ムネオ日記
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2010年1月31日(日)

鈴 木 宗 男

 29日に北方領土国後島沖で安全操業中の羅臼漁船がロシア国境警備隊から2隻銃撃を受けたとの情報が入ったので、私は羅臼漁業協同組合の田中組合長に電話したところ、越境もしていないのにヘリコプターから照明弾を発射され、停船命令を受けたが何もなく寄港したと聞いていたので、「銃撃」とはビックリした。何があったのか先ずは事実を把握しなければいけないが、いずれにせよ「銃撃」はいけない。丸腰の漁民を撃つのはあってはならない。
 2006年8月の第31吉進丸の事を想い起こした。人の命に係わる事である。
 海上保安庁、外務省はきちんと連携していると思うが情報開示、情報の透明性、説明が無い。銃撃があって丸1日も経ってから、在京ロシア大使館に外務省谷崎欧州局長が抗議したと新聞に出ているが、29日の夜は何をしていたのか。誰と連絡を取っていたのか。何も伝わってこない。政府は政治主導と言いながら、これでは地元民から反発を受ける。
 この安全操業は、私が提案して平成10年に実現した枠組みでもあり、国民目線に合っていない今回の対処の仕方をしっかり検証したい。
 横綱朝青龍が、場所中にマネージャーに酔って暴行をはたらいたとして、親方と横綱が場所後に理事長から注意を受けたが、何とその報告は嘘の報告であった事が明らかになった。一般の人に、怪我を負わせたのが真相である。マネージャーはさもさものように、自分のブログに、横綱との関係を載せていたが、これも嘘・でたらめになる。この点、文部科学省は厳しく調査すべきである。財団法人を取り消すぐらいの決意を持って、毅然とした態度で臨んで欲しい。
 特に高砂親方の姿勢はなっていない。親方をそのままやらせていいのか。重大な判断をすべきではないか。国技大相撲を守る上でも、相撲協会の明快な結論を期待したい。
 午前中、釧路市内。市内挨拶廻り。13時釧路市音別町。15時釧路管内白糠町で新党大地・鈴木宗男後援会支部の新年交礼会。
 昭和58年からの、変わらざる支援者、更には小選挙区になってからの熱烈な後援者、多くの人が集まって下さる。ただただ、感謝の気持ちで一杯だ。
 18時から十勝川温泉で、足寄高校同期生新年会に出席。いつも会っている友人も居れば、何年ぶり、いや何十年ぶりの友もおり、しばし44年前に時計の針が戻り、青春時代を懐古(かいこ)する。健康で元気で生きている事を実感し感謝。有難いとつくづく思う。
 亡き両親にご先祖様に、かけがえのない友人に後援者に手を合わせるものである。
 今日は私の62歳の誕生日でもあった。
 20時20分帯広発で上京。

「音別会場」

「白糠会場」

2010年1月30日(土)

鈴 木 宗 男

昨日の鳩山首相の施政方針演説に対し、各紙次の様な見出し記事を載せている。

情緒前面 鳩山色 説得力は足りず 「労働なき富」 首相ご熱心 「政治とカネ連想」 ○○無視 (読売新聞3面)
「いのち」連呼24回 「労働なき富」引用 一斉にヤジ 理念たっぷり首相主導 役所の関与排除 見えない具体案 (朝日新聞3面)
あえて理念先行 勢い回復 兆し見えず ガンジー7つの大罪 「労働なき富」にヤジ (毎日新聞3面)
政策への熱意 濃淡鮮明 政治とカネ 言及少なく 仕分け意欲 (日本経済新聞2面)
「いのち守る政治、実行に移す」 鳩山流 かすむ政策 (産経新聞1面)
苦境反映 懸案語らず 小沢問題素通り 虚偽献金は重ねて陳謝 (東京新聞3面)
演出先行 政策は守り 理念を重視 批判は覚悟 企業・団体献金は後退 (北海道新聞3面)

 権力側にある者は、何を言っても批判される側にある。批判を覚悟しなくてはいけない。あとは言ったことをしっかり実行することである。できることからやっていくことだ。
 政治とカネが問題になっている今、昨年、小沢幹事長(当時は代表)が言った企業・団体献金の廃止を、鳩山首相の手で進めることである。併せて政党助成金の廃止も打ち出し、これもやめることだ。
 国会議員の定数削減、歳費・各種手当の削減、ボーナスの廃止など、国民にわかりやすいことを実行していくことが急務ではないか。そうすることで、鳩山首相のリーダーシップが国民の目に映るのである。
 来週から始まる本会議での代表質問、予算委員会の質疑は、まさに鳩山首相の腕の見せ所である。鳩山首相の明快な答弁を国民は待っている。鳩山首相を支え、安定政権にして、国民目線の政治をビシバシやって行きたい。
 11時から根室管内中標津町、14時から釧路管内浜中町散布地区、16時から同浜中町、18時半から根室市でそれぞれ新党大地支部・鈴木宗男後援会の新年交礼会。各地区とも熱心な、変わらざる支援者が駆けつけて下さる。
 場所的に北方領土問題に対する関心が高く、私は「北方領土問題は鳩山首相の手で解決できなければ、未来永劫解決はない」と話させて戴く。
 私は北方領土問題にかける鳩山首相の思い、考えを良く知っている。ここは鳩山首相のやる気を買うしかない。私も全力で持てる力を鳩山首相にかけていく。
 

「散布会場」

「浜中会場」

「根室会場」

「根室で誕生祝い」

2010年1月29日(金)

鈴 木 宗 男

 昨日、「外務省の報償費に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書」を提出した。実はこの質問主意書は、昨年10月29日に提出していたのだが、今年1月5日までの答弁延期を了承し、更には4日に撤回していたものである。
 官僚政治打破、国民目線、生活者第一の政治の実現を訴えて、鳩山政権は誕生した。この原点を考える時、国民の税金を報償費として使っていることについて、情報の開示、透明性の確保を図ることが一番であると考え、昨日、質問主意書を再提出した。
 24日、沖縄県名護市長選挙の投開票が行われ、普天間基地を名護市辺野古に移設する現行案に反対していた稲嶺進候補が、現職の島袋吉和氏を破り、当選を果たした。ゲーツ国防長官やキャンベル国務次官補の押しつけ的、強圧的な発言に、沖縄県民はきちんと「ノー」と言った。まさに沖縄の民意が表れたのである。
 それなのに平野長官は、25日の記者会見において、稲嶺氏が当選したことにつき、「一つの民意としてはあるだろうが、検討していく上においては、あまりそのことも斟酌してやらなければいけないという理由はないと思っている。」と、民意を尊重しない考えを表明した。更に、「地元の合意がなければ現実的に難しいのでは」との質問に対し、「そこは十分検証したい。法律的にやれる場合もあるだろう。色んなケースがあると思う」と、地元が政府の要請の応じない場合、法律措置をとることをほのめかしている。
 平野長官の発言は、地元軽視も甚だしい。当然の様に沖縄は猛反発している。
 鳩山内閣として、普天間飛行場移設問題については、本年5月までに最終的な結論を出すことを米国側に約束している。その中で、内閣官房長官という、内閣にとって扇の要である重要な立場にある者が、なぜ地元の以降を斟酌しない、場合によっては法的措置を取る等と、混乱を生じさせることを言う必要があるのか。百害あって一利なしである。
 平野長官は、本気で鳩山総理、鳩山内閣を支えていない。このままでは、鳩山総理の足を引っ張ることになりかねない。
 こうなったら、私としても機密費の問題を徹底的に追及し、膿を出し切るしかない。そうすることが、真の意味で鳩山総理、鳩山内閣を支えることになると考える。
 平野長官におかれては、昨日私が出した質問主意書に対し、誠実な答弁をされるようお願いしたい。
 一時から衆議院本会議で、鳩山総理から施政方針、岡田外相から外交、菅財務・経済財政政策相から財政経済に関する演説がそれぞれあった。
 いよいよ22年度本予算の審議スタートである。代表質問、予算委員会での質疑に、各閣僚は緊張感をもって対応して戴きたい。
 18時から釧路管内厚岸町で新党大地・鈴木宗男後援会の新年交礼会。
 昨年の総選挙で新党大地を支援していない方々も出席してくれる。やはり政権交代の効果がここでも表れている。
 私はポスト、地位に就いている人よりも、声なき声をしっかり受け止めて、政治を必要とする人に励みや勇気を与えていきたい。


「厚岸会場」


本日提出した質問主意書1件
bP9 政権交代時における内閣官房機密費の支出等に関する質問主意書

本日受領した政府答弁書5件
bS 検察庁における調査活動費の裏金流用疑惑に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bT 東京地方検察庁特別捜査部に関する質問主意書
bU 政治資金規正法違反容疑による現職国会議員の逮捕に関する質問主意書
bV 取調べに対する供述内容が外部に漏洩した件に関する質問主意書
bW 取調べの全面可視化に対する千葉景子法務大臣の見解に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年1月28日(木)

鈴 木 宗 男

 11時30から「取調べの全面可視化を実現する議員連盟」立ち上げの第一回総会が開かれる。衆参両議院を含め約120名もの大勢の人が集まり、白熱した議論が交わされ、これまでの経緯に関する説明もあった。

 今日の会では、足利事件の菅家利和さん、布川事件の桜井昌司さん、杉山卓男さん、志布志事件の川畑幸夫さん、藤山忠さん、富山・氷見事件の柳原浩さんと、それぞれ警察、検察による強圧的、非人道的な取調べにより自白を強要され、冤罪の被害に遭われた方々が出席されていた。実際にどの様な取調べを受け、自白に至ってしまったのか、それぞれ生々しい当時の様子を話されていた。
 私も国策捜査に遭い、検察の取調べを受けた経験者として、自分の受けた取調べの様子をお話しさせて戴く。検察は密室での取調べにより、虚偽の自白をするよう持ちかけてくる。気の弱い人は検察の誘導に乗せられ、負けてしまう。
 このことからも、被疑者の取調べ、そしてそれのみならず、将来参考人、証人として裁判に出てくる人に対する聴取についても、全て可視化をする必要があるのだ。このことを強く訴えさせて戴いた。
 また、上の表を見てもお分かりいただける様に、可視化の問題は小沢幹事長の問題を受けて出てきた話ではない。志布志事件や富山・氷見事件等を受けて、冤罪をなくすという考えのもと、浮き上がってきた課題なのだ。読者、国民の皆さんも、この様な事実関係を冷静に見て戴きたい。
 一日議員会館で仕事をしたが、乳価・畜産関係の価格決定の時期を迎え、北海道から農協中央会の飛田会長はじめ、関係者が陳情に来る。
 また、与党政策勉強会、週刊誌やテレビ取材もあり、一日があっという間に過ぎる。


