ムネオ日記
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2009年7月31日(金)

鈴 木 宗 男

 6時45分江差港発フェリーで奥尻島に向う。
 昨年10月21日以来の奥尻だが、熱心な後援者が待っていてくれる。平成5年、函館南西沖地震で大きな被害を受けたが、あれから早16年になる。
 平成10年、秋篠宮殿下、同紀殿下ご臨席の下で復興5周年式典が行われた。当時閣僚として出席した事が想い出される。今、立派によみがえった奥尻だが、高齢化が進み、基幹産業の水産業も今ひとつといった様子である。しかし、新村卓実町長、麓敏也議長が一生懸命頑張っている姿に、奥尻には明日があると感じる。同時に、政治のバックアップがなければ立ち行かない離島に対し、それなりの配慮をしなければとしみじみ考えながら、昼の便で函館に向う。
 函館市では民主党道議会議員さんの協力を得ながら、市内挨拶回りと街頭演説をする。奥尻でも函館でも、「鈴木さん、政権交代を頼みますよ」といった声をよく聞かされた。この流れを大事にしていきたい。
 16時発で札幌へ出る。18時から大地塾7月例会。足利事件の菅家利和さんをゲストに、佐藤博史弁護士、松山千春さんも来て下さり、佐藤優さんの司会で冤罪の怖さ、またそれを防ぐ全面可視化についてパネルディスカッションをする。
 ゲストの皆さんが権力の暴走、権力の怖さについて分かりやすく話されていたので、話を聞かれた皆さんは、あってはならない菅家さんの冤罪を、単に不幸な出来事と他人事と思うのではなく、権力に狙われたらどうにもならないことを認識して戴けたことだろう。
 冤罪をなくすためにも、全面可視化が絶対に必要だ。菅家さんにしても、富山のいわゆる氷見事件にしても、鹿児島のいわゆる志布志事件にしても、全面可視化がされていたならば防げたことである。
 私の場合も、公判で証人に呼ばれた人達は、検察官の誘導、強圧的尋問で、事実でない調書を作らされている。やまりん事件関係者も島田事件関係者も、「ワイロは贈っていません。検察に言わされました」と、今は明らかにしてくれている。しかし一審では、検察側によって作られた調書が大きなウェートを占めている。検察側が公判前に必ず事前リハーサルをし、「こう聞くからこう答えろ」というQ&Aが作られていた。
 こうしたやり方で人の一生が決められたのではたまったものではない。検察の不作為で人生がおかしくなった人が沢山いる。そうした人のためにも、私は真実を求めて闘っていく。権力の暴走を止めるためにも、私は頑張らねばならない。
 佐藤博史弁護士は、今日の会合でも「鈴木さんの事件は冤罪だと思って弁護を担当させて戴きました」と話してくださる。今日の大地塾7月例会は、いつにも増して重みのある会だった。

2009年7月30日(木)

鈴 木 宗 男

 「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」が昨日、政策提言の報告書を河村官房長官に提出した。
 内閣官房にアイヌ民族政策を統括する窓口をつくることや、新法の制定についても触れている。北海道アイヌ協会の加藤理事長の笑顔が、何よりの評価だろう。
 平成17年8月18日、新党「大地」を立ち上げ、「大地に還り、大地に学ぶ」を理念とし、新党大地として、自然と共生してきたアイヌ民族の歴史、文化を活かす上でも、アイヌ民族の権利の確立を一貫して訴えてきた。政府へ提出した質問主意書は合計37本に上る。
 そして昨年6月6日、衆・参両院でアイヌ民族を先住民族とすることを求める決議が可決され、政府は、はじめてアイヌ民族を先住民族であると認めた。一連の流れの中で、新党「大地」代表 鈴木宗男がそれなりの役割を果たせためぐり合わせに感謝したい。
 差別と偏見に苦しんできたアイヌ民族へ、今を生きる政治家としてきちんとしたお詫びをして参りたい。
 21世紀は環境の世紀といわれる。アイヌ民族に学ぶ点は多々ある。今日の提言をしっかり実行することが大事である。
 これからもアイヌ民族の権利確立に向け、新党「大地」は最善を尽くしていく。
 昨夜遅くに函館に入り、渡島管内木古内町(きこないちょう)知内町(しりうちちょう)、福島町、松前町、桧山管内上ノ国町(かみのくにまち)江差町(えさしちょう)乙部町(おとべちょう)、せたな町、今金町(いまかねちょう)を廻る。それぞれの町で街頭演説をしたが、反応はすこぶる良い。
 「政権交代」、「北の大地からチェンジ!」に理解を示してくれる。小選挙区は「『逢坂誠二』さんを、比例は『大地』を」とお願いする。
 大地は弱い人の味方、弱い人のための政党である。とことん北海道にこだわる政党である。信念を持って闘っていく。

2009年7月29日(水)

鈴 木 宗 男

 案の定、民主党のマニフェストを麻生首相、閣僚が批判してきた。
 当然言って来ると予想していたが、「政権政府側が声をそろえて批判するのは大人気(おとなげ)ない」という多くの人の声が聞こえてくる。
 私も、政権側は受けてたつ側にあり、民主党はチャレンジャーであると考える。公約に対し国民がどう判断するかであり、いちいち閣僚が物言いをつけるのは筋違いである。政策論争は結構だが、批判の為の批判はすべきではない。
 小泉政権以後、自民党政権が何をしてきたか。官僚政治、世襲政治が横行し、弱肉強食で勝ち組・負け組と格差が広がり、国民がやる気を失っているではないか。
 自殺者が今年上半期で1万7千人と、過去最悪を記録している。40代、50代の人がリストラされ、または会社経営に失敗し、愛する妻や子供を置いて旅立っている。これは政治の責任である。小泉政権からの能力主義、実力主義の弊害である。こうした政治をやってきた政府・与党に、民主党の公約を批判する資格はない。
 自民党もまもなく公約を発表するだろう。国民がどう判断するかである。堂々と受けてたつ姿勢を失った自民党に対して、「もはや自民党ではない」と、言えるのではないか。
 とにかく「北海道からチェンジ!」、「北海道から政権交代!」の狼煙(のろし*)を上げていく。
 朝から後志管内泊村(とまりむら)神恵内村(かもえないむら)積丹町(しゃこたんちょう)古平町(ふるびらちょう)余市町(よいちちょう)仁木町(にきちょう)、小樽市を遊説する。「小選挙区は『鉢呂吉雄』さんに、比例は『大地』に」と訴えると、何処でも反応はすこぶる良い。この流れを大事にして行きたい。
 18時から民主党北海道第2区の三井わきおさんの決起大会に出席し、挨拶する。大勢の人が出席し、大変盛り上がった会だった。私も熱気に押され、「ここ2区では『三井わきお』さんの当選を、比例は『大地』を宜しく」とお願いする。

2009年7月28日(火)

鈴 木 宗 男

 昨日発表された民主党の政権公約が各紙一面トップを飾っている。

・読売新聞「民主『生活再建』前面 鳩山代表公約発表 政権交代へ決意」
・朝日新聞「子ども手当半額支給・高校無償化 民主、初年度7.1兆円盛る マニフェスト発表 行程表を明記」
・毎日新聞「『脱官僚』 『生活重視』 民主が政権公約『五つの約束』 財源なお不透明」
・日本経済新聞「民主が政権公約発表 生活支援を前面に 子育てや農業など 必要財源16.8兆円 消費税増税 鳩山氏、議論は容認」
・北海道新聞「生活再建へ行程表 民主政権公約を発表 消費税上げ議論容認」
・東京新聞「消費増税 議論は必要 民主鳩山氏 方針を転換」

 選挙で民主党の公約がこれほどまでに大きく扱われるとは驚きである。やはり政治が変わる、政権交代が実現することが現実味を帯びてきたことに、メディアも反応しているのだろう。
 「政権公約が出来なければ責任を負う」と語る鳩山代表の言葉に重みを感じる。これを受けて国民がどう判断するかである。
 自民党も後出しジャンケン宜しく公約を発表するだろうが、現政権が先に発表できないところに、今の自民党が置かれている厳しい状況が見えてくる。
 民主党と選挙協力をした以上、政策の実現、実行に向けて最善を尽くして参りたい。
 その前に、とにかく選挙で勝つ事である。勝たなければ政権交代はない。必勝の信念で、お互い立ち向かって行きたい。
 喜茂別町をスタートして、留寿(るす)都村(つむら)京極町(きょうごくちょう)倶知安町(くっちゃんちょう)、ニセコ町、蘭越町(らんこしちょう)黒松内町(くろまつないちょう)(しま)牧村(まきむら)寿都町(すっつちょう)岩内町(いわないちょう)共和町(きょうわちょう)と、一日後志(しりべし)管内を廻る。天気も良く、羊蹄山(蝦夷富士)が見事である。
 おかげさまで反応は良い。どこでも「小選挙区は鉢呂吉雄さん、比例は新党大地」ということを力強く話し、理解を得る。
 大地の恵みを活かし、明日の日本をつくる北海道にしていく。
 北海道からチェンジ!北海道から政権交代!「大地」が民主党と選挙協力をして成し遂げる。
 弱い人の味方「大地」である。「政治は弱い人のためにある」を忘れず、闘って参りたい。

2009年7月27日(月)

鈴 木 宗 男

 選挙日程が決まり、各党が公約発表、マニフェストづくりを進めているが、各党がそれぞれの政策を発表したことに対し、野党党首がいちいち発言することに異常な感じがする。例えばインド洋の給油について、民主党が当面継続する考えを示すと、社民党の福島瑞穂党首は「撤退すべきだ」と言う。
 選挙を控え、各党の主張、訴えが同じである事はない。各党独自のカラーを出して、あとは国民がどう判断するかである。先ずは選挙で勝つ事が一番だ。勝ってからどう対応するか、どんな政権構想にするか、瞬時に話し合えば良い事である。選挙も済まないうちに自分達の思惑だけで牽制したり、発信するのは、お互い自重した方が良いのではないか。
 とにかく政権交代に向け、協力するところは協力し、必勝の信念で勝ち抜くことである。個別の問題はその後にする事である。
 毎日新聞2面に「『世襲候補』171人予定、自民7割114人」という大見出しの記事に目がいく。何人なにびとも日本人であれば本人の意思で立候補できることは憲法で保障されているが、議院内閣制の政党政治で、政党が公認・推薦するしくみになっている以上、各政党がどういう基準を作るか、それを国民がどう判断するかにかかっている。
 私は地盤、看板、カバンをストレートに受け継ぐ世襲には反対である。特に親が引退する、または亡くなると即世襲ということには絶対に「ノー」である。今回の選挙は「世襲」も一つの争点になると考えられるが、国会議員の職は私有財産ではない。公の職であり、権力を伴う仕事である。
 国民の税金で100年も何十年も生きてきた人達には、お金に困ったり、生活に困ったりしたことがないだろう。だから生活感のない政治が小泉政治以降、横行したのである。この点も国民、有権者の皆さんは懸命な判断をしてくれることだろう。
 「大地」は弱い人の味方、北海道の地域政党として、北海道にこだわり、「政治は弱い人のためにある」、この原点を忘れず闘っていく。
 9時から「大地」北見事務所で必勝祈願祭。民主党の松木前代議士、小谷毎彦北見市長、菊池一春訓子府町長、川根章夫佐呂間町長はじめ大地後援会関係者が各地から駆けつけて下さる。網走管内の拠点が出来た。いよいよ本番に向けダッシュしていく。
 11時から「大地」足寄事務所開き。大勢の人が足を運んで下さり、盛大に行う。昭和58年、最初の選挙を想い出し、その時の事務所開きに重なり、ただただ涙が流れてくる。  故郷足寄の皆さんの人情に触れながら、原点に立ち返っての闘いにしたい。
 14時25分女満別発で千歳に向かい、札幌市内廻り。18時から「大地」支持の企業関係者の集まりを行い、札幌市内における応援をお願いする。小選挙区は民主党候補予定者を、比例は「大地」と、徹底してもらうことにする。
 19時半札幌釧路会納涼ビアーパーティーに出席し、挨拶させて戴く。
 21時過ぎからクラブイベントに参加。若者と触れ合う。
 とにかく動いて動いて理解を得ていく。感触は上々である。

