ムネオ日記
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2010年2月28日(日)

鈴 木 宗 男

 バンクーバーオリンピック、スピードスケート団体追い抜き女子は、ドイツに100分の2秒差で銀メダルだった。わずか数センチである100分の2秒差、勝負の世界はとても厳しいものである。
 女子フィギア浅田選手に続くメダル獲得は最後迄感動を与えてくれた。
 讀賣新聞20面スポーツ欄に長野オリンピック金メダリスト清水宏保さんの「『真剣さの密度』が感動呼ぶ」、という記事に目がとまる。後段の部分を紹介したい。

 五輪選手にも様々なタイプがある。プロ意識が高かったなと、今でも思うのは堀井学先輩(北海道議)や競輪選手に転向した同期の武田豊樹。彼らは日常生活ひとつをみても、「真剣さの密度」が違う。今の代表選手は例えば、海外遠征に行った時、好き嫌いのレベルで食事を選んだりしている。ひどい人はインスタント食品や菓子類、マヨネーズご飯を食べて平気な者もいた。あきれ果てて、笑い話にもならない。
 すごい選手は、自分の生き方に対してストイックである。他人やモノに対してでなく、自分自身に対してだ----。だからスポーツは人に感動を与えられるのだと思う。
(長野五輪金メダリスト)讀賣新聞20面

 清水さんの見方に同感である。すごい選手の自分自身に律する態度を政治家等しく見習う必要があるのではないか。
 「俺が政治家だ」「俺が国民生活を守るんだ」といった気持ちをもって政治活動している政治家が何人いるだろうか。ここが大事である。清水さんの指摘を国会議員等しく考える必要があるのではないか。
 朝8時半から議員会館で書類整理をし、10時35分羽田発で旭川空港へ向かう。
 13時から旭川市で上川中央地区の新党大地・鈴木宗男後援会新春の集い。
 17時から留萌市で同じく新春の集い・大地塾2月例会と兼ねての開催。
 お陰様で、両地区とも熱心な支持者が出席して下さる。いつものことながら、人間関係に感謝してやまない。この人間関係が鈴木宗男の一番の財産である。

2010年2月27日(土)

鈴 木 宗 男

 新聞各紙は、1面トップでバンクーバーオリンピック3回目の日本のメダル獲得となる、浅田真央選手の記事で一杯だ。

・読売新聞 真央 悔しい「銀」 「次も出たい」雪辱誓う
・朝日新聞 銀 自己最高点 金 歴代最高点 ヨナ 初めて泣いた 真央 アクセル会心
・毎日新聞 五輪初 トリプルアクセル2度成功 真央 ソチへ舞え 銀 ヨナと最高の戦い
・産経新聞 銀「悔しい」 泣くな真央 4年後へ
・東京新聞 真央「悔しい」銀 ヨナに及ばず 「すごい舞台…また来たい」

 オリンピックに出るだけでも凄いことであり、いわんやメダルを獲れるというのは、実力、運、巡り合わせ全てが備わってのことである。最高の舞台での銀メダルでも「悔しい」と言えるその言葉の重みを、我々は重く受け止め、参考にしなくてはいけない。
 特に我々政治家は、銀メダル獲得という快挙を成し遂げてもなお、「悔しい」と言える人の心を学ばなくてはいけない。ポストに就いただけで満足している政治家に、特にこの浅田選手の言葉の意味を考えて戴きたい。
 スポーツに感動があるならば、政治にも感動があって当然である。私は天国と地獄を経験した者として、挫折や失望を味わった人に勇気や希望を与えるべく、頑張っていく。
 午前中議員会館で書類整理をし、15時静岡県菊川市で民主党参議院議員の榛葉賀津也防衛副大臣の国政報告会にゲストとして出席。榛葉副大臣の熱心な支持者が大勢出席されており、大変気持ちの良い会合であった。榛葉副大臣の人柄がにじみ出ている、後援者の方々である。
 今年に入り、民主党議員の会合の講師に呼ばれるのは5回目である。声がかかることに感謝しながらの講演である。
 19時過ぎに東京に戻る。
 明日は東京マラソンだが、今年はエントリーを忘れてしまい、出場できない。申し込み期限が昨年の8月で、ちょうど選挙の最中であった。事務所のスタッフも選挙に夢中で、申し込みなど全く頭になかった様だった。
 最初から3年連続で出ており、とぎれるのは残念だが仕方ない。明日走られる皆さんの健闘を祈りたい。

2010年2月26日(金)

鈴 木 宗 男

 昨夜小沢一郎民主党幹事長と懇談したが、参議院選挙、普天間基地移設問題、訪米の件、石川代議士のこと等、幅広く意見交換した。
 小沢幹事長の胆力を感じると同時に、やはり凄い政治家であると改めて感じたものである。
 バンクーバーオリンピック女子フィギュア、金メダルを期待された浅田真央選手は、銀メダルだった。金メダルを獲得した韓国のキム・ヨナ選手の出来があまりにも良すぎた。浅田選手のジャンプでのちょっとしたミスが、結果として大きな差になってしまった。
 日本中の大きな期待が相当なプレッシャーにもなったと思うが、その中で堂々たる銀メダル獲得は、称賛に値する。浅田選手に確かな実力があったことを証明したオリンピックであった。
 また、出場した日本人選手3人が5位、8位と入賞したことも特筆すべきことではないか。男子も3人とも入賞を果たした。日本は男女ともハイレベルであることを、世界に証明したことになる。
 12時19分鈴木選手、13時13分安藤選手、13時29分浅田選手と、日本人選手の演技が続き、緊張の時間だったが、最後は心地よい結果で、満足感で一杯だ。
 2月16日に提出した「外務省報償費の官邸への上納に係る外務大臣の認識に関する再質問主意書」の答弁書が今日返ってきた。
 2月6日のムネオ日記に詳しく載せてあるが、前自民党政権、特に福田康夫元内閣官房長官は、国会の場において6度も、外務省の機密費が官邸に上納されているという事実はないとウソをついてきた。
 福田元長官の答弁に関する鳩山総理、岡田大臣の見解を問い質したところ、今日の答弁書の内容は次の通りだった。

○ 外務省報償費の官邸への上納に係る外務大臣の認識に関する再質問に対する政府答弁書
 一及び二について
 御指摘の「上納の慣行」の意味するところが明らかではないが、先の答弁書(平成二十二年二月五日内閣衆質一七四第五三号)一から三までについてで述べたとおり、これまでの経緯等を改めて確認したところ、かつて外務省の報償費が総理大臣官邸の外交用務に使われていたことがあったことが外務省において判明した。これ以上の詳細については、報償費という経費の性質上、また、過去の政権下で行われたものであることから、お答えすることはできないが、少なくとも松尾元外務省要人外国訪問支援室長による公金横領事件以後は外務省の報償費が総理大臣官邸の外交用務に使われているということはないと承知している。
 三について
 お尋ねの福田康夫元内閣官房長官の発言における「上納」の意味するところが明らかではなく、その真意について現内閣としてお答えする立場にないが、お尋ねの発言がかつて外務省の報償費が総理大臣官邸の外交用務に使われていたことがあったことを承知の上でなされていたのであれば、当該発言の趣旨は不明であると言わざるを得ない。

 今日の答弁で岡田大臣は、福田元長官の発言の趣旨は不明であると言った。今日は、国民を騙した福田元長官の発言をどう考えるのか、これにより国益が損なわれたのではないか、これらの点を問い質す質問を再度提出した。
 自民党政権時代には、官僚のつくった答弁書ばかりだったが、政権交代すると正直に答えが返ってくる様になった。


本日提出した質問主意書2件
bT4 二月二十二日の「竹島の日」に対する鳩山由紀夫内閣の関与、協力に関する再質問主意書
bT5 外務省報償費の官邸への上納に係る外務大臣の認識に関する第三回質問主意書

本日受領した政府答弁書5件
bS0 外務省報償費の官邸への上納に係る外務大臣の認識に関する再質問主意書
bS1 検察庁における裏金問題について指摘した元大阪高等検察庁公安部長の発言に対する千葉景子法務大臣の見解に関する第三回質問主意書
bS2 検察庁による刑事事件の捜査に係る秘密保持の実態等についての法務大臣の説明等に関する質問主意書
bS3 検察庁における調査活動費の裏金流用疑惑に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する第3回質問主意書
bS4 2月22日の「竹島の日」に対する鳩山由紀夫内閣の関与、協力に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年2月25日(木)

鈴 木 宗 男

 東京高裁は24日、昨年の衆院選挙は「違憲状態」であるとする判決を下した。一票の格差を違憲と判断したのである。
 一票の重み、一票の平等から言っても、2倍以上の格差はどう考えても公平ではない。政府は衆院選が終わった今こそ、格差是正のため見直しをし、300ある小選挙区を200にする定数削減の実現に早急に取り組むべきである。国会議員に対する特権的待遇も含め、国民の目線にあった改革をしていこうではないか。
 併せて、企業・団体献金の禁止、政党助成金の廃止も速やかに断行していこうではないか。これらの問題は与党も野党もない。国民が国会議員の良識、見識を問うているのである。政治の信頼回復を図る上で、すぐやることが大事である。
 経団連も、企業献金を打ち切ることを決めた。経済界が大きな舵を切ったのであるから、我々政治家も大きな決断をしなくてはいけない。
 鳩山首相がここで力強い指導力を発揮すれば、国民の見る目が変わってくることは明らかである。鳩山首相の決断を期待したい。
 今日の衆議院本会議で、松本剛明議院運営委員長の解任決議案、横路孝弘衆議院議長の不信任決議案が出された。野党の単なるパフォーマンス、嫌がらせであり、審議拒否した手前、審議に出るための口実作りの、無駄な手続きである。かつての与党である自民党はどんな戦略・戦術を描いているのか、全く見えてこない。行き当たりばったりである。
 もう少し健全な姿・形になってほしいものだ。