本日提出した質問主意書2件
bP7 外務省の報償費に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bP8 検察官適格審査会に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年1月27日(水)

鈴 木 宗 男

 警察庁は26日、昨年一年間の自殺者が3万2753人と、前年より504人多く、12年連続で3万人を超えたと発表している。一日百人近い人が自ら尊い命を絶っていることを深刻に考えなくてはいけない。
 リストラ、解雇され、会社経営に失敗し、失望、挫折する中で亡くなる人も多いと報道されている。かつて交通事故で一万人亡くなった時、「交通戦争」という言葉を使い、警察、各自治体は事故をなくすことに取り組んだ。今、3万人以上の人が自殺しているこの事態を、何と表現するのか。
 愛する妻、子どもを残し、自らの決断で旅立った人を思うと、本当に胸が痛む。政治家一人ひとりが自殺防止に向けて声を掛け合っていこうではないか。
 何があっても「人生生きていれば良いことがある」、「生きていれば逆転もある」と、私は挫折や失望を味わっている人に、「負けるな」、「頑張れ」と訴えていく。「鈴木宗男を見ろ」と。
 石川代議士の勾留が十日間延長されたが、石川代議士を調べている検事は、自分達のシナリオ・ストーリーに沿って虚偽の自白を取ろうとしていると、弁護士から聞かされる。「小沢から指示されただろう」、「水谷建設から5000万円もらったと特捜部長らは見ている。自分はもらっていないと思うが、あなたは政治資金規正法違反に関して弁護士とウソを言っている。だから、上も5000万もらったと思っている。この件も立件せざるを得ない」などと、自分達の思いこみによるメチャクチャな取り調べをしているという。恐ろしいことである。
 更に昨日は、石川事務所の女性秘書を午後1時から10時半まで事情聴取している。小さな子どもがいるから早く帰してやってくれと言っても、検察は帰さなかった。まさに拷問的取り調べだと弁護士は怒っていた。自分達の頭作りに沿って事件を作っていくというのは、あってはならないのではないか。
 読者の皆さん、これが密室でのやり取りなのだ。だから全面可視化が必要なのである。
 また検事が弁護士を通じ、ある弁護士のことを指して「あいつを切れ」と言ってきたという話もある。検事がこうしたやり方をして良いのか。公正、公平などという言葉とは無縁である。
 昨日閣議決定された私の質問主意書に対する答弁書では、「捜査情報の漏えいがあったとは考えていない」とされているが、それならばマスコミが勝手に記事を書き、報道しているのか。ニュースソースはどこか明らかなのに、千葉景子法務大臣はじめ閣議決裁した閣僚は本当に中身を知って署名しているのかと、疑問に思う。
 マスコミ関係者、また過去の経験者、更には検事経験者から「実態はこうです」「事実はこうです」といった心ある情報が沢山入ってくる。
 「ウソやごまかしは許せない」という声もある。一つ一つ、明らかにしていきたい。
 女満別空港からの一便で上京。委員長会議、各省勉強会に出席する。


本日提出した質問主意書2件
bP5 沖縄県名護市長選挙の結果を受けた内閣官房長官の発言に関する質問主意書
bP6 検察庁による刑事事件の捜査に係る秘密保持の実態等に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年1月26日(火)

鈴 木 宗 男

 大宅壮一賞作家の佐藤優さんが、様々な分野で健筆をふるっている。私の所にもFAXを入れてくれる。
 その中に検察と石川代議士のやり取りについて書かれていたので一部、読者の皆さんに紹介したい。

●月刊『創』3月号
「ナショナリズムという病理・石川知裕衆議院議員の逮捕 取り調べの可視化を急げ」

 〈翌14日の取り調べについての話は、15日に聞いた。「熾烈だった」と石川氏は言っていた。午後1時半に銀座某所で検察側と待ち合わせ、そこから検察側が用意した車に乗せられ、検察庁で取り調べを受けた。取り調べでは、「僕を小沢先生から切り離そうとして、さまざまな揺さぶりをかけてきた」と石川氏は述べた。検察官は、「君は小沢先生に忠誠を誓っているが、小沢先生の方はどうかな。小沢側は君を切っているぞ。君は小沢事務所では冷や飯を食わされていたんだね。人生をやり直した方がいいよ。政治家をやめるんだ」とまで言ったそうだ。取り調べは午後2時前から10時頃まで行われたという。以下、取り調べに関する石川氏と筆者のやりとりの一部を再現する。

石川 「佐藤さん、頭が朦朧として、時間の感覚もなくなってしまいました。もう政治家をやめてもいいと口走ってしまいました」(泣きながらの発言)
佐藤 「国会議員に当選するのもたいへんなんだよ。あなたは、十勝(北海道11区)の有権者の代表として国会に送り出されたんだ。その責任があるよ。検察官が国会議員をやめさせることはできない。これは民主主義の根本原理だよ」
石川 「理屈ではわかっているんです。しかし、取調室のあの空間では、検事に引きずられてしまうんですよ」
佐藤 「わかるよ。僕自身、特捜に逮捕され、取り調べ受けた経験があるからよくわかる。検察官は悪い奴らじゃない」
石川 「そうなんです。怒鳴られた後、やさしい言葉をかけられると、この人はいい人だと思ってしまうんです」
佐藤 「取調室の中は、人間と人間の真剣勝負の場だ。検察官は彼らの立場から、石川さんの将来を真面目に考えている。特に担当の検察官は、検察庁の内部では、石川さんの罪の負担が軽くなるように、あなたを守るべく本気で頑張っている。しかし、それはあなたを釜ゆで、ノコギリ引きにはしないで、絞首刑で楽にさせてあげるということが大前提なんだよ。政治家としての石川知裕を『殺す』ことが検察官の仕事なんだ」
石川 「わかっています」
佐藤 「検察官に引きずられて、自分がやっていないことを認めたらダメだよ。その後、一生後悔することになる」
石川 「わかっています。わかっています。しかし、優さんはわかっているでしょう。あの取調室にいくとどういうふうになるか。××検事に引きずられちゃうんですよ。でも、僕は小沢先生を裏切ることはできません」(再び泣く)
佐藤 「どんな状況になっても自分がやっていないことを認めたらダメだよ。一生後悔することになる」

 特捜事件では、物証よりも供述が中心となる。どのような取り調べの結果、調書が作成されるかについてを録画、録音する可視化を急ぐべきだ。
 被疑者が娑婆にいるうちは、事実に基づいた反論が可能だ。しかし、特捜によって逮捕、勾留された被疑者は、通常、接見等禁止措置(接禁)が付される。接禁になると弁護人以外とは、家族を含め、面会はもとより文通もできない。新聞購読も認められない。取り調べ期間中、弁護士面会は、原則1日1回30分に制限される。これに対して、検察官の取り調べは10時間を超えることもある。ちなみに筆者の場合、検察官が思い通りの供述を取ることができないと思っていたせいか、取り調べは午後6時から7時の間に始まり2〜4時間程度だった。土日も取り調べがあった。外界の情報、人間から遮断され、唯一の話し相手が検察官になると通常の人には、検察官が味方のように思えてくるのである。
 接禁を付された被疑者が、報道から隔離されている間に検察はリークで、被疑者があたかも「落ちた(全面自供した)」印象をつくりだそうとする。〉

 私も佐藤さんと同じ考えである。取調べを録音・録画する全面可視化をしないと、検察のシナリオ・ストーリーに乗ってしまい、人生が終わってしまう。
 8年前の私の時も、検察官は将来参考人、証人として法廷に立つ人達から調書を取った。後で関係者に直接聞くと、検察官は「鈴木の復活はもうない」「あなたの会社は談合していますね。それをやると会社は潰れ、役所、団体、業界にも迷惑をかけますね。こちらの狙いは鈴木だけです。あなたは何を言っても罪になりません」と言ったそうだ。世の中、神様、仏様の人はいないのであるから、この発言で一般の人は検察の側についてしまう。
 調書主義の日本で、現実にこうした手法によって調書が作られていく。読者の皆さんも、どちらが公平、公正か、冷静に判断して戴きたい。
 元大阪高等検察庁公安部長の三井環氏は、検察内部には「風を吹かす」という言葉があり、情報をリークして世論を味方に付けることもあると話している。自分自身の現職時代の経験、対応から、リークをしていると発言している。何が真実か、公の場所で聞きたいものである。
 石川知裕代議士に面会した弁護士が、石川代議士の勾留延長に対し、「被疑者をしてもっぱら虚偽自白をさせようとしている。毎日長時間の取り調べで『小沢は虚偽の収支報告をすることを知っていただろう』、『水谷建設からお金を受けとっただろう』と激しく追及され続け、また『嘘をつくな』などと激しく罵倒され続け、肉体的にも精神的にも完全に疲弊させられており、筆舌に尽くしがたい苦痛を受けている」と、東京地方裁判所に準抗告申立をしている。
 このことからしても、取調べの全面可視化が必要である。検察のストーリー・シナリオが冤罪を作り出すのである。読者の皆さんも良くおわかり戴きたい。
 全面可視化は小沢問題で出てきた話ではない。参議院では既に過去2度、法案が可決されているのである。冤罪を防ぐために何年も議論してきたことを、検察牽制と受け止める一部マスコミは間違っている。
 14時40分の羽田発で釧路へ。18時から新党大地釧路支部・鈴木宗男釧路後援会の新年交礼会。大勢の同志が出席して下さる。
 サプライズというかハプニングというか、明日のスピードスケート国民体育大会の開始式に出席するため森喜朗元総理が来釧されており、飛び入りで私の会合に顔を出して下さる。なんと35分も政界の裏話や、現下の政治状況について、森元総理の認識を話してくれる。私の秘書時代の仕事ぶりを事細かに、さらに政治家・鈴木宗男の生き様を後援会の皆さんに親切に話してくださった。
 森元総理の人情、人間関係を大事にするお姿に、後援会の皆さんも大喜びで、有難い限りであった。心から感謝したい。


