ムネオ日記
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2010年3月31日(水)

鈴 木 宗 男

 6時25分羽田発で沖縄に向かう。衆議院外務委員会としての普天間飛行場移設問題の現地視察である。
 キャンプシュワブに行き、辺野古沖にある現行案のV字型の場所、現在言われている陸上案の想定場所を見る。
 キャンプシュワブの南沿岸部を埋め立てるV字型の場所を見ると、目の前に青く、きれいな海がひろがっている。ここを埋め立てるのは自然への冒涜ぼうとくであり、とんでもないことだと直感的に思う。私としては、現行案はとても受け入れられるものではないと考える。
 午後うるま市役所に行き、島袋俊夫市長、西野一男市議会議長はじめ議会関係者、赤峰組合長はじめ漁業関係者、そして昨日照屋寛徳代議士から要請のあった市民協議会の皆さん方との意見交換会。その後浜比嘉島、ホワイトビーチを視察する。
 ここに巨大な人工島をつくり、3600メートルの滑走路2本、航空自衛隊や那覇港湾施設を移設するという壮大な計画だが、10年も15年もかかる話だ。同じく、もずく漁を生業なりわいとする漁業者の納得、理解は得られない。
 また、辺野古と同様できれいな青い海を埋め立てることに、私は反対である。普天間飛行場の2倍もの面積の海を埋め立てるのは、どう考えても自然破壊である。市長、市議会、漁協関係者、市民協議会の皆さんの声を十分尊重しなくてはいけないとつくづく思う。
 夕方県庁に行き、仲井真知事、高嶺県議会議長、議会関係者と意見交換。仲井真知事も立場上大変な状況にあり、同情に値する。県議会も反対決議をし、明確なスタンスで沖縄の声を代弁した。
 政府はしっかり腰を据えて、裂帛れっぱくの気合いで取り組まないと大変なことになる。これまで政治家として沖縄問題、安全保障問題に取り組んでこなかった人が、たまたまポストについたからと言って、的な発想で普天間移設問題に取り組んだところで、結果は出せない。
 鳩山首相を全身全霊で支えるべく、官房長官、外務大臣、防衛大臣は心してほしい。特に官房長官はしっかりと戦略、戦術をもって、この普天間移設問題を進めて戴きたい。
 基地があった方がいいか、ない方がいいかと問われれば、私もない方が良いと答える。しかし同時に、日本、そして極東、世界の平和と安全、「世界の中の日本」から「世界に責任を持つ日本」として、日本が果たすべき役割もある。トータルで考えるのが政治の責任である。私は沖縄県民の思い、心を大事にして、最終決着が図られるよう、協力して参りたい。
 今回は良いタイミングでの沖縄訪問であった。沖縄の皆さんの声を、責任を持って代弁していくことをお誓いしたい。


本日提出した質問主意書2件
bP02 取調べの全面可視化に対する千葉景子法務大臣の見解に関する再質問主意書
bP03 竹島問題に対する鳩山由紀夫内閣の姿勢に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年3月30日(火)

鈴 木 宗 男

 日本時間29日午後、モスクワで連続テロが起きた。38人が死亡したと朝刊に出ている。
 テロの脅威はロシアに留まらず、世界中どこでも起きる可能性がある。各国が連携して情報を共有し、協力関係を密にしていくしかない。犠牲になられた皆様のご冥福をただただお祈りするものである。
 岡田外相がゲーツ米国防長官と会談し、普天間飛行場の移設問題について「すべての可能性がある」と、選択肢に幅を持たせる言い方をしている。正しい、真っ当な考えである。
 北澤防衛省が26日、仲井真弘多沖縄県知事と会談した際、「現行案は極めてゼロに近い」と明言したと報道され、平野官房長官はホワイトビーチ沖の埋め立て案に関心を持っていると報道されている。
 関係閣僚がこの期に及んでバラバラの発言をすべきではない。5月末までに決着すると鳩山首相が言った以上、最終的にどこに決めるか、水面下でしっかり関係者が詰めるしかない。岡田外相が「全ての可能性がある」と対外的に言ったことは、問題解決に向けての見識ある発言だ。
 明日、外務委員会として沖縄に行き、キャンプシュワブ、ホワイトビーチを視察し、仲井真知事、嶺善伸県議会議長はじめ議会関係者、そしてうるま市では市長はじめ関係団体の皆さんにお会いする。皆さんの声をお聞きし、皆さんの思い、心を受け止め、沖縄の問題解決への環境整備に少しでも役に立ちたいものと考える。
 昨日は在京米国大使館の高官、今日は沖縄選出の社民党照屋寛徳代議士の訪問を受け、様々なご意見を伺うことができた。それぞれ参考にして参りたい。
 それにしても、平成9年12月、私が橋本内閣で沖縄担当大臣であった時に、当時の比嘉名護市長が大変な決断をして、名護市への受け入れを表明してくれたことが想い出される。あれから12年、この間政治がなかったとつくづく思う。沖縄の皆さんに申し訳ない気持ちで一杯だ。
 先の大戦における、沖縄での筆舌に尽くしがたい凄惨な歴史を考え、戦後65年、沖縄が日本の、いや、極東と世界の平和と安全に貢献してきた厳粛な事実を踏まえ、あわせて今の極東情勢、国際関係を直視する時、今しばらく、沖縄に平和への貢献をお願いするしかない。同時に、米軍基地の整理縮小、統合を確実に果たして行かなくてはならない。
 その一番が普天間飛行場の除去であることをご理解戴けるよう、私なりに汗をかいていきたい。
 16時過ぎの飛行機で千歳に向かい、18時半から苫小牧市で私の後援会で講演。21時過ぎの千歳発の便で帰京する。
 明日は6時25分羽田発沖縄行きの一便である。
 選抜高校野球、北海道代表の小樽北照高校が2回戦を突破し、ベスト8進出を果たす。
 7回3点を先攻した北照だが、その裏にすぐさま同点にされる。そして迎えた9回、2点を勝ち越す。ところが9回裏1点を返され、あわやという場面を迎えたが、何とか逃げ切った。
 見事な試合運びで、北海道球児を代表する意地、根性、粘り、そして闘志を見せてくれた好ゲームだった。同時に、九州代表の自由が丘高校の健闘もたたえたい。
 いよいよ明日は準々決勝、ベスト8。必勝の信念で頑張ってもらいたい。


本日提出した質問主意書2件
bP00 検察官による取調べの実態及びそれに対する法務省政務三役の認識等に関する質問主意書
bP01 検察官による違法な取調べの様子を記した著書に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年3月29日(月)

鈴 木 宗 男

 朝の便で鳥取から戻り、10時半から鳩山首相とお会いする。
 多岐に渡り意見交換をしたが、鳩山首相は淡々と余裕の表情で、私の話に耳を傾けて下さった。色々報道されているが、総理の胆力たんりょくは相当なものだ。日本のトップリーダーとしての雰囲気は、増すことはあっても心配することは何もないと感じる。段々と反転攻勢に向かっていくことだろう。
 16時半から小沢民主党幹事長とお会いし、ご指導を戴く。小沢幹事長の泰然自若たいぜんじじゃくとして動じないそぶりは、安心感がある。日本を守るお二人にお会い、ホッとした思いである。
 まもなく4月、新しい年度が始まる。23年度予算の概算要求に向けて、鳩山内閣、政権交代しての初めての予算案になっていく。これからが本格政権、与党という思いをしっかり持って、連立三党は行動していかなくてはならない。
 新宿厚生年金会館が3月31日をもって閉館になるので、松山千春さんが最後のコンサートを行う。
 東京フォーラムができる前はいつも新宿厚生年金会館でのコンサートだった。私も30年前から駆けつけていたので、想い出のある場所だ。
 月日の流れを感じながら、松山さんの心に触れるトークに、しばし安息の時間を戴いた気持ちだ。
 「厚生年金会館、ありがとう」と、心の中で叫ばせて戴く。
 フィギュアスケート世界選手権は、男子は高橋大輔、女子は浅田真央選手が優勝し、男女とも日本人選手が世界一に輝く。特に浅田選手は、韓国のキムヨナ選手を破っての金メダル。バンクーバーオリンピックの雪辱を果たした浅田選手の頑張りを讃えたい。
 それにしても、フィギュアスケートは男女とも日本人が世界のトップレベルである。明るい話題に嬉しく思う。「日本人ここにあり」の想いで一杯だ。


本日提出した質問主意書2件
bX8 竹島問題に対する鳩山由紀夫内閣の基本的認識に関する質問主意書
bX9 外務省沖縄事務所職員が私費で写真展を主催したことの是非に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年3月28日(日)

鈴 木 宗 男

 日曜日午前中の報道番組では、郵政改革、普天間問題、鳩山政権が話題になっていたが、評論家よろしく、国益の観点での話が少ないと感じる。また、鳩山内閣の閣僚間で、「俺が、俺が」の意見が多すぎる。
 例えば郵政改革でも、担当の亀井大臣が発表されたことで意見の違いがあるのなら、水面下で調整すべきであり、表で議論する話ではない。司々つかさつかさの人の立場を尊重しながら、最大公約数に向けてお互い話し合うのが普通である。
 表で、しかも担当でない閣僚が喧嘩を売る様な議論をするのは、慎まなくてはならない。そこに鳩山首相の指導力云々と言われると、首相の立場もなくなってしまう。
 鳩山首相から指名された国務大臣だ。鳩山首相を一番に考えて、発言、行動しないと、内閣がバラバラになっている印象を与えてしまう。この点、チームワーク、チームプレーを大事にする高校野球を見習ってほしいものである。
 普天間問題にしても、総理が5月までに決着すると言ったのだから、それに向けて最善を尽くすことだ。余計なことを言うべきではない。事前に移設先、訓練地が外に出ると、まとまるものもまとまらなくなる。
 何よりも、沖縄の皆さんの思い、心をしっかり踏まえてやっていかなくてはならない。今まで沖縄問題と相対してきた経験のない人が、沖縄の「ゆいまーる精神」を十分頭に入れないで勝手なことを言っているところが、問題解決への大きなハードルになっていると私は思う。
 ここは鳩山首相を中心に、チームプレーに徹することが今一番求められていることを、各閣僚は認識すべきである。
 甲子園選抜高校野球、北海道代表の小樽北照高校が一回戦を突破する。北海道民にとって何よりの明るいニュースだ。明後日の2回戦も勝ち抜いてほしい。
 駒大苫小牧高校以来、北海道勢の上位進出はないので、今年の北照高校の大活躍を祈念する次第である。
 朝8時の便で関空へ飛び、車で和歌山に行く。11時から友人の息子さんの結婚披露宴に出席し、お祝いを述べ、12時50分関空発で羽田に戻る。
 15時55分発の鳥取行きに乗り、民主党川上義博参議院議員の依頼で、18時半から鳥取市長選候補の応援。
 和歌山から鳥取に行くには、一旦東京に戻った方が時間的にロスがないので、関空往復、鳥取行きになった次第だ。便利と言えば便利だが、移動する者としてはなかなかキツイものがある。
 天気が良く、日程を予定通りこなすことができて良かった。

2010年3月27日(土)