2009年7月26日(日)

鈴 木 宗 男

 麻生首相は昨日、日本青年会議所(JC)の挨拶の中で、「日本は高齢者、65歳以上の人たちが元気。介護を必要としない人は8割を超えている。この人たちは働くことしか才能がない」と述べたと報道されている。更に、「80歳過ぎて遊びを覚えても遅い。遊びを覚えるならせいぜい『青年会議所の間』くらい。60歳過ぎて80の手習いなんて遅い」とも発言している。
 読み違いどころではなく、政治家の基本的人間性が問われるところではないか。なんと生活感のない、ノー天気なお方かと言いたい。
 こういった話を聞くだけでも、勝ち組・負け組と格差が拡がり、国民がヤル気を失っていることに、麻生首相は気がついていないことがわかる。やはりこの一点だけでも看過できない。
 生活者重視の、声なき声をしっかり受け止める政治をしなければいけない。弱い人の味方「大地」である。北海道が良くなれば日本が良くなる。この事をしっかり訴えていく。「北海道からチェンジ!」、政権交代を実現して、政治は弱い人のためにあるという原点をしっかり政策で実行していく。
 10時から陸上自衛隊釧路駐屯地の創立56周年、第27普通科連隊創隊47周年の記念式典に出席。北海道第7選挙区も大激戦で、民主、自民両候補予定者が顔を見せる。
 この選挙区で自民党側が、「民主党が政権をとると自衛隊がなくなる」だとか、「安全保障がないがしろにされる」、「予算が極端に削減される」などと、間違った情報を流しているので、きちんと説明をさせて戴いた。選挙戦が加熱すれば色々な中傷、デマも出される。今日の式典で、私の挨拶中にある町長が場違いな野次を飛ばしていたと、マスコミの皆さんが教えてくれたので、私はご本人に真意をお話させて戴く。ちょうど自民党の候補予定者もそばにいたので、話を聞いてもらえ、都合よかった。想い起こすは善である。
 13時から地元記者さんとの懇談。15時から釧路市音別町、17時から釧路管内白糠町で国政報告。選挙期間中には廻れない地区を今からお願いして歩く。
 19時から釧路・根室管内新党大地支部・鈴木宗男後援会の役員会。解散後初の会合で、しっかり選挙戦の打ち合わせをする。小選挙区は「仲野博子」、比例は「大地」の確認をする。
 北海道は「大地」の動き、頑張りが民主党候補の勝利に繋がる。特に、第7選挙区は「大地」のウェートが高いので、その責任を果たして行きたい。
 鈴木宗男後援会、大地関係者には、「小選挙区は【鈴木宗男vs自民候補】という思いで戦ってほしい。【仲野博子vs自民候補】ではない。鈴木の戦いだ」とよくよくお願いをする。
 選挙協力をした以上、お互い良い結果を残すしかない。そのために、新党大地はその責任を果たしていく。


「自衛隊釧路駐屯地記念式典」

「記念祝賀会」

「音別国政報告集会」

「白糠国政報告集会」

「新党大地・鈴木宗男後援会役員会」

2009年7月25日(土)

鈴 木 宗 男

 誰が立候補するか注目されていた東京12区、昨日民主党の小沢筆頭代表代行は参議院議員の青木愛さんを立候補予定者として記者会見し発表した。女性でしかも政治家として経験のある年令的にも若い候補擁立はなかなか考えたものである。黙っていても話題の選挙区として取り上げられることだろう。
 今度の衆議院選挙はメディア的に女性候補を取り上げてくると思う。各党とも女性候補が何かに付け話題を集めることだろう。前回は「刺客候補」が話題になり今回は「女性候補」でないか。特に日本の国会は女性議員が少なすぎる。歴史的な経緯は別にして男女共同参画社会、女性の声がもっと反映される上でも女性議員がもっと多くなることが望ましい。そういった意味でも注目される総選挙である。
 札幌から釧路に飛び9時から昭和58年最初の選挙から、いや中川一郎先生の秘書時代から大変お世話になった佐藤キヨさんの告別式に伺う。行年91才、肝っ玉母さんそのもののしっかり者だった。心からのご冥福を祈る。
 釧路市内を廻り、夕方、帯広で第11選挙区民主党道議会議員、市・町・村議会議員との選挙協力打ち合わせ。石川ともひろ代議士も出席し、小選挙区での石川代議士の当選、比例での大地支持を誓い、協力関係を強化することで一致する。全国一の注目区ここ帯広・十勝で石川代議士が勝利することで政権交代が実現でき、北海道から初の総理大臣誕生であると話させていただく。
 この第11選挙区は緊張感のある堂々たる闘いになることは必至である。歴史を塗り替える闘いをしていく。

2009年7月24日(金)

鈴 木 宗 男

 今日の読売新聞に、21日から23日にかけて実施した世論調査の結果が出ている。
 小選挙区は民主39%、自民25%、比例でも民主42%、自民23%と、民主党が圧倒的である。
 「どちらが首相にふさわしいか」という質問についても、鳩山代表40%、麻生首相22%であり、内閣支持率は20%、不支持は67.8%である。
 政党支持率も民主31%、自民25.3%で、全てにおいて民主党が優位に立っている。
 投票日まで37日もあるので何があるかわからないが、国民の流れは政権交代である。油断なく、地に足をつけて、エラーをしないことが大事だ。オウンゴールは許されない。
 札幌市内を廻り、大通公園、札幌ドームで街頭演説をしても、反応は良い。北海道の地域政党、弱い人の政党である「大地」は、北海道にこだわり、「北海道が良くなれば日本が良くなる」、「明日の日本をつく北海道」と、しっかりと訴えていく。
 沢山の人から「『大地』は良い名前です」「『大地』は北海道にぴったりです」「『大地』は恵みの大地にふさわしいです」等々、お声を戴く。ありがたい限りだ。
 「大地」と命名してくれた松山千春さんに、心から感謝したい。
 今日は18時半から札幌ドームでプロ野球のオールスター戦。札幌ドームでのオールスター戦が行われるのは8年ぶり2回目であり、北海道民にとっては大変大きなイベントである。
 こうした出来事の積み重ねが、北海道の元気につながるのである。ドームに足を運んだファンの方々も、日本プロ野球を代表する選手の一挙手一投足に大きな感動を覚えたことだろう。
 私もドームの中を一周し、多くの人から「『大地』頑張れ」と声援を戴くことが出来た。

2009年7月23日(木)

鈴 木 宗 男

 衆議院が解散されてから、新聞・テレビは注目選挙区を取り扱っている。
 朝のTBSテレビでは、静岡7区の自民、民主、無所属の有力3候補が生出演していた。なかなか迫力のあるやり取りで、選挙本番、第4コーナー、最後の追い込みをかける様相であった。テレビの影響もあり、静岡3区は更に激戦の度合いを深めることだろう。
 北海道でも、各選挙区の候補予定者、比例区出馬予定者が紹介されている。我が「大地」は鈴木宗男、八代英太さんの顔写真が載っているが、あと2人立候補させるべく、人選を急いでいる。
 二大政党制の下での政権選択選挙では、少数政党は埋没してしまうのではないかという声がよく聞かれるが、多様な文化、歴史をもつ日本においては、竹を割った様なはっきりとした二大政党制には簡単にならない。公明党も共産党もしっかりした基盤を持っているし、社民党、国民新党も歴史は浅いものの、しっかり地に足が着いた組織がある。
 北海道では、過去3回の国政選挙で新党大地・鈴木宗男は、民主党、自民党に次ぐ得票を得ている。これからの政治は地元の特性、地域力をエゴと言われるくらいアピールしていくことが、地方が生き残る道だと考える。
 その点北海道は、食糧自給率200%を誇り、豊富な大地の恵み、風光明媚な四季折々の自然を有する癒しの場所である。これは観光産業とも直結する。また北海道の大自然は、農林水産業を活かし、教育、人作りの場としても最適である。
 新党「大地」は、北海道の地域政党として存在感と発言力をキープしていく。そのためにも、北の大地・北海道から政権交代を実現する。「大地」が民主党との選挙協力で、確実に結果を出していく。
 一日札幌市内挨拶回り。解散になり、皆さん「頑張って下さい」、「政権交代を実現して下さい」と激励して下さる。
 18時から北海道3区の民主党荒井さとし候補予定者のセミナーに出席して挨拶。18時半から福士勝札幌市議会議長の就任パーティーし、挨拶。
 その後札幌市手稲区選出の小野正美札幌市議会の市政報告会に参加し、挨拶。
 民主党との選挙協力関係は順調にいっている。

2009年7月22日(水)

鈴 木 宗 男

 11時半から民主党鳩山代表と約30分間打ち合わせをする。北海道内12小選挙区について、私が回った時の感じや様々な情報を元に、「北海道は鳩山代表だけは間違いなく当選ですが、他は横一線。誰が当選しても落選してもおかしくありません」と、率直に話をさせて戴く。鳩山代表も十分耳を傾けて下さる。
 選挙に勝つことが政権交代の一番の道のりである。民主党と選挙協力した以上、必ず結果を出して、北の大地・北海道から政治の流れを変えていく。
 鳩山代表とは様々なことに関し意見交換させて戴いているが、会うたびに風格、胆力、責任感が備わってきている。頼もしい限りだ。北海道から初の総理大臣誕生に向け、闘いを進めていく。
 午後の便で札幌に戻り、市内挨拶回り。17時から札幌駅前、17時半から大通公園で、解散後初の街頭演説を行う。
 通行中の皆さんが足を止め、100人、200人と耳を傾けて下さる。人の輪ができ、ありがたい限りである。
 大地と民主党の選挙協力により政権交代、北海道から初の総理大臣誕生を実現させる。さあ交代の時はきた!

2009年7月21日(火)

鈴 木 宗 男

 13時からの衆議院本会議で河村官房長官が詔書を河野議長に伝達し、河野議長が「日本国憲法第7条により、衆議院を解散する」と、詔書を朗読して散会する。
 万歳をする議員もいれば、拍手をする議員、黙っている議員、下を向く議員がおり、様々な姿が目に入る。私は万歳も拍手もせず、議長に一礼して本会議場を後にする。
 議場を出るとテレビ、新聞各社からインタビューがあったので、「大地と民主党との選挙協力により、北海道から政権交代を実現させ、北海道から初の総理大臣を誕生させます。弱肉強食、勝ち組・負け組と格差を拡げた政治にNoを突きつけ、お年寄り、障害者をはじめ、弱い立場の人々に優しい政治を取り戻したい」と答える。いよいよである。
 「北海道からチェンジ!」という、昨年から「大地」が訴えてきたフレーズがやっと実現する。北の大地・北海道から政治の流れを変える。民主党の小選挙区候補予定者が全勝するために、大きな役割を果たしていきたい。


本日提出した質問主意書1件
bS66 第171回国会における質問主意書に対する政府の対応に関する質問主意書

本日受領した政府答弁書7件
bS46 外務省幹部が1960年の日米安全保障条約改定時におけるいわゆる「核持ち込み密約」の関連文書を破棄するよう指示したとされる件に関する質問主意書
bS47 外務省の大使館及び総領事館における便宜供与に関する第3回質問主意書
bS48 殺人罪等に問われているフジモリ・元ペルー大統領に対する政府の保護等に関する質問主意書
bS49 在ウズベキスタン大使館に配置され所在がわからなくなった日本画に関する再質問主意書
bS50 一九六〇年の日米安全保障条約改定に際したいわゆる「核持ち込み密約」に係る外務省事務次官経験者の証言に対する同省の見解等に関する質問主意書
bS51 政府による我が国の領海幅設定と一九六〇年の日米安全保障条約改定に際したいわゆる「核持ち込み密約」との関連性等に関する第3回質問主意書
bS52 北方四島の我が国への帰属確認を段階的に行うことはしないとする政府の方針に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年7月20日(月)