「来賓多数」

「森元総理挨拶」

本日提出した質問主意書2件
bP3 検察庁における裏金問題について指摘した元大阪高等検察庁公安部長の発言に対する千葉景子法務大臣の見解に関する質問主意書
bP4 日本航空の再生に対する鳩山由紀夫内閣の取り組みに関する質問主意書

本日受領した政府答弁書3件
bP 鳩山由紀夫内閣における東京地方検察庁特別捜査部の取材対応のあり方等に関する質問主意書
bQ 検察庁による刑事事件の捜査に係る秘密保持の実態等に関する質問主意書
bR 検察庁に対する法務大臣の指導監督に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年1月25日(月)

鈴 木 宗 男

 注目されていた沖縄県名護市の市長選挙は、普天間基地を名護市辺野古に移設する現行案に反対し、民主党・国民新党党・社民党・共産党・沖縄社会大衆党・そうぞう(沖縄社会大衆党とそうぞうは沖縄の地域政党)が推薦していた稲嶺進候補が、自民党・公明党推薦の現職島袋吉和氏を破り、当選を果たした。沖縄の民意が表れている。
 ゲーツ国防長官やキャンベル国務次官補の押しつけ的、強圧的な発言に、沖縄県民はきちんと「ノー」と言ったのである。これで小沢幹事長が昨年末話した様に、あのきれいな青い海を埋め立てることはできなくなった。
 日米で合意した現行案がダメになるとどうなるのか。何も心配はいらない。沖縄県民のこれまでの貢献に感謝し、沖縄県民の理解を得られる知恵を出すだけである。
 基地があった方が良いか、ない方が良いのかと聞かれれば、私も「ない方が良い」と答える。しかし、すぐにそれを実現、実行できるかと言うと、そうはならない。この点を良く沖縄県民に話し、負担をお願いするというのではなく、沖縄の貢献に感謝し、更に基地の整理縮小、統合に向けての努力を日米政府としてきちんと示し、米軍訓練の本土への分散、あわせて沖縄での一部活用等、様々な角度から問題解決を検討していくしかない。結論を急ぐのではなく、限られた時間内で解決できるよう、司々(つかさつかさ)の人達は汗をかくべきである。
 私は沖縄県民の側に立って、厳粛な名護市長選挙の結果を尊重し、沖縄県民の声を守って行きたい。
 朝のテレビを観ていると、「小沢幹事長は説明責任を果たしていない」と言うコメンテーターが多いが、小沢幹事長は「法を犯していない」、「やましいことはしていない」と訴え、土地購入に要した資金の原資についても、具体的に裏付けのある話をされている。ここまで言って、更に何を説明しろと言うのか。無責任な発言は慎むべきである。
 興味本位で(あお)り、そそのかす様な報道はいけない。ここは冷静に見守る時ではないのか。
 私は小沢幹事長の説明で、十分納得した一人である。石川代議士が検察の誘導、“悪魔のささやき”に負けないことを祈るのみである。
 密室での検察官による執拗(しつよう)な取調べや追及、そして情報もなく、世間から遮断された生活が一週間、二週間と続くと、精神的なバランス感覚、平衡感覚を保つことができなくなる。勾留されている間、話し相手は検察官のみであり、時間が経つにつれ、検察官が優しく見えてくる。こうなってくる時が危ないのである。
 石川代議士には堂々と信念を持って、検察官と相対して戴きたい。冤罪をつくらせない為にも、検察官の誘導に乗らないことである。経験者として、ただひたすら権力と闘ってほしいと祈るのみだ。
 こうしたことを考えるにつけ、やはり取調べの全面可視化が絶対必要であると感じる。読者の皆さん、国民の皆さんには、是非ともこのことをわかってほしい。
 18時半から衆議院本会議が開かれ、補正予算が可決され、参議院に送られる。一日も早く成立させることが、国民生活を守ることである。


本日提出した質問主意書2件
bP1 東京地方検察庁特別捜査部による報道機関への取材拒否等に関する質問主意書
bP2 いわゆる足利事件で容疑者とされた人物の取調べを担当した元検察官による謝罪に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年1月24日(日)

鈴 木 宗 男

 東京地検特捜部から任意の事情聴取を受けた小沢民主党幹事長が昨夜記者会見した。私もニュースを見たが、小沢幹事長が土地代の原資(お金)についてしっかり説明した事で納得した人も多い事だろう。併せてゼネコンから不正なお金は一切受け取っていないとキッパリ否定した。幹事長職を全うするのは当然である。
 検察は公平・公正な捜査を行って欲しいとも言ったが、この事が一番訴えたかった事だろう。検察の間違ったリークで又、一方的な思い込みで捜査しているとするならば、言語道断である。
 私は八年前リークの被害に遭い、世論誘導されて逮捕された者として、今回の小沢バッシングは目に余るものである。テレビのコメンテーターが軽々しく「説明責任が無い」とか「幹事長続投すべきでない」と無責任な発言をしているがもう少し冷静な発言をして欲しい。
 小沢幹事長が「やましい事はしていない」「法に触れる事もない」「秘書を信じている」と言っている以上、この言葉を信ぜずして民主主義は成り立たない。批判の為の批判はあってはならない。私は小沢幹事長は十分説明責任を果たしたと思う。

 9時から網走管内雄武町。
 10時半同興部町。
 12時紋別市。
 15時同滝上町。
 18時半網走市で新党大地各支部鈴木宗男後援会の新年交礼会。

 どこも熱心な支持者が集まって下さり有難い限りである。私は人間関係を大事にしてきた。私と付き合ってきた人で私を知る人は離れない。そこにはお互い正直に生きてきた一つの証が有ったと思う。
 私がいい加減な政治家で何もして来なかったのなら復活は無かった事だろう。正直に信念を持って生きてきたから解ってくれた人が沢山いたのである。お天道様がちゃんと見ている。私は自信を持って鈴木宗男なりの生き方をしていく。

2010年1月23日(土)

鈴 木 宗 男

 昨日、宇都宮地裁で、足利事件再審第5回公判で当時取り調べを担当した、宇都宮地検の森川大司元検事の証人尋問が行われた。各紙扱っているが、北海道新聞31面で、「元検事謝罪せず」「菅家さん『一生許さぬ』」「『反省してないんですか』元検事は沈黙」「立場逆転 声荒らげ追及 菅家さん」と大きな見出し記事がわかりやすいので紹介したい。

 追及する側とされる側の立場は逆転した。
 「無実の罪を着せたことを謝ってください」。22日、宇都宮地裁で開かれた足利事件の第5回再審公判。顔を紅潮させながら謝罪と反省を求める菅家利和さんに、18年前の取り調べで“自白”を引き出した森川大司元検事は「深刻に受け止める」と繰り返した。
 午後1時、大柄でスーツ姿の元検事が証言台のいすに座った。正面の裁判長を見据え、1b左側の弁護人席に座る菅家さんとは目を合わせない。証人尋問の冒頭、立ち上がった菅家さんは興奮した様子で「反省してないんですか」。沈黙する元検事。検察側から異議が唱えられると、菅家さんは「黙っていてくださいよ。関係ないでしょう」と声を荒らげた。
 続いて主任弁護人の佐藤博史弁護士が、菅家さんの無念を代弁するように「錯覚に陥れる違法な取り調べ」と厳しく糾弾。元検事は「否認は虚偽と思った」「細かいことは覚えていない」と、背もたれに体を預けて淡々と応じていたが、弁護士が大声を出すと「威嚇するのですか」と反論。菅家さんは腕を組み、元検事をにらみ付けた。
 検事側は弁護士による尋問の間、30回を超える異議を申し立て、法廷は荒れ模様に。
 閉廷直前、菅家さんから「お願いします」と再び謝罪を求められた森川元検事は、小さな声になり「先ほど申し上げた通り」とだけ述べた。
 午前中には、菅家さんが否認を翻し、虚偽の自白をした場面の録音テープが再生された。険しい表情で聞いていた菅家さんは悔しさを思い出したのか、弁護人席をけり上げた。菅家さんは閉廷後の記者会見で「取り調べで人間性がないと言われたが、森川さんの方がない」と怒りをあらわにした。
(1月23日北海道新聞31面)

 検事の人間性、人の道をわきまえない、そんな態度に怒りを覚える人は多いことだろう。
 何故、謝らないのか。菅家さんの気持ちが痛いほどわかる。こうした冤罪を無くす為にも、取り調べの全面可視化が必要である。私も経験した者として、密室での取り調べは異常な雰囲気、精神的にも圧迫感を持つ。被疑者は勿論、将来参考人、証人になる人も含めて、全面可視化をしないと、冤罪は無くならない。
 読者の皆さん、国民の皆さん、検察に狙われたら、明日は我が身だという認識を持って、全面可視化に向けての声を挙げて頂きたい。
 毎日新聞3面で、「『可視化法案』で検察けん制」「識者から批判」という記事がある。なんと的外れな指摘か。可視化法案は、小沢幹事長の事件で動き出した話ではない。すでに参議院では、2回も可決されているのだ。鹿児島志布志事件、富山事件等々、冤罪が現実にあり、最近では足利事件、布川事件があり、この流れの中で今、可視化法案が論じられているのだ。勝手な一方的な見方はしないで頂きたい。
 報道は事実のみ、正確を記して国民の知る権利に答えて頂きたいものである。
 小沢幹事長の聴取で、朝からこれも色めきだっているが、そもそもどうして任意の事情聴取が表ざたになるのだろうか。小沢さん側から流すことはないので、関係者というのは、もう一方の側、検察しかないのである。人にレッテルを貼りつける、世論誘導して悪いイメージを作るこのやり方は、8年前の私の時で止めて頂きたい。検察のシナリオ、ストーリに沿ってメディアにリークしていくやり方は、公正・公平ではない。私は経験者として、切実に読者の皆さんに訴えたい。事件は作られる。明日はあなたかも知れないということを。
 9時5分、釧路空港から丘珠へ。
 13時民主党北海道定期大会に出席。挨拶の機会を得る。
 16時15分丘珠から女満別空港に向かい、18時から網走管内遠軽町で、新党大地・鈴木宗男後援会の新年交礼会。盛会裡に行うことが出来た。