鈴 木 宗 男

 無実であるのに刑務所に入れられ、尊い人生の大事な時を失った菅家利和さんが、昨日完全無罪を勝ち得た。「真っ白な無罪です」と語る菅家さんの、晴れ晴れとした何とも言えぬその表情に、心打たれた人は多いことだろう。
 記者会見で裁判長は心から謝ってくれたと満足しているものの、検察、警察に対しては強く憤っている菅家さんの気持ちが伝わってくる。起訴した検察官が公判で謝らなかった姿を見て、多くの国民が「人間として失格だ」、「こんな人間が検察官だったのか」と憤っていることを、検察関係者はどう受け止めるだろうか。警察の取調べ、捜査にチェック機能を果たすべき立場の検察が、その役割を果たせなかった事実を、何と心得るのか。
 菅家さんは「苦しむ人を助けたい」と話している。冤罪に遭い、検察、警察の権力に人生を奪われた人が沢山いる。私も検察の「鈴木ありき」のシナリオ・ストーリーに、天国と地獄を見た一人だ。
 菅家さんと一緒になって、権力にうちひしがれた人達に、「人生、生きていれば良いことがある。人生、生きていれば逆転もある」としっかりメッセージを送って行きたい。
 菅家さんの弁護人を務めた佐藤博史弁護士は、私の弁護人でもある。佐藤弁護士の人権を守る熱意、努力にも心から敬意を表したい。
 先行き不透明で、何となく夢、希望を語れない今の社会に、菅家さんが今回完全無罪を勝ち得たことは、一筋の光明を与えてくれたものと、喜ばしく思う。
 冤罪をなくすための第一歩として、取調べの全面可視化の実現に向け、更に更に努力しなければと決意するものである。今回の判決を受け、全面可視化に反対する検察、警察は、意識改革をすべきでないか。
 全面可視化がされていれば、菅家さんの冤罪は防げたのである。強圧的に自白を迫り、また誘導し、自分達に都合の良い調書を作る検察のやり方が、今回改めて明らかになった。人間として失ってはいけない「心」を、是非とも検察官等しく考えてほしいと願うのは、一人私だけではないだろう。
 秋田に行き、京野きみこ代議士の「新春の集い」に出席し、ゲストとして講演。
 今年に入り、民主党代議士から声がかかるのは8人目だが、前途ある若い代議士に、政治の道に少し先に入っている者として、政治家のあるべき姿を伝えていきたいと思う。政治家が勇気や誇りを失い、信念をなくしたら、退場すべきだと。「百万人いえどとも我行かん」の高い志と、豊かな心を持って生きることを伝えていきたいと考える。

2010年3月26日(金)

鈴 木 宗 男

 郵政改革法案について、鳩山首相と亀井大臣の言いぶりがメディアに扱われている。
 「首相了承」、「了解ではない」とのやり取りだが、大した話ではない。23日に亀井大臣が首相に電話したことは事実なので、後は受け止めの問題だ。この点だけで「言った」「言わない」の議論をするのは、生産性のある話ではない。きちんと話し合えば済むことである。
 こうした話を面白おかしく扱うと、国民に間違った受け止め方をされてしまう。報道的には好ましくないのではないか。
 東京新聞に毎週金曜日に掲載されている、佐藤優さんの連載コラム「佐藤優の霞が関ウォッチング」、今日は次の様な内容となっている。

 密約で情報操作か 「吏道」に従い真実語れ

 3月19日に行われた衆議院外務委員会の参考人招致で、東郷和彦元外務省条約局長が、外務省が密約関連文書を破棄した可能性を示唆した。同日午後5時ごろ、岡田克也外相から東郷氏の携帯に電話がかかり「去年12月4日、東郷さんが有識者委員会に提出した(密約関連文書の)リストと意見書を公表してよいか」と了承を求めた。東郷氏は「異存ありません」と応えた。筆者と東郷氏の間にこんなやりとりがあった。
 佐藤「奇妙な電話ですね。何で公表について東郷さんの了承を求めてきたのでしょうか。有識者委員会の席で、外務省にリストと意見書を渡したんでしょう」
 東郷「そうだ。3人の学者に同席していた外務省のノートテイカー(記録係)が『私にもください』と言ったので渡した。これで僕がもっている資料を外務省と日本国民に返したという認識も明確に示した」
 外務官僚は悪知恵がよく働く。東郷氏のリストと意見書を公表すれば、外務省が公表した文書にそれらの一部が含まれていないことが明らかになり、公文書堙滅いんめつ疑惑が生じる。
 それを阻止するために「東郷のリストや文書は、たいした意味がありません」と岡田外相を情報操作したと筆者は見ている。参考人招致の後は「東郷の了承がないとリストと意見書を公表できない」と、責任を東郷氏に押し付ける情報操作をしたのであろう。
 重要なのは、真実を国民の前に明らかにすることだ。東郷氏から密約関連文書の「赤いファイル」5冊を引き継いだ谷内正太郎氏が、衆議院外務委員会で真実を述べることが重要と思う。筆者は谷内氏をとても尊敬している。それは、鈴木宗男氏が自民党の有力政治家として「唯一の外交族」と見られた時期にも、鈴木氏におもねらない数少ない外務省幹部だったからだ。
 それだから、鈴木氏は「谷内はしっかり者だ」と高く評価したのだ。田中真紀子元外相にも谷内氏は信頼されたが、それを自己の栄達のために用いるようなことはしなかった。そして、谷内氏は2002年の鈴木宗男バッシングにも加わらなかった。
 谷内氏には特定の政党や政治家に阿ることをせず、日本国家に対してのみ忠誠を誓うという「吏道」がある。それだから、筆者は谷内氏が参考人招致に応じると見ている。

 さすが佐藤さんである。
 私は国民の声、思いは、真相解明にあると考える。その国民に応えるのが、立法府にいる私どもの役割であることを、しっかり踏まえて対処していく。
 3月19日、外務委員会で核・沖縄密約に関する参考人質疑を行ったが、2回目は4月2日(金)9時から行うことで委員会決議をする。参考人は次の通りである。

 ・ 我部政明琉球大学文学部教授
 ・ 春名幹男名古屋大学特任教授(「密約」有識者委員会委員)
 ・ 坂元一哉大阪大学教授(「密約」有識者委員会委員)
 ・ 新原昭治氏(国際問題研究者)

 有識者委員会のメンバーであった方もおり、皆さん経験豊かな学者さんである。
 4月2日は、実りある質疑が行われるものと期待している。
 1990年逮捕され、無実の罪で17年半も服役を余儀なくされた菅家利和さんの無罪が確定した。17年もの間、自由を奪ったことを検察はどう反省するのか。このことを考えただけでも、取調べの全面可視化をしなくてはならないと感じる。可視化に反対する法務省、検察は、今回のこの決定を重く受け止め、全面可視化実現に向けての作業を加速するべきである。
 私は更なる国民世論の喚起を図っていく。


本日提出した質問主意書2件
bX6 東京地方検察庁による事情聴取のあり方について報じた週刊誌記事に対する同庁の抗議及び法務省政務三役の説明に関する再質問主意書
bX7 いわゆる足利事件で容疑者とされた人物の取調べを担当した元検察官による謝罪に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年3月25日(木)

鈴 木 宗 男

 昨日の外務委員会理事会で、核・沖縄密約問題に関する今後の参考人質疑について理事協議をした。そのことについて、今日の毎日新聞が触れている。

 谷内前次官質疑 自民が難色示す 衆院委・密約「破棄」

 日米間の「密約」重要文書の一部が破棄されたと指摘された問題で、衆院外務委員会は24日の理事会で、東郷和彦元外務省条約局長から文書を引き継いだとされる谷内正太郎前事務次官の参考人質疑を行うかどうかを協議した。鈴木宗男委員長が招致に積極姿勢を示したが、自民党が「外務省の調査が大事だ」と難色を示し、平行線に終わった。4月上旬に外務省有識者委員会の坂元一哉大阪大大学院教授、春名幹男名古屋大大学院教授ら4人から意見を聞くことでは合意した。【野口武則】

 この記事を見た多くの人から、「鈴木さん、何をやっているのですか。国会で事実を解明するのは当たり前でしょう。当たり前のことをなぜしないのでしょうか」、「『日本政府の説明は、嘘を含む不正直なもの』と報告書に書かれているのに、なぜ関係者を呼ばないのでしょうか」といった厳しい声が寄せられる。私は国民目線に立って対応しているのだが、私が弱腰の様に見られている。
 国民の知る権利からも、更に、官僚が密約について大きな役割を果たしてきた事実からも、国民から選ばれた立法府の一員である国会議員は、与党も野党もなく、ここはしっかりと国民に真実を明らかにする責任を負っていると私は考える。
 私は、国民の声に応えるべく、最善を尽くしていく。
 鳩山首相と平野官房長官が、普天間基地移設問題や官房機密費の公開について意見が食い違い、認識のズレが出ていると報道されている。
 昨日も触れたが、鳩山首相のものでの官房長官、副長官である。総理をいかにして支えていくかを一番に考え、これからが日々正念場であると心し、職責を全うして戴きたい。


本日提出した質問主意書2件
bX4 鳩山由紀夫内閣総理大臣が内閣官房機密費の透明性向上を表明したことに対する平野博文内閣官房長官の見解に関する質問主意書
bX5 いわゆる密約問題に関連する文書が外務省から消失している問題に係る同省の調査委員会に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年3月24日(水)

鈴 木 宗 男

 昨日鳩山首相は参院予算委員会で、内閣官房機密費について「4月からすべての支出をチェックし、公開されるようにすべきだ。適当な年月を経た後、公開するように今準備に取りかかっている」と述べ、使途を含めて全面公開する考えを示した。喜納昌吉氏(民主)の質問に答えたと出ている(産経新聞5面)。
 「さすが鳩山首相!」と思って夕刊に目を通していると、毎日新聞1面に「機密費使途公開 官房長官は否定」という見出し記事が目にとまり、驚く。読者の皆さんに記事をご紹介したい。

 平野博文官房長官は24日午前の記者会見で、鳩山由紀夫首相が官房機密費(内閣官房報償費)の使途を一定期間後に全面公開する意向を示したことに関し「そのことによって(政府の求める)情報が提供されなくなることが国益にとって本当にプラスなのか、ということも考えねばならない」と否定的な考えを示した。首相が「(4月から)すべての使い道を記録にとどめる」と明言したことについても「検証する」と述べるにとどめた。
 平野氏は「5年後、10年後にオープンにすると言った時に、相手からその情報が本当にいただけるのか懸念もある」と説明。「真意を具体的に聞いていない」とも述べ、首相に再考を促す考えも示した。

 総理が国会で発言した話と180度異なることを言ってしまう平野長官の姿勢にびっくりである。しかも記者会見での話なので、尚更驚きだ。こうしたことを見ても、取り巻きが総理の足を引っ張っている面が多々あると感じる。
 官房長官も副長官も、総理を裂帛(れっぱく)の気合いを持って支えるのが一番の仕事である。いかにして総理を支えていくか、そのことに24時間頭を使うべきである。総理に仕える者としての基本的認識が欠けているのでは、鳩山首相がかわいそうである。
 官房長官、副長官は、鳩山首相と一心同体で職務を(まっと)うすることを、切に願ってやまない。


本日提出した質問主意書2件
bX2 政権交代時における内閣官房機密費の支出に対する鳩山由紀夫内閣の見解等に関する再質問主意書
bX3 検察庁による刑事事件の捜査情報の管理等に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年3月23日(火)

