ムネオ日記
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2009年11月30日(月)

鈴 木 宗 男

 臨時国会の会期は今日までだったが、13時からの本会議で4日間延長され、12月4日までとなる。これでもタイトな日程だが、参議院の方でしっかり態勢は取られているのだろう。
 審議拒否が目立つ国会運営だが、民主主義の基本は手続きであり、次に中身である。国会は良き慣例、前例に基づき行われている。より真摯に話し合って、国民の代表としての責任をお互い果たして行きたいものである。
 13時半から帝国ホテルで行われた民間外交推進協会主催の会合で、ナルイシュキンロシア大統領府長官の講演があった。日ロ関係の前進に向けて、極めて興味深い話があった。
 「ロシアは第二次大戦の残滓(ざんし)を取り除こうとしている。そのためには、公的発言に注意すべきだ。声高に『不法占拠』と言うのは非生産的だ。首脳会談では建設的な対話が進められており、この流れを大事にすべきだ」と言われていた。北方領土問題解決をロシアは考えているというメッセージだと、私は受け止めた。
 主催者側から政治問題、経済問題でそれぞれ1人ずつ質問があり、その後急に私に指名があったので、持論を述べさせて戴く。
 「北方領土問題について、日本とロシアの基本的立場の違いはある。しかし、外交には相手がある。お互いの名誉と尊厳を尊重して、お互いが良かったと言える結論を出すべきだ。北方領土は日ロの係争地域であり、日ロの最高首脳が過去の約束、宣言、声明等全てに基づき、法と正義に基づき、話し合いで解決することで合意をしている。
 橋本、小渕、森政権では、日露関係はステップバイステップで前進したが、残念ながら小泉、安倍、福田、麻生政権では後退してしまった。
 鳩山首相には日ロ関係をダイナミックに進めたいとの強い気持ちがある。私はこの鳩山首相の思いを大事にしていきたい」と話をさせて戴いた。
 日ロ関係の専門家はじめ各界から大勢の人が来ており、有意義なナルイシュキン長官の講演であった。
 夜6時から経済界との会合、7時からロシア文化フェスティバル2009パーティー。8時から国会議員との会合をこなす。


本日提出した質問主意書2件
bS3 サハリン州政府によるビザなし交流船への入港税課税問題に関する質問主意書
bS4 検察庁による刑事事件に係る情報のリークに対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年11月29日(日)

鈴 木 宗 男

 産経新聞が一面トップで今日も「水谷建設裏献金、小沢氏側から要求、元会長供述、ダム受注の“報酬”」と出ている。産経新聞の誰か元会長に会って確かめて書いているのか。一般の人が接触も出来ない状況・立場に居る人でごくごく限られた人しか会えない人の話がどうしてこの様な記事になるのか。
 検察が刑務所の中でとった調書、供述が百パーセント正しいと誰が言えるのか、間違った記憶、思い込みで話され、さらに置かれている立場で誘導され、話したことがあたかも事実のように外に漏れる。
 「リーク以外の何物でもない。検察のこのやり方を国会で何故、指摘しないのか。」といった声が弁護士・マスコミ関係者から多数寄せられる。私も国策捜査を受け、よくわかったのは検察は手足がないからリークして世論誘導、それが世論操作にもなるのだ。「これは悪いヤツだ」という方向に持っていき、イメージをつくりあげる。国民もケシカラン早く捕まえろと短絡的にみてしまう。読者の皆さん、権力の暴走は恐ろしいのである。
 私の時も「ムネオハウスで捕まる」「北方領土人道支援の三井物産ディーゼル発電で捕まる」「疑惑のデパート、総合商社、アフリカODAで捕まる」と3ヶ月にわたってメディアバッシングを受け、社会的制裁とも言える一方的な作り話だった。私自身、新聞・TVで取り上げられたことで今、裁判はしていない。読者の皆さんもよく注意して新聞・TVの報道をチェックしてもらいたい。
 水谷建設の元会長の体調、精神状態がどうなのか、置かれている環境で思考能力はどうなっているか。
 『東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し「小沢氏側の要求を受けて提供した胆沢ダム(岩手県)工事受注の成功報酬だった」と供述していることが28日関係者の取材でわかった。特捜部は慎重に捜査を進めている模様だ』(産経新聞一面トップ)と書かれている。
 「鈴木さん、検察側のリークに基づく記事だと誰でも思いますよ、誘導、誤導はいけません。国会議員一人一人が明日は我が身だと思って考えなくてはなりません」と司法取材を長くやってきた高名な社会評論家からもアドバイスをいただく。その通りと思いながら国民の代表たる国会議員がしっかり対応しなくてはいけないとつくづく感じるものである。
 午前中北見市内、12時から網走管内美幌町で東北見地区郵便局長会・夫人会の懇親会に出席。8月30日投票日の先の衆議院選挙において郵政研の皆さんに大変お世話になったことに心から感謝申し上げ、持ち株凍結法案は今国会で必ず成立させたい、来年の通常国会では抜本的郵政見直しを進めていきたいと挨拶し、更に来年の参議院選挙、長谷川憲正・現総務大臣政務官をくれぐれも宜しくとお願いする。全道の郵政研の皆さんの「情」や「仲間意識」を共有できただけでも意義ある選挙であった。
 14時35分女満別から千歳に飛び、車で空知管内美唄市に向かい、17時から農業関係者、18時から大地塾11月例会を行う。国会状況、政治の動きなどを話し、農業関係者が多かったので、農業の重要性を訴える。大勢の人が足を運んで下さり、盛会裡に終えることができた。明日外務委員会、本会議の日程が入ったので夜の便で上京。

2009年11月28日(土)

鈴 木 宗 男

 行政刷新会議の事業仕分けが終わり、テレビ、新聞は仕分け結果についてそれぞれ論評している。また、野党の反応も出ている。

 谷垣自民党総裁は「血祭りに上げているようで、セレモニーのにおいもしないではない」と疑問を呈した。公明党の井上義久幹事長は「基本戦略が明確でないまま突っ込んでいることを危ぶむ」と懸念しつつ、「公開でやったことは意義がある」と一定の評価をした。共産党の志位和夫委員長は「やり方全体がかなり乱暴だ。時間を区切って、一方的に進める強権的なやり方に国民は危惧を感じている」と批判した。
(東京新聞2面)

 いずれの意見も国民等しく感じていることだろう。納税者の汗と涙の結晶である尊い税金がどう使われているのか、透明性を高め、実態を知りたいという思いが国民にはある。この点で考えれば、ワイドショー、劇場型の今回のやり方は喝采を受けた。
 しかし、仕分け人なる人がどんな資格、経験で、わずか一時間で判断できるというのか。財務省があらかじめ叩き台の資料をつくり、それに沿って作業が進められたと言われている。官僚政治打破と言って政権交代したのに、実は官僚に使われているというのが、見えないところでの実態ではないか。公開でやるのなら、財務省から資料が出され、仕分け人がレクチャーを受けるところも公開するべきであり、それが公平、公正ではないのか。
 読売新聞3面社説に、「事業仕分け 政治家が責任を持って決定を」と書かれている。なるほどと思うところがあるので、一部紹介したい。

 国会議員や民間有識者からなる仕分け人が、公開を意識してパフォーマンス的な言動を繰り返し、各府省の説明担当者を一方的にやり込める場面が相次いだのは見苦しかった。
 民間の仕分け人をどういう基準で選んだのか、それも不明なままだった。
 鳩山首相は、来年度以降も事業仕分けを続ける意向を表明している。そうであるなら、説明者側に十分な反論の機会を与え、仕分け人の選任基準を明確化するなど、運営方針の見直しが必要だ。
 
(中略)

 そもそも、事業仕分けでの判定は、最終的なものではない。判断材料の一つにはなるが、縛られてはなるまい。今後の予算編成の中で、政治家が責任を持って扱いを決めるべきだ。
(読売新聞3面社説)

 ポイントを突いた指摘である。政治家の見識、責任が問われるのである。「面白い政治」ではなく、「良い政治」の実現が、国民のためになる。
 小泉政権時代のワイドショー、劇場型政治で日本がどうなったか。モノ・カネ優先で、心を失ってしまった。せっかく政権交代したのだから、その二の舞は避けなくてはならない。お互い等しく考えていこうではないか。
 核密約問題について外務省の有識者委員会が作業に着手したと報じられている。密約があったのかどうか、今までの国会答弁は正しかったのかどうか、事実だけは国民に明らかにしなくてはならない。外務委員会としても、関係者からの意見聴取、参考人出席等を考えていきたい。
 沖縄返還・核密約に関し国会に質問主意書を20件以上出してきた私が、外務委員長してこの問題にあたることができる巡り合わせを多としたい。
 午後羽田から女満別に飛び、16時から網走管内美幌町での新党大地・鈴木宗男後援会の会合。
 18時から美幌町でお世話になっている方の北海道産業貢献賞受賞祝賀会に出席する。

2009年11月27日(金)

鈴 木 宗 男

 昨日11年ぶりに衆議院本会議場の演壇に立ち、委員長報告をしたことに触れたが、多くの人から「良かったですね」「本当の意味でカムバックされましたね」「国策捜査に立ち向かって下さい」「鈴木さんを死ぬまで応援します」等々、有りがたい言葉を戴く。国民の代表として、私の果たすべきことはしっかりになっていきたい。
 人生波瀾万丈、ドラマである。私なりのドラマをつくっていきたい。
 「事業仕分け」に国会議員の給与や手当等の特権も入れるべきであると、昨日質問主意書を提出したが、これまた大きな反響がある。「どんな答えが返ってくるか楽しみです」という人もいれば、「前政権は『国会の場で議論して戴くべきもの』と逃げていましたが、国民の税金を使う以上、鈴木さんの言うとおり仕分けに入れるべきです」と言って来る人もいる。
 官僚政治打破を訴え、政権交代をしたのだから、国民の目線にあった答えが返ってくるものと期待したい。
 急激に円高が進み、株価が大幅に下落している。「藤井財務大臣が閣議後の記者会見で『一方的な偏った動きであることは間違いない。こういう状態が続くことは異常な状況だ』と述べ、強い警戒感を示した」(東京新聞夕刊)と報道されている。市場介入を示唆したものと受け止めるが、今後の動向を見守りたい。改めて経済は生き物だと痛感する次第である。

2009年11月26日(木)

鈴 木 宗 男

 24日、25日と東京国際フォーラムで松山千春さんのコンサートがあった。
 人の心をつかむトークと見事な松山さんの歌が何とも言えないコラボーレションで、ファンを魅了していた。
 いつも通り私の話題も織り交ぜながら、特に普天間基地問題、事業仕分けについて、わかりやすい、なるほどと言わしめる語りであった。松山さんの感性に教えられること大である。
 同郷の凄い男と出会い、同じ価値観を持って行動できることに感謝申し上げ、我が「心友」に心から拍手を送りたい。私も今、政権交代で新しいステージに立てた。チャンスを活かして行きたい。
 13時からの衆議院本会議で、条約3件の委員長報告をする。衆議院の演壇に立つのは平成10年、橋本内閣の閣僚として答弁して以来である。
 委員長報告をしながら、様々な思いが去来した。8年前の「ムネオバッシング」、そして国策捜査。平成17年衆議院に戻って来ることができ、今年8月の選挙では政権交代を実現できた。国政にカムバックできて良かった、生きていて良かったとつくづく感じる。
 世の中正直に、信念を持って生きていれば必ずわかってくれる人がいる。お天道様が見てくれている。
 何もやましいことはしていない。堂々と前を見て、声なき声をしっかり受け止めて、私なりに仕事をやっていこうと決意する。
 そんな気持ちに浸った一日である。
 事業仕分けが後半戦に入り、更にマスコミがヒートアップして取り上げているが、あくまで冷静な議論をして欲しい。
 私はこの事業仕分けに、国会議員の給与や手当等の特権をその対象に含めるべきであると考える。今日はその質問主意書を提出した。
 国会議員自ら身を切ることによって、初めて国民の理解を得られる。行政刷新会議は国民の目線に立って、国会議員の特権に目を向けることを望みたい。