2010年1月22日(金)

鈴 木 宗 男

 原口総務相が19日、閣議後の記者会見で「『関係者』という報道は何の関係者かわからない。検察の関係者なのか、被疑者の関係者なのか。そこは明確にしなければ、電波という公共のものを使ってやるにしては不適だ」と述べたことに対し、「報道規制だ」と批判している声がある。
 これらの声に対し、21日原口総務相は「一人ひとりのジャーナリストの権利を保障するにも、公的機関にある者は基本的に自分の名前を出して発表することが大事。取材源を明らかにしなさいと言ったわけではない」と言っている(22日日本経済新聞34面より)。
 原口総務相の発言を報道規制と取る方に無理がある。報道機関の使命は、何よりも真実を国民に知らせることである。正確かどうか確認していない、いや、確認できない一方的な話を、「我先に!」と報道し、興味本位で流している姿勢を、原口総務相は問うているのだ。プライバシーや人権などと普段から良く言う報道関係者は、今の報道が沿っているかどうか、よく考えて戴きたい。
 8年前、「ムネオハウスで捕まる」、「北方領土支援の三井物産ディーゼル発電で捕まる」、「いや、アフリカODAで捕まる」とマスコミは流した。
 私は全くない話をさんざん外務省、検察よりリークされ、世論誘導され、大変な目にあった。自らの経験からして、「関係者によると」とは、検察側に取材したことを表していると受け止める。
 捜査中のことは表に出す必要はない。粛々しゅくしゅくと静かに進められるべきである。世論をあおったり、誘導・誤導することがあってはならない。原口総務相の毅然とした対応をこれからも期待したい。
 同じく鳩山首相が21日の衆議院予算委員会で、石川知裕議員が逮捕されたことに触れ、「逮捕の理由を見ても、よく見えないところがある。起訴されないことを望みたい」と述べたことに対し、「首相が特定の事件について触れるのはいかがなものか」との指摘がある。
 鳩山首相の発言は、まだ起訴されていない段階で仲間に対する思いを述べたものであり、批判されるものではない。残念ながら今日の予算委員会で鳩山首相は「(捜査介入との)誤解を与えてしまうのならば撤回を申し上げたい」と後退してしまった。しかし私は「『友愛』を掲げる鳩山首相よ!自分の発言にもっと自信を持て!ぶれるな!」と、激励したい。何も間違ったことは言っていないのだから。
 人間味のある話まで否定する政治家に、国民の思い、声なき声が分かっている、届いているとは到底思えない。政治の貧困を憂いてやまない。
 13時10分から健康産業全国協議会で講演。
 15時羽田発で千歳に向かい、乗り継いで女満別へ。18時半から北見地区新党大地支部・鈴木宗男後援会の新年交礼会。
 政権交代し、野党から与党に変わると、この北見でも景色が変わってくる。世の中、正直で敏感なものである。
 羽田で小沢幹事長と顔を合わせる。いつもの調子で「オッ」と声をかけられる。小沢幹事長はニコニコしており、オーラを感じた。これならば何があっても心配ないと安心する。
 実は18時から札幌での民主党北海道の新春パーティーに私も招待されていたのだが、北見での私の会合が先に入っており、行けなかったのである。明日13時からの民主党北海道第19回定期大会には出席し、挨拶させて戴く予定である。


本日提出した質問主意書2件
bX いわゆる足利事件で容疑者とされた人物への取調べの様子を録音したテープの公表等に関する質問主意書
bP0 国会議員の活動に対する内閣官房長官の見解に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年1月21日(木)

鈴 木 宗 男

 昨日の読売新聞夕刊1面トップの「小沢氏4億円不記載了承」「石川容疑者が供述」との記事について、今日の衆議院予算委員会で民主党の伴野副幹事長が「誤報ではないのか」と質したのに対し、千葉景子法相はいとも簡単に「(法務省側が)誤報だと回答したことはないと承知している」と答えている。
 午前中、石川知裕代議士に接見した弁護士が、新聞を見せながら石川代議士に問うたところ、石川代議士は「そんなことは言っていない」と明確に否定したと私は聞いている。検察による情報リーク、検察に不都合な記事を書くマスコミに対する出入り禁止措置といった検察の行為に対し、千葉法相が今日の様な答弁をしているのでは、責任者としての基礎体力が問われるのではないか。
 取調べの可視化についても、参議院議員として二度も法案に賛成し、可決させておきながら、法相になったら勉強会を開くと言う。それならば可決させた法案はなんだったのか。これについては、政治家の見識が問われることになるだろう。
 自民党の小里泰弘代議士が今日の予算委員会で、石川代議士の元私設秘書の発言を引用して質問している。
 15日のムネオ日記にも書いたが、この金沢なる者を石川代議士に紹介した、石川代議士の元公設第二秘書からは、「金沢の話は8割方事実でない」と教えられている。時系列的にも金沢氏の話にはつじつまが合っていない部分が多い。しっかりした裏付けも取らず、テレビ中継される予算委員会でいい加減な質問すること自体、迷惑な話である。
 私はこの元公設第二秘書を通じ、金沢氏のことについてはしっかり調べているし、札幌の様々な関係者から聞き取りもしている。いずれにせよ、どちらが真実かはっきりすることだろう。
 せっかくの予算委員会である。国民生活を考えた議論にしてほしいものだ。


本日提出した質問主意書2件
bV 取調べに対する供述内容が外部に漏洩した件に関する質問主意書
bW 取調べの全面可視化に対する千葉景子法務大臣の見解に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年1月20日(水)

鈴 木 宗 男

 日本航空が会社更生法の適用を申請し、東京地裁は更生開始を決定した。
 負債額が2兆3千億で、事業会社としては過去最大だと興味本位の報道があるが、冷静になぜこうなったのかを検証する必要がある。親方日の丸の体質ではなかったか。組合がいくつもあり、甘えの構造もあったのではないか。
 国民目線でチェックし、国民の理解を得て再出発し、再生を図っていくしかない。一生懸命働いている社員の姿を絶えず目にしている者として、私なりの応援をして行きたいと思う。
 15時40分から官邸で鳩山首相とお会いする。
 北方領土、ロシア関係はじめ、昨今の石川代議士、小沢幹事長のことや党内の動き等、森羅万象(しんらばんしょう)多岐(たき)に渡りお話をお聞きすることができた。
 鳩山首相は淡々と耳を傾けて下さった。お会いする度に迫力が増し、オーラが出てきたと感じる。特に小沢幹事長に対する「信頼」、「情」について、やはり二人で政権交代という歴史を作ってきたという思いがにじみ出ていた。こうした「心」がある限り、鳩山内閣は心配ない。
 鳩山首相と小沢幹事長を分断する様な動き、発言はもってのほかである。淡々と事態の推移を見守って行けば良いのである。鳩山首相の元気な姿に安心した。
 私も与党の一員として、一日も早く補正予算等を通し、国民生活を守ることに全力を尽くしていきたい。
 参議院本会議で自民党の尾辻秀久参院議員会長が、鳩山首相が小沢幹事長に「どうぞ戦って下さい」と言った発言について「検察への圧力だ」と質問したのに対し、鳩山首相は「私の発言は検察への圧力も影響もない」と答弁している。
 小沢幹事長が「何もやましいことはない。法に触れることはしていない」と言っている以上、鳩山首相がこの言葉を信ぜずしてどうなるのか。その上で小沢幹事長は戦うと言っているのだ。それに対して「どうぞ戦って下さい」と答えるのは、当たり前の流れではないか。
 与野党立場が変わった今、国民は重箱の隅をつつく様な話は期待していない。一日も早く予算を上げることが大事なのである。良識に基づき、良心を持って事に当たることを国民は期待している。
 私の民主党大会での挨拶、或いはテレビでのコメントにつき、沢山のFAXが来ている。良くチェックしてみると、その中に批判的なものはただ一通だけだった。多くの人が今回の事態を冷静に受け止めていると感じた。
 私はこの声を大事にしていきたい。


本日提出した質問主意書1件
bU 政治資金規正法違反容疑による現職国会議員の逮捕に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2010年1月19日(火)

鈴 木 宗 男

 連日小沢幹事長の説明責任について報道されている。一方的で、あたかも怪文書と言って良い様なリークをもって、いちいち答えろ、説明しろと言う方が無理な話ではないか。
 一方的に疑惑、疑惑と言われても、「何もやましいことはしていない。法に触れることはない。預金通帳まで見せて確認してもらった」と小沢幹事長が自ら説明責任を果たした以上、私のその言葉を信じるのが民主主義のルールと考える。人を疑ったり、猜疑心(さいぎしん)を持って付き合ったら、その時点で自由主義、民主主義は崩れてしまう。
 読者の皆さんも、この点、冷静に見守って戴きたいとお願いしたい。
 最近、足利事件、布川事件と、相次いで冤罪事件が明らかになった。これらの事件で起訴した検察は、どんな責任を取っただろうか。無実の人を強圧的な取り調べで自白させ、そして起訴し、17年も刑務所に入れておきながら、何の責任、ペナルティーも科せられない。こんなことは異常ではないか。
 私の場合も、検察は最初から「鈴木ありき」で、「ムネオハウス」、「北方領土での三井物産ディーゼル発電供与」、「アフリカODA」で捕まるとリークし、鈴木は悪い奴だと世論誘導した。8年前のやり方と今回の石川代議士、小沢幹事長の件も同じではないか。裏付けのとれない一方的リークを載せること自体、公平でない。
 原口総務大臣が、小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」に関する政治資金問題のマスコミ報道について、閣議後の記者会見で次の様に述べている。

 (一般論として)「関係者」という報道は、検察、被疑者のどちらの関係者か分からない。少なくともそこを明確にしなければ、電波という公共のものを使ってやるには不適だ。(事実かどうか)争いのあるところでは、その発信源について、被疑者が逮捕されて検察側と弁護側の二つしか有り得ない場合は、どちらかを明らかにする姿勢は大事だ。
(1月19日毎日新聞夕刊1面より)