鈴 木 宗 男

 19日の外務委員会に関する新聞等の整理をしていると、各紙の社説の中であまりにも一方的で間違った記述があった。読者の皆さんにもお知らせしたい。
 3月20日付東京新聞朝刊の「密約文書破棄 国民と歴史への背任だ」との見出しの社説の後半部分に、次の様な記述がある。
 〈鈴木宗男委員長は谷内氏に参考人出席を求める考えを示し、岡田克也外相も外務省として調査する方針を表明した。谷内氏を含む関係者から聴取し、文書がどう扱われたか解明してほしい。
 ただ、参考人質疑を聞いて、気になったことがある。鈴木氏が東郷氏に対し、文書を破棄したのは谷内氏ではないかとして、執拗に質問していたことである。
 谷内氏は次官当時、部下に鈴木氏との会食を制限する文書を作成して鈴木氏が反発したり、北方領土の返還方法をめぐり見解が食い違うなど、両氏は反目してきた。
 谷内氏の参考人招致は破棄問題解明に不可欠だが、意趣返しであってはならない。密約検証は大局的見地から取り組むべきで、個人感情を挟む余地はないのである。〉
 国会テレビを観ていた人はよくわかると思うが、また議事録を読んでもらえばよりはっきりすることと思うが、私が明確にしておきたいのは、谷内元次官に関して私は執拗に質問していないということだ。
 次に、谷内元次官と私について、〈北方領土の返還方法をめぐり見解が食い違うなど、両氏は反目してきた〉とあるが、その様な事実はない。一つの例を挙げたい。
 昨年産経新聞出版から発行された、高橋昌行産経新聞記者と谷内元次官による対談をまとめた『外交の戦略と志 前外務事務次官 谷内正太郎は語る』の92頁から93頁にかけ、次の様な記述がある。
 〈北方領土問題をめぐっては、鈴木宗男衆議院議員が「外務省を支配している」といった批判もあったが、私は鈴木氏を異能の政治家だと思っている。多くの国会議員が外交に興味を持たなかった中で、鈴木氏は外交に一生懸命に取り組んだ。その中でもとくに米国ではなくて、ロシアやアフリカといった、ほとんどの政治家が取り組まなかった問題で努力をされた。ただ、中央政界という厳しい世界の中で駆け上がっていくには、いろいろ無理をしなければいけないところもあって、さまざまな批判も出たのではないかと思う。しかし、鈴木氏の考え方と能力が、ときの政治状況と合致すれば大きな力になったと思う。
 鈴木氏と私自身の関係について言えば、基本的に良好な関係だった。鈴木氏の主張が「二島返還論ではないか」と批判されたときも、私は鈴木氏と会食した際、率直に「まさか二島返還で手を打とうということではないですよね」と聞いた。鈴木氏は「私はそんなことは言っていない。要するに四島の日本への帰属を明確にしたうえで、二島を先に返してもらうということだ」と答えられた。それで、私が「それなら『段階的返還論』と言わないと誤解を招きますよ」と申し上げた。私の意見が取り入れられたのかどうか分からないが、鈴木氏はその後は「段階的返還論」という言葉を使われるようになった。〉
 東京新聞の社説を書いた人に言いたい。「私怨」や「意趣返し」で私は外務委員長を務めているのではない。国民に真実、事実を伝えることが国益と考え、取り組んでいるのである。反論があるなら、堂々と公の場で議論することを私は希望する。
 「外務官僚に擦り寄ったと受け止められる社説は、レベルが低いですね」と、外務省OBの方や、心ある有識者の方々が私に言ってくる。私は国民目線でしっかり対応していく。
 民主党小沢幹事長が生方副幹事長に「一緒に今まで通りやっていこう」と声をかけたとのことである。さすが小沢幹事長である。小沢幹事長は懐が深く、聞く耳を持っていると私は昨日のムネオ日記で書いたばかりだが、その通りになった。
 小沢幹事長は生方氏に対して副幹事長を辞めろと言っていないのに、一方的に小沢幹事長を批判する様な話は、子供じみている。小沢幹事長と生方副幹事長は、肩書、ポスト以上に人間的に大きな差がある。
 生方副幹事長は、小沢幹事長の広い心に救われたことを忘れず、これから仕事でしっかり返すべきであると思うのは、一人私だけではないだろう。


本日提出した質問主意書4件
bW8 いわゆる密約問題について外務省において保管されているはずの文書が破棄されている件に関する質問主意書
bW9 1960年の日米安全保障条約改定時における核持ち込みに係る密約に関する再質問主意書
bX0 1972年の沖縄返還時における原状回復補償費の肩代わりに係る密約に関する再質問主意書
bX1 在日米軍再編における在沖縄海兵隊要員等のグアム移転に関する質問主意書

本日受領した政府答弁書4件
bV5 各在外公館の邦人保護に対する体制に関する質問主意書
bV6 ビザなし交流船への入港税課税問題に関する質問主意書
bV7 検察庁による刑事事件の捜査に係る秘密保持の実態等についての法務大臣の説明等に関する第三回質問主意書
bV8 東京地方検察庁による事情聴取のあり方について報じた週刊誌記事に対する同庁の抗議及び法務省政務三役の説明に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年3月22日(月)

鈴 木 宗 男

 公明党の神崎元代表が政界引退と報道されている。先月から情報ではそう言う流れと耳に入っていたが公になった。
 思えば昭和58年12月の選挙で当選同期である。この時の初当選は84人であった。今、同期で政界に残っているのは自民党では甘利明・伊吹文明・大島理森・二階俊博・額賀福志郎・町村信孝・衛藤征士郎(現在副議長のため無所属)氏、公明党の神崎武法氏、参議院に転出した江田五月・自見庄三郎・田中直紀・若林正俊氏らである。
 この27年を振り返る時、多くの人が、政治生活を目指したが、叶わなかった事になる。やはり、勝負の世界は厳しいものである。
 神崎先生といえば、平成10年、小渕内閣の時、連立を組んだことが思い出される。野中官房長官の根回し等、政治を動かすプレイヤーが居た。私も当時、官房副長官として、様々な場面に遭遇したが、大変良い勉強になったし、私の政治家としての財産でもある。神崎先生の尊い政治生活を称えてやまない。
 民主党の生方副幹事長の解任をめぐり、党内はもとより、メディアもいろいろと報道しているが、自分の考え、意見があるときは、まずは、党内で発言すべきだ。党内で物を言わないで、外で言うのは、筋が通らない。
 生方副幹事長は、常任委員長、特別委員長と国会対策委員長、副委員長の週一回の会議でもよく欠席される。副幹事長の中で担当になっている以上、会議に出席するのは義務である。
 にも関わらず、休むのは論外だ。政治家としての、基本的姿勢も果たさず、外で物を言うのは無責任である。
 党内の副幹事長会議、代議士会でも、又、いかなる機会でも自分の主張はできる。民主主義は手続きであり、次に中身だ。手続き、中身を踏まえないのは、副幹事長職にふさわしくないと私は思う。
 小沢幹事長は十分聞く耳を持っている人だ。(ふところ)も深い。生方氏はじめ批判する人は、一方的な言いがかりをつけている様にしか見えない。外から見ている人が冷静であり、時には的を射る事がある。参考にしていただきたい。
 思い込みで発言するのではなく、政治家としての公平・公正な判断を持って行動していただきたいものだ。
 帯広市内挨拶廻り。15時から、新党大地十勝支部、鈴木宗男十勝・帯広総連合後援会拡大役員会。4月に行なわれる帯広市長選挙は、米沢則寿(のりひさ)氏を、帯広市議会議員補欠選挙は、三井寿果(ひさか)さんを推薦決定する。時間との闘いであるが、必勝に向けて最善を尽くしていく。
 帯広市では、自民党の市議会議員が3人、昨日、今日離党し、我が陣営に()せ参じてくれる。帯広でも新しい流れが出来ている。この勢いを加速させていきたい。

2010年3月21日(日)

鈴 木 宗 男

 核・沖縄密約についてやはり関心が高く、道内を回っても「しっかりやって下さい」と言われる。
 有識者委員会の報告書も、「日本政府の説明は、嘘を含む不正直なもの。民主主義の原則から、本来あってはならない」と表現されている。自民党政権時代、国民にウソをつき、不正直であった事実は重い。
 今を生きる政治家として、この問題については与党も野党もないと考える。国民に真相を明らかにすることが一番である。この問題を政治の駆け引きに利用したり、官僚をかばう様な発言をする政治家は、国民から厳しく指弾されることだろう。
 外務委員会は良識ある判断と行動をしていくべく、私は最善を尽くしたい。何よりも国民目線で対処していく。
 9時半から北見市議会議員選挙に立候補した森部もりべひろし候補の出陣式に出向き、激励。5期目の挑戦、必勝を祈念する。
 11時から足寄町大誉地で母の七回忌法要。実家のあるこの地で、子供の頃から大変お世話になっている人達と一緒に母をしのぶ。
 大誉地も高齢化が進み、若い人がいない。世の流れを感じるが、しかし、人間関係、絆は決してなくなっていない。大誉地の人情、人間味に感謝しながら、ここで生まれ育ち、今日こんにちあるとつくづく思う。
 わずか100人の辺鄙へんぴの地から国会に行けたことは、変わらざる故郷の人の優しさ、思いやりのお陰である。巡り合わせ、出会い、ご縁に心から手を合わせる一日だった。

2010年3月20日(土)

鈴 木 宗 男

 昨夜の報道番組ニュースでも今朝のテレビ新聞なども、昨日の外務委員会での、密約問題に関する参考人質疑を取り上げている。
 岡田外相は昨日17時過ぎの記者会見で、不明になっている文書の調査を明言した。鳩山首相も「岡田外相に事実関係の確認をしてもらう」と、昨夕記者団に語ったと報道されている。鳩山首相、岡田外相のタイムリーな判断、見識を評価したい。
 自民党政権時代、「密約はない」と言ってきた。しかし、密約はあった。ということは、自民党政権は国民にウソをついてきたのだ。
 政権交代して旧政権のウソを暴き、うみを出すことができた。私は歴史の検証として、事実関係だけは明らかにし、しっかりと国民に情報開示しておきたい。今を生きる政治家として、歴史の真実を残すことが当然の責務である。
 密約文書が破棄されたことについて、単なる犯人捜しをするのではない。どうしてこの様な事態に至ったのか。国益の観点から、国民から選ばれた立法府の者は、国民に対して説明責任がある。このことに関して、与党も野党もない。
 真相解明することにより、政治の信頼回復にも繋がる。久しぶりに政治家として気持ちの良い緊張感で一杯だ。
 昨日は釧路でも、今日は札幌でも、沢山の人から、いやびっくりするほどの人から「鈴木さん、頑張って」、「鈴木さん、ウソつきに良い外交はできません」、「鈴木さん、政治の重みを知りました」、「鈴木さん、参考人質疑をもっともっとやって下さい」と声がかかる。
 国民はバランス感覚も良識も持ち合わせている。その国民にどう応えていくかが我々政治家の責任だと、改めて痛感するものである。
 9時5分釧路発で丘珠に飛び、札幌で仕事。
 今日からプロ野球パ・リーグが開幕。北海道日本ハムファイターズ応援に札幌ドームに駆けつけたが、残念ながら勝利ならず。5対3の好ゲームだった。
 明日からまた、今シーズンを頑張って戴きたい。
 19時45分札幌駅発で釧路市に向かう。明日は北見市議会議員選挙が告示となり、新党大地公認で五期目の当選を目指す「もりべひろし」君の応援のためである。