「衆議院本会議にて委員長報告をする」


本日提出した質問主意書3件
bS0 外務省における飲酒対人交通事故や暴力事件を起こした人物の幹部登用の是非等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書
bS1 北方領土に居住しているロシア系住民へのビザ発給等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書
bS2 行政刷新会議による事業仕分け作業と国会議員の特権等に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年11月25日(水)

鈴 木 宗 男

 国会が正常化され、各委員会が動き始める。

 外務委員会も8時50分から理事会を開き、本日の日程協議をしたが、野党側から注文があり、約30分委員会の開会が遅れる。
 午前中2時間の質疑を予定通り終え、今臨時国会での3条約は明日の本会議にかかることになる。
 11時半、ロシアのベールイ駐日大使が挨拶に来られる。日ロ関係について有意義な意見交換ができた。
 外交には相手がある。相手も良かった、日本も良かったという結果が良い外交である。いかに原理原則のみを言っても、結果が出なくては政治ではない。責任ある政治家は運動するのではなく、交渉をするのだということを考えなくてはならない。
 森繁久弥さんに国民栄誉賞を授与することを検討していると、昨日鳩山首相が発表している。
 国民の目線に立った、素晴らしい判断だ。大衆芸能の第一人者として、森繁久弥さんの人生は多くの人に様々な意味で大きな影響を与えた。天国で気持ちよさそうに「鳩山首相、ありがとう」と、森繁節の知床旅情が聞こえてくるようだ。
 ここ数日、鳩山首相の政治献金問題、水谷建設の政治献金についてよく報道されているが、なぜ特定の人しかわからない話が報道されるのか。ここにも意図的、恣意的な情報操作が行われていることが感じられる。「鈴木さん、検察のリークがまた始まっていますね」、「検察関係者しか知り得ない話がなぜ表に出るのでしょうか」といった話が私の所に数多く寄せられる。
 私自身の8年前の経験上、検察によるリークは有り得ることを知っている。しかし、行きすぎた行為はあってはならない。
 国民生活第一、官僚政治打破を訴えて国民の理解を得て政権交代した現内閣である。鳩山内閣も国民の声、目線に立ち、真に公正、公平な社会をつくるため、行政のチェックをすべきでないか。


本日提出した質問主意書2件
bR8 冤罪の定義に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bR9 冤罪並びに取り調べの全面可視化に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年11月24日(火)

鈴 木 宗 男

 連休明けだが、国会正常化のため様々な動きがある。
 10時半には民主党国会対策委員長・副委員長と、法案を抱えた常任委員長との打ち合わせ。11時過ぎには小沢幹事長も急遽駆けつけ、正常化に向けての力強い挨拶があった。
 私のところには「かつて自民党が数の力でやっていたことを、民主党が遠慮がちに手続きに則って国会運営をすると、それをけしからんというのはいかがなものですかね」といった声が寄せられる。私もその通りと思う。
 民主主義は話し合いで、どこかで折り合いを付けなければならない。司司つかさつかさの責任ある地位にいる人は、その点大変なご苦労があるということを、与野党問わず、国会議員等しく考えるべきである。
 イエメンで拉致された日本人技術者が8日ぶりに無事解放され良かった。解放のために地元部族長が今回も大きな協力、役割をはたしたと報道されているがイスラム社会における部族長の重みを改めてしるものである。ただ海外で働く場合、様々な予期せぬ出来事がおきる事を誰しも肝に銘じておかなくてはいけない。国際化社会という名のもとで安易な気持は禁物である。とにもかくにも解放された事を嬉しく思う。
 18時30分、東京国際フォーラムで松山千春さんのコンサートに八代英太さんと足を運ぶ。松山さんと夏の選挙、政権交代、今行われている事業仕分けなどの話をする。松山さんの鋭い指摘に教えられる事が多い。


本日提出した質問主意書1件
bR7 外務省における各種密約の調査等に関する第3回質問主意書

本日受領した政府答弁書3件
bQ8 ある国会議員と外務省との過去の関係が我が国の国益に悪影響を及ぼしたと同省が認識している根拠等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bQ9 外務省における特命全権大使の役割に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bR0 北方領土に居住しているロシア系住民に対するビザ発給等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年11月23日(月)

鈴 木 宗 男

 昨日のTV朝日の番組で元外務省条約局長であった東郷和彦さんが「密約に関連する文書がファイルにまとめられていた」と証言したことが各紙に載っている。
 東郷さんはすでに月刊文芸春秋にも寄稿しており、それを裏付けたものだが、私も先週東郷さんと会った際、外務委員会にも是非とも協力していただきたいとお願いし「要請があれば協力します」と返事をいただいており、今後外務省の調査報告をまちながら、外務委員会としても対応していきたい。国民への情報開示、情報の透明性をしっかり果たしていきたい。
 三連休道内札幌、十勝、釧路を廻り多くの人から「事業仕分け」は地方切り捨て、弱者いじめでないかと言われる。「民主党のマニフェストで国民生活第一と言いながら診療報酬を削る。地方、地域主権と訴えながら地方の事業はきられる。この先心配です」という声が多い。更に「財務省が裏で事業仕分けのたたき台をつくっている。それを後押ししているのが財務副大臣だと聞いている。鈴木さんはそのことを知っているのか」とかなり中身を知っている話をする人もいる。
 情報化時代とはいうものの核心にふれた話にびっくりする。私も閣僚の方から又、民主党の有力議員からも財務省と財務副大臣、行革刷新相が一体となっているという話を二週間前から聞いていたが、こうした声に関係者はどうこたえていくのか。今後の流れに注目したい。あわせて事業仕分けにかかわっている国会議員も国民はよく知っているし見ている。パフォーマンス宜しくTVを意識してものを言うより国民目線にたって冷静な判断をしていった方がよい。
 財務省からの一方的な情報、見方で仕分けをしていくと必ずや国民から反発をうける。一部の議員の思いこみで仕分けされた結果、それは来年夏の参議院選挙、再来年四月の統一地方選挙に直接結びついてくる。折角政権交代しても間違った判断で政治の不安定をまねいてはいけない。何が真の公正、公平かよくよく考えて作業を進めていただきたいものである。
 一日釧路市内で仕事。11時から昭和58年から大変お世話になっている濱谷家のお母様の葬儀。葬儀委員長としてご会葬者に喪主の濱谷和雄様にかわり心からのお礼のご挨拶をする。濱谷社長さんの親孝行、兄弟思いに教えられること大である。心に残る葬儀であった。

2009年11月22日(日)

鈴 木 宗 男

 沖縄・核密約について、前政権迄は、「密約」はないと言ってきたが、

『外相は21日、三重県四日市市などの講演で「省内調査は順調に進み、ほぼ終わりつつある。来年1月には白黒がはっきりする。密約がないと言ってきた歴代政権の重荷を取り除く」と述べた。』 (毎日新聞1面)

『外相は21日、三重県四日市市での講演で、「来年1月に白黒がはっきりする。政権交代とともに、『密約がない、ない』と言い続けてきた歴代政権の重荷を取り除く」と述べ、実態解明に強い意欲を見せた。その後、記者団には、関連文書を同省幹部に示した後、すべて回収したと説明した。』 (読売新聞1面)

 政権交代した意義は極めて大きい。前政権は私の質問主意書に対して「無いものは無い」との答えだったが嘘つきもいいとこである。官僚の(てのひら)にのり、官僚の言いなりで来た事が段々と明らかになって来る。ビロード革命は着実に進行している。
 外務委員会としても岡田外相を全面的に支える意味でも雑誌に寄稿した外務省関係者、インタビューに応じた歴代次官に真実を語って頂きたく機会を作りたいと考えている。国会審議の日程もみながら取り組んでいきたい。
 政権交代とはこういう事かとしみじみ思うものである。
 1日札幌で仕事をし、夕方釧路に飛ぶ。
 11時から、日本ハムファイターズのパ・リーグ優勝パレードが札幌大通公園から駅前通りを通り、すすきのまで行われ、大変な人の出であった。北海道の球団として定着した日本ハムに、来年こそ日本一を期待したい。
 今から来シーズンが楽しみである。
 18時30分から釧路市内で地元マスコミ関係者との懇談会。来年の参議院選挙、中央での政治の動き、流れを話させて戴く。2か月ぶりの懇談だったが、鳩山政権になり政治がダイナミックに動いている事を実感する。

2009年11月21日(土)

鈴 木 宗 男

 平野官房長官が昨日の記者会見で官房機密費(報償費)について2004年度以降の小泉、安倍、福田、麻生政権での支出額を公表した。小泉、安倍、福田、麻生政権では4月に2億円を支出し、他の月は1億円である。
 公表で不思議に思うのは、8月30日選挙があり政権交代が決まった。その翌々日に2億5千万円支出されている。選挙という民主的手続きによって政権交代する時、何の為に何の必要があって機密費を使ったのか。2億5千万円もの大金である。
 平野官房長官は引き継ぎの時、金庫に現金は無かったと言っている。この点、機密費が国益に資したのかどうか検証しなくてはならない。
 前官房長官河村氏は国民に対して説明責任がある。いやしくも国民の税金である。鳩山首相、小沢幹事長の献金を取り上げる前に自民党所属の河村代議士は()ずは情報開示をし、説明責任を連休明けにもすべきでないか。
 読者の皆さん、マスコミの皆さん、国民の皆さんも大きな関心を持っているので尚更である。
 小泉、安倍、福田政権における歴代官房長官も4月の2億円はどう使ったのか明らかにして戴きたい。
 一堂にかえして一緒に記者会見をすれば国民は大喝采をすると思うのだが。
 かつて小沢さんに向かって「盗人たけだけしい」と言った町村代議士には国民の税金をどう使ったのか特に詳しく説明してもらいたいものだ。
 この事だけでも来週は国会で議論する価値がある。審議拒否なんてもっての他である。民主党議員も国民の目線に立ってしっかり立ち上がって欲しい。
 昨夜の最終便で千歳に入り、7時50分千歳発で釧路に飛び、10時から十勝管内浦幌町で高速道路の開通式に出席。
 昭和59年に決まった分岐点の開通式で、感慨一入(かんがいひとしお)だった。
 十勝管内本別町道の駅で、収穫祭をしているので是非顔を出すようにと高橋町長に言われ立ち寄る。懐かしい多くの人に出会い、いもだんごのお汁粉、手打ちうどんを戴きながら、子供の頃を想い出した。
 車で札幌に出て、事務所で打ち合わせ。やっぱり高速道路があると便利だ。
 北海道は一日も早く函館まで新幹線を持ってきて、そこから札幌延伸よりも北海道横断道、縦貫道の高速道路整備を優先することが、北海道の元気につながる。
 高速道路網の整備は、北海道の場合、拠点病院に行くにしても、命にかかわる生命線である。生活の一部でもある。明日の日本を創る、北海道の(もと)になると私は考える。
 一極集中を無くす為にも、地方の元気が、札幌の元気につながるということを考えて頂きたい。
 18時から、行政の専門家、経験者と懇談会。貴重な意見を伺う。