 私は原口大臣の見解を支持する。
 官邸も閣僚も、特に千葉法務大臣はしっかり信念を持って、検察によるリーク、情報漏洩を防止し、都合の悪いことを書いたマスコミの取材を拒否し、出入り禁止にする検察のやり方を改めさせるべく、行動して戴きたい。


本日提出した質問主意書2件
bS 検察庁における調査活動費の裏金流用疑惑に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bT 東京地方検察庁特別捜査部に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2010年1月18日(月)

鈴 木 宗 男

 本日から通常国会。昨今の状況から、何かと緊張感が漂う。
 国会は国民生活を守るため、まずは予算を通すことが一番の責任である。予算審議が終わった後、十分聞きたいことを聞けば良い。
 野党は小沢幹事長の議員辞職や参考人招致などと言っているが、「国会に議員を辞めさせる権限はない。国民、選挙民のみ、この権利を有しているのである。何を勘違いしているのか」という指摘、声が多数届く。私もその通りだと考える。
 冷静に現下の経済情勢、日本の置かれている現状を踏まえた、国民生活第一の審議を心から期待したい。国会議員の資質が問われるところである。
 鳩山首相が16日、「どうぞ戦って下さい」と発言したことが、行政のトップとして検察の捜査への介入ではないかとして批判され、尾を引いているが、見方、受け止め方がそもそもスタートから違っているのではないか。
 小沢幹事長が「やましいことはしていない。断固戦う」と決意表明し、幹事長続投の決断をした以上、民主党代表として「頑張って下さい。信じています。戦って下さい」と言うのは当たり前の礼儀ではないか。また、歴史的な政権交代を一緒に成し遂げた同志として、当然の対応と思うのだが。
 鳩山首相とて、検察が小沢幹事長を狙っているということは、鳩山政権、鳩山内閣が狙われているということを十分わかっていることだろう。だからこそ、ここは一心同体、一蓮托生(いちれんたくしょう)だという心構えは正しいのである。
 国会で鳩山首相、小沢幹事長にお会いし、言葉を交わしたが、堂々としておられた。鳩山首相も小沢幹事長も正しい分析をなされていると受け止めた。
 鳩山首相の胆力(たんりょく)、小沢幹事長の人力(じんりょく)を信じてやまない。


本日提出した質問主意書3件
bP 鳩山由紀夫内閣における東京地方検察庁特別捜査部の取材対応のあり方等に関する質問主意書
bQ 検察庁による刑事事件の捜査に係る秘密保持の実態等に関する質問主意書
bR 検察庁に対する法務大臣の指導監督に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2010年1月17日(日)

鈴 木 宗 男

 昨日、鳩山首相が「小沢幹事長を信じている。戦って下さい」と言ったことが、行政のトップとしての発言として不適切ではないかとの報道がある。
 国民に選ばれた政治家が、しかも、政権交代という新しい歴史を作った同志に対して、「信じている。戦って下さい」と言うのは当然ではないか。鳩山首相が、小沢さんと検察どちらを信用するかの判断であり、小沢さんを信用せずして、何のための政党政治、議院内閣制か。政府・与党は一体のものなのである。
 今回の件は、小沢幹事長(つぶ)し、しいては、鳩山政権(つぶ)しである。このことを鳩山首相はよくわかっている。だからこそ鳩山首相は明確に「戦って下さい」と言ったのである。
 鳩山首相の胆力、読みの深さが伺いしれる。
 「検察に配慮するような報道を見るとき、社会部の皆さんは検察の呪縛(じゅばく)にかかっている」と言った声が多数寄せられた。
 朝日新聞12版1面に「政権と検察 全面対決」「首相『戦って下さい』」という見出し記事の中で、「検察幹部は党大会での小沢氏の発言をテレビで見ながら『あがいているだけだ。取るに足らない』と切り捨てた。」というくだりがある。「検察も行政の一部であるにもかかわらず、ここまで思い上がっているとしたなら、人間として公平・公正な判断ができるのか。」と言った厳しい指摘が私の事務所に、何件もあった。
 私が言う、まさに青年将校化した一部検察官の暴走があったとするならば、とんでもないことである。
 何でも自分たちが正しい、正義だという価値観の前に、検察官といえども、人間だという姿勢、心構えがあって然るべきと思うのだが。
 明日から国会が始まる。国民の声、思いをしっかり受けて政治は国民の為にあることを実践して参りたい。
 帯広に行き、各種会合をこなす。
 石川代議士の地元であり、私にとってもゆかりの地域である。今回の石川代議士の件につき、私の見解を述べさせていただく。
 昨日の民主党大会での私の挨拶がTV、新聞等に出ているので、逆に励まされる。意を強くして私も頑張っていく。

2010年1月16日(土)

鈴 木 宗 男

 午前中、石川代議士逮捕に関してのテレビ取材等を議員会館で行う。
 13時から民主党2010年度定期大会に出席。
 新党大地は北海道の地域政党だが、福島社会民主党党首、亀井国民新党代表、田中新党日本代表に続き、挨拶の機会を得た。
 「検察の暴走、一部の“青年将校化”、検察のリークはあってはならない。取り調べの全面可視化の必要性、官僚政治打破を訴えて政権交代をし、民主党政権ができた。検察といえどもあくまで官僚組織の一つであるが、自分達の組織防衛を考えれば、検察は政権潰しに出る心配がある」等、私の想いを話させて戴く。
 ここは一丸となって、間違った権力の行使と断固闘って行く。鳩山首相も小沢幹事長も党大会では相当な気合い、気迫をもって決意を述べていたことは、大きな光明である。
 私も出来る限りの事をしていきたい。36歳の石川代議士の人生を終わらせてはならない。
 初めて民主党の大会に呼ばれたが、皆さん気持ちよく迎えてくれた。感謝の気持ちで一杯だ。
 17時から仲間であった前代議士のご子息の結婚披露式に出席し、乾杯の音頭を取らせて戴く。新郎の晴れ姿を見て、天国のお母さんが喜んでいることだろう。

2010年1月15日(金)

鈴 木 宗 男

 中南米ハイチの地震は、時間が経つにつれ甚大な被害が出ている。自然エネルギーの巨大さに改めて驚くものだ。
 各国も支援をしているが、日本もいち早く緊急援助をすべきだ。お金を出すことも一つの有効な手段だが、人を派遣することも、血の、心の通った支援になる。タイムリーな行動計画をすべきではないか。
 本日の閣議で、宮崎法制局長官が辞任した。一部報道では、法制局長官の国会答弁を禁止する方針を決めたばかりなので、抗議の意思表示ではないかとする見方もなされている。
 宮崎長官は3年以上も法制局長官をやり、内閣も代わった。特に政権交代したのだから、進んで辞任を申し出たとするなら、(いさぎよ)い出処進退だと思う。「羽毛田長官も宮崎長官の様な(いさぎよ)さがあったら良かったですね」という声も多数聞かれる。
 人事というのは、その時の巡り合わせによるところが大きいものだ。
 昨日自民党本部で、金沢なる者が石川知裕代議士のことで話をしているが、陳腐なことである。
 私も金沢なる者を知っている。石川代議士の私設秘書と言うが、後援者の一人で、石川事務所の手が足りないものだから、会合等に代理出席していた程度の人物だ。何か仰々(ぎょうぎょう)しく側近と言うべき様な人物ではない。
 おまけにこの金沢氏と石川代議士とは直接のパイプがあった訳ではない。元々は当時の公設第二秘書の江藤氏との人間関係で、江藤氏が金沢氏に「東京に行ってくれ」と頼み、上京したのである。
 石川代議士に東京に呼ばれたと言っているが、石川代議士は呼んではいない。この点でも、石川代議士に呼ばれたと言った金沢氏の発言はウソであると江藤氏は話している。
 おまけに江藤氏は、金沢氏の発言は8割方事実でないと言っていた。ボストンバッグは石川氏の洗濯物を入れていたものだそうである。
 この様な人物が検察に上申書を出しているそうだが、漫画チックな話ではないか。金沢氏がいかなる人物か、時が解決することだろう。
 中傷、風聞で人を(おとし)めては、人間として失格である。金沢氏はテレビに出て少々舞い上がっている様な感じだったが、冷静に事態を見つめていきたい。

2010年1月14日(木)

鈴 木 宗 男

 テレビ、新聞は小沢民主党幹事長、石川代議士、鹿島への強制捜査を扱っている。
 この強制捜査に関していつも不思議に思うのは、なぜか事前にマスコミが知り、現場にテレビカメラが待ち受けていることだ。誰が事前に知らせるのだろうか。事前リークなくしてどうしてわかるのだろうか。検察側が誘導していることは明らかである。
 そして「段ボール箱を何箱押収した」と言うが、書類等をあの段ボール箱にぎっしり入れると、とても一人では持てない。捜査官は仰々ぎょうぎょうしく段ボール箱を抱えていくが、その中身はせいぜいノート一冊、書類少々で、極めて軽いものなのである。
 なぜわかるか。それは、平成14年、私の事務所、自宅が捜索された時、段ボール箱にはもっと書類が入るところを少ししか入れずに、捜査官がただただ数多く運び出した様にしている姿を見ているからである。検察はこうした無駄なパフォーマンスをしているのだ。
 読者の皆さんも、興味本意で今回の強制捜査を見るのではなく、検察、権力の暴走にかかったら大変なことになるということを考えながら、冷静に見て戴きたい。
 石川代議士を調べている検事は、おそらく次のように脅かし、すかし、ささやきをしていることだろう。「『政治資金規正法違反を意図的にやりました』と言え」と。そして大きな声で「小沢が守ってくれるのか?小沢は守ってくれないぞ。お前が良く知っているだろう」、「人生やり直した方が良い」、「否認し、聴取に応じないのなら、ガサかけるぞ」、「今からやるぞ」、「明日、また聴取を約束するか」と。石川代議士は、おそらくこの様に検事から言われていることだろう。
 単純な記載ミスを意図的にやったと言わせるやり方は、誤導、誘導である。それを経験した者として、私はそれなりに検察のやり方が想像できる。読者の皆さんも是非考えてほしい。
 密室での検事とのやり取りは、一般の人にとって大変な精神的負担になる。だから取調の全面的な可視化が必要なのだ。被疑者は勿論、将来証人、参考人になりうる人に対する聴取も全面可視化すべきだ。そうすれば、冤罪はなくせる。改めて、取調の全面可視化を訴えて行きたい。
 特捜検事出身の弁護士さんからは、「今回の石川さんの件は政治資金規正法上の単純な記載ミスです。小沢さんがきちんと説明すればわかってもらえることです」といった話も入ってくる。
 いずれにせよ、ここは小沢幹事長、石川代議士にはしっかり事実を述べ、権力と相対してほしい。リークで世論誘導するやり方は公平、公正ではない。
 私は小沢幹事長、石川代議士を信じてやまない。今後の推移を見守っていく。
 9時半羽田発で大阪へ向かう。11時半から共同通信きさらぎ会1月例会で講師を務める。
 「激動の世界と日本政治の課題」というテーマだったが、冒頭に取調の全面可視化の必要性についてお話させて戴いた。大阪地検の方も来ておられたので、話を聞いてもらえて良かった。
 夕方の便で帰京。