鈴 木 宗 男

 7月18日土曜日の朝日新聞4面に「質問主意書の提出最多 野党活用、おざなり答弁も増」という見出し記事がある。記事の一部紹介したい。

『質問主意書の提出最多 野党活用、おざなり答弁も増』

 国会議員が政府に書面で質問する質問主意書が、今国会で939本(衆院690本、参院249本、17日現在)と過去最多となった。野党にとっては政府を追及する有力な手段だが、事務作業の増大から、政府のおざなりな答弁も増えている。
 質問者や質問時間が限られる国会審議に対し、主意書は会期中、議員ならだれでも、数の制限もなく提出できる。政府は答弁書を閣議決定し、7日以内に回答しなければならない。最近は衆参両院のホームページに主意書と答弁書が掲載され、議員の活動実績を示す材料にもなっている。
 提出数は05年の郵政選挙後、激増=グラフ。自民党の圧勝で議席を減らした民主党が、質問時間の減少を補うため、活用度を高めたからだ。


 「鈴木宗男氏、衆院分の7割」という見出し記事もあるので紹介したい。

『鈴木宗男氏、衆院分の7割』

 これまで最も多く質問主意書を提出したのは、新党大地代表の鈴木宗男衆院議員。今国会だけで465本(17日現在)と衆院全体の約7割を占める。05年9月からの累計は1871本。うち約7割が外務省関連。「外務省で7000本ものワインを保管している理由は何か」などの質問が並ぶ。かつて同省との関係が問題視された鈴木氏は「自責の念をこめて、自浄能力を発揮してもらいたいと思って質問主意書を出している」という。

 私なりに過去の経験に基づき国民への情報開示、情報の透明性をはかる為、私は質問主意書を活用している。これ程話題になるだけでもインパクトがあった証拠だろう。
 8時半から網走あばしり管内美幌町で美幌ブロック(美幌町、津別町、大空町)後援会事務所開き。三連休最後の日、早朝にも関わらず新党大地の後援会役員の出席を得て盛大に行う。松木けんこう代議士も来て下さり、小選挙区は「松木」比例区は「大地」としっかり連携していくことを確認する。
 10時から陸上自衛隊美幌駐屯地創立58周年式典に出席。武部代議士、松木代議士も出席し緊張感が漂う。全国注目の北海道第12選挙区は「大地」にとってもやりがいがある。
 12時半から網走ブロック後援会焼肉パーティー。心配された天気も回復し盛大に行う。
 16時北見市常呂ところ町、18時網走管内湧別湧別ゆうべつ町で国政報告会。
 休日にも関わらず熱心な支援者が駆けつけてくれる。解散の前日に良い日程作りができた。いよいよ決戦である。
 北海道からチェンジ。北の大地北海道から政権交代。北海道から初の総理大臣誕生に向けたたかっていく。


「美幌後援会事務所開き」

「焼肉パーティー」

「常呂国政報告会」

「湧別国政報告会」

2009年7月19日(日)

鈴 木 宗 男

 9時半から網走管内美幌町での牛肉まつりは雨の為中止。例年延べ3万人近い人が参加する大イベントだが、雨には勝てない。
 13時から帯広市民球場での日本ハム−西武戦もやはり雨で中止。昨日の釧路も今日の帯広も野球ファンにとっては年に一度の公式戦で楽しみにしていただけに落胆していることだろう。しかし自然のなせる技であり、天気には勝てない。あらためて自然の摂理を考えるものであり、大地のめぐみの尊さを受け止める一日であった。
 十勝管内本別町、陸別町で後援会会合。地元中の地元であり、急な案内にもかかわらず、昭和58年最初の支持者は勿論、新しい仲間、同志も来て下さる。
 本別、陸別両町では政権交代は当たり前、それよりも小選挙区で石川ともひろ代議士を勝たせなくてはいけない。小選挙区は「石川ともひろ」と大きなうねりになっている。
 本別町も陸別町も町長さん、議長さんはじめ、街の各界の責任者の方が出席して下さり、人情や人の心を感じながらふるさとのありがたさをしみじみと感謝の気持ちで受け止める。
 確実に新しい流れはあると実感しながら北海道11区の結果が日本の政治史に1ページを飾ることになる。小選挙区で「石川ともひろ」比例区は「大地」と一致結束の姿に満足する。

2009年7月18日(土)

鈴 木 宗 男

 昨日、「大地」から北海道比例区で出馬表明した八代英太さんのことが道内紙はもとより全国紙・スポーツ紙でも紹介されている。一つの傾向としてスポーツ紙にとりあげられない政治家はインパクトがない。若者はスポーツ紙の政治、経済、社会面を読んで一つの情報源にしているからである。
 私もたびたびスポーツ紙にとりあげてもらっているが特に選挙の時期にどうとりあげられるかは大きな意味をもつ。話題になることは大事なことである。
 弱い人の政党「大地」である。弱い人の味方「大地」だ。北海道にこだわりながら、北海道が良くなれば日本が良くなる。北海道の元気が日本の元気につながる。この思いをしっかりもって私は八代さんとタッグを組んで北海道からチェンジ、政権交代。北海道から初の総理大臣、鳩山総理実現の為、新党大地鈴木宗男は邁進していく。読者の皆さんのご協力を切にお願いしたい。
 朝の便で東京から釧路に入り、新党大地・釧路事務所の必勝祈願を行う。釧路・根室管内から役員の皆さんが沢山出席して下さり、厳粛に執り行う。
 民主党の仲野ひろ子代議士はじめ、民主党北海道7区選対関係者も顔を揃えていただき感謝に堪えない。小選挙区は「仲野さん」比例は「大地」と心からのお願いと選挙協力の確認をする。
 13時から釧路市民球場でプロ野球パリーグ日本ハム−西武の公式戦。日本ハムのダックアウトに旧知の梨田監督にご挨拶し、西武には足寄高校の後輩三井投手がいるので激励する。試合開始の時は雨が無かったが一回が終わった処で雨が強くなり、試合中断、結局ノーゲームとなる。一年に一回のプロ野球公式戦で約二万人のファンが駆けつけておりとっても残念がっていた。
 私は球場内を一周し、挨拶をして廻ったが、何千人もの人から「ムネオさん大地に期待してます」「大地の力で政権交代して下さい」と熱き声援をうける。
 元気や励ましをいただき感謝の気持ちで一杯である。
 

「必勝祈願の玉串奉奠」

「神事後の挨拶」

2009年7月17日(金)

鈴 木 宗 男

 朝の便で札幌に向かい、10時半から新党大地事務所で記者会見。
 大地命名者の松山千春さんに同席戴く中で、八代英太元郵政大臣が、次期衆議院選挙に北海道比例区で新党大地から出馬することの受諾表明をする。
 私から「新党大地は弱い人の地域政党である。車いす生活で頑張って生きている八代英太先生の福祉、弱者に対する思い、経験を是非とも活かしたい。昭和31年、1956年の今日は、『もはや戦後ではない』とする経済白書が発表された日である。今や『もはや自民党ではない』と、宣言する。
 併せて、1956年と言えば、当時の鳩山一郎首相が日ソ共同宣言を発した年である。国民の悲願である北方領土問題解決の為にも、政権交代を成し遂げ、鳩山総理の下で解決するしかない。
 北の大地北海道から政権交代の実現に向けて、新党大地は民主党との選挙協力の中で全力を尽くす。」と言わせて戴く。
 八代先生から、「改革と称し、郵政が民営化され、疲弊した北海道を見る時、私にできることがあればと常々考えてきた。昨年10月から新党大地の鈴木代表から熱いお声がけを戴き、家内、家族とも相談した上で、今日、正式に出馬する決意を固めた。
 今の日本、北海道は、『隠し砦の3悪人』でダメになっている。それは小泉純一郎氏、竹中平蔵氏、武部勤氏である。竹中氏は既に議員を辞め、小泉さんは引退表明している。残っているのは“偉大なるイエスマン”武部さんだ。自ら辞めないのなら、こちらから鈴を付けてやることも大事だと思っている。
 4年前の郵政解散の時、当時の武部幹事長から『八代さん、比例で面倒を見るから』と言われ、その言葉を信じていたら、公示の一日前に『あの話はなかったことにしてくれ』と武部さんから電話があり、愕然とした。政治とはこういうものかと思い、悶々としてきたものだ。
 今回、新党大地から声がかかり、昔からの鈴木さんとのご縁を考え、今回こういうことになり、ありがたい限りです」との挨拶があった。
 松山千春さんから、新党大地の命名者として、オブザーバー、アドバイザー、そして応援者として、「八代さんの出馬は本当にありがたい。『大地に還り、大地に学ぶ』を実践してほしい。大地の恵みに感謝する心が今、大事ではないか。是非ともムネオさん、八代さんで、北海道からチェンジ、政権交代の実現に向けて頑張ってほしい。
 新党大地からムネオさん、八代さんの二人が当選すれば、間違いなく大きな力になる。新党大地に期待して、自分からも朝早くから駆けつけてくれた記者の皆さんにお礼申し上げたい」とご挨拶して下さる。
 4年前、郵政解散となり、八代さんは郵政民営化に反対し、自民党から切られる形となった。実はその時、松山さんが「ムネオさん、八代さんに新党大地から出てもらおう」と話があり、早速八代さんに電話をしていたのだ。
 その時八代さんからは、「武部幹事長から『比例で面倒見るから』と言われているので、ありがたい話だがご遠慮したい」という答えを戴いていた。私もその時は、その方が八代さんのためになると思い、無理は言わなかった。
 ところがその武部幹事長は、八代さんをだましたのである。八代さんは筋を通し、一人で選挙戦を闘った。
 昨年10月、私と松山さんで選挙の打ち合わせをした際、「今後こそ八代さんに出てもらおう」ということで一致した。その時、偶然にも八代さんから私の議員会館に電話があり、「武部を落とすためなら私も応援に駆けつけます。遠慮なく使って下さい」とのことだった。
 絶妙のタイミングでの、お互いの、そして松山さんを入れての価値観の共有だった。
 八代さんの出馬は、松山さんが4年前から思い描いていた構想であり、私も本当に嬉しい限りである。松山さんの先見性、感性に感謝するものである。
 スタート台に立った今、あとは全力疾走するのみである。八代さんは今日は札幌、明日は函館を廻り、もはや本番モードだ。北海道の地域政党「大地」が、北の大地・北海道から政権交代の実現に向けて、本格的に動き出す。
 北海道からチェンジ!「大地」がやる。
 記者会見終了後、羽田に戻り、羽田から北九州に飛んで、武田良太代議士の応援に駆けつける。
 どしゃ降りの中で2カ所街頭演説をしたが、熱心な武田代議士の支持者が雨をものともせず集まって下さり、感激した。
 21時北九州発で羽田に戻る。日本列島を往復横断した一日だった。
 自民党の内部対立は決着がついた。反麻生グループは両院議員総会の開催を要求していたが、なんと三分の一の署名が集まっていなかったことが判明した。詰めの甘さ、ご都合主義、今の自民党を表している。
 執行部は両院議員懇談会で形を作る様だが、これとても、国民の理解を得られるものではない。国民の支持がないとは言え、21日解散が濃厚となり、解散権という権力を持っている立場というものは強いものである。
 これで【鳩山VS麻生】の戦いとなるが、8月30日の投票日まで何があるかわからない。しっかり気を引き締めて、日々、全力投球して参りたい。