2010年3月19日(金)

鈴 木 宗 男

 9時から外務委員会を開き、核・沖縄密約についての参考人質疑を行う。
 最初に私から、斉藤邦彦元次官、東郷和彦元局長に対し、基本的な部分について質問をする。内容は以下の通りである。

鈴木委員長  これより参考人に対する質疑に入ります。まず、私から質疑をさせていただきます。今、東郷参考人が、最後に、文書管理について触れられました。東郷参考人は、いわゆるこの密約に関する文書を、だれから引き継ぎ、だれにまた引き継がれましたか。

東郷参考人  引き継ぎを受けましたのは前任の条約局長、竹内条約局長で、引き継ぎを行いましたのは後任の条約局長、谷内条約局長でありました。ただ、今申し上げましたように、作成しましたリストに関しましては、北米局長、藤崎北米局長にも送付いたしました。

鈴木委員長  引き継がれた谷内さんへの文書というのは、局長には直接説明されておりますか。

東郷参考人  局長としての引き継ぎを一回行いまして、その際に、この文書の話をしたというふうに記憶しております。

鈴木委員長  今、東郷参考人は、当然あるべき会議録、議事録が欠落していたと有識者委員会でのお話をされましたが、この破棄されたのではないかと言われる文書、これについて、もし破棄されたとするならば、破棄する立場にあった人はどなたでしょうか。

東郷参考人  私の記憶では、外務省の文書管理規程というのがございまして、文書の廃棄の権限は局長にあったように記憶しております。

鈴木委員長  廃棄の権限は局長にあったとするならば、当時は谷内さんですね。同時に、では、その谷内さんはだれに指示できるのでしょうか。

東郷参考人  条約局のいわゆる責任範囲下にある文書に関しては、条約局長だと思います。条約局長がその廃棄をどういうふうにするかということに関しては、それぞれの局長の判断で行われると思いますので、ちょっとよくわかりません。

鈴木委員長  先ほどの東郷参考人の話の中で、十二月四日、有識者委員会から意見陳述を求められた際、五十八点のリストを出された、こう言われました。その五十六点のリストは、今回のこの委員会の報告書にはすべて出ていますか。

東郷参考人  私は、発表された文書を全部は読んでおりません。しかし、私が読んだものの中で申し上げれば、五十八点のリスト全部は今回発表されていないというふうに思います。私が読んだものの中に非常に貴重なものがあったということを申しましたが、発表されていなかったものもあったと思います。

鈴木委員長  先ほど、東郷参考人の話の中に、その五十六点のリスト中、十六点、二重丸をつけて出したと言われます。では、この重要な二重丸をつけた十六点は出ていますか。

東郷参考人  私が数えましたところでは、二重丸をつけた文書のうち、八点、今回発表されました。残り八点については、私は見ておりません。

鈴木委員長  東郷参考人は、先ほどの証言の中でも、昨年の八月以降、メディアに自分の考えや思いを伝えた、こう言われておりました。雑誌では、二〇〇一年四月、情報公開法が施行される前に破棄されたという話が自分の耳に入ってきたというふうに公に東郷さんは述べられておりますけれども、その認識は、今も変わりありませんか。

東郷参考人  当時、外務省の内情をよく知っていると思われる人から、情報公開法の施行の前に、本件に関連する文書も破棄されたという話を聞いたことがありました。

鈴木委員長  そうしますと、東郷さんが七ページのリストを出した、さらには外務省の内情に詳しい人から破棄されたという話も聞かされ、さらに今回の報告書で欠落する部分があったということも明確になっております。ということは、中の文書管理上、破棄された可能性が高いと思われますが、そういう認識でよろしいですか。

東郷参考人  最終的に外務省の中でどのように行われたかということに関しましては、ぜひ、委員長より、あるいはこの委員会で外務省に御照会を願いたいと思います。私の個人的な感触を申し上げれば、私が残した文書の全部は残っていない、ここまではそのように思いますが、その後、本当にどうなったのかということは率直に申し上げてわかりませんので、ぜひこれから委員長及び委員会において御調査いただけたらと存じます。

鈴木委員長  今の東郷参考人のお話についてまた理事会等で協議していきたい、こう思います。東郷さんも御存じかと思いますが、引き継いだ谷内条約局長は部下にその書類管理等をよしなに計らえという指示をしたという話が新聞なり雑誌等にも出ていますけれども、それは御存じでしょうか。

東郷参考人  そういう報道があったことは承知しております。

鈴木委員長  今までの東郷参考人のお話、さらには今のこの委員会における答弁からすると、間違いなく、あるべき書類は破棄された、特に東郷さんが精魂込めてまとめられたその文書がなくなっているということも、これは事実だということでよろしいですか。

東郷参考人  繰り返しになって恐縮でございますが、外務省の中に本当に今どの文書が残っているかということに関しては、私は承知する立場にありません。ただ、今まで出てきている資料で見る限り、私が残した五十八点の文書の中の重要なものは幾つか出てまいりましたが、出てきていないものは明らかにある、私はそう認識しております。

鈴木委員長  その明らかになっていないものがいわゆる破棄された可能性が高いということなんですね。

東郷参考人  この点については、私、推測で物を申し上げることは差し控えた方がいいと思います。

鈴木委員長  推測ではなく、明らかに文書が欠落しているということは有識者委員会でも明らかになりました。さらに、東郷さんが赤いファイル、青ファイル、黒ファイルとつくったことも、これも明らか、公になっております。そのことを、公になっていることを前提にしてお尋ねするんですけれども、ないということは、これは破棄された。先ほど東郷さんは、情報公開法施行、二〇〇一年四月以降ですね、いわゆる外務省の関係者、情報筋からその破棄されたという話を聞いたということもここで今お話しされました。それらをあわせてトータルでお尋ねするんですが、破棄されたと見るのが、私は当然、自然な成り行きでないかということをお尋ねしているんです。

東郷参考人  委員長のお考えに私は今特に異なった感触はありませんが、ただ、これは、元外務省に勤務した者として、あの文書がどうなったかということは本当に大事な問題でございまして、文書がどうなったかについての最終的な判断は今外務省で勤務している人たちにしかできません。したがって、私は、今外務省で勤務している人たちがこの問題を正確に調べ、きちんとした発表をしていただきたいというふうにお願いするものであります。

鈴木委員長  わかりました。今の東郷さんの発言は重いと思いますから、この委員会でも国民への情報開示あるいは情報の透明性に向けてさらなる努力をしていきたい、こう思います。
 斉藤参考人にお尋ねします。このいわゆる密約問題、歴代の次官が総理にいわゆる引き継ぎをされているということが明らかになりました。斉藤参考人は、細川総理、羽田総理、村山総理のときの事務次官ですけれども、この三総理には説明、報告はなされておりますか。

斉藤参考人  私は、今委員長が言及されました三人の総理の前に、宮沢総理にも、短期間ではございましたけれどもお仕えいたしました。この四人の総理どの方に対しても、いわゆるこの密約問題でお話ししたことはございません。

鈴木委員長  斉藤参考人にさらにお尋ねしますが、宮沢総理は外務大臣もやられていますね。外務大臣のときはその説明はされておりますか。

斉藤参考人  ございません。

鈴木委員長  今回の有識者委員会の報告によると、海部総理までは引き継がれた、それと同時に、サインもされた文書があることが明らかになっておりますね、こういう資料で。これは斉藤さんは御存じですか。

斉藤参考人  その文書は、今回公表されてから読みました。

鈴木委員長  斉藤参考人は条約局長もされておりますが、条約局長のころはこの文書は見たことがありますか。

斉藤参考人  ございませんでした。

鈴木委員長  この点も、今、有識者委員会で明らかになっているのは海部内閣までの話だということと、お話を聞きますと、その後の総理には説明されていないという認識でよろしいですか。

斉藤参考人  そのとおりでございます。

鈴木委員長  斉藤参考人は、外務省においてはまさに条約畑の専門家といいますか、一貫してその道を歩いてきました。今回、この有識者委員会の報告で、斉藤参考人も最後に触れられましたけれども、やはり資料の管理あるいは審査のおくれ、これは不十分であった、この点、有識者委員会の報告は的を射たものと言わざるを得ないという、非常に私は、国民目線に立った斉藤参考人の見識あるお話だった、こう思っているんですね。では、外務省がなぜこういう流れというか体制であったかということについて参考人はどういうふうに受けとめますか。

斉藤参考人  もし弁解のように聞こえたら申しわけございませんが、一つには、資料が余りに膨大で、処理をする人員が著しく不十分であったということ。それと、公開すべきかすべきでないかという判断をするとき、外務省職員はどうしてもやはり安全サイドに立った判断をしてしまう。もし、疑問に、疑問というか、公開すべきかどうかが争点になっております文書を公開して、万一、日本の政府、外交姿勢に悪影響が出るようなことになったらそれは大変ぐあいが悪い、そういう判断の方が先に来て、簡単に言ってしまえば、公開、非公開の判断をするに際して慎重に過ぎたということがあるかと思います。今度設置されます本部、岡田外務大臣を本部長にいたします検討委員会におきましては、有識者の意見も公開、非公開に当たって参考に入れるべきだという結論が出るのではないかと思いますが、私としてはそれは大変有意義なことだと考えております。

鈴木委員長  最後に斉藤参考人にお尋ねしますけれども、いわゆる鳩山政権になりまして、外務省の報償費が官邸に上納されていたということが明らかになりました。この報償費、官邸に上納されておった時期はいつからで、いつまでかというのは御存じでしょうか。

斉藤参考人  そこは、私は存じません。

鈴木委員長  それでは、私からの質疑は終わります。

 4人の参考人からそれぞれ貴重な意見を伺うことができて良かった。
 本日の質疑を終え、今後も新たな参考人質疑も必要となってくると感じた。国民への情報開示を求めてやっていきたい。
 私が外務委員長に就任してちょうど半年。この核・沖縄密約については就任時より大きな関心を持っていたので、半年目にしてその思いを叶えることができ、嬉しく思う。小泉、安倍、福田、麻生政権時、更に現在までトータル43本の質問主意書を出してきたが、それが今回の参考人招致に繋がったと思う。
 夕刊各紙を見ると、読売、朝日、東京、毎日は一面トップで、日経も一面で今日の外務委員会を取り上げている。
 外務委員会がこれだけ大きく扱われるのも、国民目線に立った質疑を行ったことの賜物たまものだろう。更に今後も国民目線で審議を続けていきたい。


本日提出した質問主意書2件
bW6 竹島問題に対する鳩山由紀夫内閣の姿勢に関する質問主意書
bW7 検察庁における裏金問題について指摘した元大阪高等検察庁公安部長の発言に対する千葉景子法務大臣の対応に関する第3回質問主意書

本日受領した政府答弁書6件
bU9 二月二十二日の「竹島の日」に対する鳩山由紀夫内閣の関与、協力に関する第3回質問主意書
bV0 検察庁における裏金問題について指摘した元大阪高等検察庁公安部長の発言に対する千葉景子法務大臣の対応に関する再質問主意書
bV1 1960年の日米安全保障条約改定時における核持ち込みに係る密約に関する質問主意書
bV2 1972年の沖縄返還時における原状回復補償費の肩代わりに係る密約に関する質問主意書
bV3 いわゆる密約に係る調査結果が公表された後の外務省職員の行動等に関する質問主意書
bV4 藤山・マッカーサー口頭了解に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年3月18日(木)