2010年1月13日(水)

鈴 木 宗 男

 昨夜帯広からの最終便で上京する際、石川知裕代議士と一緒になった。羽田に着くとテレビがわんさと来ていたが、石川代議士が目当てである。
 私の車で送る予定だったので、そのテレビ取材に巻き込まれてしまう。8年前のムネオバッシングを想い出し、寒気がしてきた。
 それにしても、間違った情報、意図的、恣意的なリークによって、石川代議士の人権が侵害されている今の状況は、憂慮に耐えない。昨日も書いたが、石川代議士にお話を十分聞く機会があったので色々意見交換をした。石川代議士と検察しか知り得ないやり取りが、新聞、テレビに出てくる。石川代議士はじめ関係者は、何も言っていないと言う。
 それならば、もう一方の当事者の話になってくる。検察が世論誘導するかのごとき今のやり方は問題である。
 8年前、私の時も権力側のリークで迷惑した。国民に間違った判断をさせるやり方は、公平、公正ではない。
 今回の石川代議士に関する報道を見るにつけ、検察の姿勢は相変わらずであると感じる。政権交代した以上、民意を受けたのであるから、政府・与党はしっかりしなくてはいけない。
 夕方17時過ぎに、石川代議士の議員会館に強制捜査が入ったという知らせが届く。小沢一郎先生の秘書時代のことで、小沢事務所関係の書類が石川代議士の事務所にあるはずがない。誰が考えてもわかる話だ。なぜ強制捜査する必要があるのだろうか。
 石川代議士は逃げ隠れする立場にないし、何も隠すものはないのである。単純な記載ミスでここまでやるのかと考える時、改めて権力の暴走を危惧(きぐ)するものである。
 読者の皆さんも、「狙われたら明日は我が身だ」ということを、是非とも頭に入れておいてほしい。
 早速自民党の大島幹事長が「来週から始まる国会では、小沢幹事長の議員辞職勧告決議案も視野に入れて」と発言しているが、何と軽い言い方か。どうして国民から選ばれた国会議員を、自民党が議員辞職させられるのか。こうした発言もまた、パフォーマンスとして政治不信を招くだけである。
 間違った権力の暴走を防ぐのが国会議員の使命だと、私は思うのだが。

2010年1月12日(火)

鈴 木 宗 男

 昨日帯広市の成人式で、石川知裕代議士と一緒になった。
 連日石川代議士に関する報道がなされているので、私は「あなたの方で情報提供しているのか。サービスしているのか」と聞いてみた。石川代議士(いわ)く、「そんなことはしていません。ただ検事に供述した話が、そのまま新聞の『 』(カギ括弧)で使われています。検察がリーク(漏洩)したとしか思えません。ひどい話です」との答えだった。
 新聞では「関係者」となっている。その関係者は、石川代議士か検察官のどちらかである。
 石川代議士は明確に否定している。だとするなら、もう一方の当事者である検察に行き着くことになる。
 そこで私は不思議に思うことがある。それは、昨年12月8日、閣議で決裁された私の質問主意書に対する答弁書の内容である。
 私が「石川代議士に関する捜査情報を、検察がリークしているのではないか」と質したのに対し、鳩山首相名で「検察当局においては従来から捜査上の秘密の保持について格別の配慮を払ってきたものであり、捜査情報や捜査方針を外部に漏らすことはないものと承知している。」との回答がなされていた。
 国務大臣による閣議で決裁された答弁書の持つ意味は重いと考える。しかし、連日報道されている小沢幹事長や石川代議士の件は、一体誰が流しているのだろうか。「関係者」に該当するのは、「検察」以外に誰がいるのだろうか。
 私自身の8年前のメディアバッシングを想い出しながら、権力側のリーク、世論誘導、国策捜査は、私の時でやめてもらいたい、私で最後にしてほしいとつくづく思う。18日から国会が始まるので、この点、国民の目線に立って、私はしっかり対応して行きたいと思う。正直者がバカを見る社会であってはならない。
 日本航空の再建問題につき、政府は「法的整理」に基づいてやっていくと決め、民間主力銀行も債権放棄に応じるとの姿勢である。
 それにしてもおかしいのは、組合の数はどうなっているか、職員の給料は他の民間会社に較べてどうなのか、明らかになっていないことだ。国民にしっかり説明して、理解を得ることが必要ではないのか。
 誰よりも飛行機に乗っている者として、私は羽田でも千歳でも日本航空の皆さんが一所懸命頑張っていることを知っている。しかし、ここに至る中で、何が無駄で何が良くなかったのか、一部の行きすぎた労使関係等、説明責任を果たす義務があると考える。
 読者の皆さんはどうお思いだろうか。お互い考え、検証していくべき問題ではないだろうか。
 今日から東京での本格的な仕事始めである。
 10時半からタイ国下院議員団一行19名と外務委員会との意見交換。
 11時半過ぎからテレビインタビュー、お客さん応対し、午後の便で帯広に向かう。十勝地区トラック協会研修会で「政権交代による今後の日本の政治状況」というテーマで講師を務める。
 昨年は42回講演したが、今年も既に5件予定が入っている。私なりの発信をして、人間・鈴木宗男に迫って戴きたいと思う。

2010年1月11日(月)

鈴 木 宗 男

 自民党の谷垣禎一総裁は、9日、京都市内の会合で、「民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる問題などで小沢幹事長が十分な説明責任を果たさない場合は議員辞職を求める考えを示唆した。」と新聞記事にあった。
 「谷垣さん、大丈夫か」と言いたい。風聞で間違った情報で天下の公党の責任者が軽々に議員辞職を言って良いのか。議員を選んだのは国民である。国民を無視した発言は看過できない。自民党にも国会議員にも議員を辞めさせる権限は無い。
 私も8年前国会で議員辞職勧告決議案を受けたが、国会議員に私を辞めさせる権限は無かったのである。わたしはやましいことはしてないとの確固たる信念で筋を通させて戴いた。今となっては正しい選択をしたと自負している。
 谷垣総裁、もっと広い心で天下国家の議論をすることをお勧めしたい。
 それにしても公党のトップがなんと情けない発言か。検察の動きをチェックするのが、国権の最高機関に属する国会議員の役割ではないか。「谷垣さん、あなたも狙われたら、意図的、恣意(しい)的にやられたら何でも事件は作られますよ」と進言したい。
 政治家が劣化してはいけない。国民の代表たる立法府としての立場の重みをしっかり持った発言をして頂きたいものだ。
 読売新聞が、8日−10日に行った世論調査で、鳩山内閣の支持率は56%(前回55%)不支持率は34%(前回33%)で横ばいである。
 国民も冷静に見守っている方向にあるが、来週から始まる国会での論戦次第で、国民は新たな判断をする可能性がある。より国民の理解、信頼を得るためにも「言葉」が問われる。美辞麗句(びじれいく)はいらない。鳩山首相の魂のこもった答弁を国民は待っている。鳩山首相の出番である。
 午前中帯広市内を挨拶廻りし、11時から地元記者との懇談。
 13時から帯広市成人式に出席。
 夕方の便で上京する。

2010年1月10日(日)

鈴 木 宗 男

 平野官房長官が沖縄を視察したが、「何のために行ったのか」、「地元に不信感」、「迷走政府に地元冷淡」など、地元の評価、印象は芳しくない。
 政治家として過去に沖縄問題に取り組んだ経験、また、政治家として防衛・外交に取り組んだことがあるのか。政治家としての基本的な基礎体力のない人が出ていっても、混乱するだけである。
 言葉の遊びに、沖縄県民は飽き飽きしている。責任ある立場に就いている閣僚は、しっかりした頭作りをして、普天間基地移設問題の解決に向け、的確な努力をして戴きたい。
 今月19日、日米安全保障条約改定の調印から50周年を迎えるにあたり、日米両政府は共同声明を発表すると報道されている。都合の良い時ばかり利用される安保条約であってはならない。
 日米同盟と言うなら、普天間問題でもなぜ冷静に対処しないのか。アメリカの押しつけ的やり方に、頭をかしげる人は多いことだろう。政権交代し、何か足元を見られてしまっている状況は決して良いことではない。
 真の同盟というのは信頼関係である。時には忍耐、我慢も必要である。自分達の思い通りには行かないからと言って強圧的に出てきたアメリカのやり方は、むしろマイナスだった。
 普天間問題も仕切り直しに入ったのであるから、ある程度の時間を与えてもらい、5月までに結論を出すと期限を付けた日本政府の判断を待ってほしい。
 民主党は7月の参議院選挙で、北海道選挙区に女性候補として、企業経験者でもあり、テレビリポーターでもある徳永エリさんを擁立することを決めた。もう一人立てて、2議席しっかり確保していきたい。計算通りの進み具合である。
 7時50分、丘珠空港から釧路に向かい、市内弔問等をする。
 13時から釧路市成人式。1812人の新成人の若者が一堂に会すると、やはり迫力がある。
 「ナンバーワンになるよりもオンリーワンを目指せ。そのためには明確な目的、目標を持って生きろ」と激励の挨拶をする。私も41年前、足寄で成人式を迎えたことを想い出し、感慨無量だった。
 夕方釧路から帯広に入り、18時中学のクラス会に出席。久しぶりに顔をあわせる人もおり、ただただ懐かしさがこみ上げてくる。
 足寄の「大誉地(およち)」という山の中の学校で、冬はマイナス30度以下の日が一週間も続き、マイナス20度は当たり前の土地柄だった。厳しい自然が豊かな心を育ててくれたと感謝しながら、良き友人、先生に巡り会えたことも人生に影響したとつくづく感じたクラス会だった。