「札幌事務所」

本日提出した質問主意書6件
bS60 外務省在外職員に支給される子女教育手当の妥当性等に関する再質問主意書
bS61 外務省在外職員に支給される配偶者手当の妥当性等に関する再質問主意書
bS62 外務省におけるワインの保管並びに使用等に関する第三回質問主意書
bS63 第三十一吉進丸の船体返還に向けた外務省の取り組み等に関する再質問主意書
bS64 外務省が作成したいわゆる「国会議員への対応マニュアル」の同省における取り扱い関する再質問主意書
bS65 外務省における同省職員が公務出張に際して取得したマイレージの取り扱い等に関する第三回質問主意書

本日受領した政府答弁書12件
bS34 外務省職員による天下りに関する再質問主意書
bS35 外務省におけるワインの保管並びに使用等に関する再質問主意書
bS36 外務省員手帳に記述のある同省職員に対する国内高級ホテルによる優遇措置に関する質問主意書
bS37 第三十一吉進丸の船体返還に向けた外務省の取り組み等に関する質問主意書
bS38 外務省が作成したいわゆる「国会議員への対応マニュアル」の同省における取り扱いに関する質問主意書
bS39 キルギス国会において一九九九年に同国で発生した日本人誘拐事件の際に身代金が支払われたとの証言がなされた件に関する質問主意書
bS40 外務省における同省職員が公務出張に際して取得したマイレージの取り扱い等に関する再質問主意書
bS41 村田良平元外務事務次官が一九六〇年の日米安全保障条約改定時のいわゆる「核持ち込み密約」の存在を認めた件に関する再質問主意書
bS42 住居手当を受給している外務省在外職員の住居の実情等に関する質問主意書
bS43 外務省におけるタクシー券の使用等に関する再質問主意書
bS44 外務省在外職員に対して支給されている在勤手当に係る同省の国民に対する説明等に関する質問主意書
bS45 米国核艦船の寄港を容認すべく非核三原則の修正を検討していたとする大河原良雄元駐米大使の証言に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年7月16日(木)

鈴 木 宗 男

 自民党の反麻生グループは、両院議員総会開催を求めて署名を提出した。署名しておきながら「名前を外してほしい」などと言い、政治家としての資質、基礎体力がないことを露呈している者もいるようだ。
 今朝の読売新聞4面の「武部氏 首相『徳がない』批判」という見出し記事に目がとまる。

 自民党の武部勤・元幹事長は15日のTBS番組で、麻生首相について「徳がない。人を愛する心、謙虚な心、恥を知る心、正しい判断をする心(を持つ)、徳性の高い人を(党新総裁に)選びたい」と痛烈に批判した。
(7月16日読売新聞朝刊4面)

 この言葉に熨斗(のし)を付けて、そっくり武部氏に返してあげたい。
 あなたにこんなことを言う資格がありますか?格差を拡げ、国民にやる気をなくさせ、更には郵政民営化をし、地方切り捨ての政治をした偉大なるイエスマンにこう言われたのでは、麻生首相も「お前にだけは言われたくない!」と思っていることだろう。
 私のところには「ムネオさん、武部を征伐して下さい」、「鈴木さん、武部は許せません」、「政治家としてではなく、人間として失格です。絶対やっつけて下さい」、「恩知らずの武部を落として下さい」といった声が寄せられる。
 「私に言われても…」とは思うものの、なるほどと納得もできる。民主的手続きである選挙で、しっかり結果を出すしかないと決意するものである。8月30日に向けて、更に力が入る。
 10時35分、総理官邸に行き、河村建夫内閣官房長官に対して、前日のアイヌ民族の権利確立を考える議員の会において決議した事項について要請をする。河村官房長官も、更なるアイヌ政策の展開、また関連予算額の増額に向け、十分な理解を示してくれた。


「2009.7.16 総理官邸にて 河村建夫内閣官房長官にアイヌ議連の決議文を渡す」

「2009.7.16 要請後ぶら下がり取材に応じる@」

「2009.7.16 要請後ぶら下がり取材に応じるA」

 17時、神奈川県川崎市高津区溝の口に行き、小沢一郎先生の秘書をされていた神奈川第18区の候補予定者である前衆議院議員のひだか剛さんの応援に行く。商店街を練り歩き、溝の口駅前で街頭演説をする。
 通勤帰りの多くの人が足を止め、耳を傾けてくれる。十分な手応えを感じながら、マイクを握った。
 これまで神奈川には1区、14区、17区の応援に入り、今日18区の応援にきた。前回は小選挙区では議席なしの結果に終わった民主党だが、今回は相当期待できる。候補予定者も力が入っている。やはり流れは恐ろしいものだ。政権交代実現に向け、都市圏でも大きなうねりを感じる。
 北の大地・北海道からチェンジ!新党大地がやり遂げる。


本日提出した質問主意書2件
bS58 外務省作成の「鈴木宗男衆議院議員からの依頼等に対する対応振り」に関する質問主意書
bS59 外務省における健康管理休暇制度と民間企業における同様の制度との比較等に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2009年7月15日(水)

鈴 木 宗 男

 自民党の古賀誠選対委員長が総務会で辞意を表明した。総務会で加藤紘一、武部勤両氏に「責任は執行部にある。責任を明らかにすべき」と指摘され、更には丸山和也参議院議員から「東国原知事擁立問題も混乱の一因」といわれたことについて、古賀先生は「地方選挙の責任は幹事長ではなく私にある。執行部で責任を取れというなら、私が取る」と発言して退席したという。
 この古賀発言について様々な憶測、評価等が錯綜しているが、私は「加藤、武部両氏、更には丸山参議院議員にあそこまで言われたら、誰かが責任を取らなければいけない。それならば実務責任者の自分が責任を取って、その場を収めるしかない」という、古賀さんらしいとっさの判断がなされたのだと思う。
 確かに色々な思いがあることは私も側聞(そくぶん)しているし、本人とも話す機会もあった。しかし、古賀先生は党人政治家として、筋を通すという、潔さを持っている数少ない政治家である。古賀先生の「男気」を知る者として、自分を捨てることで一致結束ができればという思いが働いたものと考える。
 腹の据わった政治家のひと言は重いものである。
 午前中、福井市内を回り、次の選挙で民主党から出馬する糸川正晃代議士の応援のお願いをし、11時35分、小松空港発で羽田へ。
 議員会館に入り、お客さん応対。
 15時から超党派で構成するアイヌ民族の権利確立を考える議員の会を開催する。昨年6月6日の衆参両議院における「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」により、アイヌ民族が日本の先住民族であると政府は初めて認めた。それに伴い、アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会が設置され、今月29日に最終提言が取りまとめられることになっている。
 これに先立ち、アイヌ議連の会として、北海道庁及び北海道アイヌ協会からの要望を聞く会を開いたものである。高橋はるみ知事及び加藤忠理事長からは、予算措置やアイヌ新法等についての強い要請が寄せられた。
 私も発言の中で、アイヌ新法は必要ではあるが、同時にしっかりとした実態調査を行い、事実と理念の両方に基づいたアイヌ政策をしなくてはならないと話す。合わせて、文化事業の推進やアイヌ遺産等を守るためにも、きちんとした予算措置が必要であることを強く言わせてもらった。
 そして、立法措置や早急に取り組むべきアイヌ政策等について、アイヌ議連の会としての決議をした。明日10時35分、内閣官房長官あてに要請活動を行う予定である。
 18時半、茨城県土浦市で茨城県医師会主催の会合で講演。
 茨城県医師会は、反自民で意思決定しており、小選挙区は民主党候補を推薦、応援することにしている。私からも、茨城県第6区民主党候補予定者大泉ひろこさんへの支持をお願いする。
 ここでも政権交代への期待は大きい。茨城でも、地方はお医者さん不足で困っている。小泉政権での過度な規制緩和による臨床研修医制度が、地方にお医者さんが回らなくなる仕組みをつくっている。政策の転換を図らなくてはならない。
 北の大地北海道からチェンジ!北海道が良くなれば日本が良くなる。「大地」が政権交代、北海道から初の総理大臣誕生を目指して頑張っていく。


本日提出した質問主意書2件
bS56 外務省所管の各種法人に関する質問主意書
bS57 一九六〇年の日米安全保障条約改定に際したいわゆる「核持ち込み密約」についての政府部内の調査に対する内閣総理大臣等の見解等に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2009年7月14日(火)

鈴 木 宗 男

 麻生総理が政府与党連絡会議で、解散、選挙日程を決めたのにもかかわらず、自民党内ではまだ「新総裁で」と、麻生降ろしの声が出ている。こうした不協和音が都議選にも影響したことが、まだわからないのだろうか。
 中川秀直氏にしろ、武部勤氏にしろ、そして山崎拓氏にしろ、小泉政権で改革、改革と叫んでいた。今、地方が疲弊し、都会でもフリーター、ニート、または契約社員等の非正規雇用社員が増え、多くの国民がやる気を失っている。この人達は、この格差社会をつくった張本人ではないか。
 「身勝手な自己保身の動きに怒りを覚える」といった自民党シンパからの声が多数聞かれる。同時に、「麻生降ろしでテレビに出ている人達は、皆選挙が厳しい人ばかりですね」といった声も寄せられる。なるほどと思いながら、この国民の生活感、感性が選挙結果を左右することだろうと考える。
 NHKの世論調査で、「麻生内閣を支持する」は前回より8ポイント減って21%、不支持は10ポイント増えて70%。首相にふさわしいのは、鳩山民主党代表が29%、麻生首相が13%と、ダブルスコアである。
 国民の目、思いは鋭く、賢明である。来るべき選挙で、北海道からチェンジ、大地でチェンジを訴え、北の大地 北海道から政権交代の実現、鳩山総理誕生に向け、全力を尽くして参りたい。
 内閣不信任案採決の衆議院本会議が行われたが、8月18日公示、30日投票日と決まっているので、選挙を心配し、そわそわする議員の姿が目につく。他人のことより自分のことが大事という思いなのだろう。とにかく時間との闘いである。
 夕方、福井県に向かい、福井県第二選挙区の糸川正晃代議士の応援のため、鯖江市に入る。何回も糸川さんの応援に来ているが、選挙を控え、解散の日程が決まっての会合は、やはり熱気が違う。良いタイミングでの糸川さんの会合だった。
 20時から私の福井後援会の会合。政権交代実現の為、福井の皆さん方にも心からお願いする。


本日提出した質問主意書3件
bS53 在ロシア連邦日本国大使館員に支給されている住居手当等に関する再質問主意書
bS54 外務省の在外公館派遣員制度の是非等に関する質問主意書
bS55 北方領土問題等解決促進特別措置法の改正に対するロシア側の抗議等に関する第三回質問主意書

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2009年7月13日(月)

鈴 木 宗 男

 昨日都議選で民主党の大躍進、自民党の惨敗という結果が出たことを受け、麻生首相が動いた。
 7月21日解散、8月18日公示、30日投票日と、麻生降ろしの雑音が出る前に選挙日程を決め、また公明党へ配慮をし、今週の解散は避けた。麻生首相で選挙することは、6月30日、麻生首相と森元首相との会談で、党役員人事、内閣人事はしないということで決定をした際、既に決まっていたことである。
 「総裁選前倒しを」、「麻生では戦えない」と言っている人は、自分の選挙が大変な人達である。このことも麻生首相は見抜いている。皆、自己保身で動いている。
 世論の支持がないと言われている麻生首相だが、解散権は首相しか持っていない。当初思い描いた日程とは若干ずれたが、派閥の会長等に連絡をし、ここは麻生首相が押し込んだ形である。
 いよいよ選挙である。日程がはっきりした以上、それに沿って態勢を敷かねばならない。
 明日は福井県で選挙応援をし、15日は茨城県で茨城医師会に呼ばれて講演し、民主党候補のお願いをする。16日は神奈川県、17日は福岡県、18日は北海道で、民主党候補の応援をする日程が入っている。しっかりこなしていきたい。
 さあ、交代の時はきた。北海道からチェンジ!北の大地 北海道から政権交代!北海道から初の総理大臣の誕生、鳩山政権の発足に向けて、全力を尽くしていく。
 参議院で臓器移植法改正案のA案が可決され、成立する。早速アメリカロサンゼルスの岩城先生からも「これで助かる命がある」と電話が入る。
 命の重さ、尊さを十分踏まえながらも、同時に救える命、助かる命があることの大事さについても考えていきたい。


