えを持ち合わせていない。24時間、首相であり、大臣であることをしっかり考えて頂きたい。
 15時の便で千歳に飛び、17時半から北海道税理士会新年会、18時から札幌青年会議所の新年交礼会に出席。20時発の列車で帯広に向かう。
 明日の朝6時半から、倫理法人会モーニングセミナーで講師を務めるためである。


本日提出した質問主意書3件
bP9 パレスチナのガザ地区を実行支配しているハマスに対する政府の認識等に関する質問主意書
bQ0 北朝鮮による拉致問題についての外務省HPにおける記述に関する質問主意書
bQ1 国会議員の公開質問状の受け取りを拒否した総理秘書官の行動等に対する麻生太郎内閣総理大臣の見解に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2009年1月13日(火)

鈴 木 宗 男

 産経新聞の世論調査でも、麻生内閣の支持率は昨年11月の前回調査から9.3%下がって18.2%と2割を割っている。不支持率は13.1ポイント増の71.4%で7割を超えている。
 麻生首相と民主党小沢代表のどちらが首相にふさわしいかとの問いには、小沢代表41%、麻生首相25.2%と、差は広がっている。「指導力」と「景気対策」についても、麻生首相を評価しないとする回答もそれぞれ85.1%と80.3%と、8割を超えている。
 定額給付金についても「ばらまきで好ましくない」と答えた人が75.1%に上っている。全てにおいて死に体になっている。
 麻生首相はフジテレビの「スーパーニュース」に出演した際、衆議院の解散総選挙の時期について「その時の景気情勢を見て判断する」と言っているが、それならいつ景気回復するのか。国民に説明がない。麻生内閣ではダメだというのが国民の声なのである。
 世論調査の結果について、「数字は真摯に受け止めないといけない」と言いながら、開き直った評論家的な物言いをするのは戴けない。いつも言うことだが、景気回復の特効薬は、解散総選挙をして国民の声の最大公約数に従った政治をすることである。麻生首相よ! 一日も早く決断をすべきである。
 渡辺喜美代議士が自民党を離党した。昨日後援会にも(はか)り、了解を得ての重大な決意である。このきちんとした手続きを踏んだやり方は正しい。
 小泉元首相の一方的なやめ方、独断的な後継者決定とは雲泥(うんでい)の差である。苦渋の決断に敬意を表したい。激動の年が始まったと受け止める。
 第二次補正予算案が午前の予算委員会で与党が強引に採決をし、18時からの本会議に緊急上程し、与党の数の論理で参議院に送られた。民主主義は数ではあるが、少数の意見を聞き、尊重することも民主主義の手続きである。
 参議院は与野党逆転している。この現実を考える時、関連法案の処理も頭に入れ、それなりに懐の深い対応をすべきでなかったか。
 国民の7割以上が反対している給付金制度を柱とする第二次補正予算が、国民生活にどれほどの寄与をするのか。麻生首相よ!国民に説明して戴きたい。
 何ともむなしさの残る国会運営である。


本日提出した質問主意書3件
bP6 定額給付金の受給を巡る閣内不一致等に関する質問主意書
bP7 平成21年1月の日韓首脳会談における竹島問題の取り扱いに関する質問主意書
bP8 上司の言動等が理由で自衛官が自殺した件に係る防衛省の一連の対応等に関する質問主意書

本日受領した政府答弁書3件
bP 派遣労働者や期間従業員のためのいわゆる「年越し派遣村」への政府の支援、関与並びに失業問題に対する政府の認識等に関する質問主意書
bQ 失業により住居をなくした労働者を対象にした雇用促進住宅の緊急活用の是非に係る政府の認識等に関する質問主意書
bR イランで発生した邦人誘拐事件に係る政府による身代金の支払いに関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2009年1月12日(月)

鈴 木 宗 男

 共同通信社が10・11日に行った世論調査で麻生内閣の支持率は昨年12月の前回調査から6.3ポイント下がり、19.2%。不支持率は8.9ポイント増の70.2%と報道されている。定額給付金について「評価しない」が70.5%昨年11月の調査から12.4ポイント増え、「評価する」は23.7%で7.7ポイント評価が下がっている。
 衆議院の解散では「今すぐに」33.7% 「2009年度予算成立後の4月頃」32.7%で合わせると7割近くが早期解散の声である。
 読売新聞も9〜11日に実施した世論調査でも支持は20.4%不支持は5.6ポイント増えて72.3%、麻生首相と民主党の小沢代表のどちらが首相にふさわしいかとの質問でも小沢代表が39%と昨年12月の調査から3%増え麻生首相は27%で2%減っている。
 内閣不支持が7割もあるということは政府としての求心力はない。ここは麻生首相が小沢代表に「第二次補正予算を速やかに成立させていただきたい。その後解散して国民の信を問います」と話し合い解散を提言すべきだ。
 政権の延命や党利党略ではなく国民の思いを優先する麻生首相であってほしい。
 麻生首相の胆力が問われるところである。
 夕張に泊まり列車で帯広に来て、13時から帯広市の成人式に出席、車で釧路に移動し各団体の新年交礼会に出席。
 17時からは民主党・連合の合同新年交礼会に招かれ挨拶の機会を得る。皆さんと一緒になって「北海道からチェンジ」「北海道から政治の流れを変えましょう」と強く訴えさせていただく。昨年の今頃、民主党・連合の新年交礼会に招かれるとは考えられなかった。大きな変化の到来である。有言実行でその責任を果たして参る。
 20時半から釧路市阿寒湖畔の新党大地支部・鈴木宗男後援会の新年会。阿寒湖畔の熱心な支持者が大勢集まってくれる。
 阿寒湖畔はアイヌ民族、又関係者も多く昨年6月6日の「先住民族」の国会決議、それをうけて先住民族として初めて認めさせたことに皆さん喜んで下さる。差別や偏見があった歴史を踏まえ、アイヌ政策をどうしていくか今年は大事な年である。
 新党大地は弱い人の地域政党(リージョナルパーティ)としてしっかり活動して参りたい。