鈴 木 宗 男

 今週に入り、鳩山首相の顔つきがキリッとしてきた。
 様々な事態を受け、各種世論調査では厳しい数字も出ており、鳩山首相なりに考えることもあると思うが、指導者としての迫力や存在感がテレビを通じても何となく伝わってくる。時折見せる笑みも非常に光っている。
 予算が成立すれば、更に鳩山流の指導力が発揮されることだろう。
 世論調査では、首相としてのリーダーシップや指導力を低く見る数字が出ている。しかし、私はそうは思わない。鳩山首相は胆力がある。また、何と言っても自民党を離れた後、細川政権誕生に関わり、その後新進党を経て民主党の結成等、政治の歴史を作ってきた人だ。こうした人を軽く見てはいけない。勿論このことは小沢幹事長にも言えることだ。
 鳩山首相と小沢幹事長は、安閑あんかんとし、「寄らば大樹」、「長いものに巻かれる」といった、政治家として楽な道を選ぶのではなく、絶えず改革志向で挑戦を続け、事を成してきた。私はこうした二人の歴史を見るにつけ、鳩山首相、小沢幹事長のコンビは、相当に強力なものだと考えている。
 とにかく参議院選挙で勝利することが、まずは第一だ。それに向けて、私もできるだけの事はして参りたい。まずは北海道選挙区での2議席独占を果たし、昨年の選挙では、「北海道からチェンジ」を果たすことができた。今年の参院選でも、この流れをつくって参りたい。


本日提出した質問主意書3件
bW3 検察庁の各種マスメディアに対する対応のあり方に関する再質問主意書
bW4 総務省行政評価機能強化検討会における検察庁の裏金問題についての調査に関する質問主意書
bW5 1972年の沖縄返還時における有事の際の核持ち込みを認めた密約に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2010年3月17日(水)

鈴 木 宗 男

昨日15時過ぎ、岡田大臣から「19日の衆議院外務委員会における参考人招致について、次の様に記者会見で発表します」と電話があった。そして岡田外相は記者会見で、19日の外務委員会で意見陳述をする参考人の守秘義務について、次の趣旨の話をしている。

●3月19日のいわゆる「密約」問題に関する衆議院外務委員会における参考人招致につき、衆議院側より、参考人の守秘義務の解除について要請を受けた。国家公務員法においては守秘義務の解除についての規定があるが(第100条第2項)、この規定は証人や鑑定人等が法令に基づき課せられている出頭、証言等の義務と、職員及び元職員の守秘義務とを調整するための規定であるところ、参考人については、この規定は該当しない。したがって、今回の参考人に対して法的には外務大臣として守秘義務を解除することはできない。

●同時に、既に3月9日に、いわゆる4つの「密約」問題に関する有識者委員会報告書及び外務省調査チーム報告書、及び関連の331点の文書については、秘密指定を既に解除した上で公表し、いわゆる4つの「密約」の存否、内容の全体像を明らかにしてきた。

●上記のように、既にこれらの全体像を明らかにしているので、いわゆる4つの「密約」の存否、内容に直接関連する事項は、実質的に秘密として保護する必要はないものと考えている。上記の事項を超える情報については、秘密として保護するものが存在し得ると考えられるが、要職を経験し、外交関係に専門的知見を有する参考人は、この点も踏まえて誠実かつ適切な発言を行われるものと考えている。、上記を踏まえれば、自分(大臣)としては守秘義務違反が生じるような事態に至ることは想定していない。

 結論として、密約文書の発言については「守秘義務違反」とはならないということである。
 岡田大臣の誠実な姿勢は、日本外交推進のための大きな柱となることと思う。岡田大臣の賢明な判断を多としたい。これで参考人の皆さんも安心して真実、事実を述べることができる。
 19日は、私にも委員長として15分間質疑の時間があるので、国民への情報開示を求めて、参考人質疑を粛々しゅくしゅくと進めて参りたい。


本日提出した質問主意書2件
bW1 政治資金規正法改正に向けた鳩山由紀夫内閣の見解に関する第3回質問主意書
bW2 国会議員の歳費のあり方等に係る鳩山由紀夫内閣の見解等に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2010年3月16日(火)

鈴 木 宗 男

 歴史的な政権交代である。自民党政権時の様にたらい回しの政権交代ではない。右ボックスから左ボックスに変わったと言っても良い、大きな変化である。
 車の運転で言えばまだ若葉マーク。子供が生まれるのにも十月十日とつきとおかかかる。せめて一年経って、そこでどうであったか、評価、批判、ご意見を戴きたいものである。
 「鳩山首相を支えるスポークスマンたる官房長官がその役割を果たしているかどうか。プレーヤー不在が気になる」という声も聞かれる。官房長官、副長官は、裂帛れっぱくの気合いで鳩山首相を守って戴きたいものだ。小渕首相の頃、野中広務官房長官と副長官だった私は、24時間総理にお仕えするという心構えだけは忘れずにやってきたものである。
 普天間基地移設について、連日憶測、推測に基づいた話が流れている。今朝の新聞でも、徳之島、ホワイトビーチ沖合の人工島等出ているが、どうして決まってもいない話がマスコミを賑わすのだろうか。
 この問題は、表に出た段階で潰れてしまう。司々つかさつかさの人が責任を持って関係者と協議し、きちんと詰めた上で発表しないと、まとまる話も決まらない。
 この問題でも官房長官の果たす役割は極めて重い。軽々に予断を与える話、説明はしない方がいい。何かボタンの掛け違いがあり、歯車がうまく回転していない様だ。
 時間は限られており、そう長くはない。慎重の上にも慎重を期し、更に沖縄の人びとの心をしっかりつかんであたるべきではないのか。
 鳩山邦夫代議士が自民党を離党し、来月には新党を作ると言っているが、どんな人が同調し、何を訴えていくのか興味深い。
 昨日、菅直人副総理が「何回自民党を出たのですかね」と述べていたが、その自民党の町村信孝代議士も「自民党がちょっと困った状態になるとすぐ動く人がいる」と離党歴のある邦夫氏を皮肉ったと出ている(毎日新聞3面)。そう思っている人は多いことだろう。
 「与謝野さんにしても、『おはようございます』、『こんにちは』ときちんとした挨拶のできない人がどうしてリーダーになれるか」、「明日の自民党、日本より、どうぞご自分の健康を心配して下さい」といった辛辣しんらつな声も寄せられる。色々な見方があるものだ。
 民主党は一致結束して国民の目線に立ち、景気を回復し、明日に希望の持てる政策を実行していく。それが国民生活を守る何よりの特効薬である。
 国民にとって大切なのは、「政治とカネ」より「生活」である。その生活を守るためには、景気対策が一番だ。優先順位を間違わないでやっていくことが、支持率アップにもつながる。鳩山首相の生活感ある言動、リーダーシップを期待したい。
 13時からの本会議で、外務委員長として「在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律」改正案の委員会報告をし、全会一致で可決する。
 14時半羽田発で旭川に向かい、18時から名寄市で上川北部地区新党大地・鈴木宗男後援会の会合。800人もの人が足を運んで下さり、びっくりした。一緒に行った参議院選挙北海道選挙区に出馬する予定の徳永エリさんも大感激の様子だった。変わらざる後援会の皆さんのご支援に、心から感謝申し上げたい。
 名寄市は来月市長選挙、市議会議員補欠選挙を抱えている。特に定員一名の市議補欠選挙には、新党大地公認の「上松なおみ君」を出馬させるので、上松君に対するご支援を心からお願いする。
 明日、外務委員会が開かれるので、20時15分旭川発で上京。今日もあっという間の一日だった。


本日提出した質問主意書2件
bV9 検察官による取調べの実態等に関する第3回質問主意書
bW0 平成22年4月以降に行われる行政刷新会議による事業仕分け作業と国会議員の特権等に関する再質問主意書

本日受領した政府答弁書5件
bU4 外務省参与が公の場で内閣総理大臣を批判したことの是非に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書<
bU5 検察官による取調べの実態等に関する再質問主意書
bU6 内閣官房報償費に係る情報公開についての鳩山由紀夫内閣の方針に関する質問主意書
bU7 トヨタ自動車のリコール問題に対する鳩山由紀夫内閣の対応に関する質問主意書
bU8 検察庁の各種マスメディアに対する対応のあり方に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年3月15日(月)

鈴 木 宗 男

 いつ、どこでも起きる可能性のあることである。特に高齢化時代を迎え、入居者の管理体制、職員の配置等はきちんとされていたか、よく調べなくてはならない。
 犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈りしたい。
 自民党内で新党結成に意欲を持ったり、執行部に対抗するかの様な発言が目立っている。裏を返せば、「今のままでは展望は開けない、それならば何かアクションを起こさなければ、尻すぼみになってしまう」との危機感の表れだろう。「政治とカネ」を声高に訴えてきた自民党だが、ここに来て他党の批判よりも自らの求心力がどこにあるのか、問われているのではないか。
 自民党の鳩山邦夫氏が離党したことがニュースになっている。月2500万円、年間3億円の大変な“子ども手当”を、2007年から母親から受け取っていたことが明らかになっていた。その前には、何年間も年1億8千万円の“子ども手当”をもらっていた人だ。
 離党する前に、まずはこの説明を国民にすることが一番大事ではないのか。この鳩山邦夫氏は、以前も自民党から出たり入ったりした経緯がある政治家だ。自己保身、困った時の他力では、理解は得られない。国民の目線は厳しく、しっかりチェックしているのである。これからの動きを見守っていきたい。
 一日帯広市内挨拶回りをする。久しぶりになつかしい多くの人にお会いすることができた。
 15時から帯広市で十勝軽種馬農業協同組合の総会。私が組合長を務めており、軽種馬協会の全国理事もしている。
 馬産王国北海道だが、経済の後退、低迷により、サラブレッドの生産地にも大きな影響が出ている。一日も早く日本経済に明るさを取り戻したいものだと、つくづく感じてやまない。


本日提出した質問主意書2件
bV7 検察庁による刑事事件の捜査に係る秘密保持の実態等についての法務大臣の説明等に関する第三回質問主意書
bV8 東京地方検察庁による事情聴取のあり方について報じた週刊誌記事に対する同庁の抗議及び法務省政務三役の説明に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年3月14日(日)