本日提出した質問主意書3件
bS50 一九六〇年の日米安全保障条約改定に際したいわゆる「核持ち込み密約」に係る外務省事務次官経験者の証言に対する同省の見解等に関する質問主意書
bS51 政府による我が国の領海幅設定と一九六〇年の日米安全保障条約改定に際したいわゆる「核持ち込み密約」との関連性等に関する第3回質問主意書
bS52 北方四島の我が国への帰属確認を段階的に行うことはしないとする政府の方針に関する質問主意書

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2009年7月12日(日)

鈴 木 宗 男

 昨日、第91回全国高校野球選手権大分大会の開会式に向っていた柳ヶ浦高校野球部員の乗っていたバスが横転し、1人が死亡、42人が負傷するという事故が起きた。亡くなった吉川将聖君は奈良県からの野球留学で甲子園に行きたい、将来はメジャーリーガーになる事が夢だったと報じられている。何という非常な運命か。雨が降っておりそこでの事故、チョッとした一瞬の出来事だったのだろう。吉川さんのご冥福を心から祈ると共に、負傷された方々の一日も早いご全快を祈念したい。併せて運転していた野球部の副部長さんが、過失致傷容疑で現行犯逮捕されているが、悪意があった訳でなく、単純な運転ミスと思われる。この副部長さんも、思わぬ出来事にご本人が一番ビックリ、かつ申し訳なく思っている事だろう。同情に値する。関係者に置かれては寛大な処置をして欲しいものである。
 麻生首相が昨夕帰国し、早速動きがある。官房長官、同じ派閥の人達、地元で支持する国会議員が面会をしている。私のところにも関係者から連絡が入って来たが、いよいよ解散選挙の様相である。
 今日の都議会議員選挙を見ながら、今週はじめなのか、後半なのか決断される事になるのではないか。支持率が低い国民の支持が少ないと言っても解散権を持っているのは麻生首相である。最後に伝家の宝刀を使う事だろう。息の抜けない神経戦が始まっている。
 根室管内別海町で自衛隊協力会30周年記念式典。陸上自衛隊別海駐屯地は日本一の演習場、矢臼別を抱える駐屯地だ。12年前、沖縄の県道104号線越え実射訓練を本土移転に伴い、私が一番先に地元の協力を得て、受け入れた経緯がある。沖縄の痛みを少しでも分かち合う責任を果たせたことを今でも私は誇りに思っている。当時、受け入れ反対の大合唱であったが、当時の佐野町長の国益の観点での決断、後に私の後援会長をして下さった当時の小原町議会議長さんはじめ、協力して下さった多くの関係者を想い起こし感慨無量である。自衛隊協力会の皆様に心から感謝申し上げる。
 12時45分中標津空港から丘珠空港へ。札幌大通公園で街頭演説。
 大勢の人が足を停めて私の訴えに耳を傾けて下さった。
 18時岩見沢市に行き、民主党小平忠正代議士の会合に出席し、小選挙区は「小平さん」比例は「大地」をよろしくと訴え、「北海道から政権交代」「北海道からチェンジ!」そして「北海道から初の総理大臣を誕生させよう」と熱く話しさせて頂く。今日も太平洋から日本海を見る、北海道横断の一日であった。
 東京都議会議員選挙で、民主党が第一党に躍進。非正規雇用社員、契約社員、格差の拡がった弱肉強食の政治に、都民は賢明な判断をされた。
 この流れは北海道はもとより、全国に大きなうねりとなっていく事だろう。
 いよいよ、政権交代である。その時は来た。今週末にも行なわれるであろう解散に向けて、しっかり体制をとっていきたい。
 北海道からチェンジ、北海道から政権交代の大きな狼煙(のろし)をあげていく。北海道から総理大臣を誕生させ、明日の日本を創る北海道にしたい。


「別海町自衛隊協力会30周年記念式典」

2009年7月11日(土)

鈴 木 宗 男

 北海道新聞朝刊一面トップは択捉(えとろふ)ビザなし中止「撤回」政府の意向背後にという見出しである。現地事情がよく書かれているので読者の皆さんも是非とも読んで戴きたい。

政府の意向背後に 択捉ビザなし中止『撤回』
 北方領土・択捉島を管轄するクリール地区行政府のニコライ・ラズミシキン行政長は10日、「ロシア政府に従わなければならない」と述べ、独自に表明していたビザなし渡航の「中止」を撤回する可能性を示した。長年続いてきた渡航の中止方針が唐突に打ち出され、一転継続する方向になったのはなぜなのか。領土問題を扱う日ロ首脳会談の前後だったこともあり、対日強硬派の影響もささやかれている。

領土交渉主導狙い?
 「勇気を持って、抗議を表明した。しかし、政府は『自制しろ』と言う」。ラズミシキン行政長は10日、北海道新聞の取材に対し、そう明かし、悔しさをにじませた。ビザなし渡航を中止すべきだとの「信念」は今も変わっていないという。

渡航委にも対日強硬派
 ビザなし渡航は、行政府ナンバー2のラズミシキン行政長をトップとし、地区議会議員、村長らでつくる「ビザなし渡航委員会」が人選やプログラムを決める。同委員会は6日夜、ビザなし渡航「中止」を決定し、これが行政府の方針となった。
 ラズミシキン行政長は、ビザなし渡航に批判的なサハリン州政府の地方自治問題局長から、2007年9月に行政長に任命された。島内では、対日強硬派の筆頭格とされる。同委員会メンバーにも対日強硬派がおり、政府に近い政治グループや政党の影響を受けているとの指摘もある。
 行政府トップのアナトリー・スベトロフ地区長はビザなし渡航の「存続派」だが、同委員会のメンバーではなく、「中止は(自ら議長を兼任する)地区議会が決議したものではない」と断言。「存続派」の意向が及びにくい中で、同委員会が中止を決定した。
 日ロ首脳会談の直前に突如中止が決まったことで、ロシア側でも「領土問題に絡む日ロ交渉を有利に進めるため、中止方針をぶち上げた後、撤回するように、政府が命令したのでは」などの憶測も呼んだ。

日ロ両国が重要性認識
 ロシアの政府、州、択捉島は、日本でいえば、政府、都道府県、市町村のような上下関係にある。今回の場合、択捉島などの意向は尊重されるが、渡航の継続や中止の決定権はロシア政府にある。
 このため、中止はロシア政府の意向で覆える可能性が大きい。すでにプリホチコ大統領補佐官は9日、条件付きでビザなし渡航の継続を表明。ある島民は「行政府のフライング。中止を表明する前に、政府の意向を確認すべきだった」と話す。
 ビザなし渡航は1964年の「北方墓参」が最初で、92年に日本人とロシア人島民が相互訪問する「四島交流」が始まると、双方の関係は急速に緊密化。このほか元島民の故郷訪問である「自由訪問」と「人道支援」の枠組みがあり、領土問題解決後を見据えた友好関係づくりのためにもビザなし渡航は重要との認識が日ロ両国にある。
 同大統領補佐官も「人的交流と信頼醸成の手段として継続する理由がある」と述べ、渡航継続の見通しは急速に強まっている。
(平成21年7月11日北海道新聞一面より)

 よく現状を表していると思う。択捉でラズミシキン行政長と直接会って不愉快な挨拶を受け、私はきちんと反論し団員の皆さんも「良かった」と評価して下さった。一部の強硬派に振り回されてはいけない。日本政府も毅然と対処する時はしなくてはいけない。
 ロシアのメドベージェフ大統領は、10日ラクイラサミット閉幕後の記者会見で、「北方領土問題については、1956年の共同宣言が基本となる文書で、これを基に話合いをしていけば良い」と述べている。
 5月にプーチン首相が来たときも56年宣言が交渉の基本だと言っている。4島の現実的解決を目指すには、先ず2島返してもらって、残り2島をどうして返してもらうかというアプローチをしていくことが現実的解決の早道と考える。
 入り口で4つ日本に認めれと言ったら、日本が百点、ロシアゼロ点である。これでは外交にならない。過去の声明宣言、約束事に基づき法と正義にのっとり解決すると両国の最高首脳が確認している。
 民主主義は信用が一番である。騙されるなという声がよく聞かれるが、外交には相手がある。お互いの名誉と尊厳を尊重しながらやっていくしかない。
 政権交代で鳩山総理大臣を誕生させ、国民の悲願である北方領土問題を解決したい。
 6時53分の列車で留萌市に向かい、9時から留萌管内の新党大地留萌後援会連絡所開き。300人もの人が朝早くから駆け付けて下さり、特に特定郵便局長会・同夫人会の皆さんが足を運んで下さり有難い限りである。お陰様で盛大に事務所開きが出来た。
 10時からお世話になっている方の告別式に顔を出し、札幌に戻る。
 13時30分から知人の結婚式に出て、3時から大通公園で街頭演説を行う。話していくうちに大勢の人が足を止め耳を傾けて下さり手応えを感じる。
 「大地」は弱い人の味方、弱い人の為の政党である。そのことをしっかり訴えさせて戴く。
 17時05分丘珠発で釧路に向かい18時から釧路管内厚岸町で大変お世話になっている磯田水産の社長さんの息子さんの結婚披露宴に出席し、お祝を述べる。
 19時から地元記者さんとの懇談会。
 21時から異業種の方々との2回目の勉強会。会の名前を「(きずな)の会」とする。釧路の明日を担う有意な若者の集まりで、私も教えられるところ大である。
 今日も日本海を眺め、太平洋を眺める忙しい1日だった。


「新党大地留萌後援会連絡所開き」

2009年7月10日(金)

鈴 木 宗 男

 国後島古釜布から根室に向かう。雨で島影がよく見えない。
 国後島も昨日の日ロ首脳会談の結果を嘆いていると受け止めたのは、一人私だけではないだろう。択捉島の空の下で、新しい流れ、提案を、一縷(いちる)の望みを持って期待していたが、泡沫(うたかた)の夢となった。
 「新たな独創的で型にはまらないアプローチ」で解決するといった2月のユジノサハリンスクでの会談は何だったのか。4月のロンドン金融サミットでは首脳会談が行われなかったので、今回のサミットに賭けたのだが、全く予想外の結果であった。
 麻生首相の政権基盤の弱体化もあるが、外務官僚が本当に麻生首相を支えて来たのかどうかも検証しなくてはならない。端から見て「命がけで麻生首相を守る」という気迫をもって日ロ外交に当たっている者が何人いるだろうか。これでは麻生首相もかわいそうである。
 小渕首相が日本の総理として25年ぶりにモスクワを訪問する際、元外務省主任分析官の佐藤優さんは、約2か月の間、毎週モスクワ―東京間をシャトルし、情報を取ってきたものだったが、今、それだけの人はない。あの当時を懐かしく思いながら、間違いなく近づいていた北方四島が、小泉政権以後、段々と離れてしまったことを悲しく思う。元島民、そのご家族を想う時、申し訳ない気持ちで一杯だ。
 やはりここは政権交代をして鳩山政権をつくり、「独創的で型にはまらないアプローチ」ではなく、「現実的解決」に向けてやっていくしかない。早く選挙をすることが国益に一番資すると考えるのだが。
 12時過ぎに無事根室港入港。波もそれほど高くなく、順調であった。
 13時から記者会見。私は、「ビザなし交流は大事であり、進めた方が良いが、見直しもすべきだ。マンネリ化している部分もある。
 また、島には日本製品がない。港の工事、空港整備も進んでいる。ここに日本企業の高い技術力を活かし、安全、安心な日本の食品を提供し、環境でも日本のノウハウ、取り組みを四島で活かすべきだ。『不法占拠だから向こうの許可をもらうわけにはいかない』と外務省は言うが、北方四島は日ロの係争地域であり、この問題はスターリンの残滓(ざんし)である。日ロ両国の最高首脳が、法と正義、過去の全ての約束事に基づいて解決することで合意している。外交は外交として政府間でしっかりやる。経済は経済で協力できることは協力していくといった、現実的判断をする時ではないのか。
 いつまでも旧ソ連時代と変わらない対応で、ただ指をくわえているだけでは何の前進もない。割り切って、できることはやっていくことが大事である。これも今の政権では無理だ。鳩山新政権で思い切った決断をしてもらいたい」と話す。
 17時15分中標津空港発で丘珠に飛び、札幌で早速、民主党の地方議員と選挙協力の打ち合わせをする。
 しっかり選挙協力をして、結果を出して行かねばならない。