「花柳寿登芳舞踊の会新年交礼会」

「安来節を踊る」

「民主党・連合合同新年交礼会」

「新年鏡割り」

「阿寒湖温泉後援会新年交礼会」

2009年1月11日(日)

鈴 木 宗 男

 麻生首相は10日の内閣記者会のインタビューで衆議院の解散総選挙は「景気次第」と言っている。なんと無責任な言い方か。昨年の臨時国会に2次補正も出さず、給付金も年内が年度内、そして年度明けとずれこみ、何の為の給付金か。
 昨年暮れに生きたお金として使うのと、年明け、しかも年度明けとなると、全く価値が違ってくる。これだけでも生活感のない、庶民の声を聞いていない政治の実態だ。
 解散の時期は「私が判断する」と麻生首相は言うが、確かに解散権は総理大臣の専権事項だ。その総理の専権も国民、世論の空気を受け止め使われるべきものである。思いつきや、 党利とうり党略とうりゃくで判断するものではない。「『時期は私が一番いいときに決める』という麻生首相の言い振りを世論の支持率からみても思い上がり、身勝手だ」という声が多数寄せられる。
 私は景気回復の一番の特効薬は即、選挙をして、政治の流れを変え、政権交代して、新自由主義から公平配分のケインズ型にもっていくことが一番だと考える。
 昨日から、札幌は雪が舞い、道東地方は大雪である。
 今日、13時から釧路市での成人式に丘珠発の飛行機を利用しようとしたが、念の為、朝7時3分札幌駅発の列車を使う。約4時間の旅だが、たまぁに列車もいいものだ。まっ白い外の景色を眺めていると、何となく心落ち着くものである。
 釧路市の成人式は1,800人の新成人が集い盛大であった。蝦名新市長になり、国会議員に挨拶の機会もあり、釧路市も新しい発想で取り組んでいる。蝦名新市長になり、明るい成人式であった。
 新成人に、「家族・友人・社会に対する感謝の気持ち、人にやさしい、思いやり、慈しみ、愛情を忘れない大人であって欲しい」と話す。
 式典後、大勢の人から写真、握手攻めにあう。いつもの事だが、若者から「ムネオさん、ムネオ」と声をかけられ、私も若くなった気分になる。
 夕方の便で丘珠に出て、17時から、日本バーテンダー協会北海道地区本部・札幌支部合同新年会に出席。車で夕張市に向かい、新党大地・鈴木宗男夕張後援会の発会式。厳しい環境にある夕張市に後援会、新党大地支部が出来たことは大きい。夕張市民の為にも、私は精一杯の協力をしていく決意である。
 天気が回復し、札幌―釧路を往復し、夕張まで足を延ばすことが出来たが、冬の北海道は天気次第で、日程にも影響が出てくる。こうした中で生きている人達に少しでも勇気や誇りを与えるべく、私は闘っていく。


「くしろ20歳のつどい」

2009年1月10日(土)