本日提出した質問主意書2件
bT2 検察官による取調べの実態等に関する質問主意書
bT3 ミャンマーにおける邦人殺害事件に対する鳩山由紀夫内閣の取組等に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年2月24日(水)

鈴 木 宗 男

 自民党議員が「証人喚問の実現は国民の声」、「議長は公正な議会運営を」などと印刷されたボードを持って、横路議長に見せている場面がニュースになっていたが、何とも漫画チックである。
 野党は審議拒否するより、議論を挑み、そこで国民の理解を得ることが一番である。審議を拒否しても意味がない。
 平成17年、郵政選挙で自民党が圧勝し、それからの国会運営はどうだったか。数の力で全て押し切ってきたではないか。自分達がやってきたことを反省するでもなく実力行使的な行動をとるとは、一体どうなっているのだろうかと、首をかしげざるを得ない。
 「一日も早く国会審議に戻ることが、健全野党の姿だ」といった声が多数私の所に寄せられる。時間が解決する話だが、より時間は貴いものであるということを、自民党は考えるべきではないか。
 バンクーバーオリンピック女子フィギュア、ショートプログラムで、期待の浅田真央選手が2位につける。明後日のフリーが待ち遠しい。
 安藤美姫選手も無難な演技だったが、思ったほど点数が伸びなかった。素人目に見ても、キム・ヨナ選手、浅田選手と差がない様に見えたのだが、専門家から見るとやはり違うのだろうか。
 いずれにせよ、明後日が楽しみだ。バンクーバーオリンピックの最大のハイライトとなる気がしてならない。日本3選手の頑張りを心から願うものである。


本日提出した質問主意書2件
bT0 政治資金規正法改正に向けた鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書
bT1 外務省参与が公の場で内閣総理大臣を批判したことの是非に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年2月23日(火)

鈴 木 宗 男

 昨日の日本経済新聞夕刊に、次の様な見出しの記事が掲載されている。

仲間の形見 傍らに 1500メートル入賞の小平「力もらった」

 スピードスケート女子1500bで小平菜緒選手(23)が21日(日本時間22日)、1000bに続いて5位に入賞した。リンクの傍らには、高校3年のとき18歳で他界した仲良しのスケート選手、境勇也さんの「忘れ形見」ガラスのペーパーウエートが袋に入れて置かれていた。勇也さんの命日(17日)に挑んだ500bは12位に沈み唇をかんだが、この日は納得できた。
 「境君も1000b、1500bが得意だったので、力をもらった」。ゴール後、満足そうに手をたたいた。
 2005年2月、北海道の釧路北陽高校3年だった勇也さんが交通事故で亡くなった。大会に向かう途中、スケート部の顧問教諭が運転するワゴン車が対向車線にはみ出し、大型トレーラーに衝突した。
 勇也さんは04年の世界ジュニア選手権500bで優勝。種目ごとのポイントを合わせた総合でも、日本男子最高の11位に入った。将来を嘱望される一人だった。  
(2月22日日本経済新聞夕刊19面)

 亡くなった境勇也さんのおじいちゃんは、根室管内標津町で私が中川一郎先生の秘書をしていた時から大変お世話になっている方である。事故が起きた時のおじいちゃん・境祐太郎さんの落胆ぶりは大変なもので、その姿を見た時、私も他人事(ひとごと)でない思いだった。
 バンクーバーオリンピックで、小平さんはじめかつての仲間が、友情を忘れず、境勇也君を思い出しながら滑ったことに、私は感激、感動した。「今どきの若者は…」と言う人もいるが、しっかりした若者は確かにいる。こういう若者がいるだけで、日本にも将来があると思えるのは、私一人ではないだろう。
 2014年ソチでのオリンピックに向け、境君が天国から「俺の分も頑張れ」と応援してくれることだろう。
 昨日は「竹島の日」だったが、テレビ・新聞は全く触れていない。国家主権が侵されているのに、国民に情報を提供しないようでは、世論も盛り上がらない。
 「北方領土問題と竹島問題が、日本が抱える領土問題です」と政府は言うが、特別なメッセージもない。暗澹(あんたん)たる思いである。
 そうした中でも、私はしっかり取り組んで参りたい。


本日提出した質問主意書1件
bS9 検察庁による事情聴取のあり方に関する第3回質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年2月22日(月)

鈴 木 宗 男

 昨日投開票された長崎知事選挙で、民主・社民・国民新党推薦の候補が自民・公明が支持した候補に負けたことが大きく取り上げられている。何か政権運営に大変な影響があるかごときの報道であるが、あまりにも短絡的な見方である。
 私の知る長崎県民の人からの報告では、民主党推薦の候補者は知名度もなく、目つきがきつく、40代にしては若さが感じられなかったとのことだ。あわせて私は、候補者の選び方に問題があったと考える。
 昨年8月の選挙で民主党は、官僚政治の打破を訴え、政権交代できた。その民主党が官僚を候補者にした。しかも、見るからに受けの悪そうなタイプの男である。そもそも、スタートの段階で民主党長崎県連は大きな判断違いをしたのである。
 鳩山首相、小沢幹事長に全て責任があるやの話は、的外れである。
 「政治とカネ」の問題が全く影響しなかったとは言わないが、何よりも候補者の発信力、存在感が、一人を選ぶ選挙ではモノを言う。また長崎県は昨年の総選挙でも、民主党候補が小選挙区で完勝したが、それぞれの選挙区で差はなく、まさに“風”のおかげでの勝利であった。比例票では自民・公明票の方が民主票よりも多かったのである。
 こうしたデータを見れば、自民・公明支持の候補者が勝利しても不思議ではない。今回の知事選挙結果を厳粛に受け止め、安易に官僚を候補者にしないようにしていくことが大事である。
 10時35分羽田発で島根に向かい、13時半から「竹島の日記念式典」に出席。
 領土問題は国家主権に関わる問題であり、国会議員はもっとこの点をしっかり考えなくてはならない。政府は、日本が抱える領土問題は北方領土と竹島の二つであると言っている。それならば、きちんと交渉しなくてはならない。
 北方領土問題については、日ロ両国が交渉のテーブルに着いているが、竹島問題では、日韓が交渉のテーブルに着いているという話はついぞ聞いたことがない。韓国との相互理解、信頼を言うならば、まずは話し合うことが大切ではないか。及び腰でいては話にならない。
 私は、北方領土問題の解決を図ることと竹島問題の解決を目指すことに、同じ価値観で取り組んでいく。国会議員も、“領土問題イコール国家主権に関わること”であると考えて戴きたいものだ。
 今日の大会には自民党から石原伸晃代議士、細田博之代議士も出席し、それぞれ「竹島は日本固有の領土であるが、韓国が不法占拠している」と話されていた。内閣にいる時、そのことをはっきり言ってほしかった。
 今、野党になってから声高に言っても、外交は政府の専管事項であり、発言の価値は全く小さなものになる。特に細田代議士は官房長官を務めていた時、記者会見の際、今日の挨拶の様な話をなぜしなかったのか。外務省と同じく、不作為に該当すると断じざるを得ない。
 外交は積み重ねであり、信頼である。「竹島の日」条例制定5周年に出席できて良かった。
 18時から鳥取県倉吉市で鳥取後援会の会合。古くからの支援者が集まって下さり、有難い限りである。人間関係の重み、尊さを、改めてしみじみ感じる、今日の鳥取だった。


本日提出した質問主意書2件
bS7 検察庁等による刑事事件の捜査に係る情報の漏えいの有無に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する第三回質問主意書
bS8 大阪地方検察庁特別捜査部における取調べを記録した文書の廃棄に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年2月21日(日)

鈴 木 宗 男

 バンクーバーオリンピック、期待したスキーラージヒルの葛西選手は8位と、メダルに届かなかった。しかし六回もオリンピックに出場し、入賞というきちんとした結果を出した葛西選手は、大した、凄い選手である。心からお疲れさん、ご苦労さんと言いたい。
 12時、神奈川県平塚市に行き、民主党勝又恒一郎代議士の街頭演説、13時から新春の集いにゲストとして出席。熱心な支援者が勝又代議士に大きな期待をしていることに感激する。
 15時から東京プリンスホテルで横綱白鵬関の結婚披露宴に出席。来賓として私一人が挨拶の機会を得る。
 モンゴルとの関係、新婦のご両親とのご縁での指名だったと思うが、今日も横綱は、堂々とした、そして品格を保ちながらの晴れ姿であった。
 18時、神奈川県相模原市で本村賢太郎代議士の新春の集いに出席。
 ここでも本村代議士に寄せる期待の大きさが伝わってくる。
 私は勝又、本村両代議士のところで、「鳩山政権は予算を成立させ、それから生活者第一の、皆さんの思い、総意を受けた、賢明な政治をやっていきます」と、自信を持って話す。
 今週から来週にかけて予算委員会も最後の詰めに入る。しっかりガードを固めて、遺漏(いろう)なきを期していきたい。
 神奈川、東京を行ったり来たりの、忙しい一日だった。

2010年2月20日(土)

鈴 木 宗 男

 新聞各紙は一面トップで、バンクーバーオリンピック男子フィギュアで銅メダルに輝いた高橋大輔選手のことを取り上げている。

・読売新聞  起死回生「後半の3回転半」 高橋 攻めて「銅」
・朝日新聞  チーム高橋 総力 銅 フィギュア男子初メダル
・毎日新聞  高橋「誇り」の銅 男子フィギュア 日本初メダル
・産経新聞  男子フィギュア初 高橋「銅」 “険しい道” 大けが、リハビリ…「たどり着けてよかった」
・東京新聞  転倒乗り越えた表現力 高橋 銅 4回転「失敗しても立て直す練習してきた」
・北海道新聞 極めた演技力「銅」つかむ 高橋「まだ通過点」