「2009.7.10 ロサ・ルゴサ号船内の様子」

「2009.7.10 北方四島を後にする@」

「2009.7.10 北方四島を後にするA」

「2009.7.10 ビザなし訪問団記者会見」

「2009.7.10 フォーラム神保町in根室」


本日提出した質問主意書4件
bS46 外務省幹部が1960年の日米安全保障条約改定時におけるいわゆる「核持ち込み密約」の関連文書を破棄するよう指示したとされる件に関する質問主意書
bS47 外務省の大使館及び総領事館における便宜供与に関する第3回質問主意書
bS48 殺人罪等に問われているフジモリ・元ペルー大統領に対する政府の保護等に関する質問主意書
bS49 在ウズベキスタン大使館に配置され所在がわからなくなった日本画に関する再質問主意書

本日受領した政府答弁書12件
bS14 1960年の日米安全保障条約改定に際したいわゆる「核持ち込み密約」に係る外務省事務次官経験者の証言に関する第3回質問主意書
bS15 在ロシア連邦日本国大使館員に支給されている住居手当等に関する質問主意書
bS16 外務省の在外公館派遣員制度に関する第3回質問主意書
bS17 いわゆる足利事件における検察庁の責任に関する第3回質問主意書
bS18 北方四島への人道支援に対するサハリン州政府の見解に関する再質問主意書
bS19 北方領土問題等解決促進特別措置法の改正に対するロシア側の抗議等に関する再質問主意書
bS20 政府による我が国の領海幅設定と一九六〇年の日米安全保障条約改定に際したいわゆる「核持ち込み密約」との関連性等に関する再質問主意書
bS21 いわゆる足利事件について最高検察庁次長検事が謝罪した件に関する第3回質問主意書
bS22 政府による補正予算を用いたいわゆる国立漫画博物館建設の必要性等に関する質問主意書
bS23 いわゆる飯塚事件に関する第3回質問主意書
bS24 内閣総理大臣を名指しで非難しつつ北方四島返還方針の堅持を政府に求める意見広告に対する政府の認識等に関する再質問主意書
bS25 参議院予算委員会において北方四島の我が国への帰属確認を段階的に行うことはしないとした麻生太郎内閣総理大臣の発言に関する第3回質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年7月9日(木)

鈴 木 宗 男

 択捉島の今朝は強い風とそれに伴う高波で、(はしけ)が出せない。午前中内岡港で待機したが、10時半(日本時間12時半)、事務局と団長、副団長、顧問団で協議し、上陸を諦める決定をし、13時、内岡(なおか)港を出発。国後の古釜布に向かう。
 一日だけの択捉島だったが、昨日は好天で、直近の択捉島の様子を見ることが出来て良かった。特に外交的でないラズミシキン・クリル地区長にはっきりモノを言う機会があったことに満足する。
 内岡(なおか)はオホーツク海側に面し、天気に左右されやすいところだ。7日の国後、8日の択捉と、二日間の好天に感謝したい。
 国後も択捉も港整備は予定どおり進んでいるという。択捉の空港も工事が続けられており、世界経済が低迷する中でも、ロシア政府による「クリール諸島社会経済発展計画」に今のところ変化は見られない。
 商店に行っても、肉も野菜、果物、雑貨等、品物は豊富であった。日本の物で目についたのは、アサヒの缶ビールだった。これもウラジオストック経由で入ったものだという。
 港、空港の整備に日本の技術力を活用し、商品にしても日本の安心、安全な物を提供していくことが、日本に対する理解を深め、信頼関係を高めることになると考える。外務官僚の「不法占拠されているところに日本人が立ち入るべきではない」「四島での仕事に参入、参加することは認められない」という、冷戦時代の頭作りで事態が推移していくなら、もう日本の出番はなくなる。振り返ったら中国、韓国の企業が進出し、「日本の出る幕はありません」では、何も得られるものはない。
 北方四島は係争地域、未解決の地域であり、話し合いで解決することで日ロの最高首脳は合意している。外交は政府間の交渉でしっかりやり、それ以外の、例えば文化の面では、北方四島の先住民族であるアイヌ民族の歴史的位置づけを、経済面では、日ロの協力、連携を重層的に考え、進めていくことが大事ではないか。3年前の色丹、昨年の択捉、今回の国後、択捉を訪問しながら、つくづく思うものである。
 船が揺れるので、今日はこの辺でお許し戴きたい。
 明日、根室で14時から「フォーラム神保町 in根室 緊急集会」が根室商工会館で開催される。ジャーナリストの魚住昭さん、作家の宮崎学さん、元外務省主任分析官で大宅壮一賞作家の佐藤優さんが根室に来られてのフォーラムである。
 これだけのメンバーが根室に揃うのは滅多にないことである。私も参加して、北方領土の最新の情報をお伝えしたい。元島民の方々はじめ、関心のある方は是非とも足を運んで戴きたい。
 19時前にイタリア・ラクイラでの日ロ首脳会談で、北方領土問題については進展がなかったという電話連絡を受ける。麻生首相が今おかれている状況、あるいは3・5島論、北特法(北方領土問題等の解決の促進のための特別措置に関する法律)の改正等、様々な出来事を考える時、当然の結果である。
 やはり、政権交代をして、過去の約束事に基づいて現実的解決を図るしかないと考える。
 今、国後島の爺爺(ちゃちゃ)岳が目に入る。かつて私が第一線で領土問題に取り組んでいた時、近くなった北方四島が、小泉政権以後、段々と離れていった。夕日に染まる爺爺(ちゃちゃ)岳を見ながら、政権交代により、何としても日本に引き戻す、近づけると決意を新たにするものである。


「2009.7.9 船上で@」

「2009.7.9 船上でA」

「2009.7.9 船上でB」


本日提出した質問主意書4件
bS42 住居手当を受給している外務省在外職員の住居の実情等に関する質問主意書
bS43 外務省におけるタクシー券の使用等に関する再質問主意書
bS44 外務省在外職員に対して支給されている在勤手当に係る同省の国民に対する説明等に関する質問主意書
bS45 米国核艦船の寄港を容認すべく非核三原則の修正を検討していたとする大河原良雄元駐米大使の証言に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2009年7月8日(水)

鈴 木 宗 男

 衛星放送を観ていると、静岡知事選挙での与党推薦候補の敗北を受け、都議選後の政局、解散に向け、様々な動きが自民党内で見られていると報じられている。選挙が間違いなく2ヶ月以内には行われる。何となく落ち着かない今回のビザなし交流による北方四島訪問であるが、政治家は与えられた環境でベストを尽くし、目的、目標に向かって信念を持って突き進むことが重要である。
 日ロ関係の強化、発展は、政治家鈴木宗男のライフワークである。逆にこの時期に訪問できた巡り合わせを多としたい。
 昨夜21時、国後島古釜布を出港し、択捉島に向かう。波も穏やかで、いつもは揺れる国後水道通過も、今回は目が覚めなかった。
 予定どおり択捉島に着いたが、迎えの(はしけ)が到着しない。3時間遅れでの上陸となった。
 根室を出た段階で事務局から「今回のビザなし交流につき、国後島は受け入れるが、択捉の地区長は改正北特法(北方領土問題等の解決の促進のための特別措置に関する法律)の成立を受け、ビザなし交流はしないと言っている。サハリン州からも今回のビザなし交流は受け入れられないと言ってきた」との話があり、外務省を通じ、ロシア側に打ち返しをしているとのことだった。国後島ではコーワリ地区長が言葉を選びながらも、北特法について不快感を表明していた。
 昨日のうちに択捉島も受け入れを決定したと事務局から報告があったが、(はしけ)の遅れは何か思わせぶりで、択捉行政府の対応に関心を持って上陸した。
 ラズミシキン・クリル地区長は冒頭から「ロシア固有の領土クリルにようこそ」と言ってきた。そして「(はしけ)が遅れたのは漁の最盛期で船が一隻しかなかったからで、申し訳ない。政治的意図と思わないで下さい」と続け、更に「まず最初に言っておきたいことがある。2009年7月3日可決された法案に、『北方四島は日本固有の領土』と書かれている。隣人の土地を横取りすることはしないで下さい。行政府を代表して抗議する。このことはサミットにも届いている。今後のビザなし交流については、この正しくない法案を取り消さないと受け入れない。そして私達の土地に入ったら、私達のルールに従ってほしい」と、極めて無礼な挨拶であった。
 これを受けて、今回の我が方の団長が型通りの挨拶をされたので、私は黙っている訳にもいかず、ラズミシキン地区長に対し、「私からも伝えたいことがある」と言い、次の発言をした。
 「北特法は地域振興法だ。法律の中身を良く理解して、神経質な、また、間違った受け止めをしないで戴きたい。北方四島は日ロの最高首脳が未解決の係争地域として認めており、島の名前を挙げ、法と正義に基づき、過去の全ての宣言、声明、首脳会談等の決定に基づき、この問題を解決することになっている。共産主義ソ連時代は『領土問題なし』とソ連は言ってきたが、自由と民主のロシアになり、『これはスターリンの残滓(ざんし)だ』とまで当時のエリツィン大統領は述べられた。このことはプーチン前大統領、今のメドベージェフ大統領へと引き継がれ、明日のイタリアサミットでの首脳会談でも、当然話し合われるのだ」と言わせてもらう。
 話の後、儀礼的に「ありがとうございます」と言うと、「何がありがたいのか」とラズミシキン地区長が言うので、私は「話をする機会を与えてもらったことに謝意を表したものだ。あなたの言っていることが間違っているから、正しく理解してもらうため、私は話したのだ。このビザなし交流は日ロの政府間で決めたことであり、友好、信頼関係の構築に大きな役割を果たしてきた。この北方四島は、アイヌ民族が先住民族であり、アイヌ民族は日本国民である。この厳粛な歴史の事実もしっかりわかってほしい。
 私は誰よりも日ロ関係の発展、信頼関係醸成のために努力してきたという自負がある。日本の名誉と尊厳もあるが、私はロシアの名誉と尊厳も尊重している政治家だ。あなたの発言で、日ロ関係、ビザなし交流がおかしくなることがあってはならない。その点をきちんと伝えたのだ」と敢えて反論しておいた。
 国後と比べ、択捉は温度差があると感じた、ラズミシキン地区長の態度であった。択捉でも、ムネオ節をちょっぴり効かせておいた。
 今日ホームビジットした先では、「島が日本に返ってもあなたが共生を希望するなら、日本は尊重するという決定を、既に17年前にしていますよ」と話をすると、納得してくれた。明日も島民の皆さんの意識を少しでも聞いて、今後の活動の参考にしていきたい。


「2009.7.8 国後島から択捉島へ向かう船上で」

「2009.7.8 択捉島のホームビジット先で@」

「2009.7.8 択捉島の港」


本日提出した質問主意書4件
bS38 外務省が作成したいわゆる「国会議員への対応マニュアル」の同省における取り扱いに関する質問主意書
bS39 キルギス国会において一九九九年に同国で発生した日本人誘拐事件の際に身代金が支払われたとの証言がなされた件に関する質問主意書
bS40 外務省における同省職員が公務出張に際して取得したマイレージの取り扱い等に関する再質問主意書
bS41 村田良平元外務事務次官が一九六〇年の日米安全保障条約改定時のいわゆる「核持ち込み密約」の存在を認めた件に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2009年7月7日(火)