「くしろ20歳のつどい」


「釧路後援会の娘さんと」

2010年1月9日(土)

鈴 木 宗 男

 政府与党批判が連日繰り返される報道の中、1月9日付日刊ゲンダイの一面は、「藤井辞任 お粗末自民遠吠え」「連日流される根拠薄いカングリ報道」「自民党政権時代にはどんな悪政が続いてもヨイショばかりしていたくせに政権交代したら何年も放置されている小沢一郎の疑惑を突然追及し始める社会の木鐸の正体」「露骨な民主政権つぶしアリアリ」、二面では「法律に規定されていない原資まで問うえげつなさ」「普通のことを意味深長に伝える嫌がらせ」「新しい政治の始まりをつぶす報道機関と捜査機関」、三面では「自民幹部は病人を殺す気らしい」「国民は冷笑自民幹部の遠吠え(予算案を作った人が国会審議前に辞めるのは異例異常だ)」「では聞くが、所信表明演説をした首相が2日後に辞めたあんたの党はどうなんだ」「民主を批判する資格なし」と書かれている。
 「久し振りに目からウロコの記事だ」と何件か私のところに連絡が入る。
 私も記事を読みながら、しごく当然の見方ではあると思う。とにかく、報道は事実だけを流して欲しい。余計な詮索せんさく、憶測、勝手な見方はしないで欲しい。
 あくまでも真実を報道するところに天下てんか公器こうきとしての価値があるのではないか。
 貴乃花親方が二所ノ関一門から離脱して、日本相撲協会の理事選挙へ立候補することを明らかにした。
 慣例や秩序、しきたりを重んじる相撲協会で、この貴乃花親方の行動は、日本相撲協会の一つの革命である。
 色々な声はあると思うが、国技大相撲を良くしたいという思いで、貴乃花親方が手を挙げたとするならば、一つの革命である。
 どのような結果になるのか、私は大きな関心をもって見守りたい。
 昨夜は稚内から4時間近くかけて、夜中に旭川に入り、今朝、列車で札幌に出る。
 11時半から大変お世話になっている企業の新年交礼会に出席し、ご挨拶する。
 午後から札幌事務所でお客さんの対応。夜は、後援会関係者と会合。
 日に日に仕事量が増えてくる。

2010年1月8日(金)

鈴 木 宗 男

 毎日新聞1面トップに、「民主 小沢代表時 22億円2議員に 会計担当へ組織対策費 使途明かさず」という大きな見出し記事がある。
 この見出しからすると、何か違法なことをしているかの様な印象を与えるが、今の法律に沿っていることである。
 自民党も幹事長に一度に何億というお金が組織対策、政治活動費として支出されている。国民に誤解を与える様な報道はやめてもらいたい。法律が不備と言うなら、「改正しろ」と指摘して、国民に喚起してほしい。
 こうした報道が出るたびに思うのだが、企業・団体献金、政党助成金は廃止すべきである。そして、透明性の確保を図り、公開基準をもっと明らかにし、国民に理解される法律にしなくてはならない。そうした方向に持っていくのがメディアの役割だと思うのだが。
 オーストラリアの反捕鯨団体「シー・シェパード」の抗議船が、日本の調査捕鯨船と衝突したことにより、反日世論が高まる気運だと報じられている。国際的にも認められている調査捕鯨船にぶつかってくる方が悪いのに、何という言いがかりか。日本政府、外務省は毅然と対応すべきである。
 ヘリコプターからライフルでカンガルーを撃ってきたオーストラリアである。生の牛肉を食べる人達が「鯨はダメだ」と言うが、これも文化の違いか。
 今、海の生態系が崩れていると言われる。鯨、イルカ、トド等により、小魚が減少しているのだ。鯨が一日に食べる魚の量は、一頭で3トン以上にもなると言われている。鯨が増えすぎるとどうなるか。ちょっと考えれば、海から魚がなくなってしまうことがわかる。
 一方的で身勝手な話ではなく、魚資源を守る観点からも、海の生態系を維持する視点からも、オーストラリアは冷静な対応をすべきである。
 それにしても、日本の調査捕鯨船にぶつかってくるとは。「シー・シェパード」のやり方は論外である。これの再発防止に向けた対策を、まずオーストラリア政府は取るべきである。
 昨夜は10時に車で釧路を出て、5時間ちょっとかけて札幌に着く。夜中の3時過ぎになってしまった。今日10時からの告別式に間に合わせるには車しかなかった。
 高速道路があれば4時間で着く距離である。やはり北海道は一日も早く北海道縦貫道・横断道の全線開通と、国規格道路の整備を推進しなくてはいけない。
 「新幹線を札幌まで」と言うが、新幹線は函館まで早く引いて、そのあとの優先順序は高速道路が先である。それができあがってから新幹線の札幌延伸、これが北海道発展に求められるシナリオではないか。
 限られた財政事情の中で、「新幹線も高速道路も」と言っても時間がかかるだけだ。プライオリティを付けて、予算配分すべきではないか。
 15時50分千歳発で稚内に行く。
 17時から鈴木宗男稚内後援会・新党大地稚内支部の新年会。
 18時から稚内建設協会新年会。初めて案内が来たが、これも政権交代の効果か。
 19時、連合稚内の新年会に出席する。稚内でも新しい動きがあり、有難い限りである。

2010年1月7日(木)

鈴 木 宗 男

 今日の朝日新聞6面に、次の記事が掲載されている。

JAL社長「現役は必死」 OBに「最後のお願い」 年金減額 同意まだ3分の1

 企業年金の減額問題で、日本航空の西松遥社長が対象となる約9千人の退職者にあてて「最後のお願い」の手紙を送った。現役社員(約1万6千人)は減額に必要な3分の2以上がすでに同意したが、退職者からの同意は4日時点で3分の1にとどまり、伸び悩んでいる。
 西松社長の手紙は5日付。「現役社員は先輩方が築き上げたこの会社を残すために、必死で頑張ってくれています。その思いを私はつなぎたい」としたうえで「これが、私からの最後のお願いです」と記している。
 日航にとって年金減額は企業再生支援機構などの支援条件。退職者には平均30%の給付減額の案を提示し、12日を回答期限としている。
 法的整理による再建案が有力になる中、退職者には「同意しても法的整理でさらに減額されないか不透明」との思いも広がっているようだ。前原誠司国土交通相は5日の記者会見で、「(日航の自助努力による年金減額が成功した場合は)再生計画に反映されるべきだ」と述べ、機構もそれに沿う形で検討している。
 また、最大労組のJAL労働組合は6日、ホームページで「OB・OGの皆さまへ 年金制度改定に関するお願い」とする文書を掲載。日本航空機長組合もホームページで同様の趣旨の見解を掲載し、労使による先輩への説得活動は活発化している。
(澄川卓也)

 日本航空のおかれている状況を考えれば、OBの皆さんも日航再建に何ができるのかを考え、協力できることは協力していこうという意識を持つのが当然だと思うのだが。これでは、今緊急支援しても先に繋がらないのではないか。
 現役とOB一体の中で、「かつてのナショナルフラッグを守るんだ。そのためには我々も身を削るんだ」という責任を果たさずして、どうして国民の理解が得られようか。政府関係者が何とかしたいと努力しても、支援を受け止める側がバラバラでは話にならない。
 やはり、一端会社を整理して出直すぐらいの判断を国交省は下すべきではないか。最初から「支援ありき」では、甘えの構造から抜けられない。時にショック療法も大きな成果をもたらすこともある。
 是非とも政府は国民目線で判断してほしいものだ。
 藤井財務相の後任が菅副総理に決まったが、鳩山首相は無難な決断をしたと思う。30年の国会議員生活、それなりの政治キャリアをもつ菅さんならば、国会が始まっても心配ない。鳩山内閣にとって、菅さんの発信力はプラス要素の面が高くなると期待したい。
 一昨日、昨日と、東北海道は大雪に見舞われたが、今日はうってかわって晴天である。自然の摂理、太陽のありがたさにつくづく感謝するものである。

2010年1月6日(水)

鈴 木 宗 男

今日のスポーツ報知18面に、

● 2010年政界を上杉隆氏大予測 能力不足 平野官房長官が鳩山内閣つぶす!? あの安倍政権以下…官邸崩壊 情報まったく上がらず でも小沢幹事長いれば大丈夫!!参院選も勝つ

との見出しの、ジャーナリストの上杉隆氏の記事がある。以下、一部をご紹介したい。

民主党政権誕生から100日を超えた。70%を超えていた鳩山由紀夫内閣の支持率も約50%まで下落。今月中旬から通常国会が開かれ、7月には参院選が控える。大荒れしそうな2010年の政界をジャーナリスト・上杉隆氏(41)が大予測。平野博文官房長官が仕切る官邸を「(1年で政権を放り出した)安倍政権以下の官邸崩壊」と酷評し、鳩山内閣が倒れる可能性もあると指摘。それでも「民主党政権」は小沢一郎幹事長の豪腕で盤石、参院選も勝つと見ている。