 やはりオリンピックでのメダル獲得は特別な意味がある。特に史上初となった男子フィギュアでのメダルのもつ価値は極めて大きな出来事といえるだろう。
 こうした明るいニュースは国民に夢や希望を与える。スキージャンプラージヒル予選。葛西選手がトップで明日の本戦通過。日本代表四人とも通過したので明日また快挙を期待したい。
 普天間移設問題で、キャンプシュワブ陸上案が取りざたされているが、こうした機微な問題は表に出しては潰されてしまう。水面下でしっかり協議をして進めなくてはいけない。平野官房長官が政治家として今迄沖縄とどれ程向き合ってきたのか。基礎体力のない人が動くと余計なエネルギーがかかってしまう。
 沖縄の負担ではなく平和の為に沖縄のこれまでの貢献、更にこれからの貢献という意識で対処することを進言したい。
 平成9年12月、当時の名護市長比嘉鉄也さんが受け入れを表明してくれた姿が目に浮かぶ。あの時私は閣僚として比嘉市長さんとの信頼関係の中で大きな決断をしていただいたことを今でも心から感謝するものである。
 11時から釧路管内標茶町、13時半から根室管内別海町で新党大地支部・鈴木宗男後援会新春交礼会、やはり政権交代してからどこの会合でも参加者が圧倒的に多くなっている。世の中現金なものである。
 13時根室管内中標津町で根室管内郵便局長会総会。7月の参議院選挙長谷川憲正さんのお願いを私からもする。
 18時から釧路市で2ヶ所会合に出て、20時20分発で上京。
 

「標茶会場」


「別海会場」


「根室郵便局長会」

2010年2月19日(金)

鈴 木 宗 男

 平成22年度予算は、今日が地方公聴会、24日に中央公聴会が開かれることになり、3月2日までに衆議院を通過することとなった。
 「政治とカネ」問題で、与党にとっては圧倒的な不安材料があったが、フタを開けてみれば粛々しゅくしゅくと審議が進み、年度内成立である。
 自民党も威勢の良いことは言うが、しょせん重箱の隅をつつくような質問であり、これでは長続きしない。相手のエラーに乗じるのではなく、自らタイムリーヒットを打つことが必要であるということが、身に染みてわかったことだろう。
 予算が参議院に回ったら、各委員会が動き始める。外務委員会も、より国民にわかりやすい委員会運営をし、国民への情報の開示、情報の透明性確保に努めて参りたい。
 バンクーバーオリンピック、フィギュア男子フリーが行われ、高橋大輔選手が日本史上初のメダル獲得を果たした。
 転倒などミスもあったが、しっかりまとめての栄誉である。トリノからの4年間、怪我からの復帰等、様々な厳しいハードルを乗り越えての銅メダルは、高く評価されていい。
 残念だったのは織田信成選手だ。良い感じで演技をしていたので、大きな期待をしていたのだが、スケートシューズのヒモが切れる突然のアクシデント。かわいそうな出来事だった。本人が一番悔しい思いをしたことだろう。勝利の女神はなかなか微笑んでくれないものである。
 どの世界もそうだが、勝負の世界は計算通り行くものでない。それらを乗り越えての栄冠に価値があることを、お互い学ばなくてはいけない。
 14時40分発で釧路に飛び、18時から釧路管内弟子屈町での鈴木宗男後援会・新党大地弟子屈支部の新年交礼会。後援会の熱心さはどこも一緒で、ありがたい限りだ。
 特に弟子屈は、青年部、女性部が中心となり、管内のリーダー的存在である。昨年12月15日に亡くなられた高橋正光会長のご冥福を心からお祈りする。
 21時から同じく阿寒湖畔後援会の会合。ここも別格の結束の強さで、モデル的地区である。「人生出会い」が私のモットーだが、改めてご縁、巡り合わせに感謝したい。


「弟子屈会場」


「阿寒湖温泉会場」


本日提出した質問主意書2件
bS5 東京地方検察庁による事情聴取のあり方について報じた週刊誌記事に対する同庁の抗議に関する再質問主意書
bS6 政権交代時における内閣官房機密費の支出等に関する第3回質問主意書

本日受領した政府答弁書4件
bR2 外務省の報償費に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書
bR3 東京地方検察庁による事情聴取のあり方について報じた週刊誌記事に対する同庁の抗議に関する質問主意書
bR4 検察庁等による刑事事件の捜査に係る情報の漏えいの有無に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書
bR5 政権交代時における内閣官房機密費の支出等に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年2月18日(木)

鈴 木 宗 男

 昨日、原口一博総務大臣から電話があり、「総務省の行政評価機能強化に向けた検討会で、検察の裏金についても全部オープンにし、聖域なくやります」と力強く語ってくれた。検察の裏金に言及した原口大臣の決意は重い。
 1月29日、政府は私の質問主意書に対し、「検察庁の調査活動費は適正に執行されており、調査の必要はない」という答弁書を閣議決定した。官僚の書いた答弁書であったことは明らかである。
 原口大臣は記者団に「検察に裏金があるかどうかも含め、全省庁を対象に、調査に着手する。新政権になり、今までのあかを全部落とさなければならない」とも述べている。十分アンテナを張り、今後の動きに注目していきたい。政権交代、ビロード革命は着実に進んでいる。
 昨日の党首討論のことがテレビ、新聞で取り上げられている。メディアの受け止め方も様々である。
 一つ言えることは、今までの党首討論はかみ合っていなかったが、昨日の討論の中では、企業・団体献金の全面禁止に向け、政治資金規正法改正のための与野党協議機関をつくろうという点で一致したことである。鳩山首相の「賛成したい。大いに進めていこう」という発言は評価できる。多くの国民も納得したことだろう。
 速やかに協議機関を立ち上げ、今国会中に成案を得るべきである。
 バンクーバーオリンピック、スピードスケート男子1000メートルは、残念ながら良い結果が出なかった。
 男子スノーボードのハーフパイプでも、別の話題をつくってしまった国母選手が、名誉回復のため、大仕事をやってのけるのではと内心期待していたが、やはり心にスキがあったのか。本人も無念だったことだろう。
 オリンピックがはじまってから、夜はテレビニュースに釘付けになることが多く、寝不足になりがちである。それでも日本選手の活躍を見ないと収まらない。性格は変えることができない。
 最後まで応援していく。


本日提出した質問主意書2件
bS3 検察庁における調査活動費の裏金流用疑惑に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する第3回質問主意書
bS4 2月22日の「竹島の日」に対する鳩山由紀夫内閣の関与、協力に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年2月17日(水)

鈴 木 宗 男

今日の朝刊は一面トップで、バンクーバー冬季オリンピック 男子スピードスケート500メートルでの長島選手の銀メダル、加藤選手の銅メダル獲得を報じている。

読売新聞  長島 逆転「銀」 「転んでもいい」雑草魂 加藤「銅」
朝日新聞  磨き合い トリノの雪辱 長島・加藤 日本勢初メダル
毎日新聞  長島、加藤 希望のメダル 男子五百 銀と銅 その瞬間 首脳陣は感涙
産経新聞  日本復活のメダル 銀・長島「一番熱いレース」 銅・加藤「ぎりぎり合格点」
東京新聞  切磋琢磨 共に高み スピード男子500 銀長島「一番熱いレース」 銅加藤「ギリギリ合格点」
北海道新聞 最速求めた勝負師 スピード500「銀」 長島 極限パワーへ「緊張は友達」

 スポーツでの一面トップは久しぶりのことで、これを見ただけでも、いかに凄いことだったが改めて伝わってくる。
 今朝、女子500メートルが行われ、二日続けてのメダルを期待したが、残念ながら叶わなかった。しかし、日の丸をつけて必死に頑張っている選手の姿は美しいものである。残された種目での健闘を願ってやまない。
 15時から、鳩山首相になって初めての党首討論があった。鳩山首相、谷垣自民党総裁、山口公明党代表、それぞれの持ち味を出されていたと感じた。
 特に、鳩山首相の大人の対応は良かった。谷垣総裁の挑発に乗らず、自分の思い、スタンスで答えており、母親からのお金については国民も良く理解したことだろう。
 企業・団体献金の禁止についても、鳩山首相は踏み込んだ発言をしていた。これも高く評価したい。
 民主党代表の鳩山首相、自民党の谷垣総裁、公明党の山口代表が同じ考えを示したのだから、今国会で企業・団体献金の禁止を一日も早く決めることである。私としては、政党助成金廃止も強く主張して参りたい。


本日提出した質問主意書1件
bS2 検察庁による刑事事件の捜査に係る秘密保持の実態等についての法務大臣の説明等に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年2月16日(火)

鈴 木 宗 男

 バンクーバーオリンピックのスピードスケート男子500メートル、北海道十勝管内池田町出身の長島圭一郎選手が銀メダル、加藤条治選手が銅メダルを獲得。日本待望のメダルが一気に2個獲れた。
 100分の1秒を争うレースで、2人が堂々たるレース運びで結果を出したことは、凄いことである。観客席で応援していた長野五輪金メダリストの清水宏保選手が、レース前、心配そうな顔をしていたのが印象的だったが、銀・銅の表彰台に納得したことだろう。
 暗く沈んだニュースの多い日本に、明るい希望と勇気を与えてくれた今日の500メートルだった。
 努力した者が、頑張った者が報われる姿は、上村愛子選手の感動とはまた違った感動を与えてくれた。心から長島、加藤両選手を讃えたい。
 オリンピックの前、長島選手のお父さんが牛にえさをやりながら「普段通り、自分の思った通りやればよい」と、淡々とインタビューに答えていた姿が目に浮かんでくる。大きな親孝行をした長島選手に拍手である。
 明日からの日本選手に、新たな活躍を期待したい。
 菅直人財務相が3月に消費税議論を開始すると発言し、波紋を投げかけている。
 消費税の議論をする前に、国会議員や公務員の無駄や特権をなくすことが先である。特に、政治とカネの問題が問われている今、鳩山総理のリーダーシップで、企業・団体献金の禁止、政党助成金の廃止を先に実施し、更に国会議員の定数についても、小選挙区300人の衆議院議員を200に、参議院議員の数を242人から人口100万人に1人の125人にまで減らす等、国民が納得する形で、国会議員自ら身を削ることが最優先ではないか。こうしたことをして初めて、国民も消費税の議論をすることに理解を示すことになる。
 また国会議員は、年間約500万円のボーナスをもらっているが、これもなくす。国家公務員も年間約4.5か月分のボーナスを2.25か月と半分にするとか、目に見える、すぐできることをやることが必要だ。政府はその方向に向けて指導力を発揮すべきだ。
 「国民生活第一」と言うならば、まずは国会議員が率先して身を削り、血を流していこうではないか。