鈴 木 宗 男

 昨夜20時(現地時間22時)、国後島古釜布に着く。
 根室から4時間。近くて近い島である。べたなぎで揺れることもなく、ゆっくりすることが出来た。
 今日の国後は快晴で、9年ぶりに身近に見る国後島は、懐かしい限りだ。古釜布の港周辺も沈船がなくなり、随分きれいになっている。
 9時(現地時間7時)、入域手続きをする予定だったが、はしけのスクリューにロープがからみ、3時間遅れでの上陸になった。
 上陸後、友好の家、いわゆるムネオハウスに行く。
 友好の家はしっかり管理されていた。管理人のアルヒペンコ・ガリーナ・ニコラエブナ女史の努力に感謝したい。
 ガリーナさんは私を見ると抱きついてきた。日本からの訪問団が友好の家を使う時、いつも必ず私のことを話してくれたと多くの人から聞かされた。人情は肌の色、国の違いを超え、通じるものである。
 行政府に表敬訪問。旧知のコーワリ・イーゴリ・ミハイロビッチ南クリル地区長が迎えてくれる。
 コーワリ地区長は挨拶の中で、「クリルでは鈴木さんは友人。困難な時期にお世話になった。日ロ関係の発展に、鈴木さんは昔から尽力、協力してくれた。クリルの人々は、人と人との関係を重要視する。良き友人、古い友人と、共通の未来について話し合おう」と述べて下さる。コーワリ地区長のお心に感激する。
 夕食会でもコーワリ地区長は私のことに触れてくれ、記念品を下さった。コーワリ地区長はじめ島の人々の「情」、「人間味」を、外務官僚に教えてあげたい思いで一杯だ。
 ディーゼル発電所も視察したが、しっかり稼働していた。8年前、「ムネオハウス」、「ディーゼル発電所」と騒がれ、「ギワクギワク」の大合唱だったが、実際に現地の人の声を聞いて戴きたい。外交は積み重ねである。私は間違ったことはしてこなかったし、日ロ関係の進展に寄与してきたと自負するものである。
 建設中の古釜布埠頭を見たが、資材の調達、建設作業に、日本のもの、レベルの高い日本の技術力を活かすべきだとつくづく感じた。「不法占拠されているのだから、北方四島に出ていってはダメだ」と外務省は言うが、指をくわえていているだけで、何か得ることがあるのか。
 日ロ両国の最高首脳による取り決めで、北方領土は日ロの係争地域であり、話し合いで問題を解決することになっている。外交交渉はしっかりやって、その交渉を側面から支える意味で、日本の経済協力があっても良いのではないか。外務官僚も意識改革をしてほしい。
 行政府庁舎も新しくなり、街路灯も出来ていた。着実に自立の方向に進んでいる。日本のなすべきこと、やれることは何か、確たる戦略・戦術を持たなければ、「振り返ったら何もなかった」という結末になってしまう。それだけは絶対避けなくてはいけない。
 9年ぶりの国後島は温かかった。スモルチコフさん、ブイコフさんはじめ、多くの旧知の人と再会し、「鈴木さん頑張って」、「大地の党員になりたいです」、「鈴木さんのお陰で島の今日こんにちがあります」と言われ、嬉しい限りである。
 政権交代で鳩山総理大臣を誕生させ、鳩山内閣をつくり、新たな一ページを切り開かなければと決意するものである。
 衛星放送で米ロ首脳会談の様子が流れている。世界の大国の首脳会談の重さ、迫力が映像からも伝わってくる。
 日本を代表する麻生首相の、サミットでの存在感に期待したい。


「2009.7.7 国後島にて@」

「2009.7.7 国後島の友好の家にて@」

「2009.7.7 国後島の友好の家にてA」

「2009.7.7 船上にて」

「2009.7.7 船上にてA」

「2009.7.7 船上にてB」

「2009.7.7 船上にてC」

「2009.7.7 船上にてD」


本日提出した質問主意書4件
bS34 外務省職員による天下りに関する再質問主意書
bS35 外務省におけるワインの保管並びに使用等に関する再質問主意書
bS36 外務省員手帳に記述のある同省職員に対する国内高級ホテルによる優遇措置に関する質問主意書
bS37 第31吉進丸の船体返還に向けた外務省の取り組み等に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2009年7月6日(月)

鈴 木 宗 男

 今朝の新聞の一面トップは、昨日投開票された静岡知事選挙の結果である。テレビのニュース、ワイドショーも同じ流れだ。
 民主党系から有力な二人が出て分裂したのにもかかわらず、自民党、公明党が推薦した候補が負けてしまった。民主系二人の得票を足すと約106万票、自公推薦候補は約71万票で、内容的には民主推薦候補の圧勝である。
 この結果を麻生首相はどう受け止めるのか。サミットに向かう機中でどんな奇策が思いつくのか。尋常なやり方では求心力は得られない。麻生首相の乾坤一擲けんこんいってきの一手を期待したい。
 それは解散の断行しかない。時間が経つほど自民党内では麻生降ろしの動きが加速する。都議会議員選挙直後の解散しかない。情報遅れのないよう、アンテナを高く、全方向に張っていきたい。
 ビザなし交流で16時、根室港から国後、択捉に向かう。
 このビザなし交流は平成3年4月、当時の海部−ゴルバチョフ会談で決まったもので、私は外務政務次官であった。そして平成7年、ビザなし交流5年目の節目に初めて国会議員も参加できる様になり、私は日本の国会議員として戦後初めて島に足を踏み入れたのである。
 その後平成10年6月には、日本の閣僚として初めて北方領土を訪問した。ビザなし交流で5回、人道支援で4回、今まで島を訪ねており、今回でちょうど10回目である。
 私が第一線で日ロ関係に携わっていた時は、島は近づいてきていた。しかし小泉政権以後、段々と離れ、遠くなってしまった。
 9日、イタリアサミットで日ロ首脳会談が行われる。領土問題は国家主権に関わる重要な話である。北方領土問題解決には与党も野党もない。国益の観点からも、麻生首相にはしっかり領土返還に向け、最高の英知を結集し、ぶれることなく、交渉に臨んで戴きたい。
 外交には相手がある。お互いの名誉と尊厳を尊重し、現実的解決に向けての道筋を付けて戴きたい。
 9日は択捉島にいる。北方四島で少しでも明るいニュースに接したいものだ。
 今日の根室地方は良い天気で、中標津空港に降り立つと気温は30度と出ている。根室も夏日で、気持ちの良い出港である。
 国後島は9年ぶりだ。いわゆる「ムネオハウス」はどうなっているのか。択捉島の開発は2年前に比べどうか。良く見てきたい。


「ビザなし訪問団結団式」


本日提出した質問主意書4件
bS30 外務省在外職員に支給される子女教育手当の妥当性等に関する質問主意書
bS31 外務省在外職員に支給される配偶者手当の妥当性等に関する質問主意書
bS32 外務省における健康管理休暇制度と民間企業における同様の制度との比較等に関する質問主意書
bS33 外務省在外職員に支給される住居手当の妥当性等に関する質問主意書

本日受領した政府答弁書9件
bS05 外務省における同省職員が公務出張に際して取得したマイレージの取り扱い等に関する質問主意書
bS06 外務省員手帳に対する同省の認識に関する第3回質問主意書
bS07 在ウズベキスタン大使館に配置され所在がわからなくなった日本画に関する質問主意書
bS08 本年度のビザなし交流第二陣におけるロシア系住民との対話集会等に関する第3回質問主意書
bS09 村田良平元外務事務次官が一九六〇年の日米安全保障条約改定時のいわゆる「核持ち込み密約」の存在を認めた件に関する質問主意書
bS10 外務省在外職員の住居の実情等に関する第3回質問主意書
bS11 外務省におけるタクシー券の使用等に関する質問主意書
bS12 外務省における各種手当に係る同省による国民への説明等に関する第3回質問主意書
bS13 殺人罪等に問われているフジモリ・元ペルー大統領に対する政府の保護に関する第3回質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2009年7月5日(日)

鈴 木 宗 男

 日本経済新聞の世論調査でも内閣支持率は6月の調査から4ポイント下がって21パーセント、不支持は7ポイント上がって72パーセント、政党支持率は、自民党が2ポイント下がって29パーセント、民主党は先月と同じ37パーセントと出ている。
 麻生首相の指導力が問われている。やはり国民の信を問うのが一番ではないか。昨日、細田自民党幹事長は講演で「麻生首相で次の選挙をする」と明言した。自民党の各派閥の会長も同じ認識と聞いている。それならば、一日も早く解散して国民の思い、声を聞くことが大事である。無用な時間稼ぎは国益の観点からも、国力の低下を招くだけである。
 朝8時から石狩市浜益区で、浜益村「大地」「鈴木宗男後援会」役員会の朝食懇談会。毎年7月第一日曜日の朝に行っているが、今朝も熱心な人が集まって下さり、感謝に()えない。選挙日程について私の考えを話しながら、支持をお願いする。9時半から私が大変お世話になっている大和山さんの祈願祭に出席し、ご挨拶の機会を得、心からの感謝を申し上げる。
 札幌に戻り、市内廻り。17時から滝川市で、大地滝川支部、鈴木宗男滝川後援会の役員会で、選挙の打ち合わせ。18時から北海道第10選挙区小平忠正代議士のビールパーティに出席し、選挙協力のアピールをする。19時半美唄市で、大地美唄支部、鈴木宗男美唄後援会の国政報告会。急な案内にもかかわらず150人もの人が出席して下さり、盛会に終えることが出来た。皆さん選挙協力、政権交代に向けて理解と決意を示してくれた。北の大地からチェンジ、政権交代を実現したい。
 各会合で、私なりに鳩山由紀夫事務所の政治献金問題について話す。「私は中川一郎先生の秘書時代、すべて任されてやっていた。今、国会議員として政治資金は担当の秘書に任せている。鳩山代表も信頼する秘書に任せることは当然であり、秘書のルーズさ、甘さが今回の問題である」と私なりの経験に基づく話をさせて頂く。皆さん、分かってくれ有難い。
 明日からビザなし交流で、北方四島、国後(くなしり)(とう)択捉(えとろふ)(とう)を訪問する。昨年は択捉島、3年前は、(しこ)(たん)(とう)にビザなし交流で行ってきたが、国後島は9年ぶりである。あの「ムネオハウス」はどうなっているか見てみたい。島民の意識についても関心を持っている。訪問中、イタリアサミットで日ロ首脳会談が行われる。会談がどうなるのか、択捉島で注目したい。


「小平忠正代議士を囲む2009納涼の集い」

「h21.7.5滝川会合」

2009年7月4日(土)