鈴 木 宗 男

 9日午前、渡辺喜美代議士が首相官邸を訪れ、麻生首相宛の公開質問状を提出しようとしたが、「首相秘書官らが、『事前の連絡無しに、首相不在時に来られても困る。国会議員が首相に質問するのは国会の場がある。』として受け取りを拒んだ」(讀賣新聞4面)という記事に驚く。
 国民の代表たる国会議員を、秘書官が門前払いするとは官僚政治の最たるものである。秘書官はあくまで秘書官で使われの身である。何と横着な対応か。この姿を見ても国民のための官邸になっていない。
 秘書官が「国会議員が首相に質問するのは、国会の場がある」と言ったそうだが、誰でもかれでも質問出来るのではない。私なんか質問の機会が与えられないから、質問主意書を提出しているのである。こうした思い上がった態度に必ず国民がNOと判断する。
 おごれるもの久しからずや、である。
 渡辺代議士、今に見ておれの気持ちで頑張って頂きたい。渡辺代議士の心意気や良しである。世論喚起かんきに向け私も協力して参りたい。
 給付金の受け取りについて、9日閣議後の記者会見で各閣僚に質問し、その結果17人の国務大臣のうち11人が貰う、5人が保留、1人は辞退すると言っている。閣議で給付金を出すことに署名しながら、その署名した閣僚の中で考えがバラバラである。これだけでも、何のための給付金かと言いたい。やはり見直すべきでないのか。
 受け取らないと言った閣僚に自民党の細田幹事長は「かっこつけるような事を言う人もいる」と批判しているが、国民からすれば細田幹事長の発言が問題である。国民の7割は給付金に反対なのだ。政府も与党も国民の思い、目線を忘れている。
 公務員の「渡り」を認める件にしろ、強いものが生き残り、弱い者は立ち上がれない政治だ。
 新党大地は声なき声をしっかり受け止め、前よりも横、後ろの声を大事にして闘っていく。弱肉強食、地方切り捨て、格差の拡大はりである。読者の皆さんのご支援を心からお願いしたい。
 札幌市内を挨拶廻り。お昼に大変お世話になっている会社の新年会でビンゴゲームがあり、何と私は一等賞! 今年は幸先が良いと皆さんから祝福される。ゲームではあるが、当たりは当たり、気分の良いものである。この流れを大事にしていきたい。

2009年1月9日(金)

鈴 木 宗 男

 「AERA」1月12日号で2009年100人の予言という記事がある。「世界不況」という欄で、前日銀副総裁武藤敏郎氏の2008年12月1日の記者会見を載せている「不良債権底なしで米財政赤字悪化」という見出しになっている。北尾吉孝SBIホールディングスCEOは「底」は10年半ば日本は政策転換をと言っている。2人とも米国の財政赤字、表面化していない不良債権を懸念している。当然ながら米国の動向が世界経済に大きく影響してくる。
 伊藤忠商事の丹羽宇一郎氏は、「現在の日本の政治状況には暗澹(あんたん)たる思いを禁じ得ません。政界、官界、経済界のみならず、国をあげて知の結集をしなければ、この困難な時代を乗り切れない。今日本に最も必要なのは、『心のチェンジ』なのです。」と言っている。暗澹(あんたん)なる思いならば何故政府の地方分権委員会の委員長をしているのか。「心のチェンジ」というならまずは財界の皆さんが「心のチェンジ」をすべきでないか。キャノンはじめ、契約社員、派遣社員切り捨ての弱肉強食のやり方を改めるべきでないか。評論家的話しは飽き飽きである。
 「はたらく・格差」「世界の中のニッポン」「ニッポンの政治」等、それぞれ識者が発言されており参考になる。AERAを読みながらやっぱり選挙で結果を出し、新しい政治の流れ、政権交代をしなくてはと思うものである。
 当初生活支援と言っていた給付金、高額所得者は貰うべきでないと言っていた麻生首相が、消費刺激と言い閣僚も貰って地元で使うと言っている。昨年10月発表の時は年内にも支給と言いながら、年度内に代わり、昨日の答弁では年度明けと言っている。ここまで遅くなって何の経済効果か。国民の目線、思いと懸け離れた政治は一日も早くやめてもらわなくてはいけない。
 2兆円もの給付金を出す前に、後期高齢者医療制度、障害者自立支援法の廃止をするのが先でないか。
 解散権は首相にあるが、速やかに選挙をすれと一人一人が結集して国民運動に持って行けば、その世論の高まりをいかに首相といえども無視は出来ない。
 来週が第二次補正予算衆議院での採決になるが、与党が強行するなら、こちらは国民にしっかり訴えて大きなうねりを作っていくしかない。
 国会議員、国家公務員の特権、無駄を無くし国民の理解を得るのが先でないか。官僚政治、世襲政治の弊害である。叩き上げの政治家として声なき声を前ではなく、横や後ろの人の声を受け止め、私は闘っていく。大きな見識はなくても心ある人の思いを大事にして堂々と新しいドラマを展開したいと決意するものである。
 今日は中川一郎先生のご命日である。早いもので26年の歳月が過ぎた。政治家鈴木宗男の生みの親は中川一郎先生である。育ての親は金丸信先生である。そして野中広務先生である。三人共叩き上げ、人情、男気、人間関係を大切にする政治家だった。
 昭和57年の自民党総裁選挙に立候補した中川一郎先生の姿を想い出しながら、今の政治に欠けているのは、個々の政治家が俺が政治家だ、国会議員だという気概がないという点だ。この三人に指導を受けた私は巡り合わせに感謝したい。今、こうして生きていられるのもこの御三方による所が大きい。
 今年初めての北海道入り。千歳上空から見る北の大地は一面真っ白である。厳しい自然環境の中で歯を食いしばって頑張っている人に「負けるな。生きていれば良いことがあるぞ。人生逆転もあるぞ。」と叫びたい想いである。鈴木宗男の出番だと言い聞かせながら、地元北海道での仕事始めをする。