2009年11月20日(金)

鈴 木 宗 男

 昨日の本会議は延会手続きが取られ、夜中の2時近くに終了した。
 自民党はかつての野党の手続きで、財政金融委員長、議院運営委員長の解任決議案を出し、抵抗する。
 かつて自民党は、小泉政権以後、多数決の原理で、数の力で国会運営をしてきた。過去の自民党の手続きをとると、逆効果というか国会運営が不正常になる。与党と野党の立場が変わった証左であり、やはり昨日来の国会を見ても、政権交代したことを如実に物語るものである。
 与党、野党の責任というものが時間と共に段々と備わってくると、私は楽観的に考えているが、国民の理解を得られる、開かれた国会運営を、少なくとも外務委員会はやっていこうと考えている。
 昨夜の本会議場で、鳩山首相、小沢幹事長と色々お話をすることができた。長時間の本会議のお陰である。野党(共産党は出席)が欠席したあとで、静かな中で意見交換でき、ありがたかった。
 鳩山首相の志、思いを感じながら、小沢幹事長の胆力になるほどと思うところ大である。やはり大きな器の指導者だと痛感しながら、私は私の分を果たして参りたいと思う。
 午前8時40分から外務委員会理事会、9時から委員会開会。万国郵便連合憲章 第八追加議定書・万国郵便連合一般規則 第一追加議定書、万国郵便条約、郵便送金業務約定の条約3件の質疑をし、お陰様で採決できた。
 本会議は今日は開かれず、来週の開催となる。


本日提出した質問主意書1件
bR6 日ロ首脳会談についての内閣総理大臣の見解に対する外務報道官の発言等に関する質問主意書

本日受領した政府答弁書6件
bQ2 かつて在モスクワ日本国大使館に存在していたとされる裏金組織「ルーブル委員会」に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書
bQ3 よる同行記者団に対する白紙領収書の供与についての鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書
bQ4 北方領土問題の解決に向けた鳩山由紀夫内閣の取り組みに関する質問主意書
bQ5 竹島問題の解決に向けた鳩山由紀夫内閣の取り組みに関する質問主意書
bQ6 平成二十一年度北方領土返還要求行進に対する鳩山由紀夫新内閣の関与に関する質問主意書
bQ7 冤罪並びに取り調べの全面可視化に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年11月19日(木)

鈴 木 宗 男

 昨日の外務委員会で予期せぬ質疑があり、ムネオ日記で紹介させて戴いたが、今日の新聞各紙は次の様に扱っている。

疑惑の総合商社 言い過ぎ謝罪(読売新聞4面)

 社民党の辻元清美国土交通副大臣は18日の衆院外務委員会(鈴木宗男委員長)で、2002年3月の衆院予算委員会の証人喚問に招致された鈴木氏を「疑惑の総合商社」と呼んだことを陳謝した。
 当時、辻元氏は鈴木氏がケニアへの政府開発援助(ODA)事業を巡り口利きをしたのではないかと追及。自民党の小野寺五典氏に現在の認識を問われると、「(鈴木氏の)裁判でもその事実は出ておらず、確証がなかった。そのような言葉遣いをしたことを反省している」と述べた。
 辻元氏は鈴木氏を追及した半月後、秘書給与詐取疑惑で議員辞職し、翌年には逮捕され、有罪が確定した。この日の答弁では「国会論戦では熱くなったり、言い過ぎることもあるが、それが自分にはね返ってくることも理解している」と低姿勢に終始した。
 7年を経て陳謝された鈴木氏は委員会後、記者団に、「国会の場で反省を述べたことは評価したい。もっと早くても良かった気がする」と苦笑いしていた。
(かわにしよしとさんの挿絵入り)

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鈴木宗氏の追及「反省」(朝日新聞4面)

 鈴木宗男衆院議員を「疑惑の総合商社」と呼んだことは、今では反省している――。辻元清美国土交通副大臣が18日の衆院外務委員会で、02年に海外利権疑惑などで鈴木氏を国会で追及した際の発言についてこう口にした。
 自民党の小野寺五典衆院議員の質問に答えた。外務委員長の鈴木氏は受託収賄などの罪に問われて最高裁に上告中だが、辻元氏が取り上げた疑惑では起訴されていない。感想を差し挟むこともなく、淡々と議事を進行した。
 辻元氏は鈴木氏追及後、自らの秘書給与詐取疑惑が発覚、議員辞職も経験した。


「疑惑の総合商社」反省(毎日新聞5面)

 辻元清美副国土交通相は18日午後の衆院外務委員会で、鈴木宗男衆院議員(現外務委員長)のアフリカ支援などに絡んだ疑惑をただすため02年3月に行われた衆院予算委での証人喚問で、同氏を「疑惑の総合商社」と呼んだことについて、「私が指摘した点は裁判で出ておらず、確証がなかった点は認めざるを得ない。そのような言葉遣いをしたことを反省している」と述べた。
 辻元氏は、自らが秘書給与詐取事件で議員辞職に追い込まれたことを踏まえ、「私にもいろいろあった。熱くなったり、言い過ぎたりすることもあるが、それが自分自身にはね返ってくることも理解している」と語った。自民党の小野寺五典氏の質問に答えた。


「疑惑の総合商社」発言反省(産経新聞5面)

 辻元清美国土交通副大臣は18日午後の衆院外務委員会で、鈴木宗男衆院議員(現外務委員長)のアフリカ支援などに絡んだ疑惑をただすため2002年3月に行われた衆院予算委での証人喚問で、同氏を「疑惑の総合商社」と呼んだことについて、「わたしが指摘した点は裁判で出ておらず、確証がなかった点は認めざるを得ない。そのような言葉遣いをしたことを反省している」と述べている。


疑惑の総合商社発言「今は反省」 辻元国交副大臣(東京新聞2面)

 辻元清美国土交通副大臣は18日午後の衆院外務委員会で、2002年に証人喚問された鈴木宗男衆院議員(現・同委員長)を「疑惑の総合商社」と批判したことについて「私が指摘した点は裁判で出ておらず、確証がなかった点は認めざるを得ない。そのような言葉遣いをしたことを今では反省している」と陳謝した。
 辻元氏は、疑惑追及の直後に自らが秘書給与詐取事件で議員辞職したことを念頭に「私もいろいろな事があった。国会論戦では熱くなったり、言い過ぎたりすることがある。それが自分自身に跳ね返ってくることも理解している」と神妙な面持ちで語った。


「疑惑の総合商社」発言 辻元氏「言葉遣い反省」(北海道新聞5面)

 辻元清美国土交通副大臣は18日の衆院外務委員会で、委員長を務める新党大地の鈴木宗男代表をかつて「疑惑の総合商社」と批判したことについて「そのような言葉遣いをしたことは今では反省している」と述べた。
 辻元氏は鈴木代表が2002年に政府開発援助(ODA)をめぐる疑惑などで衆院予算委に証人喚問された際、ケニアへの援助事業などについて追及した。この日の外務委では「私が指摘した問題は裁判で出てこなかった。確証がなかった点は認めざるを得ない」と述べた。自民党の小野寺五典氏への答弁。
 一方、鈴木代表は受託収賄罪に問われた自らの公判が続く中で委員長に就任したことについて「選挙で議席を得た以上、与えられた任務を全うしたい」と述べ、問題はないとの認識をあらためて示した。自民党の岩屋毅氏が見解を求めたのを受け発言した。

 昨日はテレビニュースでも流れたそうだが、今朝の各紙を見ながら、改めて8年前の鈴木バッシングとは何だったのか考える。ムネオハウス、三井物産ディーゼル発電、アフリカODA等でギワクギワクと騒がれた。検察、外務省がリークし、権力側によって「鈴木ありき」の構図がつくられた。
 これらで私は今、何も裁判していない。何が公正、公平か。
 読者の皆さんも、権力の暴走は怖いことを、狙われたら明日は我が身だということを、是非一度考えて戴きたい。
 今日の国会は、野党の抵抗で本会議が大幅に遅れた。これだけでも政権交代したことが良くわかる。
 民主党の若い代議士さんにも、「よくあることなので、淡々と、粛々と対応することだ」と話させて戴く。
 政権交代、ビロード革命は国会でも起きている。


本日提出した質問主意書1件
bR5 いわゆる北方領土不要論を唱えたと外務省が認識している国会議員に対する同省の対応等に係る鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年11月18日(水)

鈴 木 宗 男

 8時50分から外務委員会理事会、9時から2時間50分、13時から2時間20分、外務委員会を開会する。普天間基地移設問題、アフガニスタン支援等が与野党質疑の中心であった。今日の議論を聞くと、与野党が逆転し、政権交代したことがはっきりする。
 普天間基地移設問題では、自民党議員は「日米合意を守り、早く決断してほしい」という言い方であった。アフガニスタン支援についても、「給油、民生支援等は継続して進めろ」と言ってきた自民党が「50億ドルという数字の根拠は?」と、受け止め方によっては引いた感じのする質問であった。
 質疑の中で私に触れた質問があったので、ご紹介したい。
 以下は自民党の岩屋毅委員とのやり取りである。

岩屋毅委員(自民党)
 自民党の岩屋毅でございます。
 きょうは、質問の機会をいただいてありがとうございます。
 大臣はじめ副大臣、政務官の皆さんに対する質疑の前に、私はきょう、冒頭、鈴木委員長に一つ御見解を賜りたいことがございます。自民党のとき以来敬愛申し上げている鈴木委員長でございまして、いささか失礼な言い方にかるかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。
 私は、過去、鈴木先生に対する議員辞職勧告決議案には反対をいたしました。理由は、我が国刑法の基本精神というのは、疑わしきは罰せずということでございます。したがいまして、選挙民の洗礼を受けて、いかなる立場にあろうとも、国会で活動することについては問題がないというふうに私は考えておりました。過去、いずれの議員辞職勧告決議案にも私は賛成したことはありませんし、これからも賛成するつもりはありません。これは私の信念でございます。
 ただ、今般、鈴木先生が委員長をお受けになられたということは、やはり不適切だったのではないか。いやしくも、国権の最高機関の委員長は国会を代表するポストでございます。私は、鈴木先生の嫌疑が晴れるということを個人的には期待をしておりますけれども、万が一の場合は、国会の権威を傷つけ、信用を傷つけるということにもなりかねないわけでありまして、そういう状況にあっては、やはり就任を遠慮してしかるべきではなかったかなと。我が党はおういう考え方に基づいて反対をした結果、あの日、本会議も一時間おくれるということになったわけでありますが、にもかかわらず、委員長をお受けになられて、先生としては今どういう心境であられるのか、今後のことについてどういうお考えを持っておられるのか、冒頭に聞かせていただきたいと思います。