本日提出した質問主意書2件
bS0 外務省報償費の官邸への上納に係る外務大臣の認識に関する再質問主意書
bS1 検察庁における裏金問題について指摘した元大阪高等検察庁公安部長の発言に対する千葉景子法務大臣の見解に関する第三回質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年2月14日(日)

鈴 木 宗 男

 昨日、自民党の鳩山邦夫代議士は都内で記者会見し、『「兄が母に金を無心したとは聞いていないし、私も全く知らない」と述べ、首相自身が資金を要請したかどうか不明との認識を示した』(日本経済新聞2面)と出ている。
 それならば、自民党の与謝野氏の質問と大きく食い違ってくる。事実で無い事を針小棒大に国会で質問する事はあってはならない。
 自民党の谷垣総裁も事実で無い事で一方的な話をもって首相や民主党を批判するのはもってのほかである。
 TV中継で全国の人が注目して聞いていた時間帯である。ここは逆に事実関係を明らかにする為、与謝野氏や鳩山邦夫氏を証人喚問すべきである。特に鳩山邦夫氏は月2500万も2007年から貰っておいて知らなかったという。
 鳩山邦夫氏は事務所でお金が100万、200万無くなったと言って、警察沙汰にした人だ。その人が、月2500万もらっていたことを知らなかったと言って通るものだろうか。ここは是非とも真相を明らかにすべきだし、真実はどうだったのかはっきりしなくてはいけない。
 民主党も打たれたら、打ち返すチャンスがやってきたのだから堂々と勝負すべきである。
 8年前私も国会で、ありもしない風聞中傷(ふうぶんちゅうしょう)のたぐいで、「ムネオハウス」「北方領土人道支援」「アフリカ開発援助」で疑惑のデパート、総合商社と言われ、大きなダメージを受けた。
 国会議員がパフォーマンスでいい加減な事を言うのは言語道断である。国会での質疑をより内容のあるものにするためにも、ここは与謝野発言、鳩山邦夫発言をしっかり検証しなくてはならない。
 11時52分東京駅発で群馬に向かい、14時から民主党石関たかし代議士の新春の集いに講師として出席する。とっても熱心な石関代議士の後援者が、千人近く参加されており圧倒された。
 政治家は後援会、後援者あって政治活動ができる。郵政省の役人から、市議会議員、県議会議員、そして国会へと一歩一歩階段を登ってきた石関代議士には、叩き上げの強さがある。将来の日本を担える政治家になれる人物と思いながら、気持ちの良い会合であった。

2010年2月13日(土)

鈴 木 宗 男

 足利事件の再審第6回公判の最終意見陳述で、菅家利和さんは「冤罪で苦しむ人が二度と出てほしくない」と声を詰まらせながら訴えたと言う。

 この日の公判で宇都宮知見の検事が「取り返しのつかないことをして、検察として誠に申し訳ない」と謝罪したが、論告は「無罪の言いわたしがなされるべき」などとわずか43文字。謝罪とあわせても一分ほどしかかからなかった。(中略)閉廷後の記者会見では「(逮捕から釈放までの)17年を思えば、1分では物足りない。腹の底から謝っているようには思えない」と怒りをあらわにした。
(読売新聞32面)

 この菅家さんの魂の叫びを、検察は何と受け止めるか。
 前回公判で、当時取調べを行った森川検事は謝らなかった。そして今回は形だけの謝罪である。「人間としての心」はどこにあるのか。この様な人物に人を起訴する資格があるのかと言いたい。
 菅家さんは「なぜ私が犯人にされ、自由を奪われたのか。原因を説明してほしい。こうなった責任が誰にあるかも説明してほしい。裁判所にはどうしても謝ってほしい」と、裁判所にも謝罪を求めている(12日読売新聞夕刊9面より)。当然の主張である。
 裁判官も官僚的発想で、しかも調書優先である。その調書は、検察のシナリオ・ストーリーに沿って作られているというのが実態だ。
 私の裁判でも、公判での参考人、証人の発言より、密室で取られた調書の方が信ぴょう性が高いという判決であった。真実、事実を述べた公判での話よりも、密室で検事により意図的、恣意的に作られた調書の方が正しいというのは、はじめから検察に軍配をあげている様なものである。
 私自身、検察のやり方を経験した者として、菅家さんの気持ちが痛いほどよくわかる。冤罪をなくす為にも、やはり取調べを全面可視化することが急務である。今こそ全面可視化の実現に向け、更なる努力をしていく。
 法務大臣、副大臣、大臣政務官が官僚の(てのひら)に載せられ、国民の目線に立っていない現実を見るに付け、国民の代表たる国会議員が立ち上がるしかないと感じる。しっかり前に進めていきたい。
 いよいよバンクーバー冬季オリンピックが開幕した。
 スキー、スケート、それぞれ日本代表選手の活躍を期待したい。沢山の日の丸が表彰台に揚がることを願ってやまない。
 8時半から日高管内静内町で、新党大地支部・鈴木宗男後援会役員との朝食懇談会。早朝にもかかわらず、静内新党大地の下川支部長はじめ、アイヌ協会大川支部長等、熱心な役員さんが出席して下さる。頭の下がる思いで一杯だ。
 10時から日高地区郵便局長会総会に出席し、挨拶の機会を得る。昨年8月30日執行の第45回衆議院議員総選挙でのご支援に、心からの御礼を申し上げる。
 13時千歳発で上京し、羽田から千葉県旭市に向かい、農事気象学会で講演する。昨年の1月26日にも講師を務め、2年連続でお話しする機会を戴き、有難い。発信する、発信できることが、政治家にとって大事なことである。
 ここでも人間関係を振り返りながら、北見市留辺蘂町で私の後援会長を務めて下さっている原谷清作さんとの人生の出会い、ご縁に感謝するものである。

2010年2月12日(金)

鈴 木 宗 男

 昨夕、民主党を離党した石川知裕代議士のことがテレビや新聞朝刊でそれぞれ扱われている。
 小沢幹事長は「本人の決断であり、党をはじめ皆さんにこれ以上ご迷惑をかけたくないという気持ちであろうと思うので、素直にそれを受理した」、「これだけ大きな騒ぎになったわけだから、本人が(離党を)決断したことなので、素直に受け取ってあげていいのではないか」と述べている(読売新聞4面より)。小沢幹事長も、辛く苦しい思いの中での受理だったことだろう。
 石川代議士は「民主党にこれ以上の迷惑をかけてはいけないと考え、離党を決断した。議員としては職責を全うしたい」と述べ、小沢幹事長とは「判断を仰いだり、連絡を取ったことはない」と述べた。また、小沢幹事長の監督責任については、「検察庁が調べて不起訴になったので、監督責任は当たらないという判断だと思う」と述べ(読売新聞4面より)、明確に、極めて潔く、わかりやすい離党の決断を述べている。
 この石川代議士の、重く勇気のある英断を多としたい。地元の方々の思いを受け止めて職責を全うしたいと、議員として働いていくことを改めて明言したが、当然である。国民・有権者に、選挙という民主的なルールによって選ばれた国会議員である。政策的な間違いを犯したり、何かミスをしたら、国民。有権者の賢明な判断により、選挙で落とされるのである。
 国会議員に国会議員の首を取る権限はない。扇動的で、間違った情報による、悪戯の様な議論は避けるべきである。
 8年前、私は国会で北方領土支援、アフリカODA等に関し、事実でない話や風聞や中傷に近い話で、当時の与野党から厳しく国会で指摘を受けた。しかし、結果として私はこれらで逮捕されることも、事件となることもなかった。
 だが世論は、検察や外務省による、間違った、作られた情報で誘導され、私は窮地に追い込まれた。検察は「何度もあり」で私を逮捕した。
 私は、自分の経験からも、与野党問わず全国会議員に訴えたい。自分で自分の首を絞めることはしないようにしてほしい、と。検察に意図的、恣意的に狙われたら、誰でも「明日は我が身」であるということを考えるべきだ。検察、権力の暴走は、民主主義の危機であるということを、全国会議員に自覚して戴きたいと、強く、強く訴えるものである。
 宇都宮地方裁判所で、足利事件で容疑者とされた菅家利和さんの再審公判が行われ、検察側は初めて法廷で、菅家さんを間違って起訴し、17年半服役させたことを謝った。
 今頃謝られても、菅家さんの人生は戻ってこない。冤罪であったことは明白な事実である。
 こうした冤罪をなくすためにも、足利事件を教訓として、取調べの全面可視化を実現しなくてはならない。国民、読者の皆さんも、是非とも声を出して戴きたい。
 朝、羅臼に行き、脇紀美夫羅臼町長、田中勝博羅臼漁業協同組合長から、先月29日に発生した安全操業における銃撃事件について陳情、要請を受ける。
 国後島が目の前にはっきり見える。「領土問題が解決していれば、こんなことは起きないのに」とつくづく思いながら、やはり領土問題の解決が銃撃や拿捕をなくす唯一の道と考える。鳩山首相の北方領土問題解決にかける意欲を支えていきたい。
 14時35分女満別空港から千歳に向かい、18時半から新党大地千歳支部・鈴木宗男千歳後援会の新年交礼会に出席。