本日提出した質問主意書3件
bP3 竹島の面積等に関する質問主意書
bP4 痴漢や盗撮行為により逮捕された外務省職員が在職し続けることの是非等に関する質問主意書
bP5 日中戦争を想定した佐藤栄作元内閣総理大臣の米国による中国への各報復並びに我が国への核持ち込みに係る発言等に関する質問主意書

本日受領した政府答弁書9件(第170回国会分)
bP75 ミャンマーで起きた邦人殺害事件の真相究明に向けた政府の姿勢及び認識に関する再質問主意書
bP76 竹島問題についての政府広報冊子に対する政府の取り扱い等に関する再質問主意書
bP77 フランスの教科書における竹島の表記の変更についての政府の見解及び対応等に関する再質問主意書
bP78 我が国固有の領土である竹島の各分島の面積等に関する質問主意書
bP79 外交文書の公開基準に関する質問主意書
bP80 日中戦争を想定した佐藤栄作もと内閣総理大臣の米国による中国への各報復に係る発言及び我が国の核武装についての外務省の見解等に関する質問主意書
bP81 外務省要人外交訪問支援室長による公金詐取事件への同省の対応等に関する質問主意書
bP82 外務省とある特定の国会議員の過去の関係が我が国の国益に及ぼした影響等に関する第3回質問主意書
bP83 いわゆる北方領土不要論を唱えたとされる国会議員への外務省の対応に関する第3回質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年1月8日(木)

鈴 木 宗 男

 6日、千葉県松戸市の公団住宅が全焼し、3人の子供が焼死した火災事件で、その母親は出火時、パチンコをしていたと話している。何ということか。
 幼い子をおいてパチンコを朝からやり、挙げ句の果てのかわいそうな出来事である。何ともむなしい、胸の痛む三児の死亡である。
 定額給付金の受け取りを巡り、与党内でも麻生首相に対し、厳しい意見が出ている。

首相、自身の受給明言せず 給付金巡りなお論争 全国市長会会長 「消費刺激なら再検討必要」

 麻生太郎首相は7日、今年度第二次補正予算案の柱である総額2兆円の定額給付金について「生活給付、消費刺激の両方の意味合いがある。給付が来たら消費できる方、余裕のあるところはぜひ使ってほしい」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 首相自身の受給の有無は「個人に来るお金をどう使うかという話を政府で決めるべきものなのか。自分で判断するのが基本」と明らかにしなかった。
 河村建夫官房長官は記者会見で「各閣僚には政治家として各々の判断に基づいて適切に対応してもらう」と語り、給付金受け取りに関する閣僚の申し合わせなどはしない考えを示した。
 一方、自民党の中川秀直元幹事長は記者団に「最初に全世帯と言ったのだからそんな議論はすべきでなかった」と指摘。全国市長会の佐竹敬久会長(秋田市長)は七日に秋田市で記者会見し定額給付金の目的について「生活支援でなく消費刺激となると、次元が違う。最大効率の良いやり方はどうなのか、もう一回検討がなされるべきだ」と強調した。
(1月8日付日本経済新聞朝刊2面)

2008年10月30日麻生首相「定額給付金については給付金方式で全世帯について実施する」(記者会見で)
11月4日麻生首相「貧しい人や生活に困っている人のところにやる。豊かな皆さんのところに出す必要はない」(記者団に)
11月7日与謝野経済財政相「『高額所得者は辞退する』というのは制度ではない」(閣議後の記者会見で)
11月15日山口公明党政調会長「(所得制限は)やらなくてもいいのではないか」(TBSの番組で)
12月6日麻生首相「(年収が)1億円あっても、さもしく1万2000円が欲しいという人もいるかもしれない。哲学、矜持(きょうじ)の問題だ」(長崎県での演説で)
2009年1月7日麻生首相「受け取る、受け取らないという話は、決められてするもんじゃなくて、自分で判断するのが基本だ」(記者団に)

 定額給付金を巡る再迷走に、与党議員からも、首相や自民党執行部に対する批判が相次いだ。
 自民党の中川秀直・元幹事長は7日、都内で記者団に、自身は給付金を受け取って使うとして、「所得制限で迷走したことは否定できない」と語った。
 与党幹部によると、今回の騒動の契機は、今月4日夜、都内のホテルでの首相と与党幹部の会談。公明党の北側幹事長らが「給付金での政府内不一致を野党が予算委で追及するのは必至だ。意見を統一した方がいい」と助言し、自民党の細田幹事長が「国会議員も地元で給付金を受け取り、使うべきだ」と応じた。細田氏は6日の政府与党連絡会議でも同様の意見を述べ、この意見に、河村官房長官が記者会見で同調したことで、「首相の過去の発言や政府方針と矛盾する」との指摘が噴きだした。
 自民党幹部は「細田、河村氏は政府、与党内の根回しもせず、勝手に表で発言し、野党に付け入るスキを与えた」と嘆く。首相に対しても「幹事長、官房長官の発言に引きずられ、混乱を拡大した」(別の自民党幹部)との批判がある。
 7日夕、首相官邸で記者団から、給付金を受け取るかどうか改めて問われた首相は「個人に来るので、政府が『受け取れ』『受け取るな』というのはおかしい。個人で判断すべきだ」と繰り返すばかりだった。
(1月8日付読売新聞朝刊4面)