鈴木宗男委員長
 私に発言の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。
 私は、立法府は立法府の判断があっていいと思っていますし、司法は司法の判断があっていいと思っております。それがまた民主主義だと思っております。
 少なくとも、民主主義の一番の手続の選挙によって、私は、一回のみならず二回も、多くの信任を得てこの立法府に議席を有することができました。議席を得た以上、国民のために働く、これが国権の最高機関、国会議員の努めであると私は思っています。選ばれた以上、私はしっかりと国民に責任を持って、仕事で、与えられた任務を全うしていきたい、私はそのように考えております。

岩屋毅委員(自民党)
 委員長のお気持ちは今聞かせていただきました。ただ、私が非常に心配しておりますのは、国会の権威が傷つくことがないように、信用を失うことがないように、委員長におかれましては今後も対処をしていただきたいということをお願いさせていただきたいと思います。

鈴木委員長
 今の岩屋毅議員の声というのは、また多くの国民の声であるかもしれません。そのことはそのことで私の耳に入っておりますけれども、これはまた立法府の判断ではなくて、別の、司法での判断になるかと思っております。
 あわせて、もう岩屋議員おわかりかと思いますけれども、八年前、国会でいろいろ疑惑疑惑と言われました。その国会で、この中で質問をした人もおわれますけれども、その件で私が裁判をしている事案はございません。このこともぜひともおわかりおきをいただきたい。
 改めて、やましいことはしていないということで、一貫して私は無罪を主張しております。今バッジをつけている議員の中で、いわゆる犯罪としてみずから認めて、さらにまた国会に復帰をして内閣の一員になった人もおわれますね。私は、その点をぜひとも比較してもらいたいんです。私は一貫して政治家としてやましいことはしていない、国会で指摘をされた件で今裁判になっている件はないということも、この点、明確にしておきたい、こう思っております。

 私は自戒の念を込め、正直に答弁させて戴いた。
 同じく自民党の小野寺五典委員は、辻元清美国土交通副大臣に対して次のような質問をした。

小野寺五典委員(自民党)
 政権に入るといろいろな認識が変わる、考え方が変わるということかと今承りました。
 一つ確認をしたいことがございます。
 きょうは鈴木宗男外務委員長がいらっしゃいます。一つ、辻元清美国土交通副大臣にお伺いしたいんですが、当時、私は多分テレビで見ていたのかもしれません。平成十四年三月十一日、衆議院予算委員会、ここで、辻元議員が発言された内容、これは私今でも鮮明に覚えています。まず初めに伺いたいんですが、今回鈴木委員長が委員長選任をされるときに、辻元議員は賛成をされましたか。

辻元清美国土交通副大臣
 賛成をいたしました。

小野寺五典委員(自民党)
 そうしますと、例えばこの予算委員会、平成十四年二月十三日ですが、その当時辻元委員がおっしゃった、これは外務省の佐藤優外務主任分析官、それからケニア・ソンドゥ・ミリウダムの支援の問題、この問題で、さまざまな疑惑があるということで厳しく追及をされました。そして、その際、鈴木委員長に対して、あなたは疑惑のデパートと言われているけれども、疑惑の総合商社ですよという話をされました。今はこの疑いが晴れたとお考えでしょうか。

辻元清美国土交通副大臣
 私は、当時の発言はそのとおりです。しかし、その後、裁判を今なさっておりますけれども、その裁判の過程では、私が指摘した問題は裁判の過程で出てまいりませんでした。ですから、私自身は、やはり自分の質問に対して、疑惑ということで追及させていただきましたけれども、確証がなかった点は認めざるを得ないと思っております。

小野寺五典委員(自民党)
 このことに関しては、大変失礼な言い方ですが、鈴木委員長は現在刑事訴追を受けている話ではございません。ですから、あくまでも疑惑ということで、今おっしゃった形が多分正確だと思っております。
 私どもも、国会論戦の場で、ちょっと発言の文句等はやはり気をつけなきゃいけないなと思っておりますので、ぜひ今後こういうことがないように、政府・与党に入られましたので、再度、この疑惑についてはもう今現在は刑事訴追を受けているわけではないので晴れたと言っていただくことはできますか。

辻元清美国土交通副大臣
 私は、今申し上げたとおりで、まだ係争中でいらっしゃいますので、その裁判について私は申し上げる立場にはございません。私、自分の国会での追及につきましては、先ほど申し上げたとおりです。

小野寺五典委員(自民党)
 ということは、晴れて、この疑惑のデパート、疑惑の総合商社ということは撤回されるということですか。

辻元清美国土交通副大臣
 私は当時そのように申し上げましたけれども、小野寺議員もいろいろ苦労をされました。何とは申し上げませんけれども。私もいろいろ事がございました。ですから、国会論戦ではお互いに熱くなったり言い過ぎたりということもあるということも経験をし、それが自分にはね返ってくるということもみんな理解しているところであります。
 当時は、そういう状況の中で、鈴木委員長に対して私はそのような言葉遣いをしたということは、今では反省をしております。

 辻元副大臣に「そのような言葉遣いをしたということは、今では反省しております」と、国会の場で明確に言って戴けたことを多としたい。また、国会におけるやりとりは、それぞれわきまえなければいけないと考えたものだ。
 公明党の赤松正雄委員からは、質問の冒頭で次の様な発言があった。

赤松正雄委員(公明党)
 今、小野寺委員や、あるいは午前中の岩屋毅委員の御質問にもありましたので、また、それに対する委員長答弁というのもあったので、私は実は、委員長が午前中申された、この中に、証人喚問を委員長が受けられたときの質疑者がいるという話がございました。だれあろう私でございます。きょうこの場にいる中で、平成十四年三月十一日の証人喚問の場で公明党を代表して質疑をさせていただきました。
 そのときのことをとやかく言うつもりはございませんが、私自身思いますことは、鈴木宗男という一人の代議士の生き方というものを見て大変教えられるところが多いというか、本当に自身の信ずる道を懸命に生きておられるなということを強く感じている次第でございます。
 私一つだけ申し上げますと、あのとき、大変失礼な言い方でございますが、たたき上げの鈴木宗男代議士は自分自身をたたかれるんではなくて、周りをたたかれてのし上がってこられた方だというふうな言い方をしてしまいましたけれども、その後の御自身の法廷闘争だけでなくて、外務省との闘い、さまざまな面で教えられるところが多い。
 また、佐藤優さんと、それから鈴木宗男代議士との何といいますか例えようもない友情というか、そういうものを、さまざまな著作を通じて、一生懸命読ませていただいて、教えられるところが多い、このように申し上げさせていただきまして、回答は要りませんので、私の感想とさせていただきます。

 時間が解決してくれた面もあるが、信念を持って正直に生きていけば明日があると、意を強くした。あわせて、国権の最高機関である国会で、国民の代表たる国会議員にとって、正しい情報の中で裏付けのある話をすることが、責任ある議論である。
 全く予期せぬ岩屋委員からの質問であり、小野寺委員と辻元副大臣のやりとりであった。赤松委員からも大変心のこもったお話を戴き、ありがたい限りであった。
 8年前、権力側のリークにより、メディアスクラムとも言うべき“ムネオバッシング”があったが、冷静に検証して欲しい。あの時「ギワクギワク」と国会で騒がれたことで、今裁判をしているものはない。
 権力が暴走し、国策捜査が行われると、とんでもないことが起きる。「明日は我が身」であることを、読者の皆さんも是非考えて戴きたい。
 私は声なき声をしっかり受け止めて、政治家としての役割、責任を果たして行きたい。


本日提出した質問主意書2件
bR3 1999年にキルギスで発生した日本人誘拐事件に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書
bR4 痴漢や窃盗行為等により逮捕された外務省職員への処分の妥当性に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2009年11月17日(火)

鈴 木 宗 男

 8時から与党の政策会議、9時から地元陳情、10時から与党国対・正副常任委員長・特別委員長打ち合わせ、12時外務委員会理事懇談会、13時本会議、13時半中南米大使との昼食会、15時半嘉手納基地爆音訴訟原告団一行陳情と、一日中会議の連続だった。
 特に15時半、嘉手納基地爆音訴訟原告団の皆さんから、基地を抱える不安、危険性、環境悪化等、「叫び」とも言える生の声をお聞きし、改めて米軍基地を抱える皆様の大変な負担が伝わってくる。
 私は沖縄の皆さんの痛み、過度な負担を減らすため、県道104号線越え米海兵隊実射訓練を地元の北海道別海町矢臼別に移転するなど、具体的に汗をかいてきた。一人でも多くの政治家が、沖縄の皆さんの100分の1、1000分の1でも同じ気持ちを持って、持てる責任を果たしていくことが大事である。私はこれからも沖縄の皆さんの思いを受けて努力して行きたい。
 外務委員会理事懇談会で、明日、外務委員会を9時から5時間半開会することが決まった。今臨時国会初めての質疑なので、与野党とも濃密な質疑ができるよう、円滑な運営に努めて参りたい。
 18時から佐高信さんの出版記念会に出席し、パネルディスカッションに参加する。
 19時半から外交専門家との懇談会。貴重なお話を伺うことができた。
 本会議場で鳩山首相とお話しする機会があり、日ロ首脳会談について私から「一歩踏み込んだ、次に繋がる良い会談でした」と申し上げた。鳩山首相からも貴重な裏話も伺い、ロシアの姿勢も側聞(そくぶん)できた。外交は積み重ねである。
 今日の閣議で「2009年版自殺対策白書」が決定されたが、その中で11年連続して自殺者が3万人を超えたと書かれている。3万人を超える自殺者がいるということは大きな社会問題でもあるが、同時に政治問題でもある。
 なぜ自ら命を絶たなければいけないのか。中にはリストラにあったり、会社経営に失敗したり、格差の拡がった新自由主義政治により、不幸な事態となった例も多いのではないか。もっと命の重さ、尊さと、政治の責任をあわせて考えていくべきと思う。
 明日予定されていた党首討論は委員会審議が優先となり、なくなったが、なんと15日、自民党の谷垣禎一総裁がサイクリング中に転倒し、顔を数針縫う怪我をし、静養中であると報じられている。結果的にできなかったことになる。世の中何があるかわからない。


本日提出した質問主意書2件
bR1 外務省による秘密指定文書の流出に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bR2 外務省報償費の官邸への上納に関する質問主意書

本日受領した政府答弁書4件
bP8 外務省の在外公館派遣員制度の是非等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bP9 1999年にキルギスで発生した日本人誘拐事件に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bQ0 外務省における各種密約の調査等に関する再質問主意書
bQ1 ミャンマー情勢並びに邦人殺害事件に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

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2009年11月16日(月)

鈴 木 宗 男

 昨日午後、鳩山首相はシンガポールでメドベージェフ大統領と会談した。
 各紙朝刊の見出しは次の通りである

北海道新聞 「2島返還 首相けん制 ロ大統領『鳩山政権で前進を』」(1面) 「待ちの日本 領土打開案求めるのみ 誘うロシア 経済協力で主権棚上げ」(3面)
日本経済新聞 北方領土 首相、2島返還を否定 ロシア大統領「鳩山政権で前進期待」(1面)
産経新聞 鳩山首相「2島では不十分」 日露首脳会談 北方領土問題 進展なし 友愛外交 肩すかし 露は『経済優先』」(1面)
毎日新聞 「北方領土問題『前進を』 日露首脳会談 露大統領、具体案なし」(1面)
読売新聞 「北方領土 露大統領 具体案示さず 首脳会談 首相は2島返還拒否」(2面)
朝日新聞 「首相『2島ではダメ』 日ロ首脳、領土問題協議」(2面)
東京新聞 「北方領土 『鳩山政権の間に前進』 首脳会談でロ大統領 具体案には触れず」(2面)