本日提出した質問主意書2件
bR6 米軍普天間飛行場移設問題に係る内閣総理大臣の発言に対する陸上自衛隊幹部の発言に関する質問主意書
bR7 政治資金規正法改正に向けた鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

本日受領した政府答弁書6件
bQ2 横綱の暴行騒動に係る日本相撲協会の対応に対する文部科学省の見解に関する質問主意書
bQ3 外務省報償費の官邸への上納に係る外務大臣の関する質問主意書
bQ4 検察庁による事情聴取のあり方に関する質問主意書
bQ5 いわゆる足利事件で容疑者とされた人物への取調べの様子を録音したテープの公表等に関する再質問主意書
bQ6 国会議員の活動に対する内閣官房長官の見解に関する再質問主意書
bQ7 東京地方検察庁特別捜査部による報道機関への取材拒否等に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年2月11日(木)

鈴 木 宗 男

 新聞各紙はじめテレビは、石川知裕代議士が明日12日にも離党すると報道している。しかし石川代議士は、本日11日夕方、離党届を提出した。大きな重い決断を、自らの判断で下したのである。
 選挙で選ばれた政治家は、自身の出処進退を個人の判断で身勝手には下せない。支えて下さった後援会、支持者の思いを受け止め、更に理解を戴いた上で結論を出すことになる。
 昨日10日午前10時に、「石川代議士 今日にも離党か」というニュースが走り、驚いた。検察のリークもいけないが、政治家のリークも良くない。
 その日の午前10時、私の所に関係者が「今日にも離党させたい」と言ってきたので、「ふざけるな!昨日9日、地元帯広で民主党北海道第11区総支部・石川知裕後援会の会合を持ち、その総意は『離党も辞職もせず、頑張れ。石川を信じている。あとは石川に一任する』との声だった。一日も経たないうちに外堀を埋めるとは、後援者、支援者に失礼ではないか!」と強く申し上げた。
 本日、石川代議士は地元に帰り、民主党支部、後援会役員に礼を尽くし、その上で記者会見をし、離党を発表した。
 「水谷建設から不正なお金をもらったのではないか」という一方的な検察の間違った思いこみでスタートした、今回の作られた事件ではなかったか。結果は、ゼネコンからの不正なお金はもらっていなかったのである。
 政治資金収支報告書への不記載、ミスはよくあることである。良かれと判断したことが、後に間違いであったと指摘され、修正することは多々ある。このことで石川代議士を極悪非道であるかのような扱いをすることはいかがなものだろうかと、私は冷静に見てきた。
 石川代議士は臆することなく、事実を裁判で堂々と述べ、どんな捜査、取調べが行われたのか、真実を明らかにして戴きたい。検察のリークによる、裏付けのとれない間違った報道で誤解している国民に、きちんとわかりやすく「事実はこうです」と、公判で述べて戴きたい。
 石川代議士のおかれている立場を私はよく理解し、最後まで私のできる範囲で支えて参りたい。人間、「じょう」がなくなったら終わりである。
 「一寸の虫にも五分の魂」である。石川代議士には、「今に見ておれ」の気概を持って闘って戴きたい。
 7時55分羽田発で女満別空港へ。
 11時半から北見市留辺蘂町で新党大地支部・鈴木宗男後援会の交礼会。
 18時から網走管内美幌ブロック(美幌町・津別町・大空町)新党大地支部・鈴木宗男後援会の交礼会。
 政治風土厳しいオホーツクで、変わらざる熱心な人が大勢参加して下さり、盛大に行うことができた。
 14時から北見市で、私の秘書であり、北見市議会議員でもある森部もりべひろし市議会議員立候補予定者の事務所開き。早いもので五期目の挑戦だ。必勝を期して神事を行う。
 北見市内にお知り合い、ご友人、ご親戚がいらっしゃれば、是非ともご紹介を戴きたい。

2010年2月10日(水)

鈴 木 宗 男

 9時から与党「取調べの全面可視化を実現する議員連盟」で講師を務める。8年前、私が東京地検特捜部から取調べを受けた経験を、正確にかつ事実に基づき、話をさせて戴く。
 検察が証人尋問する際、証人となる人を4日前から呼び出してリハーサルをし、あらかじめ書き込まれた尋問事項書を渡して、何度も何度も念を押すことを、実際に使われた紙を示しながら説明する。また呼び出しを受けた人が、検察官があらかじめ作った文書の表現内容が事実と違うと言っても、検察は全く受け付けてくれないことや、人質的取調べが行われていることを、実例を挙げて述べさせて戴く。
 石川代議士の取調べでも、東京地検特捜副部長が、「石川、俺が調べているのに、『水谷の川村を呼べ』とは何事か!」と、机を叩いて取調べをしたことなど、具体的にお話しする。
 東京地検特捜部が週刊朝日に抗議をしているが、可視化していれば抗議する必要は生じない。検察の名誉のためにも、可視化した方が良いと訴える。証人、参考人、被疑者、調書を取られる人に対する取調べ、調書は全て可視化するべきと主張させて戴いた。
 今国会中、精力的に勉強会を進め、成案を得たいものである。
 13時、鳩山首相と面会。
 鳩山首相は、日ロ関係の発展、北方領土問題の解決に熱い思いを語っておられた。今日も森羅万象、様々な
 16時半から民主党小沢幹事長と会談。
 小沢幹事長は石川代議士のことを大変心配し、思い、かばっておられた。小沢幹事長の心意気を感じながら、やはり人間関係は大事だと、つくづく思うものである。これからの流れ、動きを注意深く見守って行きたい。


「2010.2.10 可視化議連@」


「2010.2.10 可視化議連A」


「2010.2.10 可視化議連B」


「2010.2.10 可視化議連C」


「2010.2.10 可視化議連D」


本日提出した質問主意書2件
bR4 検察庁等による刑事事件の捜査に係る情報の漏えいの有無に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書
bR5 政権交代時における内閣官房機密費の支出等に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年2月9日(火)

鈴 木 宗 男

 石川知裕代議士が地元帯広で、民主党北海道第11区総支部・石川知裕後援会の会合の後、18時半過ぎから記者会見をした。会見で石川代議士は、次の様に述べている。

 この度は、北海道11区十勝の皆さま方に、多大のご心配をおかけしましたことを、心からお詫び申し上げます。
 私は、平成17年3月、私が小沢一郎先生の秘書の職にありました時に、政治資金規正法違反行為をしたとして、訴追をされました。しかし、私は、政治資金の出所を不明にするなどの目的で、意図的に、虚偽の収支報告をしたことはありません。また、私が水谷建設などから不正な金銭を受領したことは一切ありませんし、もとより、そのような事実を隠すために収支報告書の虚偽記載をしたことも全くありません。これらのことは、今後の公判で必ず明らかにされると考えております。
 本日、私を支えて下さっております、民主党北海道第11区総支部常任幹事会、石川ともひろ連合後援会の皆さまの総意として離党や議員辞職はせずに、地域の代表として一日も早く国会に戻って活動をするようにと強い励ましを受けました。
 今後とも、皆さま方のご指導、ご鞭撻をいただき、私に与えられた職責を果たしたいと考えております。

 民主党北海道第11区総支部、石川後援会の総意を受けての石川代議士の発言は、言葉を選びながらもしっかりした口調で、並々ならぬ決意を感じさせるものであった。石川代議士の姿勢を評価したい。
 国民から選挙という民主的手続きで選ばれた重みをしっかりもって、十字架を背負った気持ちで、その職責を果たして戴きたい。石川代議士も、地元の皆さんの温かい激励に感激したことと思う。
 一日議員会館で仕事。朝8時から各省政策会議に出席し、雑誌、月刊誌、新聞等のインタビューを受ける。
 有楽町東京交通会館の北海道どさんこプラザで、2月3日から今日まで根室市の青年部の集まりである創陽クラブが根室のサンマ、ホッケ等、特産品の販売を行っており、13時に私も駆けつける。山下洋司商工会議所会頭も駆けつけておられ、一緒になって売り子を務める。
 約1時間立っていたが、沢山の人から握手や写真撮影を求められ、お陰様でずいぶんと売ることができた。一生懸命根室を売り込もうとする創陽クラブの皆さんに少しでも協力できて良かった。


本日提出した質問主意書2件
bR2 外務省の報償費に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書
bR3 東京地方検察庁による事情聴取のあり方について報じた週刊誌記事に対する同庁の抗議に関する質問主意書

本日受領した政府答弁書3件
bP9 政権交代時における内閣官房機密費の支出等に関する質問主意書
bQ0 政治資金規正法違反容疑による現職国会議員の逮捕に関する再質問主意書
bQ1 検察庁等による刑事事件の捜査に係る情報の漏えいの有無に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年2月8日(月)