 生活支援でスタートした話が、消費刺激、景気回復となってくると、目的が違ってくる。やはりこの給付金は冷静に議論して、国民の7割が反対していることも考慮し、やめるべきである。
 エチオピアで昨年9月誘拐されたNGO世界の医療団(本部パリ)の日本人医師赤羽桂子さんが無事解放され、本当に良かった。ご本人は勿論、御家族皆様もホッとしたことだろう。
 邦人保護の観点から、政府に対しこれまで質問主意書を5本出してきたが、結果良ければ全て良しである。


本日提出した質問主意書3件
bP0 エチオピアで誘拐された邦人が無事解放された件に関する質問主意書
bP1 平成18年度から20年度にかけてセクハラや痴漢、盗撮、窃盗等で処分を受けた外務省職員に関する質問主意書
bP2 北方領土墓参で使用する渡航船に対する政府の見解等に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年1月7日(水)

鈴 木 宗 男

 昨日の政府与党連絡会議で、自民党の細田幹事長は定額給付金について「景気対策なので、国会議員も辞退するのではなく、もらって使うべきだ」と発言し、公明党の北側幹事長も「国民が払った税金を戻すもので、堂々と使うべきだ」と同調したと報道されている。
 年収2000万円以上もらっている国会議員が給付金をもらう対象であると考えているところに、国民とのズレがある。
 麻生首相は、昨年10月30日、新総合経済対策を発表した後、定額給付金について次の様に発言している。

・貧しいとか、生活に困っているところに出すんであって、豊かなところに出す必要はない(2008年11月4日、記者団に対して)

・(所得が)500万円でも(給付金を)取りに来ない人は来ない。5000万円でも欲しい人は欲しい。本人の哲学の問題であり、矜持(きょうじ)の問題だ(同月19日、全国知事会議で)

・私はそんな金はもらいたくないという人はもらわなきゃいい。1億円あっても、さもしく1万2000円欲しいという人もいるかもしれない。それはその人の考え方の問題(12月6日、長崎県諫早市での演説で)

・困っている人にせめて1万2000円ということから発想した話ですから1億円も収入のある方はもらわないのが普通だ。これは人間の矜持の問題(同月15日、参議院決算委員会で)
1月7日毎日新聞朝刊5面より

 高額所得者は自発的に給付を辞退することが望ましい旨、麻生首相は発言していた。しかし昨日夜、麻生首相は「私自身はその時になって判断したい」と述べたと報道されている。一つのことでこれだけぶれていいのか。「どんな頭作りになっているのだ」と、疑問を感じてしまう。
 トップリーダーというのはぶれてはいけないのだ。一度決断したら、国民にきちんと説明し、歯を食いしばって筋を通すことが大事なのだ。その基本をなくして何が政治家だと言いたい。国民が一番迷惑する。
 明日からの予算委員会質疑で、麻生首相がどんな答弁をするのか注目したい。
 麻生首相は6日、斉藤環境相に、グリーン・ニューディール構想の日本版を指示したと報道されている。

◎「環境で景気浮揚」構想

 麻生首相は6日夕、首相官邸に斉藤環境相を呼び、地球温暖化対策を景気浮揚につなげ、雇用拡大も図る日本版「グリーン・ニューディール構想」を今年度中に策定するよう指示した。
 会談では、環境相が@公的施設の低炭素化など「社会資本の変革」A省エネ家電の購入促進など「消費の変革」などからなる構想案を示した。2006年時点の環境ビジネスの市場規模約70兆円、雇用者数約140万人を、5年間で100兆円、220万人に拡大したいとの考えも伝えた。
(1月7日読売新聞朝刊4面)

◎環境相 「緑の雇用」提案 温暖化対策で100万人

 斉藤環境相は6日、米国のオバマ次期大統領が提唱する「グリーン・ニューディール(緑の内需)」政策の日本版として、地球温暖化対策への投資を広げることで新たに100万人規模の雇用を創出する構想の策定に乗り出す考えを明らかにした。麻生首相に同日報告し、了解を得た。3月までに具体策をまとめる。
 環境ビジネスの市場規模は06年には70兆円にのぼり、140万人の雇用を生み出している。環境相は、これを2015年までに100兆円、220万人に拡大させようと、省エネ設備を導入する企業への無利子融資制度の創設や、公共施設への太陽光発電の導入などを行っていく案を首相に説明した。
 これに対し、首相は「日本の社会のあり方を根底から変えるような提案をすべきだ」と構想を広げるよう指示。今後、森林や自然エネルギー、水資源などを所管する他省庁の意見を踏まえて、雇用効果を上積みし、具体策を詰めることにした。国民からもアイデアを募るという。
 環境相は記者会見し、「現在の経済危機の克服と、人類が生き残っていくための低炭素社会づくりを一緒にやるチャンスになる」と強調した。
 温暖化対策を景気回復の起爆剤とするグリーン・ニューディール政策を巡っては、オバマ氏が今後10年間で再生可能エネルギーなどに1500億ドルを投資し、500万人の新規雇用を創出する政策を掲げている。国内でも、民主党が250万人の雇用創出、公明党が今後3年間で10兆円規模の環境エネルギー投資を掲げている。
(1月7日朝日新聞7面)