 日本経済新聞2面には日ロ首脳会談の要旨が載っている。

鳩山首相  大統領はこれまで「独創的アプローチ」と言ってきた。極端な立場をお互い取るのはやめようという話だった。(歯舞、色丹の)2島返還ではどうしても国民も私たちも理解できない。それを超えた独創的アプローチを期待している。冷戦時代にとらわれない現実的な発想で臨むべきだ。
メドベージェフ大統領  その通りだ。冷戦時代の発想は取らない。現実的な解決をしたい。ロシア国内にも(領土問題で)色々な厳しい意見があるが、鳩山政権の間に領土問題をぜひ前進させたいと心から思っている。いつでもお互いに電話でも議論しよう。

 今回の会談で両首脳は、冷戦時代にとらわれない現実的な発想で臨むべきだという点で一致している。また、北方領土問題はスターリン主義の残滓(ざんし)であり、自分達で解決すること、そして空想的解決ではなく、現実的解決で進めることで一致したことは何よりである。
 11日、官邸で鳩山首相とお話ししたが、北方領土問題にかける鳩山首相の意欲は十分伝わってきたし、私の話にも耳を傾けて下さった。これでメドベージェフ大統領との信頼関係はできた。あとは合意に向けて動き出すことである。
 外務官僚が、いかほど鳩山首相の意を()んで、身体を張って作業をするかにかかっている。国益の観点から、裂帛(れっぱく)の気合いをもって取り組んで欲しいと心から願うものである。
 北方領土問題でいつも感じるのは、国家主権に関わる話であるのに、報道の扱いが極めて低いことである。「沖縄問題ならいつも一面で大きく扱われるのに、どうして北方領土は…」という想いである。
 国会議員は勿論、報道、メディア関係者はじめ、多くの人が北方領土問題は拉致問題と同じく国家主権に関わる問題であることを認識して頂きたいとお願いしたい。
 「私は私なりの覚悟をもって行動したい。できれば半年で問題解決の道筋を着けたい」という鳩山首相のシナリオは、着実に進行していると受け止める。
 普天間移設問題で、14日シンガポールでの鳩山首相発言が自民党から批判されているが、私は新しい枠組みができた以上、そこで過去の検証、日米合意、政権交代という事実等、トータルな議論をすべきである。鳩山首相の発言は自然体であり、問題はない。
 最初から「〜ありき」なら、新しい枠組みも必要ない。石破さんはじめ鳩山首相を批判する人達は、沖縄の皆さんの思いをどう受け止めるのか。選挙での民意を考えないのか。逆にお尋ねしたい。
 今、ビロード革命とも言われる流れが起き、進行しているのだ。沖縄の声をしっかり受け止めて、現実的判断をすることが賢明なやり方である。
 民主主義は手続きとその中身である。オバマ大統領は14日の東京演説でも民主主義の意義を強調していた。何も心配はいらない。オバマ大統領が一番わかってくれる。
 批判のための批判、上からの押しつけではなく、沖縄の声を今一度しっかり聞いて答えを出すことが、今求められていることをお互い考えていこうではないか。
 8時から経済関係者との朝食会。9時過ぎ、お世話になっている方のお見舞い2件。
 10時10分帯広空港発で上京。議員会館に入り、お客さん対応、書類整理をする。
 18時30分より読売巨人軍優勝祝賀会に出席。
 19時、報道関係者との懇談。


本日提出した質問主意書2件
bQ9 外務省における特命全権大使の役割に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bR0 北方領土に居住しているロシア系住民に対するビザ発給等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

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2009年11月15日(日)

鈴 木 宗 男

 今朝の新聞、TV報道番組は昨日のオバマ大統領東京演説でもちきりである。それぞれ論調に差があるが総じてオバマ大統領の演説を肯定的に受け止めている。
 「日米同盟」「対等の関係」「グローバルパートナーシップ」という言葉がよく使われるが、それに伴う基礎体力をしっかり持つことが日本に求められている。その為には政治家が率先して自分の役割、責任を果たすことが一番ではないか。
 世界一の指導者の発信力の大きさを改めて感じながら鳩山首相の存在感がこれから増していく事を確信する。
 今回の首脳会談でもマスコミは普天間がどうなるかに焦点を当てているが、普天間は日米間の大きな土俵での一つのテーマに過ぎない。冷静に沖縄の皆さんの思いを真摯に受け止めて「沖縄も良かった」「日本も責任を果たした」「アメリカも納得した」という形に持っていけば良いのである。
 長く沖縄と向き合ってきた私としては、沖縄県民の心を大事にしながら話し合いを進め、結論を出すべきと考える。私なりの汗はかいていく。
 昼間、議員会館で仕事をし、15時から同郷でお世話になっている方のお嬢様の結婚披露宴に出席しお祝いを述べ、17時55分羽田発で帯広に向かい、後援会関係者の創立25周年パーティーに出席する。人間関係を大事にしてきた私だがふと考えてみると昭和58年に当選してからもう4分の1世紀以上たつのかと時の移りを感じる。
 今日という日は再び来ないとハッとしながら家族、後援会を想う時、時間はいくらあっても足りない。
 やりくりして有効に生かしていくしかない。

2009年11月14日(土)

鈴 木 宗 男

 10時からサントリーホールでの「オバマ大統領東京演説」に出席する。
 昨年の選挙中の演説も凄いと思ったが、今日の演説に出席者は十分感激と感銘を受けたことだろう。勿論私もその一人である。
 約40分の演説の中で「私も鳩山首相も、国民によるチェンジ(変革)で民主的に選ばれた。民主主義の勝利だ」と強調されていた。私はこのフレーズを聴きながら、デモクラシーが普天間問題を解決する一つのポイントになるのではないかと思った。
 民主主義の勝利というなら、選挙結果を尊重しなくてはならない。沖縄の想い、心を十分受け止めなくてはいけない。沖縄県民の総意はどこにあるかを冷静に考え、あわせて日本政府は沖縄の声をしっかり米国に正しく伝え、新しい枠組みの中でしっかり議論していくことである。ロードマップ見直しについても、議論しても良いのではないか。
 オバマ大統領の演説を聴いて、改めて「言葉は力なりき」を痛感しながら、その言葉をしっかり受け止めて対応すべきである。
 今日は9時から釧路市で民主党の主催で、釧路管内市町村、各種団体との「地域主権民主党政策懇談会」が行われ、私も出席する予定だったが、アメリカ大使館からオバマ大統領演説の案内が来たので、釧路には行けなかった。秘書が代理出席しているので、懸案事項をよく把握し、きちんと対応していく。
 16時から東京陸別会。19時から医療関係者との懇談会。
 20時から我が故郷足寄町の「足並み会」研修団と懇談。
 土曜だったが、忙しい一日だった。

2009年11月13日(金)

鈴 木 宗 男

 9時より外務委員長として初めての外務委員会を開会する。
 最初に委員長として以下の様に挨拶をする。

 このたび、外務委員長になりました鈴木宗男でございます。宜しくお願いいたします。
 現在、我が国には解決すべき外交諸課題が山積しており、特に北方領土問題、沖縄基地問題の解決、沖縄・核密約の解明等、本委員会は、国民の目線に立って、その役割をしっかり果たしてまいりたいと考えております。
 公正かつ円滑な委員会の運営に努めますので、委員各位の御協力を心からお願いして、ごあいさつといたします。

 今までの委員長挨拶は「我が国には解決すべき外交諸課題が山積しており、委員長としての役割をしっかり果たして参ります」で終わっていたが、私は北方領土問題の解決、沖縄・核密約の解明等、私が委員長として解決すべき問題を具体的に挙げてお話しした。
 岡田克也外務大臣、武正公一、福山哲郎両副大臣、吉良州司、西村智奈美両大臣政務官の挨拶で本日は終了し、次回は18日で、本格的な質疑に入る。しっかり責任を(まっと)うしていきたい。
 10時から宮中において天皇皇后両陛下御即位20年の茶会に出席。昨日に続き御即位20年のお祝いに心から感激し、天皇皇后両陛下の御長寿と皇室の弥栄をご祈念してやまない。
 本日4件の質問主意書の答弁書が返ってきたが、その内の2件に、次の様な回答があった。

○ 外務省が保管しているワインに対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

(外務省において保管されているワインは、せいぜい年間1000本程度しか消費されないのにも関わらず、なぜ常に7000本ものワインを必要としているのかという質問に対して)

 年間を通じての諸外国要人の本邦訪問は多岐にわたり、具体的な滞在日程等が来日直前まで確定していない場合も多いため、常に対応できるように一定の質及び量のワインを保存することが必要である等の事情がある。他方、政府資産のスリム化の観点から、既存の在庫を優先的に使用することにより保管本数を減少させることとしてまいりたい。

 前政権における答弁は、

 年間を通じての諸外国要人の本邦訪問は多岐にわたり、具体的な滞在日程等が来日直前まで確定しない場合も多いため、常に対応できるように一定の質及び量のワインを保存することが必要である等の事情があるからである。

というものであった。今日の答弁で「政府資産のスリム化の観点」や「保管本数を減少させる」という言葉が見られることは、非常に評価できることである。

○ 外務省における飲酒対人交通事故や暴力事件を起こした人物の幹部登用の是非等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

(1992年9月27日、モロッコ王国の首都ラバト市内のバーでウイスキーを飲んだ後に、飲酒状態で自動車を運転し、帰宅する途上事故を起こし、スクーターに乗っていた現地人を死亡させた外務省在外職員に対し、外務省は停職という極めて軽い処分で済ませ、そのことを当時国民に公表もせず、更にその職員を後に天皇陛下から認証を受ける特命全権大使としてドミニカ共和国に赴任させているが、鳩山総理、岡田外務大臣はこの一連の対応についてどう考えるかという問いに対して)

これまでの経緯等を確認した結果、御指摘の事案は、現行の「懲戒処分の指針について」(平成十二年三月三十一日付け職職―六八人事院事務総長通知)及び「懲戒処分の公表指針について」(平成十五十一月十日付け総参―七八六人事院事務総長通知)の下では、御指摘の「外務省在外職員」に対し、懲戒免職処分が科され、処分につき原則公表され、その結果当該職員が特命全権大使として任命されることは当然不可能となる性質の事案であったと考える。

 前政権の答弁は、

 外務省の職員が御指摘の事故を起こしたことは、事実である。当時、当該職員は、国際法上の特権及び免除を享有していた。当該職員に対して、停職処分が行われている。外務省として、この処分に関する当時の判断は、妥当であったと考える。外務省において確認できる範囲では、当時、この処分の内容については、公表していない。

というものだった。「当該職員が特命全権大使として任命されることは当然不可能となる性質の事案であったと考える」という答弁は、極めて真っ当な正しい認識であり、大きな変化である。この答弁書も評価に値する。
 前政権の頃は何ら誠実な回答がなされず、国民をバカにした回答ばかりであったが、政権が変わると、やはり国民の目線に立った回答になっている。ここでもビロード革命が進んでいると確信した。