鈴 木 宗 男

 今朝の新聞各紙の一面トップに注目する。
 読売新聞は「内閣支持続落19.7%」という大見出しで、前回調査(5月13−14日実施)の22.9%からの下落である。不支持は65.4%と出ている。
 朝日新聞は「政権攻防へ首都の陣 首相 解散か退陣か」という見出しだ。毎日新聞は「首相独りぼっち 閣僚・党役員 人事に失敗 解散権も『党管理』」と、麻生首相にとって厳しい書き方だ。
 一般の人はテレビ、新聞で知り得た情報を元に判断をする。このことからすると、この様な流れが出ると、麻生首相にとって深刻な状況に持って行かれることになる。
 党役員、閣僚人事にしても、党内基盤が弱いのに十分な根回しもせず、言葉が先行してしまい、身動きがとれなくなり、結局は自業自得となってしまった。
 いつも言っていることだが、民主主義は手続きが一番であり、次に中身である。この基本を踏まえなくてはいけない。
 明日の静岡県知事選挙、12日の都議会議員選挙の結果次第で、また大きく政治が動くことだろう。緊張感を持って、アンテナを高く張り、日々闘っていく。
 帯広から足寄に向かい、足寄の後援会長である斉藤昇さんをお見舞いする。私にとって親代わりの様な存在である。
 92歳と高齢だが、私の顔を見ると「鈴木さんだ。頑張って」と、逆に発破がかかる。その言葉を聞き、涙が流れて仕方なかった。
 昭和58年の厳しい選挙を知る人は、皆さん歯を食いしばってひたすら奇跡の当選に向かって頑張って下さった。斉藤会長さんも勿論その一人である。
 もう一回斉藤会長さんに喜んで戴ける様、必勝の信念で闘うことを誓い、失礼する。
 10時から北海道美幌農業高等学校の開設70周年記念式典に出席。「美農」という名で全道にその名を知らしめている高校である。生徒さんの礼儀正しさに感銘を受ける。
 先生の指導、生徒の心構え、「(きずな)」を感じ、心洗われる思いであった。更なる発展を祈念してやまない。
 女満別空港から丘珠に飛び、13時半過ぎから札幌大通公園で街頭演説。14時半の列車に乗って旭川に向かい、16時から市内遊説。
 18時から新党大地旭川支部・鈴木宗男後援会のビールパーティー。目的は一つ。次の決戦に向かって一致結束し、必勝の信念で闘うことをお互い誓う。
 十勝管内帯広から足寄、美幌、札幌、旭川と回りながら、「政権交代をして新しい流れをつくって下さい」という多くの声に、新たな勇気や元気を戴く。
 「大地」は弱い人の政党である。声なき声を受け止めて、北海道にこだわる政党である。
 北海道からチェンジ!北海道から政権交代!「大地」はしっかり結果を出して行く。



「札幌・大通公園にて@」

「札幌・大通公園にてA」

2009年7月3日(金)

鈴 木 宗 男

 党人事、内閣改造が収まったと思ったら、自民党内での、解散を先送りした方が良いという人と麻生首相との間で、激しい綱引きが行われていると言われている。解散は総理の専権事項だが、力がなく、党内基盤が弱いと、いかにトップリーダーとは言え、自分の思うとおりにはいかない。
 かつての海部俊樹首相もそうであった。三木武夫首相も解散できなかった。幹事長に力があり、しっかりしている場合は、首相を補佐し、思い切った判断をしたこともある。
 昭和61年の「寝たふり解散」と言われる金丸幹事長の知恵に中曽根総理が同意し、ダブル選挙に持って行き、自民党が圧勝したこともある。三木首相は解散を打てず、任期満了になり、そのまま退陣した。海部首相は根回しもなく、「重大な決意」と言って解散をちらつかせたが、金丸先生に押さえ込まれ、そのまま退陣となってしまった。
 次期選挙は福田では勝てないということで選ばれた麻生首相である。なった時から「やるやる」と言い続け、既に10か月になる。今頃福田康夫さんは「こんなに選挙が延びるのなら、俺は辞める必要はなかった」とぼやいているのではないか。
 小派閥の三木首相は、独特の世渡り上手で、政界をうまく遊泳し、トップになった。海部さんも宇野首相のエラーにより、特別のエネルギーも使わずにトップの座に就いた。
 麻生首相を見ていると、三木さんのしたたかさと少し似ているとところがあるが、中途半端である。また、海部首相のパフォーマンスと似ている点もあるが、これも中途半端である。この中途半端さが、ぶれや迷走につながっているのではないか。
 三木さんにしろ、海部さんにしろ、自分に力が足りない面については、しっかりした参謀が脇を固めていた。麻生首相にとって、誰が参謀なのかが見えてこない。
 お友達は参謀ではない。権力者に耳障りな話、嫌な話をきちんと上げて、そこで戦略・戦術を練っていくことは当たり前のことである。プレイヤー不在が官邸機能の低下、党内の混乱に拍車をかけていると思うのは、間違いだろうか。
 裂帛れっぱくの気合いで「俺が総理を守る」という人が周りにいるかと頭を巡らせても、思い当たる人が出てこない。人はいても、人材がいない。この点が麻生首相にとって不幸なことである。
 いずれにせよ、間違ってなった、運良く巡り合わせで手に入れた総理というポストである。最後は麻生首相の決断で解散をし、一日も早く最後の責任を果たしてほしいものだ。
 10時半より留萌市で大変お世話になっている福嶋さんの息子さんの告別式に参列。50歳、早すぎる旅立ちに、世の無常を恨むのみである。
 札幌に出て列車で帯広に向かい、17時から講演。「一倉会」という異業種の社長さん方の集まりである。勉強家揃いで、とても気持ちの良い会であった。


本日提出した質問主意書4件
bS26 冤罪並びに取り調べの全面可視化に対する麻生太郎内閣総理大臣の見解等に関する第3回質問主意書
bS27 北方領土問題に係る我が国の対応の変遷等についての麻生太郎内閣総理大臣の認識等に関する第3回質問主意書
bS28 外務省が作成した「鈴木宗男衆議院議員からの依頼等に対する対応振り」に関する第3回質問主意書
bS29 外務省と同省所管の各種法人との関係等に関する第3回質問主意書

本日受領した政府答弁書14件
bR91 いわゆる足利事件についての検察庁による謝罪等に関する再質問主意書
bR92 検察庁の信頼性に係る森英介法務大臣の見解等に関する再質問主意書
bR93 いわゆる足利事件についての警察庁による謝罪等に関する再質問主意書
bR94 一九九九年にキルギスで発生した日本人誘拐事件の際に身代金が支払われたとの証言が同国国会でなされた件に関する第三回質問主意書
bR95 外務省職員による天下りに関する質問主意書
bR96 外務省在外職員に支給される子女教育手当の妥当性に関する第3回質問主意書
bR97 外務省在外職員に支給される配偶者手当の妥当性に関する第3回質問主意書
bR98 外務省における健康管理休暇制度に関する第3回質問主意書
bR99 外務省在外職員に支給される住居手当の妥当性に関する第3回質問主意書
bS00 外務省におけるワインの保管並びに使用等に関する質問主意書
bS01 外務省職員に対する国内高級ホテルによる優遇措置に関する第3回質問主意書
bS02 外務省と同省所管の各種法人との関係等に関する再質問主意書
bS03 ロシア側に押収されたままの第31吉進丸の船体返還に向けた外務省の取り組み等に関する第3回質問主意書
bS04 外務省が作成したいわゆる「国会議員への対応マニュアル」に関する第三回質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年7月2日(木)

鈴 木 宗 男

 麻生首相は閣僚の補充人事を昨日行い、人事騒動は収まった。自民党三役、内閣の改造をしたいと騒いでいたのは何だったのか。
 新聞、テレビはこの一週間の麻生首相の発言、そしてぶれを細かく報道している。6月25日の日本記者クラブでの記者会見で「解散の時期は言えないが、そう遠くない日だ」と発言してから、選挙時期、人事が取り沙汰され始めたが、麻生首相の独り相撲で幕は下りた。
 昨夜、定例の森元首相、伊吹元自民党幹事長との懇談会があり、お二人から表に出ていない話を、特に森元首相から、6月30日の麻生首相との会談について臨場感溢れる説明を戴いた。森元首相が麻生政権を救い、現段階で自民党を守った救世主と言って良いだろう。やはり40年の永きに渡り国会議員を続けて来られ、しかも政策グループの長、総理まで経験された森元首相の存在感は大きかったと、つくづく感じたものである。
 総選挙についても、森元首相、伊吹元幹事長の考え方等を十分頭に入れ、いつ選挙があっても良い様に心の準備をし、態勢を取っていこう。時間との闘いである。
 14時15分羽田発で札幌に向かう。
 17時から民主党北海道の佐野幹事長と選挙協力の打ち合わせ。「大地」としてのお願い、1区から12区までの選挙分析等、忌憚(きたん)のない意見交換をする。
 選挙協力で合意した以上、結果を出さなくてはいけない。その結果が「北海道から政権交代」につながるのである。お互いしっかり役割を果たしていくことを確認し、今後とも情報交換を頻繁にやっていくことにする。
 18時30分松山千春さんのコンサートに足を運ぶ。春のコンサートツアー最終日で、元気に無事終了して良かった。昨年は大阪で倒れてしまい、どうなることかと心配したが、昨年秋からツアーを再開し、変わらぬ透き通った声、千春節にホッとしたものだ。
 今日も変わらぬいつもの千春に感激である。人生の出会いに心から感謝するものである。


本日提出した質問主意書4件
bS22 政府による補正予算を用いたいわゆる国立漫画博物館建設の必要性等に関する質問主意書
bS23 いわゆる飯塚事件に関する第3回質問主意書
bS24 内閣総理大臣を名指しで非難しつつ北方四島返還方針の堅持を政府に求める意見広告に対する政府の認識等に関する再質問主意書
bS25 参議院予算委員会において北方四島の我が国への帰属確認を段階的に行うことはしないとした麻生太郎内閣総理大臣の発言に関する第3回質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年7月1日(水)

鈴 木 宗 男

 民主党鳩山代表の資金管理団体の収支報告書に、死亡した人の名前や実際には献金していない人の名前が記載されていたことに関し、鳩山代表が記者会見で国民にお詫びしている。「私は大まかな人間だったと反省している。一般の方々からするとずさんと思われても致し方がない」と言っている。弁護士さんの調査報告書でも「経理実務担当者が故人や故人ではない方も含め、収支報告書に事実でない記載を行ったことが判明した。当該秘書はその事実を鳩山氏にも会計責任者にも打ち明けていなかった」と明らかにしている。
 私は中川一郎先生の秘書をやり、政治資金の実務を担当し、今は国会議員であり、資金管理団体の代表、監督者として、鳩山代表の会見、弁護士の報告は理解できるものである。それなりの政治家は全て秘書に任せている。永年いる信頼した秘書に「きちんとやっています」と言われたら、「そうか」と何の疑いも持たない。これは信頼関係である。
 鳩山代表が亡くなられた人の名前を使えとか、もらってもいない人の名前を使えと言ったのなら犯罪である。秘書が自分の職務を取り繕うために生じた今回の件は、自民党が目くじらを立てて批判すること自体、陳腐である。
 それならば、与謝野財務大臣に対する商品先物取引会社のオリエント貿易関連の迂回献金の方がもっと悪質ではないか。自民党の国民政治協会経由の迂回献金はどうなっているのか。党役員の政党資金の使い方に透明性があるのか。マスメディアの皆さんも、そちらをよく研究された方が国民は喝采するのではないか。
 いずれにせよ、税金のかからない政治資金については、情報の透明性確保と開示を図ることが大事である。他人の批判をする前に、それぞれが身を律する必要がある。
 あわせて、事実関係がどうなっているか、はっきりしないうちから針小棒大しんしょうぼうだいに一方的な決めつけをすることは慎むべきだ。私自身、事実でないことで「ムネオハウス」「三井物産のディーゼル発電」「疑惑の総合デパート、総合商社」等々、言われなき話を作られ、メディアバッシングに遭った者として、この点、国民の代表である国会議員の物言いは真実に基づいた、公正、公平なものであってほしいとお願いしたい。
 朝から函館市内を挨拶回り。
 10時半から函館開港150年記念式典に出席。歴史を振り返り、先人の足跡、ご功績に敬意を表しながら、次の200年に向けての前進、発展を祈るものである。
 夕方上京。


本日提出した質問主意書4件
bS18 北方四島への人道支援に対するサハリン州政府の見解に関する再質問主意書
bS19 北方領土問題等解決促進特別措置法の改正に対するロシア側の抗議等に関する再質問主意書
bS20 政府による我が国の領海幅設定と一九六〇年の日米安全保障条約改定に際したいわゆる「核持ち込み密約」との関連性等に関する再質問主意書
bS21 いわゆる足利事件について最高検察庁次長検事が謝罪した件に関する第3回質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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