鈴 木 宗 男

 いつも言っている事だが、国会議員の首を取るか取らないかは有権者、国民が決めることであり国会議員でもなければ、マスコミでもない。(いわん)や今回の違法献金事件は、小林代議士は知らないところでの出来事である。
 小林代議士が、そのお金の事を知っている、あるいはそのお金の出所を知っていたならば、当然小林代議士に道義的責任は問われる。
 しかし、ご本人の全く知らないところでの話になぜ、小林代議士を責めるのか、民主主義と言いながら民主的な論理構成ではない。ここは冷静に事件の推移を見守ることが一番である。やみくもに犯人扱いしない事だ。
 八年前、私はメディアバッシングにあった。ある事ない事、いや、ない事が検察、外務省のリークで別人の鈴木宗男像が作られた。恣意的(しいてき)・意図的なバッシングは私の時だけにして頂きたいと心から思うものである。
 プライバシーとか人権とかよく言う人達がそれを踏みにじっている事に憤りを感じるのは私だけでないと思う。
 松山千春さんから「宗男さん、密約問題やりましたね。一人でも経験や知恵があれば大きなことができることを宗男さんは証明してきました。アイヌ民族を先住民族と政府に初めて認めさせたのも宗男さんの質問主意書が大きなきっかけでした。今回も自民党政権に37本も密約を認めさせようと質問主意書を出してきましたが、結果を出しましたね」と(ねぎら)ってくれた。
 松山さんの情けや男気に感謝しながら、政治的センスの良さは相変わらずである。松山さんの感性を日本国民のために活かしたいとつくづく思うものである。
 羅臼を出発し、北見市で新党大地・鈴木宗男北見後援会の拡大役員会に出席する。21日告示の北見市議会議員選挙に新党大地公認で5度目の立候補をする森部浩司君の応援の為である。心からのお願いを私からも述べ、必勝を誓い合う。
 車で帯広に向かい、17時から帯広後援会役員と来月の市長選挙・市議会議員選挙打ち合わせ。
 18時から私の応援組織「青空会新春の会」に出席。仲間との懇親は、何よりの栄養源である。仲間の元気な姿を見てホッとしながら、お互い元気でよかったと思う次第だ。

2010年3月13日(土)

鈴 木 宗 男

 米国では公文書が見つかっていても、自民党政権下では預金の存在を認めてこなかった。菅大臣は「広義の密約があった」と認めているが、国民はどう受け止めるだろうか。
 核・沖縄密約が国民の前に明らかになったが、これは政権交代の成果、効果である。間違いなくビロード革命は進んでいる。
 平野官房長官は昨日の記者会見で、内閣官房機密費について鳩山首相の指示を受け、使途公開を検討すると述べている。
 官房機密費についても、私は質問主意書で「公開できるものは国民に示せ」と言ってきたが、平野長官もやっとその気になってきた。半年発表が遅かった気がするが、それでも大きな第一歩である。鳩山首相の指導力を評価したい。
 「政治とカネ」の問題より、密約と機密費、こちらの方が国益の点からも、また税金の無駄遣いをなくす面からも、厳しく検証されるべきことである。自民党政権時代、どれほど国民を騙してきたのか、明らかにすべきである。
 与党の一員でありながら、私はなぜ質問主意書を出しているのか。それは、自民党政権と鳩山政権の違いを、わかりやすく国民の前に明らかにするためである。この私の考えがわからないようでは、話にならない。
 岡田外相はきちんと対応してくれている。これに平野長官がしっかり国民目線でやっていけば、鳩山政権は国民の大きな理解を得られることだろう。
 10時から北海道地方郵便局長会通常総会に出席し、挨拶する。
 昨年の選挙でのご支援に御礼を申し上げながら、参議院選挙で全国区に出る長谷川憲正さんの必勝に向けて共に頑張って行くことを確認し、更に北海道選挙区での徳永エリ候補予定者へのご支援のお願いをする。
 13時10分の飛行機で千歳から女満別へ飛び、15時30分から根室管内標津町、18時から同羅臼町で新党大地・鈴木宗男後援会の新春交礼会。ここでも熱心な仲間が足を運んでくれ、ありがたい限りである。
 標津、羅臼から国後島を見ながら、領土問題解決に向け、鳩山首相の大きな決断が必要だとつくづく感じるものである。

2010年3月12日(金)

鈴 木 宗 男

 「密約問題報告書 官僚の『新しいウソ』暴け」という今日の記事を全文紹介したい。

 3月9日、岡田克也外務大臣は、密約問題に関する外務省の調査結果と有識者委員会の検証報告書を公表した。今回、調査の対象となった密約は以下の四つだ。
 @1960年1月の安保条約改定時の、核持ち込みに関する密約
 A同じく、朝鮮半島有事の際の戦闘作戦行動に関する密約
 B1972年の沖縄返還時の、有事の際の核持ち込みに関する密約
 C同じく、原状回復補償費の肩代わりに関する密約
 外務省はAだけを密約とし、有識者委員会は@ACを密約とする。このような状態になれば「何が密約なのか」という疑問がでてくる。外務官僚の狙いはまさにそこにある。争点が数十年前の昔の出来事に関する歴史認識の問題であるとすり替え、外務官僚が政権交代直前まで、国民に対して嘘をついていたことを隠蔽しようとしているのだ。しかし、いくら嘘をつこうとしても物証が残っている。
 一例をあげる。
 @の核持ち込み疑惑に関する鈴木宗男氏の質問に対し、昨2009年7月6日付で麻生太郎内閣総理大臣(当時)が、「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約(昭和三十五年条約第六号。以下「日米安保条約」という。)の下での核兵器の持込みに関する事前協議制度についての日米間の合意は、日米安保条約第六条の実施に関する交換公文及びいわゆる藤山・マッカーサー口頭了解がすべてであり、秘密であると否とを問わずこの他に何らかの取決めがあるという事実はない。」(内閣衆質171第612号)と書面で答弁している。
 これは明らかに虚偽答弁だ。特に、日本への核の持ち込みに関しては、事前協議の対象とするという「藤山・マッカーサー口頭了解」が、架空のもので、それを1968年に外務官僚が文書にデッチあげたことが、今回の調査から浮かび上がった。
 9日付の有識者委員会の報告書で、「日本政府の説明は、嘘を含む不正直なもの。民主主義の原則から、本来あってはならない」と厳しい指摘がなされた。虚偽答弁を行ったのは現役の外務官僚だ。連中の「新しい嘘」を国民とマスメディアと政治家が三位一体になって徹底的に追及しないと、外務官僚は近未来にまた嘘をつく。

 佐藤さんの指摘をしっかり受け止めることが、国民の信頼と理解を得る道だと思う。
 19日金曜日9時からの参考人質疑を、この佐藤さんの心配をなくす様に、委員長としてしっかりした議事運営をして参りたい。
 15時半の羽田発で千歳に向かい、18時半から空知管内由仁町で新党大地・鈴木宗男後援会の新春交礼会。人口わずか6千人ちょっとの町だが、こうした地域でも会合を開けるところに、鈴木宗男の強さの秘訣がある。人生出会い、人との巡り合わせ、ご縁をしっかり大事にして、これからも頑張っていく。
 元横綱朝青龍が、引退後初めてモンゴルに帰国し、記者会見している。
 引退の引き金となった暴行問題については、「暴行を一切していない」と言い、また将来については「具体的に何も考えていない」と述べ、更には「引退は後悔していない」と、朝青龍流の会見だった。
 祖国に帰り、ホッとしたのか。朝青龍がここまで言うのなら、日本相撲協会としてもきちんと話を聞くべきではないのか。
 財団法人として様々な面で優遇措置がなされている。その組織は国民に対して情報の開示、透明性確保が求められる。
 相撲協会の対応によっては、財団法人という資格がふさわしいか否か、議論をする必要があるのではないか。


本日提出した質問主意書2件
bV5 各在外公館の邦人保護に対する体制に関する質問主意書
bV6 ビザなし交流船への入港税課税問題に関する質問主意書

本日受領した政府答弁書6件
bT8 検察庁による刑事事件の捜査に係る秘密保持の実態等についての法務大臣の説明等に関する再質問主意書
bT9 政権交代時における内閣官房機密費の支出に対する鳩山由紀夫内閣の見解等に関する質問主意書
bU0 平成二十二年四月以降に行われる行政刷新会議による事業仕分け作業と国会議員の特権等に関する質問主意書
bU1 東京地方検察庁による事情聴取のあり方について報じた週刊誌記事に対する同庁の抗議に関する第三回質問主意書
bU2 自衛官自殺問題に対する鳩山由紀夫内閣の取り組みに関する質問主意書
bU3 国会議員の歳費のあり方等に係る鳩山由紀夫内閣の見解等に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ

2010年3月11日(木)

鈴 木 宗 男

 民主党、社会民主党、国民新党の与党三党の国会対策委員長は昨日、密約の公表を受けて、歴代首相や外相経験者を衆参の外務委員会などに参考人として招致する方針を決めたと報道されている。
 極めてタイムリーでわかりやすい話である。是非とも実現してほしいものだ。国益の観点からも、ご本人の口から生の話をして戴くことが、国民にとって一番わかりやすい方法である。
 与党国対委員長の見識を評価しつつ、是非ともなる実行をお願いしたい。
 8時からの民主党外務省政策会議で、岡田外相自ら密約について衆・参議員に説明されていた。この席で私は岡田大臣に、「参考人として外務委員会に出席して下さる元外務省事務次官、局長に対し、国家公務員法に基づく守秘義務を外して戴きたい」とお願いした。岡田大臣からは、「外務委員会、理事会で決めて戴ければ、私が判断する」と応えて戴く。
 実りある質疑をするためにも、岡田大臣の協力を得るべく、手続きをとっていきたい。
 文京区の成沢広修区長が、男性の首長としては初めてとなる育児休暇の取得を表明したことが話題になっている。
 記者会見で成沢区長は、「育児の大切さやつらさを含め感じたいと考えた。職員の育休取得の後押しになれば」と述べている。世の中、色々な考えがあるものだ。
 「公僕として選挙で選ばれた者が、他の一般職員と同じ価値観で良いのか」、「公職にある者には公を優先する責任があるのではないか」等々、様々な声が寄せられる。私もその通りと思うところもあるが、色々と考えさせられる、今回の成沢区長の決断である。


本日提出した質問主意書2件
bV3 いわゆる密約に係る調査結果が公表された後の外務省職員の行動等に関する質問主意書<
bV4 藤山・マッカーサー口頭了解に関する質問主意書

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2010年3月10日(水)

鈴 木 宗 男

 各委員から、昨日公表された密約に関する質問が相次いだ。事実関係を明らかにした岡田大臣の姿勢は、必ずや後世に高い評価を受けることだろう。
 昨日の日記でも触れたが、小泉、安倍、福田、麻生政権においては、「密約はなかった」、「ないものはない」といった答弁が繰り返されてきた。前政権は国民に嘘をついてきたのである。小泉、安倍、福田、麻生政権は国民を騙したのだ。
 是非とも歴代総理には、きちんとした説明責任を果たして戴きたいと思う。数ヶ月前の麻生政権でも、私の質問主意書に対し、嘘をついていた。外務官僚は閣議をも騙したのである。この責任は誰が取るのか、明らかにしなくてはならない。歴代総理、外相は、自ら進んで国民に説明すべきではないのか。今回、前自民党政権が官僚政治の最たるものだったことが明らかになった。
 私はアイヌ民族の権利の確立を求め、29本の質問主意書を出し、2008年6月6日、アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議が衆参両院において全会一致で議決された。そして政府は初めて、アイヌ民族が日本の先住民族であることを認めたのである。
 今回の密約問題についても、私は外務委員長に就任する以前から37本の質問主意書を提出し、政府の姿勢を質してきた。
 当時の日米の国力の差、時代背景を鑑みる時、国民に明らかにできない取り決めを交わさざるを得ない状況があったのかもしれない。それについて、当時の政府を責めることは酷である。
 しかし、時代が変わり、ある程度の時間が過ぎた今、国民に真実を明らかにしなくてはならない。冷戦構造がなくなり、アメリカの核政策も20年前から大きく変化した。外交は、国民の理解があって初めて行えるものであるのだから。
 私がこの様に主張してきた、核持ち込み・沖縄返還密約が、今回明らかになってよかった。これからも私は、なぜ外務省において密約に関する文書がなくなっているのか等、残された問題の解決に向け、国民への説明責任、情報開示を求めていく。