鈴 木 宗 男

 衆議院が国会議員の資産報告をしている。
 この手の話は興味本位の受け止めになりがちで、更には実態を正確に表さない部分もある。特に、人の財布をのぞく様な感覚で取り上げられると、様々な誤解も生じてくる。
 例えば預貯金についても、定期預金だけが公開の対象となり、普通預金は公開されない。また土地や建物の資産についても、算出は固定資産税課税標準額により、実勢価格とかけ離れていることになる。こういったことを現実的な評価で発表するならば、より透明性が高く、実態にあった報告になり、わかりやすくなるのではないか。
 また現行制度は、本人の資産のみを対象としているが、配偶者の資産も公開対象とすべきではないか。その方が、国民からの理解を得ることになると思うのだが。
 読者、国民の皆さんの受け止めとはどうだろうか。
 ネット記事によると、私の質問主意書に対する政府答弁書で、かつて外務省の機密費が官邸に上納されていたことを政府が初めて認めたことにつき、今日午前の記者会見で平野官房長官が、「上納した証拠があるか(事務方に)調べさせたが、官邸サイドに証明するものがない。(関係文書の)保存義務が(期限の5年を過ぎたため)ないということで確認するすべがない」と、官邸としては上納の事実やその使い道を確認できなかったと述べたとのことである。また、「外務省で調べた結果としての結論で、何をもって『あった』というか私は承知してない」とも述べ、更に岡田外務大臣が、予算の移用を制限する財政法違反には当たらないとしたことに対し、「どういうところに使われているか分からないから、財政法違反かどうか言及するわけにはいかない」とも述べたと報じられている。
 平野長官にお尋ねしたい。年間20億円もの国民の尊い税金がどう使われたのか、精査する考えはないのか。ただ臭いものに蓋をしようとしているだけではないのか。国民の汗と涙の血税をどう考えるか。
 鳩山、小沢両氏の政治資金問題を言うより、この20億円の税金を明らかにすることの方が重要だ。先月24日の名護市長選挙の結果にしても、平野長官は「斟酌しない」と言ったり、「法的措置」と言ったりと、鳩山総理を逆に窮地に追いやるかの様な発言をしていた。この上納問題にしても、平野長官の言動からは鳩山総理を守ろうとする姿勢が感じられない。本当に鳩山内閣、鳩山総理を守る気があるのか。
 また平野長官は、5日金曜日、閣僚の一人として、私の質問主意書に対する答弁書に閣議決済しているはずである。自ら決裁した答弁書をどう考えるのか。この点についても、平野長官の姿勢に強い疑問を感じる。
 この様な姿勢なら、私は国民の目線にたって、これからも質問していくしかない。「平野長官は人を軽く見ていますね」「鈴木さん、ビシバシ質して下さい」という声が寄せられる。
 小沢幹事長が18時から記者会見をした。
 その中で小沢幹事長は、鳩山総理と午前に会談した際、総理から「幹事長職に留まり、頑張ってほしい」と言われたことを明らかにし、幹事長職の続投を表明した。石川代議士については「本人が今選挙区に帰っているので、帰ってきてから相談したい」と答えている。
 現時点での、極めて賢明かつ冷静な物言いだと私は受け止める。小沢幹事長の今後の指導力に期待してやまない。


本日提出した質問主意書2件
bR0 検察庁による刑事事件の捜査に係る秘密保持の実態等に関する第3回質問主意書
bR1 検察庁における裏金問題について指摘した元大阪高等検察庁公安部長の発言に対する千葉景子法務大臣の見解に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年2月7日(日)

鈴 木 宗 男

 昨日の日記でも触れたが、5日に閣議決定された私の質問主意書への答弁書で、過去に外務省の機密費が官邸へ上納されていたことを政府は初めて認めた。このことについて、昨日の新聞は各紙一面で取り上げている。
 しかし今朝の報道番組では、この上納問題に触れたものはなかった。小沢幹事長や鳩山首相の政治資金問題に触れるのは結構だが、年間20億円もの外務省機密費、つまり国民の尊い税金が官邸に上納されていた、このことの方が深刻な問題ではないのか。こちらを明らかにすることこそが、政治の責任ではないのか。
 今日のテレビ番組を観て感じたのだが、あたかも裁判官や検察かのごとく振る舞うことが、国会議員の役目ではない。今、何が大事か。今、我々国会議員がなすべきことは何か。それは、国民生活を守る予算を、一日も早く衆議院を通過させ、参議院に送り、成立させることである。政治資金の問題については、その後ゆっくり時間をかけて整理すれば良い。
 そしてその際、与野党問わず、我々が考え、なすべきことがある。それは、企業・団体献金を禁止し、政党助成金の制度を廃止することだ。
 小沢幹事長や鳩山首相の政治資金問題を言うのなら、与野党の議員が等しく速やかに、このことを国民に約束し、実行しなくてはならない。これが我々国会議員に課せられた責務だと私は考える。
 国民の皆様、読者の皆様も、声を大にしてこのことを訴えて戴きたい。心からお願いするものである。
 釧路が誇る伝統芸能 蝦夷太鼓の昨夜の東京特別公演は、大盛会で終了した。特に、ベールイ・ロシア大使、オヴェチコ公使、シトリット・イスラエル大使、シュタンブク・クロアチア大使、グロブラー南アフリカ大使、レワニカ・ザンビア大使、アルール・モロッコ大使はじめカナダ、中国、ベトナム、モンゴル、ガーナの大使館関係者等、在京外交官の方々が沢山来られていた。皆さん、蝦夷太鼓の迫力に大いに感動されていた。改めて文化の持つ力の偉大さを教えられた思いだ。
 今日は北方領土の日。12時から、千代田区の九段会館での「平成22年北方領土返還要求全国大会」に衆議院外務委員長として出席する。
 今年の大会で特筆すべきは、鳩山首相のご挨拶である。これまでの大会で歴代首相は、事前に用意したペーパーをそのまま読み上げていたが、鳩山首相は自分の言葉で語りかけ、挨拶に「心」がこもっていた。
 鳩山首相は「政権交代をして、私には行いことが色々あるが、その中で最も行いことは、北方領土の返還である」と、力強く語っておられた。北方領土問題の解決に向けた鳩山首相の熱い思い、並々ならぬ決意が十分に伝わるものであった。
 また鳩山首相は、祖父の鳩山一郎首相のことに触れながら、問題解決に向けては色々なアプローチがあること、そして日ロが仲良くなり、お互いの信頼関係を強める必要があることにも触れられていた。そして、アジア太平洋において、ロシアは日本にとって重要なパートナーであると強く訴えていた。
 外交には相手がある。今日の鳩山首相のメッセージは、必ずやロシア側に伝わることだろう。
 17時から茨城県阿見町での、茨城3区選出の小泉俊明民主党代議士の後援会会合「小泉俊明と未来を語る会」にゲストとして出席。約一時間、政治とカネの問題、検察の暴走等について、私の思いをお話しさせて戴く。

2010年2月6日(土)

鈴 木 宗 男

 新聞各紙は一面で、外務省機密費の官邸への上納に関する答弁書のことを取り上げている。

・読売新聞   外交機密費 官邸に「上納」 現在は使用否定 政府が答弁書
・朝日新聞   機密費「かつて官邸へ」 外相、答弁書で上納認める
・毎日新聞   機密費上納 政府認める 内閣答弁書 過去に慣行
・日本経済新聞 外交機密費 官邸への上納 政府「あった」
・東京新聞   外交機密費 官邸に上納 認める 答弁書閣議決定 外相「現政権はなし」
・産経新聞   外交機密費 官邸へ「上納」 政府初認定、違法性は否定 (産経のみ5面)

 自民党時代、政府首脳、特に官房長官は、機密費の上納はないと答えている。

・外務省機密費の官邸への上納に関する福田康夫官房長官の発言

@2001年2月13日 衆議院予算委員会
 いわゆる上納という問題につきましては、これは何度も何度もそういうことはないというように申し上げておるわけでございまして、過去においてもそういうように答弁しておりますし、私もそういうふうに申し上げているわけでございます。
 ですから、調べるといってどういうふうに調べるか、こういうことなんでありますけれども、上納はないということでまずは御理解いただきたいと思います。(生方幸夫委員に対して)


A2001年3月8日 参議院予算委員会
 これまで何度も繰り返して国会で答弁させていただいておりますけれども、報道にありますいわゆる外務省の上納というものはございません。よろしいですか。(江田五月委員に対して)

B2001年11月21日 衆議院内閣委員会
 委員は、何か上納があってというようなこと、それを前提にしてすべて物語をつくり上げているような、そんなお話をされているようでありますけれども、これは私は、国会答弁でも再三申しておりますように、上納というものはないということで、その前提で話をしていただきたいと思います。(北川れん子委員に対して)

C2002年1月28日 衆議院予算委員会
 これは、そういうように経費が入り組んでいたということがあったわけですね。これを上納と言うかどうか、私どもは上納というふうに言っていない。要するに、経費の明細が、項目によって向こうで負担してもらうとかいうようなことがあった。そういうような事実があったということは確かでありまして、それは、現在と申しますか、十三年度から明確にして疑いのないようにするというように改めておるところでございます。(原口一博議員に対して)

D2002年1月30日 参議院予算委員会
 いわゆる上納というものがあることはありません。今までもね。(平野貞夫委員に対して)

E2002年2月18日 衆議院予算委員会
 明細をここに持ち合わせていないので、正確なことは申し上げられませんけれども、上納とかそういうものと絡み合わせて考えていただきたくないと思っております。(金子善次郎委員に対して)

 しかし今回、岡田外務大臣は明確に認めた。昨日閣議決定された答弁書には次の様に書かれている。

外務省の報償費に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

2006年3月10日の政府答弁書(内閣衆質164第117号)で、「外務省の報償費は、国の事務又は事業を円滑かつ効果的に遂行するため、当面の任務と状況に応じその都度の判断で最も適当と認められる方法により機動的に使用するために設けられている経費である。」との説明がなされている外務省の報償費、いわゆる機密費の定義について、昨年9月16日提出の質問主意書で問うたところ、同年10月1日の政府答弁書(内閣衆質172第18号。以下、「政府答弁書」という。)では「御質問の諸点については、新内閣の下でこれまでの経緯等を確認しているところであり、その結果も踏まえ適切に対処してまいりたい。」との答弁がなされている。右を踏まえ、質問する。