本日提出した質問主意書1件
bQ8 ある国会議員と外務省との過去の関係が我が国の国益に悪影響を及ぼしたと同省が認識している根拠等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

本日受領した政府答弁書4件
bP4 外務省が保管しているワインに対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bP5 外務職員が公務出張に際して取得したマイレージの同省における取り扱い等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bP6 外務省所管の各種法人に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bP7 外務省における飲酒対人交通事故や暴力事件を起こした人物の幹部登用の是非等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2009年11月12日(木)

鈴 木 宗 男

 内閣主催による天皇陛下御即位20年記念式典が国立劇場で行われる。
 式典委員長の鳩山由紀夫内閣総理大臣の式辞は、心のこもった、まさに国民を代表しての挨拶であった。
 天皇陛下のお言葉は、20年を振り返りながら、絶えず国民と共に歩み、国民を思う深いお心に溢れた、とってももったいないお言葉で、感激した。
 記念演奏の合唱、独唱があり、鮫島由美子さんの透き通る様な声での「野菊」、「こもりうた」、杉並児童合唱団の「海」「風」「つばさを下さい」「星の王子の…」を聴き、心洗われるひとときだった。しばし故郷を想いうかべ、また今は亡き両親や家族のことなど様々なことを考える、ありがたい御在位20年記念式典だった。
 今日の朝刊に、昨日夕方、鳩山首相が北方領土問題について「私がさらに一歩踏み込んだ形で議論を深めていきたい」と記者団に語ったと出ている。鳩山首相のタイムリーな発言は、必ずやクレムリンに届くであろう。
 信頼から合意に向けて、APECでの日ロ首脳会談になることを期待するのは、一人私だけではないだろう。昨日鳩山首相と意見交換できて良かった。


本日提出した質問主意書2件
bQ6 平成二十一年度北方領土返還要求行進に対する鳩山由紀夫新内閣の関与に関する質問主意書
bQ7 冤罪並びに取り調べの全面可視化に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年11月11日(水)

鈴 木 宗 男

 昨日返ってきた答弁書の中で、外務省は初めて「ルーブル委員会」の存在を認めた。今日の新聞にわかりやすく記事になっているので、読者の皆さんにお知らせしたい。

モスクワ大使館「裏金」一部認める…宗男氏への答弁書

 政府は10日の閣議で、旧ソ連時代の在モスクワ日本大使館をめぐる裏金疑惑で、「正式な組織が確認されたわけではないが、一部の館員間でルーブルと外貨を融通し合った事実が確認された」とする答弁書を決定した。
 新党大地の鈴木宗男衆院議員が質問主意書で、大使館内にルーブルを外貨に換金する裏組織「ルーブル委員会」があったのではないかとただしたのに答えた。政府はこれまで同様の質問主意書に、「確認されていない」と回答してきたが、今回初めて疑惑の一部を認めた形だ。
 答弁書では「(当時は)ルーブルを外貨に両替することが極めて困難で、互助的に館員間で融通し合った」と理由を説明した。
(読売新聞4面)

ソ連時代のモスクワ大使館、「裏金づくり」事実上認める

 政府は10日の閣議で、モスクワの日本大使館にあったとされる裏金づくりの組織「ルーブル委員会」の存在を事実上認める答弁書を決定した。「正式な組織の存在が確認されたわけではない」としながらも「両替が規制されていたソ連時代の特殊な制度の下で、一部の大使館員間でルーブルと外貨を必要に迫られて融通し合ったとの事実があったと確認」と明記した。
 政権交代を受けて見解を変更した格好。鈴木宗男衆院外務委員長(新党大地代表)の質問主意書に答えた。鈴木氏は過去に何度も「大使館員が私有車を売却して得たルーブルを大使館内に保管し、闇レートで外貨に換金した」と問題視してきたが、政府はこれまで「存在したことは確認されておらず、お答えするのは困難」と回答してきた。
(日本経済新聞2面)

 今になって認めるのなら、なぜ最初からそうしなかったのか。私の所に多くの人から「鈴木さん、ウソつきに良い外交はできません」といった声が寄せられた。外務官僚はこの国民の声に何と応えるだろうか。
 16時過ぎから約25分、鳩山首相と面会。普天間基地移設、北方領土、国会の動き等、お話しさせて戴く。
 普天間について鳩山首相は、沖縄の皆さんのことを大変心配されており、あわせて国益、平和の観点から然るべき時期に結論を出さなければいけないとの思いが伝わってきた。
 北方領土問題についても、問題解決に向けて重層的、多面的に色々考えておられた。総理からのご指摘については、私の受け止めをお話しさせて戴いた。
 APEC首脳会談で、より信頼から合意に向けた道筋ができることを期待したい。


本日提出した質問主意書2件
bQ4 北方領土問題の解決に向けた鳩山由紀夫内閣の取り組みに関する質問主意書
bQ5 竹島問題の解決に向けた鳩山由紀夫内閣の取り組みに関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2009年11月10日(火)

鈴 木 宗 男

 かつて在モスクワ日本国大使館に存在していたとされる裏金組織「ルーブル委員会」に関する質問主意書に対し、本日答弁書が返ってきた。今までは「ルーブル委員会なる組織は確認されていない」と、私の31本もの質問主意書に対して答えてきたのが、何と今日の答弁書では「在モスクワ日本国大使館の一部の館員間でルーブルと外貨を必要に迫られて融通し合ったとの事実があったことが確認された。」と、初めてその存在を認めてきた。
 今までの答弁と180度違う。これも政権交代の効果とも言うべき、正直な答えである。政権交代で、外務省においてもやっと自浄能力が出てきたと受け止めたい。
 この答弁書を見ながらも、小泉、安倍、福田、麻生の各政権が、いかに官僚の言うとおりであったか、国民の目線に立っていなかったことが良くわかる。
 先週の「ムネオマニュアル」についても、「文書にまでする必要はなかった」と、小泉、安倍、福田、麻生各政権とは全く違った誠実な答弁書であったが、政権が変わるとこれほど変わるものかと驚くと同時に、やっと当たり前の民主主義、国民本位の政治になりつつあると感じるものである。
 ここで手を緩めずに、これからもしっかり国民への情報の開示、情報の透明性確保に努めていく。
 「外務省による同行記者団に対する白紙領収書の供与についての鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書」については、「現時点においても御指摘の『白紙領収書』が作成された事実は確認されていないとの見解に変わりはない。」との答弁であった。しかし、私の所には、外務省OB、現役職員からも、白紙の領収書を在外公館で出していたという確かな話が来ている。
 自浄能力がまだ発揮されていない様なので、より具体的に質して参りたい。正直に答えれば1回で済むのに、余計な知恵を出し、すり替えの議論をするのは、エネルギーの無駄使いではないのか。
 いずれにせよ、ビロード革命は着実に、確実に進行している。この流れを加速していきたい。


本日提出した質問主意書2件
bQ2 かつて在モスクワ日本国大使館に存在していたとされる裏金組織「ルーブル委員会」に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書
bQ3 外務省による同行記者団に対する白紙領収書の供与についての鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書

本日受領した政府答弁書4件
bP0 かつて在モスクワ日本国大使館に存在していたとされる裏金組織「ルーブル委員会」に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bP1 外務省による同行記者団に対する白紙領収書の供与についての鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bP2 在上海総領事館員自殺事件に際して外務省職員が下した判断の是非等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bP3 鳩山由紀夫内閣における第31吉進丸の船体返還に向けた取り組み等に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2009年11月9日(月)

鈴 木 宗 男

 ベルリンの壁が崩れ、今日で20年になる。東西冷戦の象徴であったベルリンの壁の崩壊は、まさに歴史の一ページであった。そして91年、ソ連がなくなり、自由と民主のロシアになっていく。
 1989年(平成元年)防衛政務次官、91年は外務政務次官として、当時若手政治家であった私は感動、感激の面持ちでこの流れを見つめていたことが想い出される。
 この20年、10年の変化を評価しながら、平和の尊さをかみしめるものである。
 元女優の酒井法子さんの覚醒剤事件に対する判決が、えらく大きく扱われている。
 有名人ということで話題性があることは承知するが、酒井さんの子供さんやご親戚のことを考えると、もっと静かに、粛々と淡々と事実関係だけを報道すれば良いのにと思うのは、私だけだろうか。興味本位の報道より、こうした事件を起こさせないという姿勢での報道を望むものである。
 昨日、米軍普天間飛行場の県内移設に反対する県民大会が沖縄県宜野湾市で開かれ、2万1000人が参加し、県内移設反対を強く訴えている。
 大会に参加した下地幹郎代議士から直接大会の様子について昨夜伺ったが、沖縄県民の思いをしっかり受け止めて、政府は賢明な結論を出さなくてはいけない。先の大戦における、沖縄県民の筆舌に尽くしがたい悲惨な事実、戦後のアメリカによる占領、全て沖縄に押しつける形での沖縄に集中した米軍の駐留等、沖縄における過度な負担と負の遺産を、政治の名において解決しなくてはならない。沖縄県民の心をきちんと受け止めて対応して戴きたい。
 アメリカの一方的な押しつけ、恩着せがましい話に乗ると、袋小路に陥る。沖縄の思い、強い反対の声を受け止めながらも、声なき声、現実的解決を考えている沖縄の人がいることも踏まえて、鳩山首相は日本国としてのお願いを、手続きを取って沖縄県民にすべきである。


本日提出した質問主意書2件
bQ0 外務省における各種密約の調査等に関する再質問主意書
bQ1 ミャンマー情勢並びに邦人殺害事件に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2009年11月8日(日)

鈴 木 宗 男

 オバマ米大統領の来日が、5日テキサスの陸軍基地で起きた銃乱射による犠牲者の追悼式典に出席の為、1日遅れることになった。昨日の午前中の情報では来日がなくなるのではとの話もあったが、時間が短縮されるにせよ、予定通り日本に来てくれることに関係者はホッとしていることだろう。
 鳩山首相はオバマ大統領との会談で、今回の事件に関してありきたりの表現でなく、鳩山流の友愛に基づく、琴線に触れる言い方で心からの哀悼の意を表するべきだ。
 日本でも昨年は、土浦、秋葉原、八王子と3件の無差別殺人事件があった。節度と道義を重んじてきた日本で、モノ・カネ優先の価値観が横行し心をなくしてしまった今の日本である。アメリカと似ている社会状況である。
 両首脳は腹を割って社会の安寧(あんねい)が世界平和につながることを発信していただきたいものだ。
 昨日、沖縄県嘉手納町で、米軍基地の統合に反対する集会が開かれ、今日は県内移設反対の県民大会が普天間飛行場のある宜野湾市で開かれた。8月30日の選挙結果を踏まえ、沖縄県民の声は大きなうねりとなって県外移設へと流れている。
 鳩山首相、岡田外相の沖縄の事を考えての発言が裏目にも出ている。名護市長選挙・知事選挙の前とか後とか触れてはいけない。嘉手納統合案もかつて私が期限付きで提案したが、まとまらなかった経緯もある。
 政府が国益の観点から安全保障上、沖縄の皆さんには、ここまで負担をお願いしたいと、騒音等、環境問題に関し具体的にここまで下げます。発着回数も大幅に削減させます。と具体的な案を提示し、水面下でしっかり協議して表に出すべき事である。何も詰まっていないのに、早々に統合案を出しても反発を買うだけだ。プレイヤーがいないと考えるのは私一人ではないだろう。
 普天間移設はアメリカ大統領に向けて言うのではなく、沖縄県民の理解を得ることが一番大事な手続きである事を首相の取り巻きはよくよく考えてほしい。
 今年の日本シリーズは巨人が制した。北海道を本拠地とする日本ハムに勝ってほしかったが、そうは問屋が卸さなかった。どの試合も緊張感のある、シーソーゲームで野球ファンは堪能したことだろう。来年はどんな展開になるのか。野球ファンは来年に向かってさまざまな思いをめぐらしていることだろう。