本日提出した質問主意書2件
bV1 1960年の日米安全保障条約改定時における核持ち込みに係る密約に関する質問主意書
bV2 1972年の沖縄返還時における原状回復補償費の肩代わりに係る密約に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2010年3月9日(火)

鈴 木 宗 男

 今問題とされている密約は、

@1960年1月の安保条約改定時の、核持ち込みに関する「密約」
A同じく、朝鮮半島有事の際の戦闘作戦行動に関する「密約」
B1972年の沖縄返還時の、有事の際の核持ち込みに関する「密約」
C同じく、原状回復補償費の肩代わりに関する「密約」

の4つだが、私はこのうち主に@とCの密約に関し、37本の質問主意書を出してきた。
 自民党政権時代の答弁書は、@の核持ち込み密約については、

 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約(昭和三十五年条約第六号。以下「日米安保条約」という。)の下での核兵器の持込みに関する事前協議制度についての日米間の合意は、日米安保条約第六条の実施に関する交換公文及びいわゆる藤山・マッカーサー口頭了解がすべてであり、秘密であると否とを問わずこの他に何らかの取決めがあるという事実はない。
(内閣衆質171第612号)

というものだった。しかし、今日出された報告書では、

・日本政府の説明は、嘘を含む不正直なもの。民主主義の原則から、本来あってはならない。ただしその責任と反省は、冷戦という国際環境と国民の反核感情との間の容易ならざる調整を踏まえるべき。
・今回の調査で利用できた外務省文書の量と質はこの問題の構造を大まかにつかむのに十分なもの。それでも重要部分に欠陥があり、解明できないところが残った。そうなった経緯に関する事情調査と重要文書の管理に対する深刻な反省が必要。

となっている。
 また、Cの沖縄返還時における原状回復補償費の肩代わりに関する密約については、

 沖縄返還に際する支払に関する日米間の合意は、第六十七回国会における琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定(昭和四十七年条約第二号。以下「沖縄返還協定」という。)についての審議が行われた当時から歴代の外務大臣等が一貫して繰り返し説明しているとおり、沖縄返還協定がすべてである。
(内閣衆質171第555号)

という答弁だったが、今日の報告書には、

・原状回復補償費の肩代わり合意と3億2000万ドルへの積み増し了解は、非公表扱いとされ、明確に文書化されているわけでもなく、返還協定や関連取り決めにも明記されていないものであるが、両国政府の財政処理を制約するものとなる。その点では、これらは序論に定義された「広義の密約」に該当する。

と、密約の存在を認めている。
 政権交代し、岡田外相は就任記者会見で、密約について調査することを国民に約束し、半年かけてきちんと結果を出した。国民への情報開示、説明責任は、まさに政権交代により果たされたのだ。このことだけでも、政権交代は国民の賢明な判断の結果であったことの、一つの大きな証であると言える。
 自民党政権時代、国民にウソをつく答弁書をつくってきたことは、とんでもないことである。また、自民党政権時代の歴代外相は、そのウソを鵜呑みにしてきたが、その責任も重い。改めて、政権交代して良かったとしみじみ思うものである。
 外務委員会でも、参考人招致等で更なる情報開示、情報の透明性確保を図って行きたい。


本日提出した質問主意書2件
bU9 2月22日の「竹島の日」に対する鳩山由紀夫内閣の関与、協力に関する第3回質問主意書
bV0 検察庁における裏金問題について指摘した元大阪高等検察庁公安部長の発言に対する千葉景子法務大臣の対応に関する再質問主意書

本日受領した政府答弁書4件
bT4 二月二十二日の「竹島の日」に対する鳩山由紀夫内閣の関与、協力に関する再質問主意書
bT5 外務省報償費の官邸への上納に係る外務大臣の認識に関する第三回質問主意書
bT6 1999年にキルギスで発生した日本人誘拐事件に関する質問主意書
bT7 検察庁における裏金問題について指摘した元大阪高等検察庁公安部長の発言に対する千葉景子法務大臣の対応に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2010年3月8日(月)

鈴 木 宗 男

 小沢幹事長は、一貫して「やましいことはしていない。法に触れることはしていない。ゼネコンから不正な資金は得ていない」と国民に訴えてきた。検察が捜査をしたが、小沢幹事長の言っていたことが正しかったと証明されている。この点に一切触れていない世論調査である。
 小林代議士にしても、「北教組からのお金は全く知らなかった」と述べている。知らないことに「ケシカラン!」と言うのは、あまりに酷な話である。
 私は8年前、官僚の恣意(しい)的、意図的なリーク、ねつ造された情報で、全く別の鈴木宗男像がつくられた。この経験からも、冷静に、かつ公平、公正な立場から、小沢幹事長、小林代議士の立場を私は理解して行く。
 日中、札幌市内挨拶回りをし、15時55分丘珠発で函館に飛ぶ。
 18時から函館市で渡島・檜山管内の新党大地・鈴木宗男後援会の新春の集いを開催する。ここでも"鈴木信者"は健在である。
 岡田外相が昨日、根室市を訪れ、納沙布(のさっぷ)岬から北方領土を視察した。「こんなに近いのかと、改めて感じた」と述べている。
 元島民代表者は、「この8年間に4人の外相がいたが、誰もこなかった。歴代外相と比較するなら、岡田外相の今回の訪問の姿勢は評価できる」という受け止めである。
 外交は政府の専管事項である。特に、国家主権に関わる領土問題は、最終的に首相の判断で決まる。岡田外相の問題解決に向けた地ならしを期待したい。
 責任ある地位に就いている人は、領土返還運動をするのではない。交渉をするのである。運動と交渉を一緒に考えてはならない。しっかりした交渉をし、結果を出すのが責任ある政治である。
 北方領土問題は、鳩山首相の時に解決できなければ、未来永劫(みらいえいごう)解決できないと私は思う。外交には相手がある。お互いの名誉と尊厳を賭け、日本もロシアも良かったと言える形で進めなくてはならない。
 鳩山首相、岡田外相が、裂帛(れっぱく)の気合いを持って交渉に臨むことを願ってやまない。


本日提出した質問主意書2件
bU7 トヨタ自動車のリコール問題に対する鳩山由紀夫内閣の対応に関する質問主意書
bU8 検察庁の各種マスメディアに対する対応のあり方に関する質問主意書

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2010年3月7日(日)

鈴 木 宗 男

 北教祖からの政治資金について、小林議員は何も知らされていないし、本人は一円も触っていない。知らない話を責めるのは酷ではないか。
 よく進退について話題になるが、国会議員の首は国民の判断である。次の選挙で審判が下されるのである。マスコミにも国会議員にも国会議員の首を取る権限はないのだ。
 小林議員は連座制の問題も抱えているが、これも小林議員の知らないところで行われていたと聞かされている。小林議員本人が全く知らない事まで、連座制に問われるのは、これまた公平、公正ではない。
 事の成り行きを冷静に見守り、結果が出てからそれぞれの立場で、言及するのが民主主義の基本でないか。個人の人権、身分に関することについての報道は、慎重の上にも慎重に、そして何よりも真実のみを国民に伝えて頂きたい。余談や予見を挟む話は必要ない。
 8年前の私の経験からも「ムネオハウス」「三井物産北方領土支援ディーゼル発電」「アフリカODA」と疑惑疑惑と報道されたが、事件になっていない。しかし、国民は鈴木悪者論に傾き、何故そんな悪い奴を捕まえないのかという空気になり、検察の思う通りの流れになったのである。
 こうした国策捜査、マスコミを使った世論誘導は私のときだけで止めてほしいと心から願うものである。正直者が馬鹿を見る社会にしてはいけない。8年前の私の出来事を一つの反省点にしてほしいと思うが、検察もマスコミもこの点なんら変わっていないことを(うれ)うるものである。
 12時から空知管内栗山町で新党大地・鈴木宗男栗山後援会新春交礼会。17時から日高胆振地区新党大地・鈴木宗男後援会の「大地の集い」。
 おかげ様で熱心な鈴木教とも言える鈴木信者が大勢出席して下さる。どこの地区でも言えることだが、人間関係で築いてきた財産である。
 人の出会い、ご縁にいつも感謝の気持ちで一杯だ。

2010年3月6日(土)

鈴 木 宗 男

 私は質問主意書で機密費について触れてきたのは、自民党政権と鳩山政権の違いを浮き彫りにする為だった。税金の使い道に関し、自民党政権と鳩山政権、どちらが国民目線か、官房機密費の公開が一番分かりやすいので指摘してきたのである。
 岡田外相は外務省から官邸に「上納」があったことを初めて明らかにし、勇気のある判断として評価を得ている。
 平野官房長官も国民の思いをしっかり受け止めて、一年間も時間をかけるのではなく、一ヶ月で公開について結論を出すよう努力すべきだ。何に使っているか、判る話でないか。有言実行を期待したい。
 スピードスケートの清水宏保選手が現役引退の記者会見を出身地の帯広市で昨日行った。162センチの身長で小さな巨人と言われた男である。
 1998年(平成10年)もう12年前の事になるが、長野オリンピック500メートルで優勝した時の勇姿が今も目に浮かぶ。家内と娘と一緒に応援に行き、歓喜の声をあげたものである。「努力に勝る天才なし」を地でいった清水選手だ。今後指導者として、又、幅広く道義や節度を重んじる日本人養成のため、これまでの経験を生かして頂きたい。会見に来たお母さんが「皆さんのお陰でここまで来られて感謝の気持ちでいっぱいです」という言葉がなんとも言えぬ、重く尊い響きである。
 そう言えば、長野オリンピックで金メダルを取ったとき、私がお母さんに「良かったですね」と声を掛けると、お母さんは「心配で下を見ていました。歓声で顔を上げ勝ったことを知りました」と話してくれたが、この親ありてこの子あり、お母さんの思いに心から敬意を表するものである。清水選手の新しい旅立ちを祝福したい。
 朝、大阪から戻り、12時、拓大の同期会に出席。いつも顔をあわせている者、40年ぶりの者、様々である。お互い年をとったことは間違いない。
 14時25分発で千歳に向かい、17時半から岩見沢市で新党大地・空知地区鈴木宗男後援会の新春交礼会。盛大に行うことができた。
 やはり人間関係は尊いものである。

2010年3月5日(金)