 環境保全、温暖化対策での景気対策、雇用創出には賛成だが、あわせて高齢者対策も含めての日本版ニューディール構想を進めるべきではないか。高齢者のためのバリアフリー、スロープ、ロードヒーティングを進め、それぞれの市町村にあった形でお年寄りに優しいまちづくりをすべきだ。
 更に、温暖化対策で一番考えなくてはいけないのは「水」である。水を守り、つくるのは山である。また山はCO2を吸収し、きれいな空気をつくる。山に対する意識をもっと持たなくてはならない。植樹、育林にも投資すべきだ。
 こうした大きな枠組みでの新・日本版ニューディール政策を考えるべきだと、私はかねてから主張している。「大地に還り、大地に学ぶ」という新党大地の理念は、自然への感謝と共生である。政権交代をしたなら、こうしたことを私はやってのけたいと考えている。
 「百年に一度の未曾有(みぞう)の危機」と言うのなら、目先の小さな話ではいけない。百年、二百年先を見据えた考えを、お互い持とうではないか。


本日提出した質問主意書3件
bV 旧麻生鉱業において外国人捕虜が強制労働させられていたことを示す厚生労働省の公文書に対する外務省の対応等に関する質問主意書
bW 竹島を日本領から除くとする我が国の法令が見つかったとの韓国マスメディアの報道に係る政府の対応等に関する質問主意書
bX 定額給付金の支給に係る麻生太郎内閣総理大臣の見解に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年1月6日(火)

鈴 木 宗 男

 11時、民主党、共産党、社民党、国民新党・大地・無所属の会で、衆議院に「雇用と住まいを確保する緊急決議」を提出する。

雇用と住まいを確保する緊急決議

 昨年から続く未曾有の経済危機、とりわけ雇用不安の中、全国的に大量の失業者が出ている。このままでは、路上での死亡者も出る恐れがある。
 政府は、このような事態に鑑み、国民の衣食住、とりわけ、雇用と住まいの確保ならびに、生活保護の弾力的運用について、全力で緊急に取り組むべきである。
 右、決議する。

 4日、日比谷の「年越し派遣村」での集会で私が提案したものだが、この決議に与党・自民党は乗ってこない。雇用、住まいの確保に与党も野党もない。いわんや、イデオロギーのぶつかりもない。困った人、弱い人を助けるのになぜ反対するのか。政治の原点を忘れてはいけない。
 官僚政治、世襲政治、何よりも小泉政権以後、竹中平蔵氏が主導したアメリカ型の過度な規制緩和、市場原理主義、弱肉強食、勝ち組、負け組と格差を広げる新自由主義の政治により、契約社員等の非正規社員が増えたのである。今の事態は政治不況なのだ。
 この新自由主義、ハイエク型の政治から、富の公平配分、ばらまきではない効率的な富の再配分を行う政治に変えなくては、地方は立ちゆかない。スピードが大事であり、すぐやらなければいけないことに水を差す、いや、邪魔をする与党の姿勢は良くない。この点だけでも、国民の目線と大きく違っている。
 13時から衆議院本会議で代表質問があったが、読者の皆さん、国民の皆さんはどう受け止めただろうか。景気回復の一番の特効薬は、すぐ解散総選挙をして、政治の流れを変えることである。政権交代が最大の景気対策になるのだ。政策転換を図らなければ、地方は立ち上がれない。
 国民が自暴自棄(じぼうじき)になり、昨年起きた無差別殺人の様なテロや、更には暴動に発展することを私は恐れる。そのためにも、政治がしっかりしなくてはいけない。国民にやる気を起こさせる政治が必要なのである。節度と道義を重んじ、勤勉性に富んだ良き日本の伝統を守らなければと私は心するものだ。


本日提出した質問主意書3件
bS 日中合意を破る形での中国による東シナ海ガス田掘削に対する政府の対応等に関する質問主意書
bT 高校学習指導要領改訂案における我が国が抱える領土問題についての記述のあり方に関する質問主意書
bU 外務省職員の贈与等報告義務違反等に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年1月5日(月)