 かつて鳩山邦夫事務所に勤めたことのある上杉さんである。鋭い指摘を受け、官邸も緊張感を持って事に当たれば良いのである。
 嫌な話、耳障りな話が権力者に届く様な環境を作ることが大事である。国会も始まるので、尚更である。
 平野官房長官の手腕、力量に関心が集まることだろう。
 10時10分、千歳発で女満別へ。今日はかつて私の北見事務所の所長を務めてくれた越膳さんの命日であり、お参りに行く。
 正午から北海道新聞北見支社新年交礼会。その後帯広に向かい、帯広建設業協会新年交礼会。
 今日も札幌から女満別空港、北見、帯広と回ったが、北見は大雪である。厳しい冬の季節に「寒門有硬骨」と自分自身に言い聞かせる。私は自然の摂理を大事にしていきたい。
 昨日の、釧路市新年交礼会での私の挨拶が、北海道内では一つの話題になっている。
 釧路商工会議所がかつて「与党でなければ付き合わない。野党の議員の会合には出席しません」と言っていたので、「昨年の選挙で政権交代をしました。このことをよもやお忘れではないでしょうな」と念を押した話である。
 自民党の代議士も、自分自身がかつて「与党でなければ予算が取れない。仕事ができない」と言っていたことをすっかり忘れてしまったかの様な発言をしていた。「私は共産党でもどの政党でも、誰の陳情でも受ける。応援するかしないかによって陳情への対応を変えるのは、国会議員として失格だ」と(おっしゃ)った。これは、広い気持ちと言うより、その場しのぎの、付け()()的発言だ。
 ご自身が市議会、道議会での議員時代、野党に対して何と言ってきたかも記憶にないらしい。「無責任な政治家が多くなりましたね」、「言葉の遊びがひどすぎます」といった声が寄せられ、私も苦笑するしかない。
 また、「国会議員になったばかりの男が、25年も国会議員をしている人に対してこんな言い方をするとは、あまりに礼儀知らずだ」と仲野博子代議士が(いきどお)っていたが、私はあまり気にしない。
 自民党代議士と私は昭和23年生まれの同い年である。どんなに詭弁(きべん)(ろう)してもキャリアの差は埋まらない。
 私は私の立場でしっかり仕事をしていく。

2010年1月5日(火)

鈴 木 宗 男

 「東京地検 小沢氏秘書を聴取」と夕刊各紙は報じている。検察しか知り得ない情報がどうして漏れるのか。
 よくメディアは「反権力」と言うが、実際は権力の流す裏付けのとれない情報を鵜呑みにして記事を書かざるを得ない。そうして、知らず知らずのうちに世論誘導がなされていく。権力のなせる怖さである。
 真実、事実のみを国民に知らせてくれれば良いことが、権力のてのひらに乗ってしまい、「我先に」という報道が多いのではないか。検察には国家公務員としての守秘義務が当然ある。それを自分達の有利な状況作りにつかわれたのでは、たまったものではない。
 国民に選ばれた国会議員は、国民生活を守るため予算を通し、更に法律を作る立場にある。「民主主義が国民主権」と言うのなら、本当の意味での「主権在民」について、国会議員は真剣に考えなくてはいけない。
 権力の暴走を許してはいけない、また権力の暴走をつくってもいけないと、しみじみ考えるものである。
 7時、8時、9時と、釧路市市場での初セリに出席。水産の街・釧路が今日から動き始めた。
 11時釧路市新年交礼会。
 12時55分釧路発で丘珠行きに乗り、14時からの札幌市建設業協会新年交礼会に出席する予定だったが、悪天候のため、飛行機が一時間半遅れてしまい、間に合わなかった。
 16時北海道林業人新年交礼会に出席し、17時から「連合北海道新年交礼会」に出席。驚いたことに、自民党を応援した高橋はるみ知事が顔を出し、挨拶していた。
 あれだけ自民党候補とツーショットのポスターを作り、応援演説をした知事が、ぬけぬけと民主党の最大支持組織である連合の会合に来るとは…。やはり並の神経では知事にはなれないということか。
 世の中、変われば変わるものである。「節操」とか「筋を通す」とか、日本の文化である節度と道義を重んじる「心」が段々となくなっていくことが問題である。
 鈴木宗男は信念を持って生きていく。失ってはいけない「心」をしっかりと持って生きていく。

「初セリ」

2010年1月4日(月)

鈴 木 宗 男

 平成22年(2010年)仕事始め。朝の便で札幌に行き、正午から北海道新聞グループの新年交礼会に出席。道内の各界各層の皆さんが顔を出しておられた。
 来月バンクーバーで行われるオリンピック日本選手団の団長を務める橋本聖子参議院議員が、乾杯の音頭を取られた。日本選手団のうち、半数以上は道産子(どさんこ)・北海道出身者なので、オリンピックでの活躍を祈念したい。
 色んな人と新年の挨拶を交わしたが、その中に北海道知事もおられた。高橋知事は私の前にいる菊池育夫北海道新聞社長に深々と頭を下げていたが、その横にいた私には言葉を交わすでもなく、仕方なしに頭を下げた様な態度だった。私はこれまで色んな人と接し、それなりの礼を尽くしてきたが、高橋知事はご自分が中心で世の中が動いていると考えておられる様だ。
 何人かの人が「鈴木さん、知事の態度は誠意がないですね」と言ってこられた。私は知事の応援をもらって衆議院議員になったわけではないので、別に気にはしていないのだが、世の中、見ている人は見ているものだ。私はこの「見ている人」を大事にして、今年も「声なき声」をしっかり受け止めて、鈴木宗男なりの役割を果たして参りたい。
 通常国会も18日の召集が決まった。
 鳩山首相は、普天間基地移設問題は5月までに結論を出すと明言した。偽装献金問題については「使い道も説明したい」と、踏み込んだ発言である。
 速やかに2009年度補正予算と2010年度予算を成立させ、国民生活を守るため、全力を尽くして参りたい。外務委員長として、核持ち込み・沖縄返還密約について、立法府の側からも真相解明に努めて参りたい。
 鳩山首相が情熱を燃やす北方領土問題についても、環境整備をして参りたい。鳩山首相のやる気、決意を感じながら、私は私の役割を演じていきたいと思う。
 札幌も好天で、気分の良い仕事始めである。
 夕方釧路に向かい、お世話になっている企業の新年会に出席。

2010年1月3日(日)

鈴 木 宗 男

 お正月三が日、東京も広島もとてもおだやかな天気だった。
 この天気の様な、おだやかな、平安な一年にしたいものである。その為にも国民から選ばれた国会議員の責任は重い。「俺が政治家」という気概を持って活動すれば、間違いなく良い日本が作れる。選挙の時だけアピールしても、選挙民も国民も受け付けない。
 政府与党として、初めての正月を迎えた民主党所属国会議員と一緒になって7月の参議院選挙必勝の信念を持って闘い抜いていく。
 恒例の箱根駅伝、今年も様々なドラマが展開された。東洋大の二連覇は新しい歴史を刻んだ。青山学院大学が41年ぶりのシード権獲得。城西大学が初めてのシード権と来年に向けて、はや興味はつきない。
 駅伝を見ていると「たすき」をつなぐ「絆」。母校の栄誉と名誉は勿論だが、人間として忘れてはいけない、失ってはいけない「心」を強く教えられる。本当に感動である。
 政治家はどれほどの数の人が感動を与えているだろうか。鈴木宗男なりの生き様(ざま)をして「生きていれば良いことがある」「生きていれば逆転もある」「正直に生きていればお天道様(てんとうさま)が見ている」と一人でも多くの人に、生きる勇気や感動を与えていきたい。
 夕方広島から上京。明日から仕事始めである。

2010年1月2日(土)

鈴 木 宗 男

 広島の天気も新年晴れとも言うべき好天である。天気が良いと気持ちも良くなる。自然の恵みに感謝したい。
 しかし、雪が降り、自然と相対している地方もある。自然の摂理に逆らう事は出来ない。
 21世紀も10年過ぎたが、環境の世紀とよく言われるが一人一人が自覚して行かねば地球が持たない。
 「大地に還り大地に学ぶ」新党大地の理念である自然との共生、自然を敬い、自然に感謝し、自然の恵みに生かされている事をそれぞれ胸に刻んでいこうではないか。
 元旦の朝日新聞東京39面の探嗅「母さん においの絆」「離れても子供心に」という記事に教えられること大である。
 母親のすごさ、思い、心は計り知れぬほど重く、深く、尊い。「親孝行したいときには親はなし」と言われるが、私自身この言葉を噛みしめるとき、申し訳なさで一杯だ。せめて家内の母に尽くしたいと思うが、その義母も寝たきりである。
 世の巡り合わせはうまくいかないものだと、自問自答しながら与えられた人生精一杯生きていこうと思う。
  今年も愛媛県大三島の日本総鎮守(そうちんじゅ)大山祗(おおやまずみ)神社にお参り。
 海の守り神、(いくさ)の神と言われており、平成17年からお参りさせていただき、昨年のご加護にお礼申し上げ、今年の抱負、決意を祈願する。
 心新たにして今年も頑張っていく。

2010年1月1日(金)

鈴 木 宗 男

 東京は素晴らしい天気での平成22年スタートである。大自然のご加護に心から感謝したい。
 この天気のような一年にしたいものだ。その為には政治がしっかりしなくてはいけない。
 国民の思い、心をしっかり受けて、言葉の遊びといわれない様に絶えず緊張感をもって対処していくことが大事である。
 11時、宮中で新年祝賀の儀、天皇、皇后両陛下のご健康と、皇族のご繁栄を祈念きねんする。
 13時小沢幹事長宅に新年のご挨拶。元気一杯で「今年もやるぞ」という小沢幹事長の気迫が伝わってきた。
 新聞報道についても意見交換し、小沢幹事長と同じ認識であった。
 報道によく「関係者の話」「関係者によると」という表現があるが、これは検察である。検察しか知り得ない情報が漏れている。それも一方的な自分達に都合良い言い回しである。
 私の経験からも検察は手足がない、リークをして世論の動向を見て次の手を打っていくやり方である。これが真の公正、公平といえるのだろうか。
 小沢幹事長も相手が何を考えているか充分承知している。今年はまさに勝負の年になる。
 14時15分羽田発で広島へ。
 家内の母の見舞いを兼ねて平成17年から元旦には家内の実家を訪ねる事にしている。
 寝たきりの義母だが、家内の顔を見るとホッとした様な何ともいえぬ顔である。親子の情、絆を感じながら親孝行出来なかったことを申し訳なく思う。
 長男と娘も一緒だったので、にぎやかな広島訪問である。
 昨日は、長男、二男家族、娘と家族揃って年越しができ、そして元気に新年を迎えることができた。神仏、ご先祖様のご加護に、支えてくださる後援会の皆さんに、ただただ感謝の気持ちで一杯だ。
 今年も国民のため、愛する北海道のために人一倍頑張っていく。
 かけがえのない後援会の皆さん、読者の皆さん、今年もよろしくお願いいたします。


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