衆議院が国会議員の資産報告をしている。
この手の話は興味本位の受け止めになりがちで、更には実態を正確に表さない部分もある。特に、人の財布をのぞく様な感覚で取り上げられると、様々な誤解も生じてくる。
例えば預貯金についても、定期預金だけが公開の対象となり、普通預金は公開されない。また土地や建物の資産についても、算出は固定資産税課税標準額により、実勢価格とかけ離れていることになる。こういったことを現実的な評価で発表するならば、より透明性が高く、実態にあった報告になり、わかりやすくなるのではないか。
また現行制度は、本人の資産のみを対象としているが、配偶者の資産も公開対象とすべきではないか。その方が、国民からの理解を得ることになると思うのだが。
読者、国民の皆さんの受け止めとはどうだろうか。
ネット記事によると、私の質問主意書に対する政府答弁書で、かつて外務省の機密費が官邸に上納されていたことを政府が初めて認めたことにつき、今日午前の記者会見で平野官房長官が、「上納した証拠があるか(事務方に)調べさせたが、官邸サイドに証明するものがない。(関係文書の)保存義務が(期限の5年を過ぎたため)ないということで確認するすべがない」と、官邸としては上納の事実やその使い道を確認できなかったと述べたとのことである。また、「外務省で調べた結果としての結論で、何をもって『あった』というか私は承知してない」とも述べ、更に岡田外務大臣が、予算の移用を制限する財政法違反には当たらないとしたことに対し、「どういうところに使われているか分からないから、財政法違反かどうか言及するわけにはいかない」とも述べたと報じられている。
平野長官にお尋ねしたい。年間20億円もの国民の尊い税金がどう使われたのか、精査する考えはないのか。ただ臭いものに蓋をしようとしているだけではないのか。国民の汗と涙の血税をどう考えるか。
鳩山、小沢両氏の政治資金問題を言うより、この20億円の税金を明らかにすることの方が重要だ。先月24日の名護市長選挙の結果にしても、平野長官は「斟酌しない」と言ったり、「法的措置」と言ったりと、鳩山総理を逆に窮地に追いやるかの様な発言をしていた。この上納問題にしても、平野長官の言動からは鳩山総理を守ろうとする姿勢が感じられない。本当に鳩山内閣、鳩山総理を守る気があるのか。
また平野長官は、5日金曜日、閣僚の一人として、私の質問主意書に対する答弁書に閣議決済しているはずである。自ら決裁した答弁書をどう考えるのか。この点についても、平野長官の姿勢に強い疑問を感じる。
この様な姿勢なら、私は国民の目線にたって、これからも質問していくしかない。「平野長官は人を軽く見ていますね」「鈴木さん、ビシバシ質して下さい」という声が寄せられる。
小沢幹事長が18時から記者会見をした。
その中で小沢幹事長は、鳩山総理と午前に会談した際、総理から「幹事長職に留まり、頑張ってほしい」と言われたことを明らかにし、幹事長職の続投を表明した。石川代議士については「本人が今選挙区に帰っているので、帰ってきてから相談したい」と答えている。
現時点での、極めて賢明かつ冷静な物言いだと私は受け止める。小沢幹事長の今後の指導力に期待してやまない。
| ◎ | 本日提出した質問主意書2件 |
・ | bR0 検察庁による刑事事件の捜査に係る秘密保持の実態等に関する第3回質問主意書 |
・ | bR1 検察庁における裏金問題について指摘した元大阪高等検察庁公安部長の発言に対する千葉景子法務大臣の見解に関する再質問主意書 |
※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ
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