鈴 木 宗 男

 通常国会が始まる。
 天皇陛下ご臨席での開会式も、今国会は解散総選挙含みであり、何となく緊張感が漂ってくる。
 昨日「年越し派遣村」に行き、私が雇用と宿泊所を緊急に確保する国会決議をするべきだと提案し、民主、共産、社民、国民新党も同調して下さり、早速与党に持ち込んだところ、自民党は「第二次補正予算の審議、関連法案の採決に協力するのなら」と、的外れな対応である。雇用、宿泊所の確保に与党も野党もないのではないか。
 緊急にやらなくてはならないことに、弱い人のためになることに、なぜ与党は協力しないのか。ここに血の通った、心の通った政治がないと思う。権威主義、官僚主義、世襲政治による弊害である。
 13時半から参議院議員会館で超党派による「雇用と住まいを守る緊急集会」が開かれる。私も世話人の一人として挨拶する機会があり、「国会決議に協力しない自民党・与党に憤りを感じる。皆さん、一日も早く選挙になる様、今日を国民運動のスタートの日にしようではないか。政権交代をすれば、皆さんの思いが通じる政治が実現できるのです」と訴えると、出席していた派遣村から来た人達は大きな拍手をしてくれた。
 新党大地は、弱い人の見方、弱い人の政党として、しっかり取り組んでいきたい。
 16時から、連合(日本労働組合総連合会)の2009年新年交歓会に初めて招かれる。連合の高木会長はじめ関係者の皆さん方に心からお礼申し上げたい。
 政党代表という枠の中で挨拶の機会も戴き、私は「新党大地は連合さん、民主党さんとの選挙合意を踏まえ、北の大地・北海道から、政権交代の実現に向けて圧勝すべく最善を尽くしたい」と述べさせて戴く。初めて招かれた会だが、皆さん好意的に接してくれ、感謝にたえない。
 今、政治が機能していない。昨年起きた無差別殺人も、時代が閉塞している状況の中で起きた一種のテロだ。政治家も経営者も派遣会社も、何もしないでいると暴動が起き、テロが起きても不思議ではないと、もっと厳しく今の社会を見なければならない。
 竹中平蔵氏が勧めた過度な規制緩和、市場原理主義的政策による格差の拡大、このやり方が正しかったのかどうか、きちんと検証すべきだ。この点も新党大地は厳しくチェックしていきたい。


本日提出した質問主意書3件
bP 派遣労働者や期間従業員のためのいわゆる「年越し派遣村」への政府の支援、関与並びに失業問題に対する政府の認識等に関する質問主意書
bQ 失業により住居をなくした労働者を対象にした雇用促進住宅の緊急活用の是非に係る政府の認識等に関する質問主意書
bR イランで発生した邦人誘拐事件に係る政府による身代金の支払いに関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年1月4日(日)

鈴 木 宗 男

 15時、雨宮処凛さんと一緒に日比谷の「年越し派遣村」を訪れる。
 今日は天気も良かったので、派遣村ではボランティアの皆さんはじめ滞在している人もスムーズに行動されていたが、雨や雪が降ったらと考えると、何とも言えない気持ちになる。
 15時半から各党の関係者が来ており、民主党、共産党、社民党、国民新党、そして新党大地の私の順番で挨拶の機会を得る。
 私は「過度な規制緩和を主導した竹中平蔵さんの間違った政策が、皆さん方を今日(こんにち)境遇(きょうぐう)に追いやっている。ここに竹中平蔵さんが来て皆さんに謝るのが先ではないか。雇用、緊急宿泊所の確保に与党も野党もない。明日から国会が始まるのだから、昨年6月6日、衆参両院でアイヌ民族を先住民族として認める決議を全会派一致で議決した様に、明日、雇用と宿泊所の確保について緊急の国会決議をしようではないか」と提案した。更に、舛添要一厚生労働大臣にも直接電話をして、明日朝9時までの講堂の使用を延長させる確約も得たことを報告する。
 会場の皆さんも好意的に受け止めて下さり、反応の大きさにびっくりした。早速会場に来ていた民主党、共産党、社民党、国民新党の議員、そして私とで、国会決議の案文の骨子を作り上げた。
 「できることからすぐやる」が私のモットーである。ただ耳に聞こえの良い挨拶なら誰にでもできる。すぐ実行することが今求められているのだ。今年初めての政治活動としては、上々のスタートである。
 新党大地は、弱い者の見方、弱い人のための政党、声なき声を大事にする政党として今年も頑張っていく。
 それにしても「年越し派遣村」の様子を見ながら、政治がない、そして内閣、官僚は何をしているのかとつくづく感じる。心の通った政治にしなくてはいけない。やはり政権交代である。
 その一歩を今日、新たにスタートさせた思いである。


2009年1月3日(土)