鈴 木 宗 男

 普天間については、鳩山総理が5月までに結論を出すと言っているのだから、その決定を待てば良いのである。特に、アメリカとの交渉を進め、沖縄県民の理解を得るには、水面下でしっかりした協議を行う必要がある。最初から場所ありきで話を進めると、まとまる話もまとまらなくなる。国益を考えるならば、予断を与える話はしない方が良い。
 沖縄・核密約にしても、9日に岡田外相が記者会見で発表することになっているので、それまで待てば良いことである。先を急いで国民に知らせる様な話ではない。歴史の検証であるのだから、報告を待てば良い話である。
 いずれにせよ、この二つの件については、来週から話題になることだろう。
 昨日与党3党は、企業・団体献金見直しについて協議機関をつくることを野党に呼びかけたが、自民党の谷垣総裁は「協議機関の話は疑惑を隠すための目くらましに過ぎない」と述べている。協議機関の話は、鳩山首相や小沢幹事長の政治とカネの問題をはぐらかすためのすり替えの議論であると言わんばかりである。
 1994年、政党助成金制度ができた時、将来的に企業・団体献金を廃止することが約束されていた。これを決めたのは、他ならない自民党である。それなのに、与党の提案を目くらましと言うとは何たることか。自民党の方こそ、議論をすり替えている。
 ここは真摯に与党の提案を受け、国民の目線に立ち、企業・団体献金廃止に向けて議論することこが、過去の経緯からしても当然のことではないのか。政治とカネについては与党も野党もない。協議機関の提案をきちっと受け止めるのが、健全野党としての然るべき姿勢でないのか。
 協議機関は協議機関として設置し、企業・団体献金の禁止について議論をする、政治とカネの疑惑については、疑惑としてきちんと議論する、こうすれば良い話である。
 夕方大阪に行き、民主党のはぎはら仁代議士の政治セミナーに出席し、話をする。小沢幹事長が到着するまで話をしてほしいとのことで、私の鳩山首相観、小沢一郎観を述べる。
 鳩山・小沢コンビで参議院選挙に勝利することにより、民主党政権は安定政権となると、私の見立てを述べさせて戴く。それなりの理解は得られたものと思う。
 今年に入り、民主党代議士の会合で講演をするのは6回目だが、民主党の若手は性根がすわっている。将来が楽しみだ。
 平成17年、小泉郵政選挙で誕生した新人議員が“小泉チルドレン”と言われ、一時話題になり、グリーン車に乗れるとか料亭に行けるとか、給料が100万円以上だとか放言を吐き、国民からひんしゅくを買ったことがあった。しかし、民主党議員の一回生には無駄な発言や余計な行動は見受けられない。この点だけでも、小沢幹事長の指導は行き届いていると評価したい。
 21世紀を担うであろう若手政治家の会合に呼ばれることは有難い限りだ。人生の先輩として、少しでも経験や人の心といったものを伝えて行きたいものである。


本日提出した質問主意書3件
bU4 外務省参与が公の場で内閣総理大臣を批判したことの是非に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書
bU5 検察官による取調べの実態等に関する再質問主意書
bU6 内閣官房報償費に係る情報公開についての鳩山由紀夫内閣の方針に関する質問主意書

本日受領した政府答弁書5件
bS9 検察庁による事情聴取のあり方に関する第三回質問主意書
bT0 政治資金規正法改正に向けた鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書
bT1 外務省参与が公の場で内閣総理大臣を批判したことの是非に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
bT2 検察官による取調べの実態等に関する質問主意書
bT3 ミャンマーにおける邦人殺害事件に対する鳩山由紀夫内閣の取組等に関する質問主意書

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2010年3月4日(木)

鈴 木 宗 男

 秘書官等の事務的ミスと思うが、何とも言い訳のきかない話である。また、参議院軽視と受け止められることは良いことではない。
 それにしても、1分から4分の遅れで貴重な時間を15分も無駄に過ごさせる野党に、「質問で閣僚を攻めろ」、「しっかりした、国民の琴線に触れる質問をするのが野党の立場ではないか」、「嫌がらせだけでは先がない」等々の意見が、私の事務所に寄せられる。なるほどと思いながら、国民はしっかり見ているものだとつくづく感じるものである。
 今日の参議院予算委員会で、鳩山首相は企業・団体献金禁止に向け、与野党協議機関について「全党が協力して協議機関ができ、通常国会の中で結論を出してほしい」と答弁している。また、官房機密費や、外務省の機密費が官邸へ上納されていたことについては、「国民に見えないところでおかしなことをやっていると思われないようにしていかなければならない。官房長官ともよく相談し、より一層の透明化を図りたい」とも答弁している。
 この答弁を平野官房長官はしっかり受け止めてほしい。官房機密費は国民の税金である。税金の使い道については、鳩山総理の言う通り、透明化を図ることが国民の理解を得られるもとである。今日の鳩山首相の答弁を多としたい。同時に、実現に向けて強いリーダーシップを発揮してほしいと、心から願うものである。
 普天間飛行場の移設問題について、平野官房長官、北沢防衛大臣は、キャンプシュワブ陸上案をアメリカのルース大使に提示したと新聞に出ている。
 アメリカ大使に言う前に、沖縄県民に話をするのが先ではないのか。県民の代表たる知事としっかり協議して、それからアメリカではないのか。
 民主主義は手続きである。次に中身だ。手続きも中身も良くなければ話にならない。何かずれているとしか言いようのない、普天間移設問題への対応である。
 私は沖縄の総意、思いを大事にして、問題解決を図ることが一番だと思う。
 17時鈴木宗男神奈川後援会会合。19時半から岡田外務大臣主催の夕食会に駆けつける。


本日提出した質問主意書2件
bU2 自衛官自殺問題に対する鳩山由紀夫内閣の取り組みに関する質問主意書
bU3 国会議員の歳費のあり方等に係る鳩山由紀夫内閣の見解等に関する質問主意書

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2010年3月3日(水)

鈴 木 宗 男

 委員会後の理事懇談会では、今月中に参考人招致の実現を目指すことで合意できた。外務省の「いわゆる『密約』問題に関する有識者委員会」の報告書も来週には公になるので、実りある質疑ができるものと期待したい。
 バンクーバーオリンピックの日本選手団が昨日帰国した。メダルを獲った人の笑顔も素晴らしかったが、それぞれの選手の顔には、穏やかな笑顔が見られた。やはりホッとしたという思いなのだろうか。その姿に心が癒される思いだ。
 今大会で第一線を退く人、次のソチ大会に向かう人と、それぞれの胸中は様々だと思うが、オリンピックに日本代表として参加したということは、今後の人生を生きていく上で、大きな支えになることだろう。
 トヨタの豊田章男社長がアメリカの公聴会にも出席し、中国でも謝罪しているが、元々トヨタはアメリカの要請に応じて現地に進出したものである。改めて、トヨタに対する何か行きすぎたバッシング、意図的な“トヨタ叩き”を懸念するものである。
 同時に、何が真実か、冷静に考えることが必要だ。アメリカに対してモノを言わない日本政府の姿勢も問題だ。
 少なくともトヨタは日本を代表して、雇用の面等、アメリカに請われて進出した。そこで作られた部品が問題になっているのならば、今回の問題はアメリカに協力した結果であり、日本政府としては、トヨタをしっかりサポートすべきだ。
 日本政府の顔が見えないのはどういうことか。この点懸念するものである。


本日提出した質問主意書2件
bU0 平成二十二年四月以降に行われる行政刷新会議による事業仕分け作業と国会議員の特権等に関する質問主意書
bU1 東京地方検察庁による事情聴取のあり方について報じた週刊誌記事に対する同庁の抗議に関する第3回質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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2010年3月2日(火)

鈴 木 宗 男

 「政治とカネ」の問題が通常国会前から問題になり、国会運営がどうなるか懸念されたが、心配するに至らなかった。結果的に年度内成立ができることになった。自民党の健全野党としてのスタンスが定まっていないことも幸いだった。
 予算は国民生活を守る最大の(すべ)である。一日も早い予算執行により、元気の出る、明るい日本づくりが進められることを期待したい。
 15時から外務委員会理事懇談会を開き、明日9時からの委員会で、沖縄・核密約について参考人質疑を行うことを決めることになった。参考人の協力を得て、出来る限り早い機会に外務委員会で参考人質疑を行いたい。
 外務省はこの流れ、動きに反応して、外務省に設置された「いわゆる『密約』問題に関する有識者委員会」有識者チームによる報告書については、外務官僚がマスコミに縛りをかけて資料提供し、来週9日に岡田外相が記者会見をするという話が、マスコミ関係者から伝わってくる。
 これだけ素早く行動するその能力を、是非とも外交に活かしてほしいものだ。
 肝心なことにはスローで結果も出していないが、自己保身、自己栄達のためには積極的になる。このズレが国益を損ねていることを、読者の皆さんはどう受け止められるか。
 「ウソつきに良い外交はできません」と、何人かの外務省OBの方々から電話が入る。
 本日鳩山首相は小沢幹事長と会談し、企業・団体献金廃止に向けた協議機関を設置するべく、党内の議論を始めるよう指示し、小沢幹事長は「できるだけ早くそういう方向でまとめたい」と応じたと報じられている。時機を得た判断である。
 企業・団体献金を即刻廃止すべきである。あわせて、政党助成金も受け取らないとした方が、より国民の理解を得られると思うのだが。


本日提出した質問主意書2件
bT8 検察庁による刑事事件の捜査に係る秘密保持の実態等についての法務大臣の説明等に関する再質問主意書
bT9 政権交代時における内閣官房機密費の支出に対する鳩山由紀夫内閣の見解等に関する質問主意書

本日受領した政府答弁書4件
bS5 東京地方検察庁による事情聴取のあり方について報じた週刊誌記事に対する同庁の抗議に関する再質問主意書
bS6 政権交代時における内閣官房機密費の支出等に関する第3回質問主意書
bS7 検察庁等による刑事事件の捜査に係る情報の漏えいの有無に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する第三回質問主意書
bS8 大阪地方検察庁特別捜査部における取調べを記録した文書の廃棄に関する再質問主意書

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2010年3月1日(月)

鈴 木 宗 男

 チリと言えば、1960年(昭和35年)に起きたチリ地震で、4bもの津波が押し寄せ、釧路管内浜中町の住民11人が死亡したのをはじめ、他地域と併せて142人もの死者・行方不明者が出たことが想い出される。
 50年前のことで、情報通信手段が今の様に発達しておらず、地球の裏側から押し寄せてくるなど思いもしなかったことが、大きな惨事に繋がった。
 今回は気象庁が早めに避難勧告等を発表した。これも科学技術の進歩によるところが大きい。備えあれば憂いなしである。「自然災害は忘れた頃にやってくる」ということを絶えず頭に入れ、態勢をとっておくことが大事である。
 数々のドラマ、感動を与えてくれたバンクーバーオリンピックが終了した。読者の皆さんが一番感動したことは何だっただろうか。日本人選手団の健闘をねぎらいたい。
 今大会は中国、韓国の活躍・躍進がめざましかった。4年後のロシア・ソチ大会を控えるロシアが低迷していたが、必ずや巻き返しを図ることだろう。
 日本も今回の結果を踏まえ、世代交代を図り、指導法を見直す等、次に向けての活動を早速展開してほしいものである。日の丸が一度もてっぺんに揚がることがなかったのは寂しい限りであったのだから。
 10時から母校北海道立足寄高校の卒業式に出席。私は44年前の卒業生だが、いかに歳をとっても、青春時代の想い出は鮮明に残っている。
 「人生、良い時もあれば悪い時もある。しっかり目的、目標を持って、一歩でも二歩でもそれに近づくことができれば、人生の勝利者だ。苦しい時、辛い時、松山千春さんの『大空と大地の中で』の、

 生きることが 辛いとか 苦しいだとか 言う前に
 野に育つ 花ならば 力の限り 生きてやれ

 このフレーズを忘れないで頑張ってほしい。卒業生に栄光あれ」
 と、心からの挨拶をする。
 母校観岳台から見える阿寒の山々は、44年前の偉容と全く変わらないものだった。故郷は有難きかな、である。


本日提出した質問主意書2件
bT6 1999年にキルギスで発生した日本人誘拐事件に関する質問主意書
bT7 検察庁における裏金問題について指摘した元大阪高等検察庁公安部長の発言に対する千葉景子法務大臣の対応に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院ホームページ


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