1.新内閣における、外務省における報償費のこれまでの経緯についての確認作業は、現在どの様な進捗状況にあるのか説明されたい。
2.かつて外務省において、報償費を首相官邸に上納するという慣行があったと承知するが、新内閣は右を確認できているか。
3.2.で、確認できているのならば、2.の慣行は何のために、また、いつからいつまで行われていたのか説明されたい。
4.2005年11月1日の政府答弁書(内閣衆質163第26号)では、外務省大臣官房会計課審査室について「外務省大臣官房会計課審査室(以下「審査室」という。)は、外務省組織令(平成十二年政令第二百四十九号)第二十二条各号に掲げる事務をつかさどる会計課にあり、報償費及び外務本省の交際費に関する事務を行っている。」との説明がなされているが、同室に報償費関連の文書が保管されているという事実はあるか、新内閣は確認できているか。
5.かつて報償費が、外務省における公務とは関係のない会食等、私的に流用された事実があり、その際にかかった費用、参加した人数等の詳細を明記した文書が同省大臣官房会計課審査室に保管されていると承知する。鳩山由紀夫内閣総理大臣、そして岡田克也外務大臣は、国民の税金が原資である同省の報償費について、右で挙げた様な不適切な使途の実例を徹底的に調査し、そのあり方を見直す考えはあるか。「政府答弁書」では前文で挙げた答弁がなされているところ、今次質問主意書において改めて質問する。

右質問する。

○ 答弁書

1から3までについて
 お尋ねの「報償費を首相官邸に上納するという慣行」の意味するところが明らかでないが、これまでの経過等を改めて確認したところ、かつて外務省の報償費が総理大臣官邸の外交用務に使われていたことがあったことが外務省において判明した。なお、現在は外務省の報償費が総理大臣官邸の外交用務に使われていることはなく、また、今後においても使われることはない。
4について
 外務省大臣官房会計課審査室は報償費関連文書を外務省文書管理規則(平成18年外務省訓令第16号)に基づき保管している。
5について
 これまでの経過等を確認したところ、お尋ねのような事例の存在は確認されなかった

 政権交代するとこうも違うのか。国民に真実を知らせるという意味で、現政権の姿勢を評価したい。
 今、国会では政治とカネの問題について自民党が色々と言っている。しかし、20億円ものお金を官邸に上納していたことを隠してきた自民党政権時代の責任の方が重いのではないか。
 小沢幹事長の政治資金の問題に触れるよりも、まずは自分達が政権の座にあった時、虚偽の答弁を繰り返してきたことについて、国民に明確な説明責任を果たすのが先ではないのか。
 これからも私は情報の透明性確保、情報開示に向けて、更に努力して参りたい。今までの政府・役所のお金の問題について、質すものは質して行きたい。
 12時から帯広市で新党大地・鈴木宗男後援会 帯広十勝支部の新年交礼会を開く。石川知裕代議士のこと、検察の説明責任の不足等、私の考えを話し、理解を得る。
 今日の交礼会でも、石川代議士を支えていくことで、出席者の全会一致での決議をさせて戴いた。
 15時15分帯広発で東京に戻り、18時半から蝦夷太鼓東京特別公演に足を運ぶ。
 釧路が誇る伝統芸能であり、この蝦夷太鼓を育ててきたのが私の初代後援会長の石田榮一さんである。東京での初公演も、見事盛会里のうちに終了し、改めて石田榮一さんの、今日までの功労を讃えるものである。
 これからも私なりに、蝦夷太鼓を守り育てていきたい。

2010年2月5日(金)

鈴 木 宗 男

 小沢幹事長不起訴、石川代議士ら3人起訴がテレビ、新聞等のメディアが大きく取り上げている。
 その中で、「検察は国民に説明を 土地購入原資明示せず」という東京新聞1面記事に目がとまる。読者の皆さんにも、是非とも冒頭部分に目を通して戴きたい。

 東京地検特捜部は石川知裕ら3人を起訴 小沢一郎民主党幹事長を不起訴として、小沢氏の資金管理団体をめぐる捜査を終結した。特捜部長は『土地購入の原資の隠ぺいを図った犯罪だ』と明言しながら、原資を明示しなかった。事件の核心部分を公表せず、『実質犯だ』と事件の悪質性を強調しても、これでは国民の納得は得られまい。

と書かれている。
 佐久間特捜部長は記者会見で、「原資は解明できたのか」との問いに、「原資が何も分かっていなければ、起訴とならない。(土地代金の原資となった)4億円は、陸山会の前に一度、小沢議員に帰属している。どういうカネかは公判で明らかにする」と答えている。「この4億円は、一部はゼネコンからのものか」との問いに、「それは言えない」と答えている(読売新聞31面より)。
 ゼネコンからの不正な金、裏金だとさんざんリークし、報道させておきながら、なぜこの点を明らかにできなかったのか。一方的な頭づくりで、間違った情報、先入観でスタートしたのではないか。
 起訴された石川議員は昨夜、弁護士を通じ、次のコメントを出している。

 一部に報道されるような不正な資金を受け取ったことは断じてないことを誓います。

 石川議員はここまではっきりと言い切り、小沢幹事長もゼネコンからの不正なお金は受け取っていないと終始断言してきた。これについての説明を検察がしないところに、検察に対する不信感が募ってくるところである。
 検察官といえども神様ではない。間違った判断、思いこみもあるだろう。
 ここは潔さを示し、説明責任をしっかり果たして戴きたい。何よりも、検察官である前に人間としての心をもって、その職責を全うしてほしいものである。
 河上和雄元東京地検特捜部長・最高検公判部長は、「今後も臆せず政界捜査を」と、読売新聞10面で語っている。
 特捜は政治家を捜査するためにあるのか。何を考えているのかと言いたい。
 この様な頭づくりだから冤罪が起きるのである。この河上某(なにがし)は、私が逮捕される直前もその後も、「鈴木は選挙区では人気がない。政治家としての復活はない」と、テレビで堂々と言い放っていた。お会いする機会があるならば、何を基準に、何を基に、何の資格で、公の電波でそんなことを言うのかとお尋ねしたいものである。
 民主主義は信用、信頼関係が一番である。権力を背景に、権力をカサに着て生き、今もそれにすがって生きている者と、額に汗し、声なき声を背に生きてきた者との差を感じながら、思い上がって生きている者と、叩かれながらも正直に生きている者と、どちらの人生が良かったのか、お天道様が見てくれているとしみじみ思うものである。
 もう一点、今日の新聞で指摘したいことがある。
 今日の産経新聞1面に、近藤豊和社会部長の「ほくそ笑むのはまだ早い」という見出し記事がある。その最後の方に、次の様に書かれている。

 小沢氏の不起訴の観測が一気に拡大した2日夜。小沢氏側関係者たちは早くも「勝利宣言」をあちこちでし始めていた。この日昼、衆院本会議場で鈴木宗男衆院議員とほくそ笑む小沢氏の姿を報道各社のカメラがとらえていた。

 この社会部長にお尋ねしたい。あなた達が産経新聞誌上で、水谷建設から小沢幹事長へお金が行っていた書いたことは正しかったのかと。

○産経新聞の見出し例
・水谷建設から「裏献金」の3日後 石川容疑者 5000万円口座へ   (1月17日付 29面)
・水谷建設元経理幹部 「裏金1億円用意」 小沢事務所あてと指示    (1月26日 23面)
・水谷建設裏献金 授受現場に同席者 「紙袋渡すの見た」証言      (1月27日付 27面)

 上の見出しに見れば明らかな様に、産経新聞は裏付けのとれないリークを鵜呑みにし、最初から「小沢たたき」のスタンスであった。間違いは間違いであったと、潔さを見せるべきではないか。それから、批判するならば批判すれば良い。自分達のフライング、ミスは棚におき、すり替えの議論をするのはもってのほかである。
 今回の事件によって、同じ会社であっても政治部と社会部の価値観は全く違うものであることを、改めて知るものである。お互い冷静に見つめていきたいものだ。
 17時50分、保釈された石川代議士から連絡が入った。とても元気な声で安心した。
 その話の中で石川代議士は、「水谷建設の人がいれば、ぶん殴ってやりたい」と、水谷建設関係者が検察の誘導に乗っていい加減な証言をし、調書を作られ、大変な目にあったことを憤っていた。また、「頭からウソ話を信じ込み、それに乗り、取調べをした検事もとんでもない」とも言っていた。
 密室での取調べ、しかも虚偽の自白を強要する検察のやり方は私も8年前に経験しているので、石川代議士の気持ちが良くわかる。改めて、個々は検察の名誉のためにも、取調べの全面可視化が必要であるとしみじみ思うものである。


本日提出した質問主意書2件
bQ8 検察庁における調査活動費の裏金流用疑惑に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書
bQ9 大阪地方検察庁特別捜査部における取調べを記録した文書の廃棄に関する質問主意書

本日受領した政府答弁書6件
bP3 検察庁における裏金問題について指摘した元大阪高等検察庁公安部長の発言に対する千葉景子法務大臣の見解に関する質問主意書
bP4 日本航空の再生に対する鳩山由紀夫内閣の取り組みに関する質問主意書
bP5 沖縄県名護市長選挙の結果を受けた内閣官房長官の発言に関する質問主意書
bP6 検察庁による刑事事件の捜査に係る秘密保持の実態等に関する再質問主意書
bP7 外務省の報償費に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bP8 検察官適格審査会に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年2月4日(木)

鈴 木 宗 男

 横綱朝青龍が今回の暴行事件の責任をとって、現役引退した。
 これまでの数々の不祥事、品格を疑われる素行等を踏まえての決断だと思うが、いざ辞めるとなるとさみしい気もする。高砂親方がしっかり指導監督していれば朝青龍も変わっていたのではと考える時、残念でならない。
 朝青龍はケジメをつけたが、高砂親方に対して日本相撲協会はどういう責任を取らせるのか、しっかり注視して行きたい。国技大相撲を守り、発展させるためにも、良き伝統、文化を維持していく上でも、相撲協会は高砂親方のいい加減な姿勢をきちんと精査し、処分すべきではないか。
 石川代議士関係の捜査について書かれた週刊朝日2月12日号の記事について、東京地検が抗議をしたという記事がある。