2009年11月7日(土)

鈴 木 宗 男

 昨日、沖縄に行き、旧知の市長、町長と意見交換する。普天間移設問題等について貴重なお話を伺うことができた。沖縄問題を動かすには、人間関係が大事である。
 沖縄には結いまーるの精神、心がある。「助け合い」「お互い様」「人との縁」を尊重して生きていくことだが、小泉政権以後、沖縄問題を担当する人達がいかほど沖縄に心を砕いた人がいたかとなると、たまたまポストに就いたから仕事をやるといった感じではなかったか。
 幸い私は中川一郎先生の秘書の時から沖縄とは、特産のサトウキビの政府保証価格決定に際し、沖縄の応援をしてきた。北海道のビート(さとう大根)の価格も、当時、保証価格であり一体のものであった。国会議員になってからもサトウキビ、葉タバコ等、沖縄のことに関心を持ち、私なりに力を注いできた。
 平成6年に衆議院の沖縄・北方特別委員長になり、沖縄とは更に関係が深くなった。
 平成9年、沖縄開発庁長官の時、比嘉鉄也名護市長が、海上ヘリ基地受け入れを表明してくれた。あれは12月24日であり、比嘉市長は受け入れと同時に、市長辞職をするという重い決断だった。
 学童疎開船対馬丸を発見したのもこの年の12月であった。あの時、厚生大臣は小泉純一郎氏で厚生省は対馬丸発見に反対の姿勢で一切の協力は無かった。
 今でも鮮明に覚えているが、担当局長(あえて名前は伏せるが)は、「鈴木大臣、どうぞ勝手にやってください。」という態度だった。私は、科学技術庁、防衛庁にお願いし、まさに日本の英知を結集して見事に沈没地点を探し当てることができたのである。
 こうしたことも沖縄の皆さんには、理解、評価された。官房副長官の時は、日本でのサミット、首脳会合を沖縄に誘致することを札幌も手を挙げていたが、私は沖縄を応援した。
 浦添市に国立劇場をつくったのも那覇港湾移設を浦添市にお願いするためでもあった。
 県道104号線越え実射訓練も、北海道矢臼別演習場、私の選挙区に落選覚悟で受け入れ、沖縄の痛み、負担の軽減に私は、私なりに実践してきた。
 こうした積み重ねが沖縄との信頼関係として出来上がっていった。
 私は国益の観点から少しでも鳩山首相、岡田外相、北澤防衛相が的確な判断ができるよう環境整備に汗をかいていく決意である。
 8時10分発で帰京し、13時から早稲田大学早稲田祭「大隈塾プロジェクト2009」で講演・パネルディスカッション。「挑戦」というテーマで学生とのさまざまなやり取りはとても勉強になり、有意義な1時間半であった。
 15時35発で千歳に向かい、乗り継いで釧路に飛び、18時半から後援者のご子息の結婚披露宴に出席し、お祝いを述べる。
 今日は日本列島縦断の一日だった。

2009年11月6日(金)

鈴 木 宗 男

 ヤンキース松井秀喜選手のワールドシリーズMVP(最優秀選手)報道でもちきりである。鳩山首相も「久し振りに日本にとって勇気をもらった」と松井選手を褒め称えている。
 スポーツの感動、感激を政治の世界でもと期待する人は多いことだろう。国会議員一人一人が「俺が政治家だ」という思いで取り組むことが一番である。私も初心を忘れずにやっていきたい。
 昨日、官房長官は記者会見で官房機密費(内閣官房報償費)について「オープンにしていくことは考えていない」と発表しないことをあきらかにした。国益、外交上の礼儀だから細かな相手先をあきらかにしなくとも良いが、国民の汗と涙の結晶である尊い税金である以上、できる限り公表した方が国民の理解を得られるのではないか。少なくとも総理の海外出張における経費、国際会議等での出費などはオープンにしても良いと思うのだが、今後の展開を見守りたい。先週10月29日に提出したこの件に関して私の質問主意書には「答弁は延期させて欲しい」との答えである。時間をかけてお答え戴ければ十分である。
 訪米中の沖縄県仲井真知事は米上院のダニエル・イノウエ上院議員と会談し普天間飛行場移設問題についてイノウエ議員から「これ以上混乱が続くようなら、米国の議員の中でも日米同盟に対する疑念が出てくるかも知れない」と述べたと報道されている。その際、仲井真知事は何と答えたのかは記事になっていない。黙って聞いていたのなら何の為の訪米かと言いたい。当然、沖縄県民の声を主張したと思われるが、アメリカの一方的な押し付け、言い振りには毅然と対応しなくてはならない。
 8月30日執行の総選挙で政権交代が実現し、特に沖縄は政治状況が百八十度変わったのである。小選挙区において自民党はゼロ、比例復活もなかったのだ。この厳粛な事実を踏まえて鳩山政権も問題解決に苦心しているのである。普天間基地問題で「日米同盟に疑念が出ている」というのなら、なんとも軽い日米同盟ではないか。「地球儀、世界地図を見ながらの同盟関係と理解してきたが、随分と細い狭い料簡(りょうけん)での日米同盟ならなくても良い」といった声が沢山寄せられる。私もその通りだと思う。
 歴史的な政権交代をした以上、ある程度の時間はかかることを考えて欲しいものだ。

2009年11月5日(木)

鈴 木 宗 男

 昨日、いわゆる「ムネオマニュアル」の政府答弁書が返ってきた。今日の朝刊各紙も次の様な見出し記事で扱っている。

・読売新聞4面 「対宗男マニュアル不要だった」

 政府は4日の閣議で、外務省が2005年に、新党大地の鈴木宗男衆院議員への対応を定めるマニュアルを作成していたことについて、「政と官との適切な関係を維持していく観点から作成したが、現在においては文書にまでする必要はなかった」とする答弁書を決定した。
 鈴木氏の質問主意書に答えた。鈴木氏が衆院外務委員長に就任したことに伴い、外務省が方針転換を図った格好だ。
 外務省のマニュアルには、かつて鈴木氏と同省との「不適切な関係」が指摘されたことから、鈴木氏との会食や陳情への立ち会い、外国要人との会談への同席などは「原則行わない」と明記していた。

・毎日新聞5面  宗男マニュアル「不適切でした」 外務省が一変

政府は4日の閣議で、外務省が05年に職員向けに鈴木宗男衆院議員(新党大地)への対応マニュアルを作成していたことについて、「文書にまでする必要はなかったと考えている」と不適切だったと認める答弁書を決定した。鈴木氏の質問主意書に答えた。自公政権下では「考え方は妥当」としてきたが、政権交代を機に対応を変えた。
文書は、鈴木氏との会食禁止や接触内容を文書で報告することなどを詳細に定めていた。鈴木氏は4日、毎日新聞の取材に「政権交代して国民目線に合った答弁書に変わった。官僚政治からの脱却がはっきりした」と評価した。

・東京新聞2面  宗男氏マニュアル「必要なかった」 閣議で答弁書決定

 政府は4日の閣議で、外務省に影響力を持つ鈴木宗男氏が2005年の衆院選で返り咲いた際、同省が幹部職員向けに作成した鈴木氏への対応マニュアルについて「現在は文書にまでする必要はなかったと考えている」との答弁書を決定した。
 同氏の質問主意書に答えた。
 マニュアルでは@会食は辞退Aやりとりは文書で報告―と細かく指示。これに同氏が強く反発していた。
 方針転換の理由については「岡田克也外相の判断」としているが、背景には、鈴木氏が衆院外務委員長に就任したことがあるとみられる。
 答弁書では、今後の対応について@同マニュアルではなく、鳩山政権発足時に申し合わせた「政・官のあり方」に基づき対処A新たに同種のマニュアルは作成しない―とした。

・時事通信配信 「宗男マニュアル」は不要だった=外務省が反省姿勢−政府答弁書

 外務省が2005年に同省に影響力を持つ鈴木宗男衆院議員(新党大地)の対応に関する職員用のマニュアルを作成していた問題で、政府は4日、同議員の質問主意書に対し、「現在は文書にまでする必要はなかったと考えている」との答弁書を閣議決定した。政権交代を機に同議員が衆院外務委員長に就任したことを踏まえ、同省として反省姿勢に転じた格好だ。
 マニュアルによると、外務省は対ロシア外交などで同省と深くかかわってきた鈴木議員との会食禁止や接触があった場合、文書での内容報告などを細かく指示。これに対し、同議員は「特定の国会議員を忌避するものだ」と強く反発していた。

 昨日の日記でも触れたが、政権交代した何よりの結果である。
 岡田外務大臣の的確な判断によるものであり、これだけでも官僚政治からの脱却を証明している。まさにビロード革命が進行している。
 私は現在民主党会派で、紛れもなく与党側にいる。私が質問主意書を出すのは、今の政権と小泉、安倍、福田、麻生政権との違いを国民に知ってもらうためである。官僚による作文の中身も確認せず、閣議でただサインをしてきた国務大臣自身が官僚に使われてきたことを、国民に知ってもらうためである。
 この点読者の皆さんにも御理解戴きたい。政権交代し、国民の目線、国民本位で政治が動いていることをよくわかってもらうために、また以前出した質問主意書の答弁と鳩山政権での答弁はこんなにも違うのだということを国民にわかってもらうことを年頭に入れて出していることを、是非とも御理解戴きたい。
 私は国民への情報の開示、情報の透明性確保を求めてこれからもしっかり対応して行きたい。
 米大リーグのワールドシリーズで、ニューヨークヤンキースが優勝した。そしてMVP(最優秀選手)に何と松井秀喜選手が選ばれた。
 日本人選手初の快挙であり、ワールドシリーズでの大きな勲章である。日本人がここまで頑張れたという点でも、松井選手は大きな足跡そくせきを残した。
 それにひきかえ、普天間基地移設問題ではアメリカのゲーツ国防長官やキャンベル国務次官補などに振り回されている現状に、多くの国民は「何をしているのか」という思いでいることだろう。
 アメリカが強く出ることによって日本が言いなりになるという、小泉、安倍、福田、麻生政権でのやり方は、現政権には通用しない。アメリカの考えがあるのなら、日本にも日本の考えがある。
 選挙での民意、特に沖縄の声は、重く受け止めなくてはいけない。その辺の事情を察しながら進めていくのが真のパートナーシップではないか。キャンベル国務次官補が「さもさもアメリカの代表だ」と言わんばかりの姿で我が物顔で振る舞うことを、私は良しとしない。
 少なくとも私は、誰よりも沖縄の米軍基地の負担削減に汗をかいてきたという自負もある。県道104越え実射訓練の北海道矢臼別受け入れや、新環保問題等の解決を私は実現してきた。沖縄問題については、私は沖縄県民からそれなりの理解を得ている。
 私は沖縄県民の側に立って、沖縄県民の将来を考え、発信、行動していく。