鈴 木 宗 男

 年末に住む場所を追われ、契約を解除され、職を無くした人達を対象とした「年越し派遣村」が日比谷にでき、連日報道されている。新年を迎え、華やかな中にも苦しく、厳しい年を迎えている人も多い。
 過度な規制緩和で、派遣社員、非正規雇用社員、パート、契約社員が多くなり、何の保障もなく、社会は閉塞状況にある。政治が機能していない。
 やはり、対立の構図を作る新自由主義政策から、公平配分のバランスの取れたケインズ型へと政治の流れを変えなくてはいけないとつくづく思う。
 明日3時に、私も雨宮処凛さんと一緒に「年越し派遣村」に足を運び、声なき声を聞いてくることにする。行き場を失った人に少しでも勇気や希望を与えたいと考える。
 正月恒例の箱根駅伝で、予想に反して東洋大学が優勝する。伝統ある箱根駅伝に新しい歴史の一ページを刻んだ東洋大学の快挙である。
 私の住んでいる北海道釧路市の湖陵高校出身で、日本大学8区の井上陽介選手が力走したのも印象深かった。井上選手のご家族も感激したことだろう。
 箱根駅伝の結果を見ながらも、政治の世界も与野党逆転のドラマを作らねばと考える。
 夕方の便で広島から戻る。正月三が日はおだやかな天気でありがたい限りだが、世の中厳しい空気である。何よりも国民がやる気を失うと国力が落ちる。このことを政治家がもっと深刻に受け止めなくてはいけない。
 「新党大地」は弱い人の味方、地域政党として更に更に頑張って参りたい。

2009年1月2日(金)

鈴 木 宗 男

 元旦の朝日新聞3面「09年の政界を大胆に占う」という記事の中に、「鈴木宗男衆院議員が『新党大地』を結成したように、地域の政策課題を訴え、地域ブロック内で比例区と選挙区の候補を擁立する地域政党が結成されるかもしれない」と書かれている。
 多様な文化、価値観、地域問題がある日本だ。私はこれからの政治は地域エゴイズムが出てきておかしくないと考える。それぞれの地域の特徴、利点を生かすことである。
 北海道の場合、食糧自給率は200%である。これに最も近いロシアと協力して、エネルギー資源の供給が確保されれば、北海道は自立できる。
 北方四島、サハリンにおいてもアイヌ民族が先住民族であると訴え、北方領土を返還してもらう。昨年6月6日、日本政府がはじめてアイヌ民族を先住民族として認めたのは大きな意義のあることなのだ。
 私はこうした戦略・戦術をもって政治活動している。今年もその流れをしっかり実践して参りたい。
 広島もおだやかな天気で、朝、家内の実家の側の宇津(うづ)神社にお参り。
 昼過ぎにフェリーを乗り継いで愛媛県大三島の日本総鎮守(そうちんじゅ)大山祗(おおやまずみ)神社にお参り。ここは(いくさ)の神様を(たてまつ)っている由緒ある神社で、私は一年に一回、お参りさせていただいている。
 大勢の参拝者が「鈴木さん頑張って」と言って下さり、写真と握手攻めにあう。ここでも多くの人の思い、叫びを聞かせていただいたと受け止める。やはり選挙で結果を出さなくてはいけない。国民、庶民の思いは我にありだ。
 今年こそ勝負の年だ。


「大山祗神社樹齢2600年のご神木楠の前で」

「大山祗神社参拝者の方と記念写真」

2009年1月1日(木)

鈴 木 宗 男

 新しい年がスタートする。
 見事な元旦晴れ。今年一年、この天気のようにありたいものである。
 11時から宮中で新年祝賀の儀に出席。
 今日の皇居は素晴らしい天気にひときわ映えて見える。天皇陛下の新年のご挨拶に、改めて平成21年が始まったと心する。
 12時から日枝神社お参り。
 国の平安と世界平和、家内安全を祈願する。大勢の参拝者から「『大地』頑張ってください」「政治を変えてください」「鈴木さん頑張って」と声がかかる。北海道放送テレビが私の取材に来ており、「鈴木先生すごい人気ですね」とビックリしていたが、私から言わせれば「それだけ今、政治が無いことを表している。国民の悲鳴にも似た叫びだ」と思う。元旦から幸先良い仕事始めである。
 今年は間違いなく衆議院選挙がある。北の大地・北海道からチェンジを訴え、「新党大地」が政治の流れを変える、政権交代を実現するという意気込みでやっていく。心ある皆さんのご支援を切にお願いしたい。
 14時45分羽田発で広島に向かう。
 家内の母が89歳、脳梗塞で寝たきりなので、ここ4年は元旦に見舞いを兼ねて女房の実家に行くことにしている。家内には苦労のかけっぱなしであり、少しでも親孝行したいという思いである。
 さあ、新しい年なので気合いを入れて頑張っていこう。天国と地獄を体験した鈴木宗男が、挫折や失望で打ちひしがれている人に「生きていれば良いことがある。生きていれば人生逆転もある。正直に生きていれば社会が認めてくれる。負けるな。頑張れ。鈴木宗男と一緒に歩こう」と声をかけていく。
 元旦早々松山千春さんから「宗男さん、今年は勝負の年です。自分もできるだけの応援をします」と激励の電話を頂き感激する。鈴木宗男なりのドラマを作ると決意する。
 読者の皆さん、今年もよろしくお願いします。


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