 東京地検、週刊朝日に抗議 石川議員捜査の記事
 東京地検は3日、衆院議員、石川知裕容疑者(36)らが逮捕された収支報告書虚偽記入事件を扱った週刊朝日2月12日号の記事について「まったくの虚偽だ」として、山口一臣編集長あてに抗議文を送ったことを明らかにした。検察当局が捜査関連記事で出版元に抗議するのは異例。
 記事は「子ども“人質”に女性秘書『恫喝』10時間」の見出しで、ジャーナリスト上杉隆氏が執筆。
 関係者の証言として、特捜部が1月26日に石川容疑者の女性秘書をだまして事情聴取に呼び出し、「主人に電話をさせてほしい」、「ダメだ」などとやりとりがあった、と報じた。
 山口編集長は「記事は丁寧な取材を重ねたもので、自信を持っている」とコメントしている。
(2月4日日本経済新聞35面)

 法務省、東京地検に言いたい。だから取調べや聴取の全面可視化が必要なのだと。可視化されていたなら、間違いなく正確で公正、公平な記事が書かれる。併せて検察の名誉も守れるのではないか。全面可視化をすれば、検察がいちいちクレームを付ける必要もなくなる。「事実は小説より奇なり」なのである。
 法務省、東京地検よ。ここは一緒になって、全面可視化に向けて行動しようではないか。
 東京地検特捜部は夕方、小沢幹事長を不起訴、石川代議士、大久保秘書、池田元秘書を起訴したと発表した。
 小沢幹事長は一貫して、「法に触れることはしていない。やましいことはない。ゼネコンから不正なお金はもらっていない」と強調していた。その通りだから、不起訴になったのである。小沢幹事長の発言が正しかったことが証明された。
 「幹事長を辞任せよ」とか「責任を取れ」などと言った人達は、どんな反省をするのだろうか。逆に大臣を辞めるくらいの責任をとってもらいたいものである。
 もらってもいないお金を、あたかもゼネコンからもらったかの如く、連日「関係者によると」と報道した社会部の記事は何だったのか。報道は真実を国民に知らせるのが一番である。裏付けのとれないリークをそれぞれ受け止め、報道した姿勢は、今後しっかり検証されるべきである。
 8年前、「ムネオハウス」、「北方領土ディーゼル発電供与」、「アフリカODA」などと、私は外務省、検察のリークで、天下の悪役に仕立て上げられ、「なぜ鈴木を捕まえないのか」という世論を作られた。
 リークにより世論を誘導し、検察のシナリオ・ストーリーに沿って事件が作られる。検察の暴走は恐ろしいものだ。
 私は経験者として、国民、読者の皆さんに訴えたい。被疑者は勿論、参考人、証人になる人達の全面可視化を図ることが、冤罪をなくす唯一の方法なのであると。今回もどんな取調べであったのか、次第に明らかになることだろう。


本日提出した質問主意書2件
bQ6 国会議員の活動に対する内閣官房長官の見解に関する再質問主意書
bQ7 東京地方検察庁特別捜査部による報道機関への取材拒否等に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年2月3日(水)

鈴 木 宗 男

 米国におけるトヨタ自動車のリコールが騒動になっている。
 しかしこれも、そもそもの経過を辿れば、アメリカでの現地法人において生産されたものではないのか。1980年代、アメリカとの貿易摩擦が問題になった時、それを少しでも和らげるべく、アメリカにおける雇用等、トヨタがアメリカに配慮して現地法人を使うことにしたという経緯がある。今回は、むしろこれが仇とでた話ではないのか。
 今回のリコール騒動は、アメリカの自動車会社が何かしら意図的にトヨタ叩きをしているものではないのかという声も聞こえてくる。
 また視点を変えれば、国内生産では問題ないがアメリカ産に不具合があるということは、逆に日本の技術が如何に高いかを物語っていることでもある。不具合に対して迅速な対応をすることは当然だが、ここはトヨタは自信を持って、事に当たって戴きたい。同時にアメリカには、普段から自分達が誇りとしている、真の民主主義の姿を見せてほしいものだ。
 石川知裕代議士や小沢一郎民主党幹事長の秘書の勾留期限を明日に控え、起訴されるか否かをめぐり、報道がにぎやかさを増している。しかしこれは、予見を挟んだり、勝手な思惑をもって報じることではない。静かに見守ることが、公正、公平であるべきメディアの役割ではないのか。
 決して先を競う様な話ではなく、冷静に、出された結果を報じることが一番大事なことである。真実を報道するという原点だけは忘れないで戴きたい。何かしら作られた報道を危惧するものである。
 石川代議士と面会した弁護士より、ご本人の様子等を知らせて戴いた。何よりも元気でおられることに安心する。堂々と信念を持って、検察の誘導、誤導に乗らず、真実を明らかにして戴きたいと、私自身国策捜査に遭った者として、心から願うものである。


本日提出した質問主意書2件
bQ4 検察庁による事情聴取のあり方に関する質問主意書
bQ5 いわゆる足利事件で容疑者とされた人物への取調べの様子を録音したテープの公表等に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年2月2日(火)

鈴 木 宗 男

 小沢一郎民主党幹事長が昨日の定例記者会見で、「私自身が刑事責任を問われることになれば、非常に責任は重いと思う」と述べたのに対し、メディアの書きぶりは「進退に言及」「刑事責任問われれば辞任」と、過激なものになっている。
 「法に触れることはしていない。やましいことはない。秘書を信じている」と、小沢幹事長は一切ぶれていない。この前提での話を、すぐ先走りする様な書き方は、一方的で間違った判断ではないか。
 読者がストレートに見出しを読めば、「小沢幹事長は辞めるのか」と受け止めてしまう。誤解を与えかねない表現は極力避けるべきでないか。
 昨日、直接小沢幹事長と様々な意見交換をしたが、「自分に与えられた職責はしっかり果たしていく」と、確固たる信念を持っておられた。極めて意気軒昂(いきけんこう)である。
 ここは淡々と静かに見守っていくことである。評論家よろしく、国会議員が予見を持って勝手な前提を付けて話すことではない。一部に見られる跳ね上がり的な発言は慎むべきである。
 8年前、私について「ムネオハウス」、「北方領土ディーゼル発電」、「アフリカODA」等で捕まるなどの間違った情報と検察のリークを基にした話で、私を散々批判した人達が、今回も同じ様なスタンスで小沢幹事長を見ているのならば、それは大間違いである。冷静な頭作りが必要だ。私の8年前のことを検証すべきである。
 本日の衆議院本会議で、公明党の井上義久幹事長が質問の中で「政治とカネ」に触れ、過去に鳩山首相が「秘書のやったことは政治家の責任だ」と繰り返し述べていたことを指摘したのに対し、鳩山首相は「過去の発言に対し弁明するつもりはない」と答え、更に自分の親からの資金提供については「私腹を肥やしたとか、不正に蓄財したことはない」と答えている。
 人間誰しも神様ではない。言い過ぎもあれば、その時の状況での物言いもある。野党であればその立場での発言、発信も必要だったことだろう。
 「首相になってからも、昨日言ったことと今日言ったことが一日で変わっている発言がたくさんある。それなのになぜ、『秘書のやったことは政治家の責任だ』という発言については、率直に『当時の立場と今は受け止め方が違う』と国民に説明しないのか」といったFAXが私の所に届く。なるほどと思いながら、やはり国民はよく見ているものであると感じる。
 こうした国民の声なき声にも耳を傾けることを、「友愛」を掲げる鳩山首相の基本的な姿勢にしてほしいものである。
 東京は昨夜からの雪で、一面銀世界である。何年かぶりに積もった雪を見ながら、自然の摂理の尊さを感じる。
 故郷の人はじめ北海道の人はどうしているかと思いながらの、今日一日であった。


本日提出した質問主意書2件
bQ2 横綱の暴行騒動に係る日本相撲協会の対応に対する文部科学省の見解に関する質問主意書
bQ3 外務省報償費の官邸への上納に係る外務大臣の認識に関する質問主意書

本日受領した政府答弁書4件
bX いわゆる足利事件で容疑者とされた人物への取調べの様子を録音したテープの公表等に関する質問主意書
bP0 国会議員の活動に対する内閣官房長官の見解に関する質問主意書
bP1 東京地方検察庁特別捜査部による報道機関への取材拒否等に関する質問主意書
bP2 いわゆる足利事件で容疑者とされた人物の取調べを担当した元検察官による謝罪に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年2月1日(月)

鈴 木 宗 男

 日本相撲協会の理事選挙で、意を決して立候補した貴乃花親方が見事当選する。二所一門、立浪一門から造反があった結果と報道されているが、劣勢だった貴乃花親方に投票した人の勇気を買いたい。
 日本相撲協会は、閉鎖的で旧態依然の一門意識で、国技相撲をどうするのかという理念、考えもなく理事を選んできたことを、この際反省すべきではないか。新理事体制の下、高砂親方の処分、朝青龍の責任の取り方について、国民にわかる形で整理すべきである。
 文部科学省も相撲協会を所管する官庁として、相撲協会を厳しく指導監督すべきである。速やかな結論を待ちたい。
 本会議終了後、小沢幹事長と会い、諸々について意見交換する。小沢幹事長は泰然自若(たいぜんじじゃく)、堂々としていた。
 さすがと思わせる、様々な人に対する配慮、心配があった。雑音を立てている人についても、小沢幹事長は意に介していない。
 全てが私と同じ認識であり、淡々と幹事長職をこなしている姿に、変わらざる信念で参議院選挙での必勝を考えていることが伝わってきた。有意義で実りある話ができ、満足である。
 衆議院本会議で自民党の代表質問があったが、与党から野党に変わるとこうも卑屈(ひくつ)になるものかと、若干(じゃっかん)心配である。健全な政党政治を実現するためにも、大所高所の心を持たなければとつくづく感じた。
 これからの国会質疑を注視したい。


本日提出した質問主意書2件
bQ0 政治資金規正法違反容疑による現職国会議員の逮捕に関する再質問主意書
bQ1 検察庁等による刑事事件の捜査に係る情報の漏えいの有無に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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