本日提出した質問主意書2件
bP6 外務省所管の各種法人に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bP7 外務省における飲酒対人交通事故や暴力事件を起こした人物の幹部登用の是非等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2009年11月4日(水)

鈴 木 宗 男

 10月26日、かつて外務省が私を忌避しようとして作った、いわゆる「ムネオマニュアル」についての質問主意書を提出した。

◎外務省が作成したいわゆる「国会議員への対応マニュアル」に関する質問主意書

一.外務省において、そもそもなぜ「対応マニュアル」なる文書を作成したのか、その理由を説明されたい。
二.「政府答弁書」では、「新内閣の発足を受け、今後は御指摘の文書ではなく、新内閣の下での『政・官の在り方』(平成二十一年九月十六日閣僚懇談会申合せ)にのっとり、適切に対処してまいりたい。」との答弁がなされ、「対応マニュアル」が既に有効性を失っていることが明らかにされている。外務省において、いつ「対応マニュアル」の有効性が失われたのか、その具体的に日にちを明らかにされたい。
三.外務省において「対応マニュアル」を無効とすると決めた決裁書は作成されているか。
四.外務省において「対応マニュアル」を無効とすると決めた理由は何か。また、それを決めたのは誰か、その者の官職氏名を明らかにされたい。
五.外務省として、今後新たに「対応マニュアル」の様な、特定の国会議員を忌避する取り決めを作成する考えはあるか。
六.「対応マニュアル」には「鈴木宗男衆議院議員」という固有名詞が明記されている。国民の負託を受けた国会議員の中から特定の議員を忌避するかの様な行動規範を作ることは、外務省という一行政機関の行動として適切であったか。同省として、ただ単に一.の答弁にあるように「今後は御指摘の文書ではなく」とするのではなく、そもそもなぜその様な文書を作成したのか、そのことを一度総括し、鈴木宗男本人はもとより、国民に説明をする必要があると考えるが、岡田克也外務大臣の見解如何。

 そして本日、以下の答弁が届いた。

○政府答弁書

一及び六について
これまで累次にわたって答弁してきているとおり、御指摘の文書は、外務省として「政」と「官」との適切な関係を維持していく観点から作成されたものであったが、現在においては、文書にまでする必要はなかったと考えている。
二から五までについて
新内閣が発足し、平成二十一年九月十六日に「政・官の在り方」(平成二十一年九月十六日閣僚懇談会申合せ)にのっとり、すべての「政」と「官」の関係に対して適切に対処していくことを岡田外務大臣が判断したものであり、御指摘のような決裁書は作成していない。また、今後、新たに御指摘の文書のようなものを作成する考えはない。

 この答弁書を読みながら、間違いなく政権交代をしたのだと改めて実感する。
 「文書にまでする必要はなかったと考えている」、「今後新たに御指摘の文書のようなものを作成する考えはない」と書かれているが、自民党政権時代は、官僚の書いた答弁書を国務大臣が何のチェックもせず、官僚の言うがままに閣議で決裁がなされてきた。官僚政治をまさに体現していた。
 今日の答弁書を見て、国民目線に立った、国民本位の政治が行われていると確信した。更にこの流れを推し進めていきたい。
 14時から衆議院外務委員会理事候補予定者との懇談会を開き、13日9時、外務委員会を開会する日程を決めさせて戴く。岡田外務大臣の外交日程も勘案しながら、しっかり審議を行いたい。


本日提出した質問主意書2件
bP4 外務省が保管しているワインに対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bP5 外務職員が公務出張に際して取得したマイレージの同省における取り扱い等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

本日受領した政府答弁書2件
bP 外務省における各種密約の調査等に関する質問主意書
bQ 外務省が作成したいわゆる「国会議員への対応マニュアル」に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2009年11月3日(火)

鈴 木 宗 男

 昨日の予算委員会を新聞各紙がどう書いてくるか注目した。

読売新聞 「自民 大物追及不発 首相は『低姿勢作戦』 『閣内不一致』批判かわす」(3面)
朝日新聞 「安保攻防 内閣の急所 普天間守勢の首相 『いつ結論』迫る自民 『公約実現できなければ信を問う』 にじむ『四年は解散なし』」(2面)
産経新聞 「首相『我慢の子』 攻めるネチネチ自民 逆襲の衆院予算委 質問取りも“さや当て”」(5面)
毎日新聞 「自民 外交を追及 大島氏『普天間いつ結論出す』 首相『若干時間かかる 理解を』 民主 答弁に余裕」(3面)
日本経済新聞 「首相 公約修正に含み 外交・安保や高速無料化 自民追及の構え 攻める側の自民ベテラン不発 『野党慣れ まだ』 民主は余裕」(2面)
東京新聞 「官僚封じ 率直問答 予算委 雰囲気一変 自民 批判より提案型質問 首相 『挑発的答弁』を謝罪」(2面)

以上である。
 私のもとには、「自民党の大島、町村両氏の質問は、人を見下したような、先輩面した態度で戴けない」といった声が多数寄せられた。一方で、「鳩山首相の誠実な答弁姿勢は評価できる」との声が圧倒的に多く寄せられた。
 政権交代はしたが、まだ与党、野党それぞれが慣れていない。もう少し時間が経てば濃密な議論が行われると、期待してやまない。
 アフガニスタンの大統領選挙、決選投票はアブドラ・アブドラ前外相が不参加のため、選管はハミド・カルザイ大統領の当選を発表している。第一回投票で不正があったとして決選投票に持ち込まれたわけだが、その当事者のアブドラ前外相が手を挙げないのだから、選挙が成立しない。
 さて、カルザイ氏が当選したわけだが、カルザイ政権はアフガニスタンをきちんと統治できるであろうか。タリバーンは負けない。ゲリラ戦は望むところであろう。
 かつてのベトナム戦争を彷彿とさせるタリバーンの活動である。カルザイ大統領が形の上で再選されても、どれほどの力を発揮できるか。麻薬、ヘロインに汚染されたアフガニスタンをどうやってまとめていくか。なかなか大変である。
 最終的にカルザイ大統領も替えられる流れになる。アメリカがいつ見切りをつけるかである。その後は宗教指導者の出番が待っている。
 イスラム圏で過去に起きた大使館占拠事件でも拉致問題でも、解決の中に入ってきたのはどこの国も宗教家である。このイスラムの文化を活かしていくのがアフガニスタンの安定と平和につながると私は考える。
 政府も、アフガニスタン問題は表面上よりも裏の裏をよくよく分析して、対応されることを進言したい。外交は積み重ねであり、そして信頼であることを、今一度頭に入れて取り組んで戴きたい。
 7時に網走を出て、9時から我が故郷足寄町で平成21年度文化賞・スポーツ賞等表彰式に出席。
 10時十勝管内幕別町で金剛寺開山忌法要。このお寺は曹洞宗で、私が干与総代をしている足寄町大誉地にある興誉寺は末寺にあたる。
 11時から帯広市の平成21年度文化賞文化奨励賞贈呈式に出席。
 夕方帯広から上京。
 今朝の網走、足寄はマイナス5度まで下がり、日一日と冬到来である。寒くなると子供の頃、白い息を吐きながら、学校に通っていたことを想い出す。
 「寒門に硬骨有り」である。

2009年11月2日(月)

鈴 木 宗 男

 共同通信社が10月31日、11月1日に行った全国電話世論調査で、鳩山内閣の支持率は61.8%と、9月中旬の前回調査に較べ10.2ポイント下落している。しかし、依然高い支持があることに変わりはない。
 この調査で、赤字国債発行を抑制するために、民主党が衆議院選挙で掲げたマニフェストについて実現の先送りや一部修正することを「してもよい」とする容認派は68.0%で、「よくない」は24.7%との数字が出ている。この数字を見ながら、日本人はバランス感覚に富んでいると感じる。すぐに全て100%公約を実施せよと言うのは無理がある。
 国民生活を第一に、しっかり将来を考えてやって下さいという国民のメッセージでもある。このことを良く踏まえて、何でもマニフェストありきで考えるのではなく、時には現実的に、また、弾力的に対応していくことが賢明ではないか。
 衆議院予算委員会がスタートした。午前中は与党である民主党、社民党、国民新党の質問で、鳩山首相はじめ各閣僚もそれぞれ与えられた立場で、しっかりした答弁をされていた。午後からは野党自民党の質問だったが、それぞれ自分の性格の出た、“自分党”的なただし方だった。
 その中でも、加藤紘一代議士の質問は、歴代首相の「首相としての心構え」、「友愛とは」、「保守の理念についての見識」等、含蓄がんちくのある質問をされていた。やはり、35年近い代議士生活の重みを感じるものだった。
 民主党の若い議員方も、今日の予算委員会はとても勉強になったのではないか。あわせて、鳩山首相の「胆力」、「友愛」、「責任」を感じたことだろう。
 政権交代して初となる本格的な国会論戦を見ながら、やはり政治は変わった、いや、変わっていくと受け止めた人は多いのではないか。勿論私もその一人だが。
 7時50分丘珠発で釧路に飛び、車で北見に向かう。10時から北見市で私の秘書をやり、北見市議会議員を務めている鳥越良孝君の義父の告別式に参列し、心からのお参りをする。
 その後北見事務所で、後援会役員の方と日程打ち合わせ。後援会の皆さんが良くやってくれていることに感謝の気持ちで一杯だ。


本日提出した質問主意書2件
bP2 在上海総領事館員自殺事件に際して外務省職員が下した判断の是非等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bP3 鳩山由紀夫内閣における第31吉進丸の船体返還に向けた取り組み等に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2009年11月1日(日)

鈴 木 宗 男

 八丈島沖で遭難した第一幸福丸乗組員で奇跡的に助かった3人が昨日下田市で記者会見した。
 24日夜、船内に連絡用のベルが鳴り響き異常発生を知るわけだが、3人は逃げ遅れてしまった。飛び出して行った4人は行方不明。取り残された3人が助かる。何という巡りあわせか。
 「生きて帰ってこられるとは思わなかった」というにゅうばら貴光さんの言葉にその時の言いようのない思いが伝わってくる。
 にゅうばらさんが娘さんと息子さんを抱き寄せ、頬と頭を寄せ合う姿に日本中の人が「良かった良かった」と思った事だろう。
 まさに神様、仏様のじんを超えた出来事と考えるのは一人私だけではないだろう。合わせて海上保安庁の潜水士の大きな役割を忘れてはならない。
 訓練に訓練を重ね救命活動に従事する海上保安庁の特別救命隊の尽力は高く高く評価されて良い。
 いずれにせよ、3人は助かった。行方不明の4人が1日も早く発見される事を願ってやまない。人生とは本当にちょっとした事で運命がわかれる事を改めて感じる。
 7時58分帯広駅発で札幌へ。
 11時から札幌市宮の森の曹洞宗薬王寺で「北海道開拓殉難者慰霊供養」法要に出席。奉賛会会長としてお参りに来て下さっている皆さんに感謝のご挨拶をさせて頂く。
 札幌市内を廻りながら、今日から11月、今年もあと2カ月。しっかり仕事をしなくてはと、自分に、自身に言い聞かせるものである。


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